転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで 作:カニバルキャンディー
感想もらえると泣いて喜びます!
とある日のHRにて相沢先生による重大発表!でれれっててーん!
朝だから流石の私も眠たくなくて元気!
「お前ら、そろそろ夏休みも近いが、もちろん君らが一ヵ月休める道理はない、というわけで夏休み、林間合宿…やるぞ」
「「「知ってた!やったー!!」」」
「ただし、その前の期末テストで合格点に満たなかった奴は学校で補修地獄だ」
その瞬間私を含めた数名が先ほどとは別の絶叫を上げる。
デラヤバス!私中間成績そこまで成績良くない!林間合宿いけないかもしれない!?
行けなかったら最悪バイト漬けだ!それも楽しいかもしれないが!皆とワイワイ騒ぎながら林間合宿行きたいなぁ…ちょっとがんばろ…勉強…教えて貰おうかな…
「期末テストまで残す所一週間だが、お前らちゃんと勉強してるだろうな?テストは筆記だけじゃなくて演習もある頭と体を同時に鍛えておけ、以上だ」
「先生!質問がありマウス!」
「ちゃんと言え、時飛、で?なんだ?」
「実技の方完璧に取れたら筆記の方に加点とかありませんか!?」
珍しくニヤリと笑みを浮かべる、うっわ、先生笑うと悪人じゃん借金背負って元教え子20人近くを路頭に迷わせてるから悪人だったわ。
あの後どうなったんだろ、調べても出てこないんだよねぇ…返してるとは思うんだけど、てか借金しててもヒーロー名乗れるんだ…教師だから別にいいって感じなのかな?
公務員だったら尚更ヤバいわ。
「いいだろう、出来るならな」
そう言って教室から出ていく、私はガッツポーズ!
「URYY!勝ったな!何やるか知らないけど今から勉強頑張るより百倍可能性があるわ!」
「やるな時飛!俺もそれに賭けるしかねぇ!」
「アハハハハ!私もそれやるしかなーい!」
イエーイ!と成績悪い組三人でハイタッチ!諦めの境地ともいう。
ちなみになぜ前世?社会経験持ちの私が成績が悪いかと言うとね!ほぼ覚えてないから基本的な英数と国語とかは覚えてて得意なんだけど皆も転生してみな?覚える事多すぎて基本的なこと以外忘れる。
現代史とか物理とか個性の登場のせいで私が前世?の記憶見た限りだいぶ違うのだ!特に近代史!有名なのだと9.11とか阪神淡路大震災とかね!個性のおかげで規模は小さくなってるけど被害がデカくなってる…
市民がパニックになって個性を使ったらどうなるかってのがよく分るね…
あ、ヒ●ラーが洗脳持ちとか考察されてるのを見た時はB級映画だって思ったよ!
それと根本的な問題として孤児だから勉強する機会がほとんどない、と言うかシスター達がさせてくれなかったわ!無知無知ッ!の方が売れるからかにゃ?
あそこ私が有名になったら一番に潰してやる。んで孤児は私が引き取ってサイドキックにしてやる。
「いや~演習試験もあるのが…辛えとこだよな!」
「中間9位!?」
「アンタは同族だと思ってたのにー!」
「竿役みたいな性格なのに何頭いいんだよバカー!」
やいやいと峰田君を三人で攻め立てる!
お前あれか!前世の本だと無理やり系が多かったけど実はその頭脳を生かして二重の意味でハメまくってたのか!?
ぶっ飛ばすぞ!?(八つ当たり)
「時飛さん、芦戸さん、上鳴さん、が、頑張ろうよ!ワンチャンに賭けるより今からでも勉強して全員で林間合宿行きたいもんね?」
「うむ!俺もクラス委員長としてみんなの奮起を期待している!」
「普通に授業受けてりゃ赤点はでねぇだろ」
「一緒に死線を潜り抜けたのにどうしてこんなに差が出てしまったのだ…!」
ガックシとうなだれる私と上鳴君
「座学なら…私お力添えできるかもしれません…まぁ…演習の方はからっきしでしょうけど…」
そういうや否や黒い影を纏って自分の言った事にショックを受ける百ちゃん!大丈夫百ちゃん!まぁ…今の所はあんまり良い所無いけども…どうして個性だけ見たら私ぐらい圧倒出来るし推薦組だから身体能力も上から数えたほうが早いし頭の回転もトップだし…なのに…どうして(現場猫)
間が悪いだけだと思うけどね!そのうち活躍できると思うよ?ほら、百ちゃん専用のイベントとか来るって多分…私のせいで潰れたりしてたらごめんね?
