(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで 作:カニバルキャンディー
あー疲れちぃ…流石の私もこれはしんどかったわ…体力が戻ってないから包帯取れないし、火傷は少しだけ跡が残るってリカバリーガールから言われたし、何より寝みぃ…半分寝ちゃお…こういう行事が終わったあとのHRってどうしてこう眠いんだろ…
「おつかれ、つうことで明日明後日は休校だ、プロヒーローの話はこっちでまとめておくからドキドキしながら休んでいろ。おい、時飛寝るなもう少し頑張れ、もう終わるから」
むーりー
そして次の日休日!ワタクシ絶賛暇であります、家にいても電気代かかるしバイトは夜からだし午前中はリカバリーガールが病院に行けってうるさいから行くとして、午後は梅雨ちゃん空いてるかなぁ…空いてなかったら片っ端から電話かけまくってやろ、誰か暇してる人居るでしょ、多分
い、居るよね…?
そんなこんな!
病院に歩いていって意外な人に出会った、そう!私をメタメタにしやがった轟です!(轟本人から呼び捨てでいいって言われた)
ちなみに今日の格好はポニーテールでジーパンと白いパーカー背中に帝王って書かれてるイカしてるやつ!安かったから買ったんだよねぇ!お気に入りなんだよ!
「およ?轟じゃん、なんで病院に居るの?そっちもリカバリーガールに言われたん?」
「あぁ?誰だ…時飛か?俺は…家族のお見舞いだ、お前はそれか…?」
私の左腕を服の上からチラッと見て複雑そうな表情を向ける、皆気にするけどヒーローやってたら一生傷ぐらいつくでしょ?顔に付かなかっただけいいでしょうに
「別にこれ気にしなくてもいいと思うけど、みんな見るよね、あのシスターですら半ギレだったよ、めっずらしいこともあるもんだね~」
「それとこれとは別だろ…お前…一応女なんだから、てかなんでお前が気にしてねぇんだよ嫁入り前の体だろ?」
「私が好きでやった事だからね、後悔もクソもないんだよん?それに私のこの豊満ボデーがあれば男位余裕よ!所でこのあと暇?私クソ暇だから遊ばない?」
「悪ぃな、このあと母さんと長く話すかもしれねぇ、そこまで待たせるのも悪いし今回は辞めとく、それとその…責任はとる」
「結婚するみたいに言うんじゃないよ、タダでさえお互い注目されてるんだから誤解されるでしょうが馬鹿!皮膚移植とかお前が先にやれや!」
スパンっ!と轟の頭を叩き、軽く手を振りまたね〜と言って病院の受付に行く
「ったく…調子狂うわ、てかあいつの服だせぇな」
お前も無難である。
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そして昼!誰も遊び相手が見つからねぇ!?家族サービス?!いいね!孤児院行くの忘れてたわ!!今から向かうか!?
暇だったから、昼ごはんも適当なファミレスで済ませた…美味しゅうございました…
行く途中なんかテレビで見ました応援してます!とか調子乗っんじゃねぇぞ!的なのが来たからボコって奢らせたけど、昼ごはん代が浮いてラッキー
ご飯終わった後微妙に時間が残ってたから街をぶらぶらしていたら変なマスクを付けた男に話しかけられた、スーツで背の高い声色的に男かにゃ?
まぁ、変なマスクぐらいならこの世界ざらだしなんなら人間に見えない姿の奴なんてそれこそ珍しくもないしな!なんか話しかけてきた立ち話?
「君の個性は素晴らしいね、是非とも私の物にしたい。」
「おっさん無個性?それとも誰かの個性を奪うっていうアレな個性?なら自分の個性が嫌いな人から奪ってやったら?」
「イヤ?半分は正解だがもう半分は不正解だ私は無個性ではない、所で君はなぜそこまで前を向ける、産まれは不明、両親はおろか本当の兄弟も分からない、幼少期は荒れに荒れ、今でも自身の体に無数の傷を付けてまで愚直に前を向く」
「んなもん、この世界に産まれたからに決まってるだろ
「あぁ、また会おう、それと──未来をそんなに見続け無くてもいいじゃないか、そんなに私を警戒して、疲れないかい?」
うるせぇ、いかにもな雰囲気出しやがって、軽口叩いてるけど背中に冷や汗ダラダラだぞ、なんでこんなプレッシャー放ってくるんだよ、絶対にやりたくなかったまぶたの裏にエピタフ投影したわ!理論上出来るはずって思ってたけどマジでできたな…左右違う景色が映るって結構ストレスだ…吐きそう 右腕にキンクリも出してはいるけど不意打ちで殺せるかこいつ…?
