それでもウチはうどん屋だから!………一応   作:瑠聖

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こっちの話もやっと書けました。

ガチャが軽く爆死、天井あるとはいえキツイんじゃ


三杯目

 

朝、店長はいつも通りに開店の準備が終わった為、水を飲んで休憩していた

 

店長「ふー」ゴク

 

ドーーーーーン

 

店長「ブッ!冷た!な、何事!」

 

突然店の前から大きなの音がする

 

ガラガラ

 

園子「店長さん!グッドモーニングなんよ〜!」

 

店長「そ、園子ちゃん!」

 

店の扉を開けて、入って来たのは黒いサングラスをして頭の後ろに白いリボンで髪を結んでいる女の子、乃木 園子ちゃん、彼女も勇者部の部員である

 

店長「おはようじゃないよ!いきなりビックリしたんだけど!」

 

店長「何!さっきの大砲みたいな音!」

 

園子「あ!これだよ!」ドーーーーーン

 

園子「たまたま見つけた、戦艦の砲撃音だよ!」

 

園子の手はスマホを持っており、そこから先程の音が聞こえる

 

園子「いや〜、店長さんは良いリアクションしてくれるねぇ」グッ

 

サムズアップする園子

 

店長「それは喜んでもらえ……じゃないよ!反省して!」

 

園子「えへへ♪」

 

店長「それでお店はまだ開店してないよ?」

 

園子「でも、もう開けるでしょ?」

 

そう言って店長を見る園子

 

店長「はぁ……わかったよ」

 

園子「やったー!」

 

両手を上げて喜ぶ園子

 

夏凛「園子、あんたねぇ、その音はやめなさいよね」

 

園子「開けてくれるって!にぼっしー!」

 

夏凛「にぼっしー、言うな!後話を聞きなさいよ!」

 

店長「夏凛ちゃんもいるんだね?」

 

次に店に入って来たのはにぼしが好きでたまに"私は完成型なのよ!"と口にする、茶髪のツインテール、三好 夏凛ちゃん

 

夏凛「店長、おはよう」

 

店長「うん、おはよう、夏凛ちゃん」

 

園子「店長さん!朝にこれをにぼっしーにも仕掛けたら敵襲だと思って枕を持って部屋から出て来たんだよ!」

 

園子「これがその時の写真!」

 

手に持っているスマホを操作して画面をこちらに向ける

 

夏凛「ちょっと、いつの間に撮ってたのよ!」

 

画面には髪の毛を下ろして赤色のパジャマを着て、枕を両手に持っている夏凛ちゃんがいた

 

店長「おー、可愛いね」

 

園子「でしょう!」

 

夏凛「べ、別にそんなことないわよら!」

 

園子「顔、赤くなってるぜ〜、にぼっしー!」パシャパシャ

 

夏凛「写真を撮るなぁー!」

 

店長「あはは、それで今日はどう言う組み合わせなんだい?」

 

夏凛「私が、ちょっと野暮用で昨日園子の家に泊まってたのよ」

 

園子「それで色々話をしてたら、ここで朝ご飯を一緒に食べようって話になったんだよ」

 

店長「そうなの?結構園子ちゃんの家からは離れてる筈だけど?」

 

夏凛「友奈や風達が店に行ったって連絡ばっかりしてたのもあるのよ」

 

園子「私の青春の1ページがまたまた、うまっちゃうぜ!」

 

店長「そっか、とりあえずは水を服にこぼしちゃったから、着替えてくるね」

 

園子「あ…店長さん、それ私のせいだよね」

 

店家「まぁ、ビックリはしたけど、次は気をつけてよ」

 

夏凛「服がちょっと濡れてるのはそう言う事」

 

園子「だからお詫びにこれあげるよ!」

 

園子はどこからか紙袋を取り出す

 

店長「え?今どこから出したの?」

 

園子「乙女の秘密なんよ〜」

 

店長「そ…そう、開けてもいいのかな?」

 

園子「もちろん」

 

店長「どれどれ……これは服?」

 

紙袋には服が入っていた

 

園子「うん!また新しい服を作ったんよ〜、店長さんにもあげようと思って」

 

店長「そうなんだ、せっかくだし、これに着替えさせてもらうよ」

 

ガチャ タッタッタッ

 

店長は自宅の方に戻って行った

 

夏凛「服って、どんなの渡したのよ?」

 

園子「お楽しみだよ〜」

 

その後、すぐに戻って来た店長

 

店長「2人ともお待たせ」

 

2人はテーブル席に座っており、声がした店長の方を向いた

 

園子「おー!店長さん、よく似合ってるよ!」パシャ

 