「梅雨ちゃ~ん!一緒に行けなかったらごめんねケロ…」
「その時は別の旅行行きましょ、昔から勉強見てるけど妙に常識なかったりするのよね紅音ちゃん、どうしてかしら?」
「実は生まれ変わりをしてて別の世界から来てたりするからなんだよ!」
「はいはい、昔からよく聞いてたわよその言い訳、次の台詞は」
「「だから勉強できなくても仕方ない」よ」
ぐにゃ~!と梅雨ちゃんにダル絡みしていると流れで百ちゃんの家で勉強会をする事になった!アッサムやらゴッサムやらオッサムやら前世?でも縁がなかった紅茶の銘柄の発言で家の格の違いを思い知らされたわ…!
あれ?もしかして百ちゃん金持ちだったり致します?あの…いたしますの~!!??お嬢様ですの!?
今度の土日で勉強会の開催が決まった…やばい…仕事着で行こうかな…これぐらいしかちゃんとした服持ってないし
決めちゃおっかなぁ!!
────────────────────────────────
みんな大好き昼食!私も大好き!朝ごはんたまにしか食べれないし!お腹メッチャヘル…メシメシヨコセ…!!
死線を一緒に潜り抜けた三人と梅雨ちゃんにお茶子ちゃん私と言うメンバーでご飯ナウです!ちなみに私はかつ丼天丼親子丼の大盛三点セット!これだけ食べても一食分ぐらいの値段なんだよね!これだけでも学校に入る価値あるぜ…
演習試験に付いて緑谷君が色々案を出して他の人がそれに茶々を入れるという普通の青春の一コマ!青春私の好きな言葉です。
「あぁ、ごめん頭が大きいから当たってしまった」
なんか良く知らない胡散臭いイケメンが緑谷君の頭にワザとぶつかる、誰だコイツ…?知り合いか…いや待て…なんか絡まれたことあるな…どこだっけ?まぁ知り合いじゃないのは確か!じゃなきゃ今どき路地裏にでも行かないとやってこないような安い喧嘩の売り方するか?
「キミら、ヒーロー殺しに遭遇したんだってねぇ、体育祭に続いて注目を浴びる要素ばかり増えていくよね、A組って、ただその注目って、決して期待値とかじゃなくて、トラブルを引き付ける的なものだよね。あぁ怖い!いつかキミたちが呼ぶトラブルに巻き込まれて僕らまで被害が及ぶかもしれないなぁ」
あぁ、なるほど
「面白い遺言だな、それで全部か?」
「─ッ!紅音ちゃんストップよ!」
梅雨ちゃんが舌を伸ばし私を拘束しようとするが…あ~梅雨ちゃん0.5秒遅かったよ、やるんだったら話し終える時点で私を捕まえるべきだった。
目の前の身の程知らずに喧嘩を売ってきた馬鹿を時を飛ばして近づき生身の腕で下から上に打ち上げるようにぶん殴る
「がっ!?」
「おいおいおいおい!私様に喧嘩売ってきてんのに一発で沈んでんじゃねぇぞ?」
落ちてきた馬鹿の頭をキング・クリムゾンの左腕で掴んで空中に浮かべる
「おい馬鹿、テメェが言ってる事は全てのヒーローに対する冒涜でありヴィランに加担する発言だ、ヒーロー殺しですらそこまでコケにした発言はしてなかったぞおめでとう!ステインよりヴィランの才能あるよお前、ほらヴィランらしく個性で反撃して来い、チャンスをやろう」
「クソッ!どうしてお前の個性が発動しないんだッ!」
「はぁ…私昔から疑問に思ってることがあるんだよね…靴下の厚さが違うのに履いてる奴、アレ気持ち悪くないのかな?」
「どうして出てこないッ!出ろッ!キング・クリムゾンッ!」
「お前はどう思う?」
頭を握り潰さない程度に力を込めて考え込む、靴下について冬用のは確かに暖かいけど慣れるまでの違和感が凄いんだよね…そんなんをしかも左右別々だと絶対慣れないでしょ!私は無理かなぁ…
あ、目の前の馬鹿、正直こんな小物適当にぶん殴って財布だけ取ってそこらへん投げておくんだけど…
自業自得だしどうでもいいか、知らん奴だし面白い個性だったら適当に遊んでやる、つまらなかったらコイツの名前は残飯に改名だ。
ん?待てよ、どうして出てこないとか言ってたなつまり…コピーの個性?私の個性出るのか?オリジナルスタンドが出るのか?それともキング・クリムゾンが出るのか?