まぁ、心臓にズンと来る威圧感の所為で何も感じれないがな…私がなるべく逃げたいって思うのかよ…
視線を逸らした即座に時を飛ばしてその場から逃げる、スタンドを利用して一気にビルの屋上まで駆け上がりやっと一息
「絶対邪悪の化身とかそのレベルだよ…緑谷君が後半になって戦うんじゃね?少なくとも今の私じゃ手も足も出ないかも、戦ったら強いじゃなくて唯々相性が悪いな…」
はぁ…楽しくねぇ…テンション下がりMAX
残された彼は操っていた端末で一人呟く
「なるほど、これが彼女の個性の一端か、遠隔の体とはいえ認知すら出来ないと、やはり欲しいなあの個性」
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その後萎えたので夕方まで屋上で筋トレしてた(小並感)
廃ビルで良かった…じゃなかったら美女が逆さで筋トレしてる図を人様にお送りしてしまうところだ…人によってはご褒美かな?!
まぁ、ちょっと汗臭いけどこのまま走って家帰っちゃおうかな!パーカー脱いで腰に巻いて半袖ジーパンだけどいいでしょ!
河川敷を軽く走る、そう言えばここ随分綺麗になったよね、孤児院のボランティアでたまに駆り出されてたけどそんなんじゃ追いつかないくらい汚かったし。
そんなことを考えながら走っていると前方に緑谷君の後頭部が見えてきた
こうしてみると普通に筋肉質な男の子って感じだね、少しそそる!腹筋とか見せて欲しい、こう…ぶっちゃけゴリゴリじゃなくて、腹筋割れててガッチリしてます!とかが良い。けどもうちょい身長欲しいかな?私より力が強くてベットの上で抑え込めるなら尚良!
そんな私の性癖は置いといて適当に話しかけに行くか!暇だし!
「チャオ!緑谷君ここ走ってるの?」
「うぇあぅえ?!時飛さん?!どうしてここに!?」
「何その呻き声?そんなにビックリしたの?」
目玉が飛び出しそうな程目を見開いて飛び跳ねる、クソワロ!女の子慣れしてないん?童貞だな!
「え、えっと家が近いから日課として走ってるんだ、時飛さんもここら辺走り始めたの?」
「や?私はたまたまこの道を走っただけだよん?」
横に並びそのまま並走する、身長は私の方が高いから向こうの方が早くても歩幅的に追いつけるのだ!
「時飛さんってさ…どうしてヒーローになろうって思ったの?」
ふんすふんすと唸っていると緑谷君が夕日を背負って私の前に立ち塞がる、力強く言い訳を許さないと睨む。
え?あえ?今日そんなシリアスで行くの?休みの日に友達と会ったからダラダラ話す気分で居たのに…いやまぁ…私一発逆転したいからヒーローになるだけだし…
あと実力高め無いと…どうせなんかあるんだろ!?こう…無個性の人達が個性持ちを皆殺しにしてやるぜぇ!?的なのが!
「君の戦いは明らかに楽しんで戦っている…!自身の危険も顧みずにスリルを追い求めるように…!他人を守るんじゃなくて!どうしてヒーローになろうとしたの!?」
「ん〜?私産まれが孤児で親が居ないし戸籍もほぼ無いに等しいんだよねぇ…」
クスクスと笑ってお道化る、というか何故こんなことに…!?私の昔話なんて暗いことになるに決まってるけどそれでも行くの?!行くか!?
「そんな私が一発逆転するにはヒーローになるしかないんだよね?社会的に弱者で職に就けてもたかが知れてる、いや?私の個性だとヴィランになったほうが稼げるな、後孤児だから裏の住人は消えても問題ない、私達家族を狙ってくる、そんなヤツらを返り討ちにしてたら戦いは楽しくなってた、そんな所かにゃ?」
絶句し黙り込んでしまう緑谷君…
だから言ったじゃん!?無駄に私の過去重いんだから!
私自身はそこまでだと思ってないけど…社会に出ればこんなんざらだったしてかこの世界だと普通でしょ少年漫画だったし
「ごめん…そんな事情があるなんて知らなかった…」
「別にいいよ?なりたい理由なんて人それぞれだし私は気にしないしyoyo!」
ぽんぽんと緑谷君の肩を叩きそのまま肩を組む!おら!身長差のせいで顔に当たる推定Eカップの発展途上バストを喰らえ!男なんてこれで元気出るんだよ!少なくとも前世?の私は出た!
