~異次元大会~作者と愉快な仲間たち(乱入者視点)   作:バトルマニア(作者)

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連戦3

 地が揺れ、虹色にバグった空を見上げる作者。

 

「機械龍、虹龍二人、砂漠龍の四人か。今は龍型だが……ま、余裕だな」

 

 地面が砂漠、砂粒となり沈めようと開始する。同時に上空を飛んでいた透明化してた虹龍と堂々とし存在してた機械龍が光線を地上に撒き散らす。

 

「無差別に撃つなよ。こう使った方がいいだろ。光札っと」

 

 それに対し作者は懐から札を取り出し、針を落としながら光線を上空に向けて放ち、的確に狙い撃ちをした。

 

「効かねぇか」

 

 光線は言わずもがな、サラッと落として地面に突き刺さった針の効果も揺れるだけで通じない。やはり相手の得意分野をぶつけるのは愚策の様だ。

 

(射撃部隊も撃ってこねぇし。こりゃ、困ったな」

 

 地面が揺れる。それにより巨大な砂の龍が、作者を飲み込もうと大口を開けて顕現した。それを瞬動で横に避けながら乱斬でバラバラに斬り刻む。

 

(砂嵐に相変わらずの光線。どうすっかな?)

 

 逃げ回る作者に追いかけてくる砂の龍。あれは本体ではないのでいくら攻撃しても無意味だろう。上に行くにも敵が多くて上手く行かない。

 

(鈴木の相手してる奴らは別陣営だろうから気にしなくていいとして、こいつらの後にはまだまだ控えてるだろうし、まずは指揮官倒さなきゃダメかね?でもイマイチどこにいるか割り出せねぇんだよな)

 

 敵は多勢に無勢。次々と効率よく戦力を投入してくるだろう。せめてのも救いは、個人や少数で強い連中しかいないので、数の連携が無い事だ。

 

 

「ま、それ踏まえても余裕だがな」

 

 ミサイルを撃ちながら急降下してきた機械龍に飛斬を放ち、砂漠龍を無視して瞬動で飛び上がり、隙だらけな側面を取る。だがその瞬間に激しい電撃が空間を埋め尽くし、作者に向けて更に強力な電気のブレスが放たれた。

 

「どうも」

 

 無傷の作者に吸い込まれるように向かう電撃のブレスは歪曲され、砂漠に隠れていた砂漠龍を消し飛ばして退場させる。そして目を見開いて驚いている機械龍を一刀両断し、虹龍を仕留めるためにさらに上空へと飛び上がった。

 

 

「ってことで次はあいつらだな」

 

 空動で更なる加速をした作者は、小さい方の虹龍に刀を振る。

 

「誤認系かよ、めんど」

 

 虹龍をすり抜け、急転回しながら向かってくる虹色の光線を掻き消す。そして再度空動で空間を蹴り、虹龍がいるであろう場所へと斬撃を放ちに行く……が、すべて通じずあっけなく避けられていた。

 

(正確な位置が掴めねぇ。それに文字結界の消耗もヤバいんだが?)

 

 近づけばわかるが、虹龍の周囲には虹色に輝く空間が展開されており、光を通じた誤認、錯覚、幻惑などのあらゆる手段で自身の場所を隠して戦うスタイルらしい。そのせいで作者の攻撃はどれも簡単にかわされ続けている。

 

(さっきみたいに反射できれば一瞬なんだがな。警戒されてしてこねぇし、めんどうだな)

 

 ストックは消費するが、こういう相手には当人の本気の一撃を跳ね返した方が手っ取り早い。そのためにフェイントを複数かけているのだが、中々それをしてこないのだ。

 

「じゃ、全方位だな」

 

 札を取り出した瞬間に黒い煙幕が広範囲に発生する。そして次の瞬間には大爆発が起き、どさくさに紛れて虹龍に針を投げた。

 

「物理以外は強いんだろ?その虹の膜。でも直接撃ち込まれたらな。どうなるんだろうな?」

 

 虹龍は物理以外、特にエネルギーに近い攻撃に対して強い耐性のある虹色の膜を纏っている。だが内部はそうでもないらしく、撃ち込まれた針の部分がグチュグチュに溶けていた。

 

「咄嗟に止めたのは凄いな。で、場所割れた訳だが、次どうする?」

 

 侵食を止める事に一瞬の隙を作ってしまった虹龍は、作者に場所を割り出された挙句、逆に自分たちが見失っていた。しかも声は聞こえるのにどこにいるかわからないので、二人は余計に混乱し――

 

「何もできないか」

 

 大きい親の方の虹龍の首が斬り落とされ、続けて理解が追い付いていない小さい子供の方の虹龍を真正面から顔を真っ二つにされて退場していたのだった。

 

 




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