ちょっと興味がわいてきたな…
必死にキング・クリムゾンを出そうとしてる馬鹿を眺めながらエピタフで未来を見ているとそこそこ面白い未来が見える。
てか、なんか出そうにないな、キング・クリムゾンの腕も見えてないっぽいしやっぱりこの世界の異物ポイのかな?私の個性もどき?
「やあぁぁ!」
未来予知の通り、声のしたほうに首を向けると巨大な拳が私に迫る、お!ウケるギガントピストルじゃん、作品が違うんだなこれが
威力があっても鈍い攻撃なんて欠伸が出るわ、もうちょいがんばれ、馬鹿を放し、残して時を飛ばす、私を通過して馬鹿が遠くに殴り飛ばされてるのを横目に、殴りかかってきたオレンジの髪をした女の子の隣の椅子であろう物に座り、
時飛びを解除する
「あらら、友達をぶっ飛ばすなんてひっどーい!それでも友達?」
「ッ!?いつの間に!?物間!」
ゲラゲラ笑いながら自分で吹っ飛ばして机を巻き込み倒れている馬鹿に走っていくオレンジ女を見送る。
軽く欠伸をして周りを見渡し、もう一度数秒だけ時間を飛ばす、私が居た場所を捕獲用の個性が通り過ぎて行くのを尻目に自分の座ってた椅子をぶん投げる
飛んできた方向を見ると上級生が個性を使い私を拘束を試みているが馬鹿正直に捕まる気はないしそもそも私悪くないし。
「そして時は刻み始める正常にね」
緑色の髪をした上級生が椅子に激突して後方に吹き飛ぶ。
「なんて奴だ!手加減したとは言えあっさり回避しやがったぞ!」
「誰か個性で足止めできないの!?」
「先生たちを呼んで来い!」
上級生達が私を囲むようにジリジリと迫って来る…なんだかなぁ…もうちょい感情だけで動くんじゃなくて…はぁ…そもそも個性使って攻撃してきたのはそっちだろうに
ムカついてきた
この田ゴ作共がァ!
「なんで私がヴィラン扱いなんだ!えぇ!?おいおい!手を出したのは私だけど喧嘩売ってきたのはあっちだろうによォ!?ムカつくぜッ~!」
「ケロ…やめておいた方がいいわよ、昔と違ってチンピラレベルじゃないし、むしろ紅音ちゃんがチンピラね、取り敢えずここは穏便に済ますため、捕まっておいた方がいいわ?」
「けどさぁ、喧嘩売られて今も数人私を狙ってるよ?未来見ても大したことしてないけど…もしかして怒ってる?」
「怒ってないわ、私も言われて少し頭に来たし、けど中学の頃じゃないからすぐに暴力はダメよ紅音ちゃん」
ハーイと返事をし手を上げキング・クリムゾンを引っ込める。どうせ隠れて見てるはずの恐らく先生の所まで歩いて行く、出口まで歩いて行くと案の定いいタイミングで相澤先生が食堂に入って来る、寝袋にも入らずに、しかも放課後、明らかに見てたな
「この馬鹿、何やらかした、喧嘩か?どうしてそんな非合理的な事を」
「馬鹿がヒーローどころかヒーローに救われた全ての人間すら愚弄したそしてなにより……私の友達とその親族のプライドに唾吐いてそれを足で踏みつけやがった、ありえねぇだろあの発言は何でヒーロー科居るんだ?相澤先生ちょっとこの学校のカリキュラム見直した方がいいですよ?それと!歳下にビビってんじゃねぇぞ!?あぁ!?聞こえてんのか雑魚共!?直接かかって来いよ!」
「やめんか」
相澤先生はため息を一つ付くと私の頭を軽く叩き付いて来いと別室に連れていかれムカついたので私に個性向けていた奴らに中指を立て食堂を出ていく
事情聴取の時間
簡素な椅子と机しかなく警察の取調室みたいだね!