「とととと!時飛さん?!い!いい色々当たってるけど?!」
「当ててんのよ!テンション上がる?」
壊れた玩具みたいに首をぶんぶんと縦に降って頭から湯気が吹き出してる!
そんなに免疫ないの?大丈夫?ハニトラとか捕まらない?離して上げるか!
「じゃあ緑谷君はなんでヒーロー目指してるの?オールマイトに影響された?」
「僕は…昔からずっとオールマイトに憧れててオールマイトみたいな立派なヒーローになりたいんだ!」
拳を強く握りしめ背中の夕日に負けないくらい美しく光り輝く目をしたこの世界の主人公の姿がそこにはあったッ
あぁ、焼かれてしまいそうだよ
これはお茶子ちゃんが引かれる理由が分かるね
ま!私はそんな事ないんだが!
「確かにオールマイトに憧れてます!って感じがするからね、それにオールマイトにも認められてるっぽいし、もしかして師匠?」
「え?いやいやいや!?そそそソンナコトナイヨ!?」
あるでしょ〜?と頬を突きながら並走して、ある程度の分かれ道で手を振り緑谷君と分かれる。
憧れちゃうくらいの目を見れて今日はいい日だ!変な仮面やろーの事なんて吹き飛んだね!
さ!こっからは夜のアルバイトだ
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「うふふ、そうなんですよ、紅音ちゃんによく似てるって言われるんですよねぇ」
ここはアルバイト先のBAR、目の前にいるお客さんは前に塚内さんと一緒に来ていたガリガリの男の人…俊典さんだっけ?なんかどっかで見た事のあるな、気のせいかにゃ?
「彼女からは義理のお姉さんと聞いてたのだが?」
「えぇ、同じ孤児院の中で育って私が数年早く出たんですよ」
あまりお酒に強くないと言うので女性がよく飲むカクテルスクリュードライバーを提供し目の前でチビチビと飲んでる、この体型で度数の高いの飲まれたら死んじゃいそうだな…
「気を悪くしたら申し訳ないんだが…個性は何を?」
「私の個性はちょっとだけ重いものを持ち上げることが出来るっていう個性ですよ、コップ取るとかは便利なんですけどね〜」
クスッと笑ってキング・クリムゾンの右腕を伸ばし近くにあったコップを持ち上げる、正直に時飛ばせたり未来予知できるんですよー!なんて言ったらバレるでしょうに
「ふふ、なら俊典さんの個性はどんな個性なんですか?」
そう言うと少しだけ気まづそうに頬をかいて
「ここでは使えない個性なんだ、ちょっと事情があってね、察して欲しい」
やっべ、やぶ蛇だったか?最終戦士が飛んで来ても困るしちゃんと謝っておくか、出費がキツいが、1杯くらい私のサービスでなにか出すか!何がいいかにゃー?!
「それはごめんなさい…お詫びと言ってはなんですが…取っておきの1本開けますよ?」
それはありがとう!といい顔で笑ってそれからはたわいのない話で盛り上がる、私からは前世?を含めたジョークや飲む時の話、俊典さんはヴィランの話や友達の話、てかなんで一般市民の癖にヴィランのことそんな詳しいんだろ?
まあ、前世でも犯罪者マニアなんていくらでもいたしその類でしょ!
この世界美人が多いしその流れじゃない?
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「最近気になる子が居てねぇ!その子がすっごい頑張ってくれるんだけど!まだ個性を使いこなせて無くてすぐ怪我しちゃうんだよ!」
「それは大変ですねぇ…発現したての子は自分の個性でも怪我しちゃいますし」
時刻は日を跨ぎそうな時間あの後追加で数本瓶を開けた!ついでに私もちょっと飲ませてもらったわ!飲み慣れてない体だとちょっと厳しい…
「おっとっと…明日も仕事があるからそろそろお暇しようかなぁ〜HAHAH!」
「タクシーは呼んでありますからそれ乗っていってくださいねぇ〜ミスターオールマイト」
「おぉ?その通り!私はオールマイトだ!」
HAHAHA!と笑い合いタクシーまで案内する、この世界の定番ギャグ、オヤジギャグみたいなもんだからめっちゃやられる…慣れとるけどな!!
そんな感じて夜は更けていく
明日も休みだやることが無い
バトル続きなので小休憩として日常が
-
欲しい
-
バトル進めろ