(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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お待たせしました!短編番外編!短いですので三夜連続です


番外編 絶対零度の爆炎

ある日の放課後轟と軽い組手をしていた

 

「オラァ!」

「舐めんな!」

 キング・クリムゾンの腕で氷の壁をぶち抜きながら接近戦を仕掛けようとするが氷をぶち抜いた瞬間爆炎が私包み込む

しかしそれはエピタフで確認済みだッ!

 

 時間をずらし爆炎の中を進み轟の目の前で解除し殴りかかるがそれを読んでいたかのように目の前から消える…いや違うッ!

この野郎この場面でしゃがみやがったッ!なんて度胸してやがるッ!流石だぜ!

 

キング・クリムゾンの拳が空を切りカウンター気味に打ち上げるようなアッパーカットを顎にくらうが

 

 咄嗟に顎をガードするッ!しかしガードの上から殴られる…ッ!顎は揺れないが体格差によりバランスを崩してしまう…ッ!

だが舐めるなよッ!

後ろに倒れこむ瞬間自分から後ろに飛びバク中次の攻撃が来る前に全力で距離を取る

 

 

◇◇◇

 

 上手く体勢を整え油断せずにこちらを睨みつける轟を睨み返す

その表情が凄く興奮するんだ…!私を何処までも興奮させてくれる!あぁ!たまらない!組み伏せられてもいい!私がヤってやろうか!?

 

「飛び掛かる寸前の獣みてぇな表情してんぞお前」

「あは!そうかにゃ?」

 

 身を低くして飛び掛かる寸前轟の顔を見る、真剣そのものカウンターを狙う気しかなく恐らく氷で貫いてくるか?

あぁ…ふと…本当にふと思う

 

 

私はコイツが好きだな

 

あぁ?マジか…?だけどダメだ…!自覚したら止まらない…ッ!

コイツの真剣な表情、私を倒そうとする仕草

一挙手一投足目が離せない…轟の奴…こんなに顔がよかったか…?

急激に顔が赤くなるのを自覚する、うわぁ…目が離せないのに目が合わせられない…

 

「油断してんじゃねぇぞ!」

逆に轟は上空に飛び上がり拳大の氷塊を高速で投げられる普段なら時間を飛ばすまでもなく弾き飛ばせるそれを動揺していたせいかまともに腹部に直撃する

「うげぇ!?」

 

 後ろに吹き飛び地面に転がる

 

「おいバカ!牽制で当たるんじゃねぇよ」

焦ったように急いで走って寄って来る、まさか馬鹿正直に当たると思っていなかったのかな…それとも体を案じてくれるのかにゃ?

 

 その間私はゴロゴロと転がり大の字になって寝転ぶ

「あぁ…マジですか…私が…?前世でもなった事ないんだけど…」

 

轟は心配したように私に対して手を伸ばしてくる

 

 あぁ思い浮かんでしまっては止まれない

私の性格からして止まるはずがないッ!

 

 前世の私は男だが今世は女だし少なくとも倫理的に問題は無いはず…

轟も私の事をき…気に入ってると思う…どうだろう…好きだと良いんだけど…

いや!アレだけ一緒に戦ったし心も寄せた!好きなはず…嫌いじゃないと思う…

ま、無理にでも好きになってもらうがな絶対に

 

私の者になってもらう…別にアイツの者になってもいいけど…

乱暴なのも嫌いじゃないし…

 

よし…

 

い、行くかぁ↑

 

 ガチガチに緊張しながら轟の腕を掴むが私が変な所に力を入れたのか体重を支えきれず、地面に押し倒されるように倒れこむ…

 

「わりぃ…大丈夫か?重くねぇか」

「だ…ふぅ…大丈夫だよん?てか軽くない?ちゃんとご飯食べてる?」

立ち上がろうとする轟の首に手を回し引っ張りよせ顔を近づける、あまり力を入れず嫌ならすぐにでも抜けられるレベルだ

 

だけど

 

逃げて欲しくないな

 

 

「おい…何してんだからかってんのか…」

 

「ねぇ…轟…私は轟の事好きだよ」

 

 真剣に轟の顔を見つめるポカンとした珍しい表情をしてる…その顔は可愛い、いつもとは違う意味でキュンと来るな!

マキマさん私人を好きになるってわかったよ…

 

「今言う時かよ…訓練してるって時に」

「にゃははは!だって私を倒そうって真剣になってるときの顔が好きだから」

 

 お、今度は顔を少しだけ赤くしたな…キュンです!これはトガの奴の台詞だっけ?

 

「…っ…俺は…あんまりそういう感情が分からねぇ…クソ親父…のせいでそう言う事には…興味がねぇ…」

「なら私で練習しよう」

 

コツンとデコとデコを合わせる、轟は目をそらすが無理やり目を見る

 

「お前は何時も強引だッ…!人の気持ちも知らねぇでよ…ッ!」

 

 私の顔を逆に両手で包むように強い意志を持って睨みつける

それが私が惚れた表情だ

 

「お前はどうしたい?親父じゃなくてお前自身の答えを教えて欲しい…少なくとも…後悔はさせない」

「今はまだ分かんねぇ…この感情がそういう感情なのかなのかもしれねぇ…」

 

戸惑ったように親を見失った幼子の様に不安そうな表情を見せ目を伏せる

優しく髪を撫で微笑む

「大丈夫…私が見つけさせてあげるさ…轟ならできる」

 

髪を撫で続け照れ隠しに轟は吐き捨てるように言う

 

 

「お前は…俺をなんだと思ってるんだ…」

 

「私のパートナー」

 

 

 

────────────────────────────────

 

 

 

 

「おい、大丈夫か?スゲェ音したけど」

 

「え…あ…え?いつから寝てた…?」

 

「後ろにバク中した瞬間着地ミスって地面とキスしたときからだな」

 

 

「ダサい!めっちゃダサいじゃん!」

 

「なんか面白い夢見てた気がしたけど忘れちゃった!まぁいいか!」

バトル続きなので小休憩として日常が

  • 欲しい
  • バトル進めろ
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