インフィニット・ストラトス-落ちてきた歌姫- 作:シャムロック
クリスマスです
ロストクリスマスです!←
というわけで、ギルクラに馴染み深いこの日に投稿するため急ピッチで上げました。
短いし、クオリティも低いけど勘弁してくだしあ(泣)
翌日。
その日、私達は海に繰り出した。
午前中は自由時間、午後はISの実機訓練という流れ。
集たち男子と一旦別れて更衣室に入る。
正直、昨日からドキドキが止まらない。
色々起こりすぎて頭の処理が追いついてない。
でも…だからこそ、私は集ともう一度大島の時以上に楽しみたい。
私の思考はその一点に終結しながら、買ってきた水着に着替え始める。
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集side
いのり達と別れてササッと水着に着替え、ビーチにパラソルなどを差して待つ。
それだけなんだけど…さっきからあの織斑っていうもう一人の男子がやけにこっちを見てるような…。
今は何もしてこないから無視してるけど、もし事が起これば…。
と、そこでハッとする。
(何を考えてるんだ…僕は…)
仮にもいのりの友達を傷つけるような思考に入りかけてた自分を恥じる。
…少しソウの件で頭が行き過ぎてたのだろう。
今度は僕だけじゃない、束さんもいる。
王の力は無いけど…ISもある。
いや…厳密には王の力も無いわけじゃないけど…。
そう考えていると後ろから声が聞こえた。
「集。」
いのりだ。
とりあえず、今はこの時間を楽しもう。
そして振り返る。
そこには…
「…っ!」
大島のときと同じ、あの水着を来たいのりが居た。
「どう…かな…?」
いのりが不安そうに見てくる。
その挙動は大島の時より積極的になっているものの、その姿から大島の出来事がフラッシュバックし、駆け巡る。
そして、何かが欠けた様な違和感に気づく。
巡ったフラッシュバックの中で、何かが…誰かが居なかったような…。
「ああ…すごく、似合ってるよ」
「本当?」
「ああ…すごく。」
「…よかった」
思考半分に返事をする。
すると、いのりが嬉しそうに微笑む。
前の世界じゃ見れなかった顔。
そんな顔を見れただけで、僕は最上の幸せを感じていた。
同時に、感じていた違和感は何処かに忘れてしまった。
「集、いこ?」
いのりが手を差し伸べる。
いのりがここまで積極的にしてくる事は予想外だった。
僕が居ない間、何があったのかというのも気になったけど、一つ分かるのは。
いのりが、1人の女の子としてここにいるということ。
僕にはそれで十分だった。
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集と一緒に海で遊ぶ。
ただそれだけなのに、感じたことの無いほど楽しくて、心が暖かくなるような感じがする。
あの時は私も、集も、どこまでお互いが好きかなんて分からなくて、私もあまり集に行ってなかった。
…葬儀社の任務があったのもあるけど。
でも、お互いが好きだって分かった今なら、自分がしたい事を出来る。
以前の私なら出来なかったと思う。
だって、こうやって集を引っ張って海に誘って行くなんて、恋人じゃなきゃ出来ない。
少なくとも私はそう。
そうして集といっしょに居れる事に幸せを感じながら海へ向かう。
でも、私を蝕む影は…静かに動き始めているのを私は知る由もなかった。
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アメリカ・ハワイ島沖
同時刻、米軍では新型軍用ISが稼働試験を行っていた。
IS 銀の福音。
シルバリオ・ゴスペルとも呼ばれる機体は海上の空を縦横無尽に飛び回る。
その姿は白い天使をも思わせる優雅で無駄のない動き。
そのパイロット、ナターシャ・ファイルスは安心した面持ちでISを駆っていた。
彼女は開発時からずっとテストパイロットとして一緒に居た。
もはや家族同義に愛している機体に福音も応えている…気がした。
『OK、ナターシャ。全システム正常、次に射撃試験をやるけど…いいかい?』
オペレーターから通信が入る。
「大丈夫よ、データを送って」
『了解、模擬プログラムを起動、仮想敵のデータ転送…完了だ。確認してくれ』
「受信確認。…ん?なにかしら」
データが受信され、視界に仮想敵が表示された途端、視界がブレる。
「オペレーター、ISに不具合発生。そちらでモニター出来てる?」
『……!ナ…シャ…!お………しろ……』
返ってきたのはひどいノイズ。
そして、ISから送られてくる…正確にはコアネットワークを介した映像と音が私を遮る。
「なによ…これ…」
フィードバックで送られてくる映像。
1人の少女が1人の少年を撃つ。
少女から放たれる波動。
人々が結晶と化して砕け散る。
狂気とも言える惨状。
そして、その映像が消えたあと、その少女が囁く。
____私に、それを貸しなさい
「ああああああああああああっ!!!」
その直後にISが異常をきたす。
全ての通信をシャットアウト、操縦者の操縦権剥奪に始まり、その操縦者であるナターシャには思考が狂気で汚染され、自我を失う。
オペレーターがシャットダウンを試みるも、IS側から拒まれ、やむなしに放たれたミサイルは全て落とされる。
そして、福音は西に進路をとって加速していく。
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そして、闇は交差する。
「ああ…なるほどね。わかったわ」
とあるホテルの一室。
美麗な女性が携帯を閉じる。
「どうしたスコール」
同じ部屋にいたロングヘアの女性が問いかける。
「あの方からのプレゼント♪」
「…なるほど、そういうことかい」
「そういうこと」
二人は部屋を出て行く。
待機形態のISを身につけて。
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「…っ!」
「大丈夫?いのり」
「うん…」
一瞬、髪飾りから痛みが走る。
ほんの一瞬で、もう消えたけど…その痛みが何か危機を知らせてくれたような…気がした。
さて、今回でギルクラ要素を絡め始めました。
次回から戦闘となります
因みに集のIS,まだ隠してある機能あります←
今週末にEGOISTライブに行ってくるので早ければその翌日にあげるかも。
では、行く人は現地で会いましょう!←