絶望を希望に変える指輪の魔法使いのアカデミア 作:エドアルド
雄英高校ヒーロー科。
そこはプロヒーローの資格取得を目的とする養成校の一つであり、全国同科中、最も人気で最も難しく例年倍率300倍を超える超エリート校。
国民栄誉賞に打診されるもこれを固辞した誰もが知るNo. 1ヒーロー『オールマイト』。
事件解決史上最多燃焼系No.2ヒーロー『エンデヴァー』。
ベストジーニスト8年間連続受賞。No.4ヒーロー『ベストジーニスト』。
現在トップランカーに名を連ねるヒーローの多くが雄英の出身であるのだ。
偉大なヒーローになるには雄英卒業が絶対条件。そういわれるほどに、雄英高校は凄まじい人気を誇っている。
俺と被身子はそんな雄英高校の門の前に居た
「デケェな」
「大きいです」
俺達は雄英高校の大きさに圧倒されていた。しかしこの学校がこれからの夢の過程のひとつなのだ何時までも驚いてる場合では無い
「行くぞ、被身子」
「行きましょう、光騎くん」
筆記試験も終わりこれから実技試験の説明が始まる。
「被身子は筆記どうだった?」
「中々良いと思いますよ。そう言う光騎くんはどうなんですか?」
「結果は神のみぞ知る」
「ダメじゃないですか」
前世から俺は勉強が苦手だやれば出来る子とよく言われており、頑張れば普通に点数が良くなる。今回も頑張ったけどマジで結果はわからん!!
2人で話をして待っていると説明が始まるようだ
「今日は俺のライブにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!」
そう凄まじい声量を室内に響かせるとプレゼント・マイクは耳を傾けて応答を待つ。
本来ならば合いの手が返って来るのがセオリーであり、毎週やっているラジオ番組でもそうだ。だが、こと今回に関しては、見事に空ぶってしまった。
『……………』
シーンと沈黙がホールに満ちる。
「見事に滑りましたね」
「ああ、見事なまでに滑ったな」
「聞こえてるぜそこのリスナー!!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?YEAHH!!!」
あの人ほんと人生楽しそうだな。
そんな考えをよそに、プレゼント・マイクは話を続ける。
「リスナーにはこの後10分間の『模擬市街地演習』を行ってもらうぜ!!武器の持ち込みは自由!プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな!!」
机に置かれいたプリントを見ると、俺と被身子のプリントには別の試験会場のアルファベットが書かれていた。
「演習場には“仮想ヴィラン”を三種・多数配置してあり、それぞれの『攻略難易度』に応じてポイントを設けてある!各々なりの個性で仮想ヴィランを行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達リスナーの目的だ!!」
手っ取り早く仮想ヴィランを倒せば良いてっ事だな
「もちろん他人への攻撃などアンチヒーローな行為はご法度だぜ!?」
「質問よろしいでしょうか!?」
静寂を切り裂くかのような声が斜め前から放たれる。
「プリントには4種・・のヴィランが記載されています!!誤載であれば日本最高峰たる雄英において恥ずべき痴態!!我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!!」
何千、何万人といる中でよくもまあ堂々と大声で問題を指摘出来るのものだ。そして彼は徐に斜め後方へと振り向く。
「ついでにそこの縮毛の君‼︎」
「⁉︎」
その視線の先にいたのは、緑髪の縮毛の生徒だ。メガネの彼をギロリと睨むと
「先程からボソボソと……気が散る‼︎物見遊山のつもりなら、即刻ここから去り給え!」
「すみません……」
注意された緑髪の生徒は彼の睨みに萎縮してボソボソと謝りながら、自分の口を手で抑える。その様子に、周囲の受験生達は嘲笑を浮かべる。
(おいおい……そこまで言うか……)
これではもはや軽い公開処刑だ。
