~異次元大会~作者と愉快な仲間たち(乱入者視点)   作:バトルマニア(作者)

30 / 38
連戦2

 目の前の戦闘が終わった瞬間に、再度また銃撃やミサイルなどの遠距離攻撃が再開される。それを動き回りながら防ぎ、弾き、回避し、地中と空の敵に手を出されないようにするために、紫の粒子を漂わせて戦闘服を着た魔導兵器の一族のキズナ、キリカ、キリエへと接近した。

 

「狩らせてもらうぞ」

「くっ!?」

 

 瞬動で、キズナの娘である双子の娘のキリカ、キリエを狙いを定めて攻撃を仕掛けるが、キズナがそれを障壁で防ぎ、吹き飛ばされる。

 

「あっちの攻撃が止んだな。まぁ次はお前らな訳だが」

 

「「よくもお母さんを!!」」

 

 母親が吹き飛んだのを見て、目の色を変えて襲い掛かる双子。その手にはいつ出したのか、紫色の剣が握られていた。

 

「おっと、それが魔導兵器と言われる由縁か?」

 

 乱動で躱し、背後を取って曲斬を放つ。だが障壁で防がれ、二人は振り返り、背後から帰ってきたキズナとで三人で作者を囲み斬撃を繰り出す。

 

「成程な。高粒子ブレードみたいなもんか。それがお前らの魔法と。だが障壁とかちょっとした空間ならまだしも、次元の壁は超えられないみたいだな。ってことで吹っ飛べ」

 

「「「ッ!?」」」

 

 防がれるとは思っていなかったのか、三人は一瞬動揺し動きを止めていた。勿論その次の瞬間には、断絶結界を越えようと魔法を構築しようとするが、その隙を突くように減った文字の追加ついでに新たな文字を加え双子を吹き飛ばす。

 

「まずお前からだ」

「やってみなさい!」

 

 断絶結界を解き、二人の武器が、斬撃がぶつかる。それにより作者の源光刀の刃が壊れ

 

「はっ?」

「終わりだな」

 

 即座に刃を新しく生やしながら、スッと背後を取り斬り伏せる。その一撃は、背中にあった飛行術式とキズナを守っていた魔法結界ごと彼女を両断し、キズナは光となって退場していく。

 

「空も飛べる、光線も撃てる。魔法ってのは凄いな」

 

 苦虫を噛み潰した怒りの表情で、莫大な紫の粒子を纏った双子が、高速低空飛行で光線を放ちながらこちらに向かってくる。

 

「大体分かったし」

 

 速度が増し、双子は今までにない高いパフォーマンスで剣技を披露し、作者とすれ違う。

 

「向かってくるんなら楽勝だな」

 

 それにより双子はぶった切られ、地面に落ちる前に光となった。

 

 

「で、また追撃か?」

 

 脳天に向かって撃たれた弾丸をかわし、避けた先に放たれた光線を掻き消しつつ、撃ってきた奴を見る。

 

「セナとエンプレスって奴か。さっきから狙ってきてたの」

 

 機械人間と都市防衛機能と言う種族の改造人間だ。どこの世界も、才能のある少年少女を使って物語を進めるのが好みらしい。まぁどこにでもある話だ。

 

 

「で、次はお前と。ムラサメさんよ」

「あなたの能力を見る限り自己紹介は不要そうですね。では全力で行かせてもらいます」

 

 妖刀を持った和服の少女が、素早く距離を詰めて斬撃を放つ。

 

「めんどくさいの持ってるな」

「殺して奪ってあげましょう。あなたの技も力も」

 

 普通にかわしたが結界が削れたをのを見て嫌な顔をした作者は、仕方がなくバックステップで向かってくるムラサメとの距離を保ちつつ、源光刀を片付け素手になる。

 

「こっちは相性が悪いみたいだから、とりま素手で行こうかな?」

「できるものなら……どうぞッ!!」

 

 加速系の技を使い、神速の速度で突きを放ち、続けて作者を斬り刻もうと妖刀を振るう。それをスレスレで避けて、タックルを食らわせながら掴み引き付け、強烈な腹パンを叩き込む。

 

「がっ!?」

「いくつ能力とか特性持ってるんだろうな?」

 

 そのまま手を突っ込み、高速で情報を見ていく。

 

「はっ!放しッ!?」

「おっと」

 

 薄黒いオーラが湧き出しながら妖刀を振るムラサメに、作者が驚きながら即座に掴んでいた手を放して顔面に拳を放つ。

 

「刀に集約してた力を身に纏ったな。なんで最初っからしなかったんだ?刀の性能が落ちるから?」

 

「ぐうぅ……見たならわかるでしょう?この力は使い勝手が悪いんですよ!」

 

 凄まじいい回復力で負傷を治したムラサメは、刀を斜めに斬り上げる。それにより、黒い死の暴風が発生し作者に迫る。

 

「は?」

「そうみたいだな」

 

 大地を殺し、大気を殺し、あらゆるものを死に至らしめる暴風を一太刀で消し飛ばす。その作者の手には、ムラサメの妖刀と同じ刀が握られていた。

 

「超性能な代わりに所有者に負荷を肩代わりさせる。死の力を使っているから当然か」

「見るだけに留まらずに!」

 

 瞬動により一瞬で目に作者の妖刀が迫る。それを急いで回避し、斬り返しをするが受け流されて、そのまま手加減なしの高速で斬り合い始める。

 

「くっ!片手で!まだ奪う気ですか!」

「俺は基本片手で振るんだ。それで十分だからな」

 

 両手でしっかり妖刀がを握っているムラサメに対し、作者は強く力を込める時以外は基本片手で武器を振るっている。それはムラサメの予想通り、別の技の用意のためだ。

 

「殺してから奪う、殺しながら奪う。言ってしまえば、切り崩しながら、その崩した部分を自分のものにする能力か。で義体を手に入れて自分で動けるようになった代わりに、押し付ける所有者がいなくなって、普段は性能絞らなきゃダメだと」

 

「ッ!?なんでッ!!」

 

 逃げられない。普通に、適当に、雑多に、振っているように見えるが、対峙しているムラサメは恐怖した。なぜなら何も感じないからだ。特徴もないし、特記することもない。なのに逃げられずに追い詰められる。

 

「おっと。属性攻撃か。ま、この妖刀の前じゃ効かんがな」

「そ、そんな……」

 

 打ち合った瞬間に爆炎が作者を襲い、距離を取りながら電撃を浴びせて、斬撃を飛ばすが、妖刀の死の力で殺され取り込まれる。

 

「同じの使ってるんだから当然だろ?お前の長所全部潰してんだぞ?あ、でもこの妖刀の負荷は全部こいつに負わせてるけどな。お前と打ち合うようだからそれ以上はいらんし」

「違うっ!なんなのッ!!あなたはッ!?」

 

 作者はそれらしい理由を並べる。だがどれも正しく、それも違和感とは違う。そんなことを考えていると、力を使いすぎたムラサメの体に限界が来て

 

「あっ……」

「あ~あ、あとちょっとだったのに」

 

 そのまま動けないでいるムラサメに止めを刺して、複写した妖刀と共に消えたのだった。

 

 




 応募キャラを使わせていただきました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。