(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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まず謝罪!
八百万ルートはちょっと無理でした!私に百合系は余り得意ではなかったです…



強靭な狂人

 梅雨ちゃんと別れた後検査がありそれを終えて夜になる。

内臓がちょっと傷ついてたから気を付けてね!ってぐらいなので明日には退院!今日は様子見らしい!

 

あ、あとシスター来たわ、なんでも一応保護者枠だから呼び出されたらしい、顔見て少し話したら帰ったけど、殴っとけばよかった相変わらずムカつくわ

 

んで!次の日!退院する準備をしながら梅雨ちゃんが向けに来る、ついでに緑谷君の所にお見舞いに行くのだ!今日は起きているといいな~

 

 病室を出るとクラスメイトがほぼ全員集まっていた…みんな心配なのはわかるけど特に轟と切島君、君毎日来てない?

まぁいいか?ゾロゾロと歩いて緑谷君の病室に行く

ん?あぁ、なるほど、切島君が異様に体が強張ってる理由がわかった!緊張してるな?昨日見た発信器の話でもするつもりなのかな?かな?

 

 上鳴君が部屋のドアを開けると丁度緑谷君が起きていた

「おはよ?緑谷君今起きた?取り敢えずナースコール押すよん?」

「あ、えっとおはよう…?うん…今起きたばっかり…」

 

 そんな訳でナースコールを押しつつ緑谷君に一言入れて携帯を拝借。

緑谷君のお母さんに連絡ゥ!

 

 病室から出て遠くで皆がワチャワチャしてる声を聴きながら電話が繋がる

…涙声でお礼を言われ若干心に響く…私は居ないからなぁ…ちょっと羨ましい

ちょっとセンチな気分になりつつ病室に戻ると飯田君切島君が喧嘩をしていた

 

「ふざけるのも大概にしたまえ!わかっているのか!?」

「ここで動けなきゃ俺ァ!ヒーローでも!男でも!無くなっちまうんだよ!」

カッコイイー!物語として見るなら最高に盛り上がる場面

だけど此処現実なんだよね、本当に残念なことに…

 

「落ち着きなって、ヒートアップしたって何も始まらないよ?あ、緑谷君30分ぐらいでお母さん来るって」

携帯を机に置き伝える

 

「だけどよ…」

切島君が拳を握りしめ悔しそうに呟く

「爆豪ちゃんがさらわれてショックなのよでも冷静になりましょ?どれほど正当な感情であろうとまた戦闘をおこなうというなら」

梅雨ちゃんが言葉を区切り切島君と轟を見つめる

「その行為はヴィランのそれと同じなのよ?」

「何に言ってるんじゃい!梅雨ちゃん!」

にゃははは!と一人道化師のように笑う。

 

「そんな覚悟決まってんだろ、なぁ?切島ぁ?」

 

 敢えて嘲笑するように笑う

切島の体が少し震える…考えてはいたんだろうけど実際言葉に出されるとビビったって感じかにゃ?

 

鉛のような重い時間が流れる、それはお医者さんのノックの音によって消え去る。

 

 無言のまま自然とお開きとなる、ま!どうせ行くと思うけどね!だってそうしないと物語進まないし

お、ちょっと転生者っぽい?

 

まぁいいか?

 

────────────────

 

 

そして夜!病院の前の喫茶店で時間を潰す…店員さんの視線が痛いぜ!何もしないで2時間ぐらい待ってるし流石にコーヒー、一杯で粘る時間じゃなかったか…?

お、飯田君だ、飯田君も来るのかな?まぁいい!聞いてみよう

 

「キング・クリムゾン」

時間を消し飛ばし喫茶店から飯田君の後ろに移動!

 

「チャオっす!飯田君も来たの?」

「…っ!前から言っているだろう!個性を使って他人の背後に回り込まれると驚いてしまう!即刻辞めたまえ!」

「ごめんね!気を付けるから!」

 

 お説教をされながら病院の前まで歩いて行く

轟、切島君、緑谷君、百ちゃんの四人が揃っていた、この四人が助けに行くメンツね!興奮するわ!

 

「時飛君」

「わかってるよ、流石に茶化さないって」

頭の後ろに手を組んで隣を歩く

四人が驚いたようにこちらに振り向く

 

「飯田君…」

「飯田…」

「なんで…なんでよりにもよって君達なんだ…!俺の私的暴走を咎めてくれた共に特赦を受けたはずの君達2人が…」

 

「なんで俺と同じ過ちを犯そうとしている!あんまりじゃないか…」

 

 興奮した飯田君を落ち着けるように肩に手を置く。

「何の話してんだよ…」

「俺たちはまだ保護下に居るただでさえ雄英が大変な時だぞ君らの行動の責任は誰が取るのか…わかっているのか!」

 

 苦虫を嚙み潰したように、いやそれ以上に辛そうに喋る、わかるよ、飯田君、私もサー達に迷惑かけたし滅茶苦茶謝った。

飯田君は責任感が強いから私なんかより余程辛いんだろう

「飯田君違うんだよ、僕らだってルールを破っていいなんて…!」

 

私の手を振り払って飯田君が緑谷君の顔を殴る…アレは殴ったほうが痛い殴り方だ…

 

「俺だって悔しいさ!心配さ!当然だ!俺は学級委員長だ!クラスメイトを心配するんだ!爆轟君だけじゃない!君の怪我を見て床に伏せる兄の姿を重ねた!」

 

「君たちが暴走して兄のように取り返しの付かない事態になったら…僕の心配はどうでもいいっていうのか!」

 

「飯田…俺達だって何も正面切ってカチ込むきなんざねぇよ」

ん?おいおい何言ってるんだこの半分君

「要は隠密活動、それが俺たち卵がルールにギリ触れねぇ戦い方だろ」

「無理でしょ何言ってんの」

全員が私の方を向く、え?いや…え?

