絶望を希望に変える指輪の魔法使いのアカデミア   作:エドアルド

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雄英高校入学

高校生活初日

 

俺と被身子はバイクに2人乗りをして登校していた

乗っているのはウィザードのマシンであるマシンウィンガーだ

 

バイクに関しては16歳になれば免許を獲得出来るがこの世界は個性もあるため講習などが厳しくなるが自動車免許や大型免許も一様取れる。個性によっては取れないが

 

2人乗りして来たのマシンウィンガーを駐輪場に駐車する

 

「着きましね」

「今日から通うんだな雄英に」

「えへへ、そうですね。それにしても大きいですねぇ」

「あぁ、でかいな。色んな個性に配慮してるのと試験の時みたいな演習場が沢山あるみたいだからな。とにかく行くぞ」

「楽しみです♪」

 

そうして俺達は校舎に歩みを進めた

校舎に入って地図を見る

 

「確か俺達は1年A組だったな」

「えーーと……あっ、ここですね」

 

地図で教室の場所を確認して教室に向かう

そしてA組の教室前についた

 

「扉もおっきいですね」

「そうだな、多分異形型の個性でも入れるようになんだけど横幅が普通だな」

「横に広い人は大変そうですね」

 

そんな会話をしながら扉を開くと中には誰も居なかった

 

「まだ誰も来てないな」

「余裕を持ってバイクで来ましたからね」

 

黒板に席が貼ってあったのでそれを見て席に着く

 

「近くの席ですね。嬉しいです」

「まぁ、苗字が同じだからな」

「苗字が変わって良かったです。じゃなきゃ近くの席じゃなくなってましたからね。」

「そうか」

 

そのまま会話をしていると

クラスメイト達が入ってくる

 

そんな中爆豪と飯田が言い合っていた

それを見てなんとなく始まったんだなと思っていた

 

「爆発頭の彼なんかヤンキーみたいですね」

「言ってやるな、てか爆発てかウニ頭だろ。世にも珍しい金色ウニ」

 

それを聞いて他の生徒が数人吹き出した

 

「「「「プッw」」」」

「てめぇ!聞こえてんぞゴラァ!!他の奴らも笑ってんじゃねえよ!!殺すぞ!!」

「ハッハァ。やてみな金色ウニ」

 

そよやり取りを見て教室に来ていた緑谷は戦慄していた『かっちゃんが弄られてる!?』

 

「やかましいぞ」

 

そんな喧騒の中イルルが出てきて俺の頭に乗っかった被身子の方でもカンナが出て来たようだ

それを見て峰田が

 

「くっそーーー、胸のデカい子とイチャイチャしやがってぇ!!」

 

と言いながら血涙を流しこちらに近付いて来た

 

「イルル君に決めた!火龍の伊吹!」

「へ?」

「了解したんだぞ」

 

峰田が疑問の声を出すのと同時に返事をしたイルルの胸が赤く染り口から炎を吐いた

それは峰田の頭に当たった

 

「ウオオオォォォォ!!熱い熱い!!あああぁぁぁあ」

 

そのまま峰田は転がり出した

仕方ないか?

 

〈ウォター・プリーズ〉

 

変身用のウィザードリングとは別の水を出すだけのウォターウィザードリングを使って消火した

 

「てめぇ!!いきなり何しやがる。」

「ハッハァ。女性をいきなり性的な目で見て近づく奴には当然の反応だと思うぜ」

「安心するんだぞ。加減はしたんだぞ」

「イルルもこう言ってるしな」

「そう言う問題じゃねえんだよォ!」

 

変態に慈悲は要らず

 

「所で被身子さんや何をしてるんですか」

「チウチウ……光騎君の血をチウチウしてるのです」

「せめて一声かけてからやれ」

『『『『『『『『吸うのは良いんだ』』』』』』』』

 

その時クラスの心は一致した

 

「てか、相澤さんいつまでそこで寝袋にくるまってるつもりですか」

「芋虫みたいです」

 

俺と被身子の声に反応したクラスメイト達が見たのは寝袋から顔だけを出してゼリー飲料を吸う相澤さんだった

 

「光騎、ここでは先生だ相澤さんではなく相澤先生と呼べ。それと被身子、公共の場で血を吸うなやるなら家でやれ。俺は、担任の相澤だこれからよろしく頼む」

『『『『『『『『家でなら良いんだ……てか先生!?』』』』』』』』

「質問よろしいでしょうか!」

「却下だ。今すぐ体育着に着替えてグラウンドに集まれ」

 

そうして体育着を教卓の上に置いた相澤先生は寝袋を片付けて教室から出た

あまりのインパクトからか皆固まっている

 

「早く行くか」

「そうですね。遅れたら何かしらペナルティ貰っちゃいそうですね」

「有り得るな相澤先生だし」

『『『『『『『『……え?なにこれ……てかペナルティとか言ってなかった!?』』』』』』』』

 

そうして俺は更衣室に向かった

 

 


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