流石に入ったことは無いけど入った家族からは案外快適だったって話来たな、かつ丼は実費らしいから食えないって聞いたのが一番の衝撃…ぺ!権力の犬が!
先ほど合った事を説明し少し待ってろと一時間ほど放置されちょうどいい感じにうとうとしてる頃に相澤先生とオールマイトが入ってきた。
タイミング悪!めっちゃ眠いんだけど。
「お前の喧嘩騒ぎに対する罰が決まった、俺個人としては退学でもいいと思ったが上は違ったらしい」
「コラコラ、脅すような事言っちゃダメだよ、相澤先生」
ゴホンと咳をして真剣な眼差しで私を見つめるオールマイト、流石の私も№1に本気で見られると怖いな…変なマスク付けた奴と同じくらいかな?冷や汗は出ないのは敵意が無いからかにゃ?
「周りの状況と時飛少女、物間少年の発言を鑑みて君には一週間のペナルティを与える、毎日ノート10ページプロヒーローについて書いてくる事、わかったかね?」
「はーい、わっかりました~、緑谷君が喜びそうな事で、んで?あっちのペナルティは?まさかなんもないとは言わんでしょう?」
「ハァ…お前と同じだ、だたしアッチは量が倍、お前に個性を使った全員も漏れなくな、これで納得したか?俺も話は聞いたお前の気持ちもわからなくないが、やりすぎだ」
「殺ってないんですけど…殴ったのも生身ですしお寿司」
めんどくさ、まぁいいか…
「時飛少女よ、友情は素晴らしいものだ、だが時と場合によってはそれが牙を剝くんだ、市民がもっと早く助けてくれと叫ぶだろう、仲間と必死にヴィランを倒し仲間が傷ついてもお礼もされず、ヴィランをもっと早く倒して私達を助けろと言うだろう」
一旦一区切りつけ力強い視線でオールマイトが私を見る。
「だが!怒ってはいけない市民を傷つけてはいけないそんなのに構っていても良いことないぞ?ヒーローとしてヒーローを目指すものとして、笑って流すのさ!そうして行けば市民は黙らざる負えない!そんな奴に構うよりもっと多くの人を救えた方が百倍有意義だ!私もアメリカに行ったときはよく言われたものだ!HAHAHA!」
ポンと私の肩に手を置き親指を立てる、あぁ、流石№1ヒーローだ…実感がこもってるし実際言われたのだろうだからここまで彼は気高く美しいのだろう、眩しくて目が潰れそうだ。
頷き退室を促されもう一度頭を下げてAクラスに戻る
「「お勤めご苦労様です!」」
透ちゃんと上鳴君が頭を下げ出迎えてくれるノリノリだね!
「おう!出迎えご苦労!娑婆の空気は美味いな!」
にゃはははは!と三人で爆笑
せっかくだから乗っておくことにしよう!
「時飛さん!大丈夫だった!?行き成り喧嘩し始めたからビックリしたよ!?」
「そうだぞ!時飛君!幾らカチンと来てもいきなり殴りかかってはいけない!だが!俺の事に怒ってくれてありがとう!」
お、おう…なんかすごい普通に話しかけられて逆にビックリする…あのあの…クラスメイトが喧嘩して帰ってきたら普通引かない?
