~異次元大会~作者と愉快な仲間たち(乱入者視点) 作:バトルマニア(作者)
塔から荒野へ作者が飛び降りた瞬間、遥か遠くから複数の銃撃が放たれる。
「おっと!」
だが作者はそれを斬り弾き、飛斬を返した。勿論それは回避され当たることはなかったが、相手のいた遥か遠く先の場所に深々と斬撃跡が残る。
「こっちもか!」
背後が歪み、龍型の砂粒が作者を飲み込もうと一気に喰らいつく。しかし振り返った作者により、塔が切り落とされ空動で加速した殴打を塔に繰り出す。それにより、弾けるように土砂が空へとまき散らかされた。
「多いな。数間違えたか?」
レーザーにミサイル、果てには魔法まで作者目掛けて飛んでくるのを見て、そう思う。だがどれも結界を張っている作者の脅威にはならない。
「まずはあいつらからだ。筋書通り退場してもらおうか」
そう言うと強化札を使い自身と大量文字情報飛び交う結界の強度と性能を高め、瞬動で近くにいた魔剣使いたちへと一気に距離を詰める。
「ツキト!こいつはヤバい!本気で行け!」
「はい!」
弾丸のような速度で跳んできた作者の斬撃を受け止めた魔剣族のツボネは、衝撃と地面の陥没を無視して自分の娘に活を入れる。それによりツキトは魔法剣である魔剣を作者に向けて全力で薙ぎ払う。
「おっと危ない」
「こっちもね!」
しかし作者は滑り落ちるように回避し地面に着地し、即座に斬撃を繰り出すが、ツボネはそれを難なく弾き飛ばした。
「魔法で剣を作る魔剣族。その中でも最強と名高いツボネとその娘か。剣の才能はピカ一だな」
ツボネの即座に踏み込み 強力な剣戟で追い立てるように激しく繰り出されるが、作者はどこ吹く風かで受けながす。そこに横からツキトが突き剣撃を加え参加するものの……
「そっちこそ!」
「お母さん!この人強いよ!」
二人がかりの見事な連携プレイの剣戟を完璧に対処する作者。その差は圧倒的であり、剣術以外のすべてが二人を上回っていた。しかし二人も負けじと攻撃を繰り出し続け、その速度と激しさは増し続ける。
「ムダに属性を乗せずに、剣としての理想を具現化した魔法剣。お前ら二人の扱うそれは強いが、もう終わりにしようか」
「なにをッ!?」
「うそッ!?」
一瞬の隙を突いて踏み込み、曲斬でツボネを真っ二つにし、速度を上げ驚くツキトも斜めに斬り落とされ、二人は光となって退場していく。
「中々に使ったな。多めに準備しててよかった」
少し減った漂う文字を見ながら、気温が下がり凍り始める大地の先にいる二刀流の女性である人工精霊 フブキを見やる。
「強い奴だ。だが負ける気はないぞ」
「そうか。じゃあかかって来いよ」
フブキは急速に大地を凍らせながら、作者に滑るように接近し斬りかかる。無論その程度は簡単に受け止められたが
「凍るか」
「チッ」
作者の源光刀が素早く氷付き、腕に上がってこようとする。それを振り払った作者は速攻で首を斬り落とそうと斬り返すが、ギリギリで避けられ氷山に押し上げられる。
「規模がデカい」
巨大化が止まらない壁のようにそびえ立つ氷山から滑り降りながら飛斬を放ち、ずり落ちる氷塊の陰に隠れてフブキとの距離を縮めようとするが、氷槍が無数に作者を襲い距離が縮まらなかった。
「こいつはめんどいな」
あの二人に比べれば戦闘技術は大したことない。だが氷による環境変化が厄介で眉を顰める。現に気温は下がり続け、視界が悪く立ち止まると徐々に凍り始めるほどの吹雪が吹き始めていた。
「ッ!?防ぐか!」
「見えずらいがな」
吹雪に混じって死角を取ったと思ったのか攻撃を仕掛けるフブキだが、普通に防がれ軽い反撃を受ける。
「だったら!」
「手応えがないな」
空を斬ったようでまるで手応えがない。それに対しフブキは、全方位から斬撃を撃ちまくる。真面に受けても立ち止まっても氷漬けになる状況で、かつ氷山や氷槍が至る所から発生する空間を文字を減らしながら動き回りいくつか札を取り出す。
「一旦温めようか」
「させるか!」
札ごと腕を凍らせようと周囲の極小の氷と冷気を作者へと向ける。それにより作者自身が氷に覆われそうになったところで、火炎札と強化札のコンボが炸裂し、氷の空間が溶かされ消し飛ぶ。
「あつっ!!?」
「そうだな、熱い」
火炎を操り、逃げようとするフブキに囲い込むようにぶつけ、全方位から焼き尽くす。それを氷塊の中に籠ってやり過ごそうとしたようだが
「じゃ」
火炎の先から飛斬でフブキを氷塊ごと刈り取り、氷が解け吹雪が収まりと共にフブキは光になり退場する。
「連戦自体はいいんだが、消耗激しいし情報も取れない。クソだな」
そう愚痴を言い、次に襲撃をかけようとしている集団が来る前に結界の補充をするのだった。
投稿キャラ使わせていただきました。