確かに時折、ボソボソと何かを話していたのは聞こえてはいたが、まぁ緊張を抑える為なのだろうかなと勝手に思って無視していたのが、どうやら彼に限ってはそうは思えなかったらしい。
そして、周囲の人間が彼を嘲笑う光景にふつふつと不快感が湧き上がっていた。
これからヒーローを目指す物としては有るまじき行いだ。まぁ、ここで指摘しなくてもそう言う奴は自然と消えてくからな
「オーケーオーケー、勿論だぜ。それと受験番号7111くん、ナイスなお便りサンキューな!四番目の仮想ヴィランは0P!そいつはいわばお邪魔虫さ!」
彼の声がホール全体に響く。
『スーパーマ◯オブラザーズはやったことあるか⁉︎0Pはアレのドッスンみたいなもんさ!各会場に一体!所狭しと大暴れしている「ギミック」よ‼︎』
プレゼント・マイク曰く倒すのはほぼ不可能であり、文字通り邪魔なだけだそうだ。レトロゲームに例えてその説明に受験生達はそれぞれ納得する。
「有難う御座います。失礼致しました‼︎」
だが俺は前世の記憶から0Pヴィランがどんなものか知っている。故に対処法も考えている
「俺からは以上だ‼︎
最後にリスナーは我が校“教訓”をプレゼントしよう‼︎」
プレゼント・マイクはそう言って生徒達の注意を己に向けさせる。
「かの英雄ナポレオン=ポナパルトは言った‼︎「真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者」と‼︎」
誰もがプレゼント・マイクの言葉に耳を傾ける中、彼は手を広げて言った。
「“Plus Ultra“‼︎」
「それでは皆、よい受難を‼︎」
そうして俺と被身子は別れて試験会場に向かった。その際に俺は被身子に一言
「お前にとってのヒーローを心掛けろよ」
そう言うと被身子とても良い笑顔で
「もちろんです!」
俺は試験会場に着き準備運動をしてあらかじめ個性を使用する為に手に指輪を嵌める
【ドライバーオン】
その声と共に腰にベルトが巻かれる
周りの受験生達は何事かと思い此方を向くが無視して続ける
ドライバーを左手の向きに変える
【シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!】
そして俺は仮面ライダーに最期の希望になる言葉を紡ぐ
「変身!!」
【フレイム・プリーズ ヒーヒーヒーヒーヒー】
「さぁ、ショータイムだ」
その言葉と共に変身を終える
周りの受験生達は唖然としてるようだが俺は指輪を交換しつつ開始の合図を待つ
そして……
「ハイスタート!」
その声が聞こえると同時に地面が陥没する勢いで踏み出した
「「「えっ…?」」」
「どうしたあ!?実践じゃカウントなんざされねえんだよ!!走れ走れぇ!!」
その声に受験生達は急いで駆け出し始めた
その間に俺は既に仮想ヴィランに相対していた
『目標発見!ブッコロス!!』
『シネヤァ!』
『ヒッャハー!!』
世紀末モヒカンみたいな声を出しながら襲いかかってくるのもいたが無視してベルトに右手をかざす。
【コネクト・プリーズ】
魔法陣が現れその中に手を突っ込みウィザーソードガンを取り出し銃弾を撃ち込む
仮想ヴィランを4体程倒すがまだまだ来る
ウィザーソードガンを剣モードにして切り掛る。
暫く仮想ヴィランを撃破しつつ他の受験者を救助したりヒールウィザードリングで傷を治したりしながらポイントも稼いで80Pまでいった。新しく作ったアヴァターウィザードリングのおかげだろう。本家のコーピーとは違い分身の自分は自立して動くため広範囲を回ることが出来た
そんな時だった
足元から振動が伝わり、地面が震え上がったからだ。
俺が視線を向けた先には、丁度一体の、他の仮想ヴィランとは比較にならないほどの巨大な仮想ヴィランが地面を割って下から出てきたところだった。
「実際見るとデケェな」
俺は出てきた巨大な仮想ヴィランー0Pを見て一人納得する。
20…いや、30mはあるだろう鈍い緑色の装甲と巨大なキャタピラを駆動させ鉄塊と見紛う日本の巨大アームで建物を薙ぎ倒しながら突き進み、砂埃と地割れ、振動を齎すそれは歩く災害と例えてもいいかもしれないだろう。まさにドッスン的な存在だ。
