それでもウチはうどん屋だから!………一応   作:瑠聖

2 / 4
1つの感想がもの凄く、嬉しいです。ありがとうございます。

短いですがよろしくお願いします。


ニ杯目

ある日の昼、いつもと変わらずうどん屋は営業していた

 

風「こんにちは!」

 

樹「こ、こんにちは」

 

店長「風ちゃんに樹ちゃん、いらっしゃい」

 

店の扉を開けたのはこの前店に来た友奈ちゃんと東郷ちゃんの先輩の犬吠埼 風と妹で後輩の犬吠埼 樹の2人だった

 

店長「ちょうど2人でランチタイムが終わるよ」

 

そして入って来た2人はテーブル席に座る

 

店長「今からそっち行くね」

 

店長は厨房を出て2人の元に注文を取りに行く

 

店長「今日は手荷物が多いね?」

 

風「はい、買い物の帰りで私と樹の服を買いに行ったんです」

 

店長「へぇー、そう言えば!姉妹だとたまに姉のお古の服を妹が貰うとかあるよね!そう言うのは無いのかい?」

 

樹「店長さん?」

 

店長「えっ?」

 

樹「それ、意味がわかって言ってますか?」

 

店長(え!めっちゃ顔が怖いんだけど、黒いオーラが出てるんだけど)

 

風「…………」パクパク

 

店長(風ちゃんが何か言ってる、あ、や、ま、っ、て?)

 

樹「店長さん?」

 

店長「いや、ごめんごめん別に意味はないんだよ」

 

樹「そうですか……フフッ」

 

店長「そ、そうだ!この前頼まれた試作品の勇者部ミニうどんが5種類できたよ!」

 

樹「え?」

 

店長(あ、元に戻った)

 

店長「それで味見をお願いしたいんだけど」

 

風「…………そうですね!この前あった時にお金を渡して頼んでましたね!」

 

樹「!!!」

 

店長「今、風ちゃん忘れてなかった」

 

風「そ……そんなわけ無いじゃないですか」

 

樹「お姉ちゃん、わ…私聞いてないよ!」

 

風「みんなが考えてた奴よ樹も食べるでしょ」

 

樹「えっ!」

 

風「当たり前でしょ?自分の分は食べなさいよ」

 

店長「あの2人とも?」

 

樹「店長さん!私、ミニ天丼とミニ蕎麦をお願いします!」

 

風「樹!」

 

店長「あ、うん…今日は元気いいね」

 

樹「注文は以上です!」

 

店長「そ…そう、それじゃあ作ってくるよ!」

 

風「い、樹、あんた!」

 

樹「頑張って、お姉ちゃん!」

 

風「樹〜〜!」

 

その後は店長が厨房に戻り、料理に取り掛かり、数分後には完成した

 

店長「はい、お待たせしました。風ちゃんに5種類のミニうどんに樹ちゃんにはミニ天丼とミニ蕎麦ね」

 

風「う…うわぁ、美味しそう!」(見た目は)

 

樹「ホ…ホントに美味しそうだね!」(見た目は)

 

店長「はい、おあがり下さい!」

 

風、樹「いただきます」

 

そしてしばらく時間が経った後

 

ズルズル

 

「ウプッ」

 

樹「お姉ちゃん、あの…お水」

 

「ありがとう…ウプッ…樹」

 

テーブル席で顔を青くしている風ちゃんと自分の分を完食した樹ちゃんはコップに水を入れて渡す、カウンター席に移動して休憩している店長がいた。

 

店長「風ちゃん、どうせ試作品だから無理して全て食べる必要ないんだよ?」

 

「いやいや…私が…うどんを残す…ウプッ…なんて……あるわけ無い……じゃない……ウプッ…ですか…ウプッ」

 

店長「うん、凄く嬉しいんだけど、ウプッウプッって言ってヤバイ顔色になってるんだよ!」

 

樹「とりあえず、休憩!休憩しよお姉ちゃん!」

 

「そ…そうね」

 

ゴクゴク

 

コップの水を飲む風

 

風「フー………ゴホゴホ」

 

樹「あわあわ」

 

店長「ご、ごめんね、風ちゃんにお口直しにピリ辛胡瓜の漬物あげるね」

 

店長が厨房に漬物を取りに行き、机に置く

 

コト

 

風「すいません」ポリポリ

 

風「美味しいです」

 

店長「お昼食べに来てくれたから、ついでに試作品のミニうどんを5杯を一気に出したおじさんも悪かった。もう一度聞いとくけど本当に大丈夫?」

 

風「はい!それに自分が頼んだ奴ですから!ゴホゴホ!」

 

店長「うん、いい返事だけど、最後に咳しちゃったし」

 

樹「大丈夫です!うどんは女子力を上げるんですよ!お姉ちゃんはかめやさんでも4杯以上は食べますよ!」

 

店長「アッハハ、樹ちゃんは一口でもうどんを口にしてから言ってね?」

 

樹「わ……私はもうお腹いっぱいですから」サッ ポリポリ

 

店長「あからさまに目を逸らしたね!後風ちゃんに出した漬物を食べてるから説得力ないからね!」

 

樹「はっ!美味しそうでつい!」

 

店長「はぁ、それで風ちゃん…」

 

樹「お姉ちゃん、漬物美味しい……よ」ポリポリ

 

ズルズル ゴクゴク

 

2人が風を見ると4杯目の出汁を飲んでいた

 

店長「風ちゃん!」

 

樹「お姉ちゃん!死んじゃうよ!」

 

店長「樹ちゃん!ちょっとおじさんと一度お話ししよっか!」

 

樹「そんな、2人きりだなんてこのロリコン!」

 

店長「ちょっと待とうか!樹ちゃん君はそんなキャラじゃないでしょうが!」

 

「もう、悔いわないわ」

 

「グフッ……」

 

ゴン

 

4杯目を完食して、風はテーブルに沈んだ

 

店長「風ちゃ〜〜〜〜ん!」

 

樹「お姉ちゃ〜〜〜〜ん!」

 

残りは後1杯が残った

 

店長「…………」

 

樹「…………」

 

パァ

 

樹ちゃんを見ると全身が緑色の衣装を着ていた

 

店長(えっ?何コスプレ?)

 

店長「あの、いつ……」

 

樹「そ…それでは私達はこれで!」

 

風ちゃんを担いで店を出て行った

 

店長「えーーー!絶対そんなキャラじゃないでしょ〜〜〜!」

 

店長「後樹ちゃん!荷物と代金〜〜〜〜〜!」

 

そう言って店長は樹を追いかけて行った

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。