Blood Fate 〜宙の獣は運命に吠える〜   作:サンサソー

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ダクソ交えてのイベント開始です。

導入のため短め。二分の一。


いつかまた火はおこる

寒い……。

 

ここは、とても寒い……。

 

ずっと寒くて、暗くて、とっても優しい……。

 

ああ、でも''暖かくない''。

 

光がない。温もりがない。帰る故郷はない。

 

これが新しき世界か。これが、新たな火の世界か。

 

 

 

認められるわけがないだろう。

 

 

 

王たちの継いだ残り火が、暗闇の中から現れた。

 

やがてそれは再び差異をもたらし、絵もまた世界の一部となろう。

 

だが、残り火は暗く静かに燃ゆるもの。

 

暗闇に包まれ、仄かな燻りだけが埋もれるのみ。

 

それはゆっくりと、しかし確実に広がり、やがて世界は火と一つになった。

 

光たる雷であった太陽はちっぽけな炎となり、誰かの居場所と情念であった深淵はおぞましい深みを宿しやがて消える。

 

今や存在する全てが寒さとほんの僅かな温もりを持ち、それに疑問すら持たない。それしか知らぬが故に。

 

灰積もる時代でさえ……ああ、比べればこの世界はなんと曖昧で、心地の悪いものであろうか。

 

王たちの継いだ残り火は、もはや『さいしょの火』足りえない物となってしまった。

 

かつての世界は、滅び去ってしまった。

 

 

 

 

 

だからこそ。

 

 

我は願う。再びの栄華を。

 

我は乞う。再びの温もりを。

 

我は念う。再びの火の時代を。

 

太陽よ輝け。混沌よ滾れ。死よ騒めけ。深淵よ蠢け。

 

獣は何を駆けるがいい。騎士は何を掴むがいい。竜は何を喰らうがいい。

 

黄金たる聖杯よ。血に煤け、眠りの鍵たる聖杯よ。

 

我を導け。宙の果て、我らを見る者の元へ。

 

 

 

幼年期は終わりを告げる。未だ微睡む獣の眠りを覚ませ。

 

我を導け獣よ。火はまたおこる。新たな世界など、誰も望みはしなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

その日、新たな特異点が発生した。

 

トリトメギスⅡは観測する。

 

終末時計先行入力(カタストロフ・オートメーション)、停止。崩壊事象の出力。

 

 

年代不明。座標不明。脅威不明。

 

特異点発生時刻2011年9月22日。起点時刻不明。

 

予兆無し。拡大過程無し。平行世界(パラレルワールド)線無し。特異点隠蔽の可能性あり。

 

放置による損害、全法則の再定義。全大陸全海の統合変革。全生命の変質または消滅。

 

そして、世界の分解・再構成。

 

自然消滅確率、0.0000……

 

予測結果、カルデアの全滅。

 

 

 

 

情報不足のため霊子転送(レイシフト)および虚数潜航(ゼロセイル)の敢行不可。

 

唯一の手がかりらしき南極大陸に出現した大穴の分析が完了次第、ストームボーダーによる突入を提案。

 

 

 

 

A.D.2011 残火夢想時代 ロードラン

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┈┈┈┈失われし宙の獣┈┈┈┈┈

 

どこからメインストーリーを始めようか(始めは微小特異点イベントをやります)

  • 炎上汚染都市 冬木
  • 邪竜百年戦争 オルレアン
  • 永続狂気帝国 セプテム
  • 封鎖終局四海 オケアノス
  • 死界魔霧都市 ロンドン
  • 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
  • 神聖円卓領域 キャメロット
  • 絶対魔獣戦線 バビロニア
  • 亜種特異点群
  • 永久凍土帝国 アナスタシア
  • 無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング
  • 人智統合真国 シン
  • 創世滅亡輪廻 ユガ・クシェートラ
  • 神代巨神海洋 アトランティス
  • 星間都市山脈 オリュンポス
  • 妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ
  • その他(SE.RA.PHなど)
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