しかも、それだけじゃない。
0Pの両側の建物の脇から、無数の仮想ヴィランが出現したのだ。残り全てが出てきたのではないかと思うほどの数のそれらはまさしく軍隊のように徒党を組んで、0Pの周囲を囲みながらこちらへと迫ってきていた。
迫る巨大仮想敵と軍隊のような無数の仮想ヴィラン。それらはまさしく圧倒的な脅威となり雄英の狭き門に果敢に挑んだ受験生達の心を容易くへし折った。
『う、うわぁぁぁぁ‼︎‼︎』
『な、なんなんだよあれぇ⁉︎』
『あんなヤベェのがでんのかよ⁉︎』
『は、早く逃げろォォォォォ‼︎‼︎』
『あんなの無理だ!勝てるわけがねぇ‼︎』
受験生達が脱兎の如く、我先へと仮想ヴィランから逃げる。しかも、腰を抜かした者や、転んでしまった者達に見向きもせずに、自分の身を最優先して……
「…………ハァ、本当にヒーローになる気あるのかよ」
俺ははそれらを見て、ため息を吐いた
ヒーローを目指す者達があろうことか、我が身を優先して怯えている者達を捨てて逃げていた。これが援軍を求めるための戦略的撤退ならばまだ良い。だが、これはただの遁走。我欲の為の、我が身を守るためだけの逃走だ。
いくら、鎬を削り合う受験生同士とはいえ、腰を抜かして動けない者に、転んで怪我した者に声をかけることすらしないのは果たしてヒーローと呼べるのだろうか?
(ヒーローなら後ろにいる奴らを安心させて希望を与えなきゃダメだろ)
そう思った時、逃げようとしない俺の様子に気づき、身の危険を感じて逃げようとしていた受験生の1人のが足を止めて声をかける。
「あんたは逃げないの⁉︎」
「むしろ、どうして逃げるんだ?ヒーローを目指すなら、今こそ戦うべきだろ?」
「「「「「ッ!?」」」」」
他の受験生を前に0Pを見上げながら大きな声で逆に尋ねる。
その問いかけに受験生達はは思わず言葉を詰まらせた。
「後ろに逃げ惑う人達がいて、前からは巨大なヴィランが迫る。こういう状況だからこそヒーローは人々に安心を希望を与えるべきじゃないのか?ヴィランに立ち向かうこと。ヴィランに立ち向かえずとも怯える人達を安心させること。怪我をした人達に手を差し伸べること。何でも良い、誰かに希望を与える事ができる奴こそヒーローと呼ばれるんじゃねぇのか?」
「‼︎……それは……」
俺の言葉に受験生達は納得を示す。
ヒーローとは何も戦うだけじゃない。人々の笑顔を守ること。人々の怪我を手当すること。誰かに手を差し伸べて、希望を与えることができれば、誰もがヒーローになれるのだから。
「それに、俺達はヒーローになりたくてここに来たんだろ。だったら、この試験の場でもヒーローとしての行動ができないで、どうしてヒーローになりたいと言える?もう始まってんだよ。俺達がヒーローになる為の挑戦は。
“Plus Ultra”。受難を超えて更に向こうへ行かねぇと、ヒーローにはなれねぇだろ」
「「「「「………」」」」」
俺の言葉は驚くほどに受験生達の心に深く突き刺さった。迫る脅威や理不尽に立ち向かい、誰かに希望を与えるとヒーローとしての覚悟。
それを言葉として突きつけられ、更には圧倒的脅威に背を向けない彼の背中に、受験生達は目を奪われた。
「人々に希望を救いを与えられないなんて思うならヒーローになる資格はない」
その言葉と共に俺は駆け出した
「行くぞ!イルル!!」
「わかったよ」
俺はイルルを呼ぶと一緒に戦いを始めた
1~3Pの仮想ヴィランはイルルのブレスとコピーを使った俺のウィザーソードガンの掃射によって瞬く間に殲滅された
そして残る0Pヴィランは必殺技で決める
「イルル!!」
「ああ、一緒に!」
俺はダイブストライクウィザードリングを使った
【チョーイイネ!!ダイブストライク!!サイコー!!】
「「ハアアアア!!」」
その声と共にドラゴンの姿に戻ったイルル背中に乗り目の前の魔法陣を通過した。すると俺とイルルは巨大なドラゴンのエネルギーに包まれ0Pヴィランをぶち抜いた