夏凛「あんた、また勝手に写真んなか撮って……ッ!」ブーーーー

 

夏凛は飲んでいた水を吹いてしまった

 

戻って来た店長は服の真ん中に"皿一杯のにぼしの絵"と"にぼしマシマシ!"が書かれている服を着ていた

 

店長「夏凛ちゃん、大丈夫かい?」

 

夏凛「ゴホゴホ!何で店長はそんな恥ずかしげもなく着てるのよ!」

 

店長「え?園子ちゃんが前に会った時にも服をくれたし、これはその新しいシリーズだね」

 

夏凛「園子!あんたねぇ!」

 

園子「何ぃ〜♪にぼっしー♪」

 

夏凛が向かいの園子を見ると凄くいい笑顔だった

 

夏凛「はぁ…もういいわよ、お腹も空いてるからとりあえずは何か食べましょう、うどん以外…」

 

店長「大丈夫だよ!夏凛ちゃん……今度は…多分…ホントに

 

夏凛「もう少し、自信を持ちなさいよ!」

 

園子「にぼっしー、何事も挑戦だよ、レッツエンジョイ!」

 

夏凛「じゃあ!園子も食べなさいよ!」

 

園子「私はもう決まってるだぁ〜、へい店長!」

 

店長「はいよ、園子ちゃんメニューね」

 

夏凛「何それ!」

 

園子「昨日の夜に頼んでおいたんだ!」

 

店長「まぁ、前から準備はしてたからすぐに出せるから、夏凛ちゃんはとりあえずうどんね、奢るから」

 

夏凛「いや私!食べるなんて言ってないわよ!」

 

店長「そんな!一生懸命作ったのに!」

 

夏凛「うっ…」

 

園子「私も、ちょっとアドバイスしたのに!」

 

夏凛「ちょっと待ちなさい、今一番、食べる気が失せたわよ、アドバイスって何したのよ」

 

店長、園子「「それは〜♪まず見て〜♪からの〜♪お楽しみだよ〜♪にぼっし〜♪」」

 

夏凛「歌うな!ハモるな!にぼっしーって言うなぁ〜〜!」

 

店長「逃げちゃうの、時々完成型って言うけど逃げちゃう?」

 

園子「にぼっしー?逃げる?逃げる?」

 

夏凛「逃げる訳ないでしょ!食べれば良いんでしょ!食べれば!」

 

店長、園子((チョロい)) ニヤ

 

夏凛「何笑ってんのよ」

 

園子「ウフフ」

 

店長「いやぁ、前までは敬語を使ってくれてた夏凛ちゃんが今やねぇ」

 

夏凛「店長、あんたはうどんに関しては敵よ」

 

店長「手厳しい!」

 

園子「あははは!」

 

店長「コホン、それじゃあ、待っててね」

 

そう言って店長は厨房に入っていった、服の反対側には"にぼっしー命!!"と書かれていた

 

ブーーーーー

 

園子「おぉー、また吹いた」

 

夏凛「そ!園子ーーーー!」

 

…………

 

そんなこんなで店長がお盆を二つ抱えてやって来た

 

店長「はい、園子ちゃん」

 

その子の前には色とりどりの小さな7個の俵おにぎり、側面にはサンチョの顔があった

 

園子「やったー!サンチョだぁ!」

 

店長「頼まれてた、勇者部おにぎりだよ、まぁ四角いのはちょっと無理だったから俵型でサービスにサンチョの顔にしてみたよ」

 

園子「ありがとう店長さん!」

 

夏凛「なるほど、私達の色で作ったわけね、他にも部員はいるけど、7個でよかったの?」

 

園子「うん、最初はねこれがいいの!」

 

夏凛に微笑む園子

 

夏凛「そう……それで店長全部食べられるのよね?」

 

店長「もちろんだよ、おじさん頑張った!」

 

店長「味はピンクが桜でんぶ、青がバタフライピーって言うハーブを使ってて、緑と黄色はわかめとのり玉、赤と紫はケチャップとゆかり、最後はしょうゆ豆を使ったおにぎりだよ」

 

店長「後漬物とお味噌汁かな、全部食べれなかったらフードパックがあるから持って帰ってね」

 

店長「夏凛ちゃんにはミニカレーうどんとミニわかめうどん、それと塩おむすびね」

 

園子「おぉ〜、片方は紫でもう一個は普通だねぇ」

 

夏凛「ちょっ!2つに増えてるんだけど!片方絶対樹でしょ!」

 

店長「後は…」

 

夏凛「いや!聞きなさいよ!朝だからそんなにい…」

 

