~異次元大会~作者と愉快な仲間たち(乱入者視点) 作:バトルマニア(作者)
高まり続ける力の本流に、こりゃ困ったと匙を投げたくなる作者。
「いくらなんでも無茶苦茶な……」
そいつは誰かをぶん投げてそれを追いかけてきたらしく、追撃による一撃でこれほどの被害を出していたのだ。そう、たった一撃でである。そして姿が見え始め、そこには半分瓦礫に埋もれ倒れ伏す刀を持った少女と、ザ・チャラ男っぽい男が立っていた。
「なぁっ!ガァッ!?」
「おっ誰かいるなっと!?運がいいや!」
そいつの足元に倒れていた少女が反撃するが、チャラ男はそれを安々とかわし、作者の方へと少女を蹴り飛ばす。
「両方とも倒しとくかッ!?」
超高速で接近し振り出された拳だが、それは不可視の壁にぶち当たり、無残に周囲を炸裂させた。それに驚いたチャラ男は、空間が揺れるほどの連撃を壁に向かって放つ。
「硬って!やるな!」
姿がブレ、回り込んでの打撃を叩き込もうとする。だが謎の結界に阻まれ、轟音と衝撃波だけが周囲を破壊し尽くしていく。
「とんでもねえ破壊力だな。大丈夫かお前?」
「あっ、ああ、助けてくれてありがとう、ございます?」
少女を受け止めた作者は、次元を改変し断絶して結界を作り出していた。それに阻まれ続けるチャラ男は――
「いって!ホント硬てぇなこれ!」
少々強く殴ったらしく、その反動で手首を捻った程度の軽症を負い、すぐに元に戻していた。
「どうしたら……あっそうだ」
そこで何かを思いついたのかチャラ男は、次に同じ場所に猛攻を加え始める。すると結界が少しずつ揺れ始め、歪みだす。
「協力しないか?じゃなきゃキツそうだ」
「……わかりました。私もそうしたいと思ってたところです」
そんなメチャクチャな攻撃風景を見て、作者は少女にそう話を持ち出す。すると少し考えたものの、すぐに協力関係が出来上がった。
「おっ!効いてるな!じゃあもっと威力を高めて、空間ごと破裂させてやる!」
爆増させた力を一点に集めだし、空間や次元にまで干渉し始めたチャラ男は、それを結界に向かって振り切る。すると爆裂したような衝撃波が響き渡り、結界が盛大に破壊された。
「え~、なんじゃそりゃ……」
ドン引きしながら咄嗟に距離を取る作者に、暴力的な力技により強引に能力壁を破壊したチャラ男は、その勢いのまま二人に殴りかかる。
「ウオッ!?」
だがチャラ男はスレスレの所でなにかに躓き、体勢を崩した瞬間に作者に蹴り飛ばされていた。
「うぅ、これは……なるほど、わかりました」
「俺の能力だと分が悪いからな。頼んだぞ、アルトリア・クロノスさん」
一瞬で情報共有を済ませ、二人は同時に動き出すのだった。
応募キャラを使わせていただきました。
~おまけ~
断絶結界……次元をいじくり発生させる結界。作者がとある人の技を真似て作った技だが、完全に模倣できずにただ異常に耐久の高いだけの結界となった技。