背後で爆炎を上げ崩れ落ちる0Pヴィランと共に終了のアナウンスが響いた
「終~了~」
被身子side
私は試験会場前でこれまでの事を思い出していました。
私の親は私の個性を性格を疎んでいました。そんな親に私は虐待を受けました。皆が私を否定する、私を傷つける。そんな中、光騎くんだけが私を救ってくれました。私を否定せず、私を救ってくれました。そんな、光騎くんは私にとってのヒーロー、希望なんです。
だから私は誰かの希望に私を救ってくれた光騎くんみたいに誰かに希望を与えたいのです。だから私はヒーローを誰かの希望を目指すのです
【ドライバーオン】
私は光騎くんに貰った希望になる為の力でここから歩むのです
【シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!】
「変身」
【ブラッド・ナウ】
姿の変わった被身子の姿は白い魔法使いの白い部分を真っ赤な血の色に染め上げた姿をしていた
「ハイスタート!」
その声が聞こえると同時に駆け出した
「「「えっ…?」」」
「どうしたあ!?実践じゃカウントなんざされねえんだよ!!走れ走れぇ!!」
その声に受験生達は急いで駆け出し始めた
その間に私は既に仮想ヴィランに相対していた
『目標発見!ブッコロス!!』
『シネヤァ!』
『ヒッャハー!!』
「お口が悪いですよ」
〈旋風鉄斬拳〉
光騎くんのおじいちゃんのお兄さんに教わった武術で仮想ヴィランを鉄クズに変えて行きます。一様私も武器を持っていますが刃渡りが小さいので仮想ヴィランには意味が無いですね。
他の受験生を助けつつ魔法を駆使して60Pまで稼いだところでした。
足元から振動が伝わり、地面が震えました。
私が視線を向けた先には、丁度一体の、他の仮想ヴィランとは比較にならないほどの巨大な仮想ヴィランが地面を割って下から出てきました。
「大きいですね」
さらに0Pの両側の建物の脇から、無数の仮想ヴィランが出てきました。残り全てが出てきたのではないかと思うほどの数のそれらはまさしく軍隊のように徒党を組んで、0Pの周囲を囲みながらこちらへと迫ってきました。
迫る巨大仮想敵と軍隊のような無数の仮想ヴィラン。それらはまさしく圧倒的な脅威となり雄英の狭き門に果敢に挑んだ受験生達の心を容易くへし折ったようです。
『う、うわぁぁぁぁ‼︎‼︎』
『な、なんなんだよあれぇ⁉︎』
『あんなヤベェのがでんのかよ⁉︎』
『は、早く逃げろォォォォォ‼︎‼︎』
『あんなの無理だ!勝てるわけがねぇ‼︎』
でもこの程度で折れていたら誰かの希望になるなんて夢のまた夢です。
「やりますよ、カンナ」
「わかった」
そう言って被身子の隣に出てきたのは小林さんちのメイドラゴンのカンナカムイにそっくりの子だった、ただしその髪の毛は血のように真っ赤だった
【エクスプロージョン・ナウ】
そして被身子が使ったのはエクスプロージョンウィザードリングだった。2人の魔法とサンダーブレスによって瞬く間に0Pヴィランの周りの仮想ヴィランは殲滅され0Pヴィランだけが残った
「決めましょうか」
そう言って被身子は血闘術ウィザードリングを指に嵌めた。
【チョーイイネ!!ブレングリード流血闘術!!
サイコー!!】
「111式
その声と共に血出てきた巨大な十字型の槍が0Pヴィランを貫いた
そして
「終~了~」
終わりを告げる声が響いた
オリジナルウィザードリングについて
・ヒールウィザードリング
自分または相手の傷を治す効果を持つ
直せる傷の規模的に欠損などは直せない
・アヴァターウィザードリング
効果は自分の分身を作り出す
コピーウィザードリングでは?と思うかもしれないがコピーはあくまで自分のコーピーの作り出すため本体と同じ動きしかしないがアヴァターは完璧に自立して動く自分を作り出す
・ダイブストライクウィザードリング
自分の相棒たるドラゴンと共に敵を穿つ必殺技のウィザードリング
・血闘術ウィザードリング
血界戦線の血闘術が使えるようになるウィザードリング
被身子の個性で血を使う所から考えついた
そのうち別の血法なども使える様にしたい