店長「にぼしの天ぷら何だけど?」

 

夏凛「いらないわけないでしょ!」

 

店長(チョロい) ニヤ

 

夏凛「だから何笑ってんのよ!」

 

店長「まぁまぁ、召し上がれ」

 

園子「いただきます!」

 

夏凛「いただきます」

 

そう言って、朝ご飯を食べ始める2人

 

園子「店長さん、美味しいよ!やっぱり頼んで正解なんよ〜」

 

店長「ありがとう」

 

夏凛「ホントに美味しいわね、それなのにうどんが……」

 

店長「アハハ、忘れてると思うけど、うどん屋だからねウチは………一応」

 

そんな話をしながら食事をして、後は2杯のうどんだけとなった

 

園子「ご馳走さまでしたぁ」

 

店長「お粗末様」

 

店長、園子「「…………」」

 

夏凛「そんなに見なくても!食べるわよ!」

 

ゴク

 

夏凛「じ、じゃあ食べるわよ」

 

夏凛はまず紫色のカレーうどんに箸を伸ばす

 

ズズズ モグモグ

 

店長「どうだい?夏凛ちゃん?」

 

夏凛「お、美味しいわ!」

 

園子「おーーーー!」

 

店長「おーーーー!」

 

そうしてカレーうどんを食べ切った、夏凛

 

園子「後は1杯だよ!」

 

店長「はい、口直しのにぼしの天ぷら」

 

夏凛「ありがとう………じゃあ、もう1杯行くわよ!」

 

ズズズ モグモグ

 

夏凛「以外と美味し…」

 

園子「にぼっしー?」

 

店長「夏凛ちゃん?」

 

夏凛「…………」ゴト

 

夏凛ちゃんは沈んだ

 

店長「夏凛ちゃん!」

 

園子「にぼっしー!」

 

店長「夏凛ちゃんが白目向いて!ピクピクしてる!」

 

園子「顔色も青い……目が満開状態になってるんよ〜!」

 

店長「満開?」

 

園子「な、何でもないんよ?」

 

店長「夏凛ちゃん、しっかりし…」

 

『諸行無常』

 

夏凛ちゃんを起こそうとした時、夏凛ちゃんの横に小さな赤い鎧を来た何かがいた。

 

その何かとは、勇者のパートナーである精霊の義輝である

 

店長(え?何これ、幽霊?)

 

園子「…………」(やっぱり見えてるんだ)

 

『諸行無常』

 

夏凛ちゃんの背中に赤い紋章みたいなのがあった、義輝が触れると紋章と一緒に消えていった

 

夏凛「はっ!、私は一体……」

 

店長「か、夏凛ちゃん?」

 

園子「にぼっしー?大丈夫?」

 

夏凛「何がよ?確か2杯目のうどんを食べようとしたのよね」

 

店長、園子((き、記憶が飛んでる))

 

そうして、起きた夏凛ちゃんがうどんを食べ切って、また沈んだりと一悶着あったが、迎えが来たので帰る事になった

 

園子「店長さん、また来るんよ〜」

 

夏凛「ご…ごちそうさま」

 

店長「朝から、ハードだったね」

 

店長「これ、お詫びの普通のにぼしあげるね」

 

夏凛「あ、ありがとう」

 

そう言って帰って言った

 

…………

 

車の中で勇者の2人は話をしていた

 

夏凛「そ…それで、店長の事は"大赦"に誘わなくて…よかったの?」

 

園子「うん!精霊が見えるのは驚いたけど、店長さんもあの店もあのままで変わらないで欲しいんよ〜」

 

夏凛「そうね…わ、私もそう…思うわ」

 

園子「にぼっしー、顔色が悪いから、寝ときなよ。今日は休日だからね?」

 

夏凛「そ…そうするわ」

 

夏凛は目を閉じて休む

 

今日、店に来たのは前に樹が勇者システムを使ってしまい、店長がそれを見たので口止め又は大赦に入ってもらうつもりだった。

 

園子「でも、やっぱり普通が一番なんだよね」

 

園子(あ、そうだ!にぼっしーの寝顔と店で見せた写真送ってあげよ!)

 

パシャ

 

車の中にいる園子はとても良い笑顔だった

 




ありがとうございました。

次は誰の話をしようかな。

風ちゃんは麺だけが店長ので他の市販の奴を食べたから。精霊はギリギリ出なかった。

夏凛ちゃんはこの前風が残した、店長の麺と樹ちゃんのスープが合体したうどんを食べた為に精霊が出たんだねぇ。

今更だけど、店長は一般人だけど精霊が見える人間です。勇者のお役目の事は知らないです。
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