私が逆の立場だったら…別に引かないわ…
梅雨ちゃんが私の机に腰掛けしみじみと語りだす
「紅音ちゃん…皆良い人達ね」
「全くだよ、私にはもったいないクラスメイトだ」
二人で同時に笑い出す
お互いに昔いろいろ合ったのだよ
その筋は本当にご迷惑おかけしました…
「それでオールマイトなぜ時飛と物間を退学処分にしなかったんですか?物間はヒーロー軽視、幾ら嫉妬にしてようがアレは言ってはイケない言葉なのは俺でもわかりますよ、時飛はほぼ正当防衛だ、だが奴はスリルジャンキーでもあるそんな奴がヒーローに相応しいとは思わない」
「君それで訴えられてるんだからもう少し落ち着いた方がいいと思うよ?私、何時か君がまた訴えられないか心配だ…そうだね…単純だよ、彼女はもう後が無い、後ろ盾も無い、帰るべき家族も無い、己の体すら彼女は気にも留めないだろう、後のない人間が辿る道は一つしかありはしないんだ…ヴィランの道も彼女はきっと楽しんで堕ちて行くだろう…そして遅かれ早かれヒーローに捕まる…そんな最後は見たくないんだ…それに!喧嘩なんて可愛いものだろ?君の高校時代も酷かったじゃないか!HAHAHAHA!」
「だから甘いって言われるんですよ…後悔しても知りませんよ」
「後アレは俺じゃなくて巻き込まれただけです」
─────────────────────────────────────────────
そして休日!勉強会の日!我ら時飛!芦戸!耳郎!瀬呂!上鳴!の5人組!勉強分らないチーム!
夏!クソ熱い!そんな暑い中デカい家の前に棒立ち!
「所でなんで時飛はスーツなんて着てるんだ?」
「高い家って知ってたから粗相のないように本気の服できた!」
「紅音、似合ってるよ、なんかキャリアウーマンの出来る大人の女性みたいだね」
教えて貰った住所二度見したよ、どう考えても森の中だからね…専用の人が迎えに来てくれないと行けない場所ってどんな家なん…
家の中に案内され装飾品に目を奪われる。
「売ったら幾らぐらいするんだろ…」
「少なくとも数千万…?」
「おいおい!怖い事言うな!俺近寄れなくなるだろ!」
「あの…そこまでお高いものではないのですので、心配しなくても大丈夫ですよ?精々数百万ですし」
ひぃぃぃぃ!と急いで案内された部屋に飛び込む!トイレ行くにもスタンド発現させて何時でも時を飛ばせる準備をしながら行ったよ!
私この年にして借金背負いたくねぇ!?
そして数時間勉強がひと段落してそれぞれがだらける
「あ~!俺なんか今日一日で頭良くなった気がするわ」
「上鳴それな」
「皆様お疲れ様です、ひと段落しましたし何か甘いものでも持って来させますけど、リクエストとかあります?」
「私は無いよ~あれ?紅音は?」
「そういえば居ねぇな、トイレか?」
「瀬呂デリカシー!」
扉を開けキッチンワゴンにショートケーキを人数分乗せ歩いてくる紅音
仕事中に使う柔らかい笑みを見せ5人対しふにゃりと微笑む
ほぼ全員が二度見する
「初めまして皆様方、私この家の執事見習いをやらせていただいています、ディア、と申します、お嬢様がいつもお世話になっております。」
完璧な動作で一礼をし再び微笑む、美しい動作で皆の前にケーキを配膳していく。
再び一礼し部屋の隅に気配を消して立つ
「いやいやいや!」
「紅音あんた何やってんの!?」
「やっぱり紅音さんですよね!?堂に入りすぎて新人さんがほんとに来たと思いましたけど?」
「バレちゃったか!さっきトイレ行ったときに間違えられたんだよね~だからついでに運んできちゃった!」
家の者がすいません…と百が頭を下げいいよいいよと紅音が手を振り席に着く
そうして勉強会が過ぎ去っていく。
あ、勉強は分かりやすかったです、大変お世話になりました。(わかるとは言ってない)
試験日1日目!
取り敢えず全部埋めました…
試験日2日目!
ちょっと空白が目立ちます…
試験日3日目!
殆どわかりませんでした…けど…埋めました!赤点は逃れられるはず…!きっと…if!
ワンピースの映画最高でした…!