 

「だって此処に透ちゃんとか響香ちゃんとか隠密に特化してる個性の持ち主居ないじゃん」

「んな事!」

「あるでしょ?そもそもここに来るまで何個監視カメラ映ってると思ってるの?今も病院玄関前写ってると思うけど」

 

 隠密は無理無理と顔の前で手を振る

全員が黙り込む、ポツリと切島君が呟く

 

「じゃぁ…なんで紅音はここに居んだよ…」

「はぁ?んなもん決まってるでしょ」

 

 

「アイツを助け出す為に決まってんだろ?」

 

 

切島君とハイタッチ、良いね!カチ込むなら笑顔で行かないとね!そのまま肩を組み百ちゃんに親指を立てる

 

 

「僕も…自分でもわからないんだ手が届くと言われて、居てもたってもいられなくなって」

 

「助けたいと思っちゃうんだッ!」

 

ヒュー!いいね、流石主人公!言う事がちげぇや!

 

「飯田さん、私は連れ戻す前提で…私がストッパーとなれるように同行するつもりで参りました。私も時飛さんと同じ意見です、隠密は出来るわけが無い」

 

百ちゃんからの追撃に深く考え込み気合いを入れるようにため息を一つ

 

「時飛君もやはりそちら側に行ってしまったか…ならば俺も連れていけ、俺もストッパーとして同行しよう」

 

 

 そんな感じで飯田君も仲間に加わり全員そろって駅に向かって歩き出す

横から百ちゃんの発信器を覗き…示してるのが神奈川県横浜市神野区…遠い!?待って!?一万円ぐらいするんだけど!?途中コンビニ寄ってもいいかな?

やいのやいの轟と騒ぎつつ周りを見わたす

 

「緑谷君…暴力を振るってしまった事…陳謝する…ごめん」

「本当ですわ飯田さん同行する理由に対し説得力が欠けてしまいます」

 

 緑谷君に頭を下げワチャワチャと飯田君に対して気にしてないよとその後ろで百ちゃんがちょっと怒ってる?

 

 うん、いつも通り平和だ!今から最悪、ヴィラン連合の本拠地に行ってド派手な自殺しに行くかもしれないのに、皆肝座ってるな!

私はちょっとビビってるのに、流石やな!次は転生できるか分からないけどまぁ!逝くか!

出来るなら皆だけでも助かって欲しんだけど…私二度目だし

 

「俺は君たちの行動に納得がいかないからこそ同行する、少しでも戦闘の可能性を匂わせれば即座に引き戻すからな…いわば看視者」

 

「ウオッチマンッ!」

 

「ぶはッ!」

やべ!余りのくだらなさに思わず吹き出しちゃった

「ウオッチマン飯田…」

「イーッヒヒヒ!アハ!ちょ!んふふ!」

 

 私がお腹抱えて爆笑してるうちになんか重い話が終わる、ねぇ!私だけのけ者辞めてよ!

深刻そうな顔してる百ちゃんを尻目に適当に肩を置く

「時飛さん…」

「何?深刻そうな顔してるの?覚悟はみんな決まってるんでしょ?ならベストを尽くすしかないんだよ?」

「そうですね…」

 

さて…行くぞ!

バァーン!!

 

────────────────

 

 

 新幹線に乗り込みそれぞれ席に着く、ちなみに私は飯田君の前の席に座ってます!

後2時間近くかかるらしい…ちょっと寝よ…眠いし、後切島君私の分の駅弁残しておいて…

( ˘ω˘)スヤァ

 

「コイツ直ぐ寝ちまったな」

「寝かしてあげましょう、時飛さんもまだ怪我が治ったばかりなんですから」

「あはは…内臓を個性で握りしめたって言ってたからね…」

「相当激痛が走ったんじゃないのか?彼女は本当に無茶をする」

 

途中で起きてトイレ行ったことは覚えてるんだけどそれ以外はマジ寝してたな…流石に体が痛いなぁ…首が痛い…寝違えたわ

 

 そして着きました神野区、神奈川県の繁華街だけあって滅茶苦茶人多いな、同業者の匂いがちらほらと…

うん!死ぬほど皆目立ってる…健全な学生が夜遊びします!って感が凄いから!う~ん風俗とかキャバとかの呼び込みが来ないだけましなのか?

代わりにヴィランになれないレベルの半グレ連中が来そうだが…このメンバーなら余裕だな!

最悪私がどうにかするか!精神的に最年長だし

 

そんな事を考えていると百ちゃんからの提案!鈍器!大手!激安のお店で変装じゃい!

 

 順番に更衣室に入り名前を呼ばれ出てくる!

年末の番組を思い出すわ、この感じ…オチは私か…?

 

緑谷君が出てくる…う~んファッションヤンキーけど夜の街には似合ってるぜ!

「オラ~!コラ~!」

 

次!轟!ホストか!顔がいいから似合ってるね!そのままウチの店にも来て欲しいぐらい!

「なるほど…変装か」

 

次々行ってね!百ちゃん!キャバ嬢!スタイルが良いから体を見せるドレスが似合ってるね!顔だけで№3は行けそう

「そういうことですわ」

 

個人的に楽しみ飯田君!客引き…?筋肉あるからごつい…もっとこう…なんかなかったの!?

「この格好はなんだ…」

 

次は!切島君!君は…なんだ?アレか…?ロックシンガー的な?

「後で教えっから」

 

最後のトリは私!

「なんか私と百ちゃんやけに肌出てない?」

 

黒いジーパンに紫色の胸空きのタートル…あの…これ響香ちゃん見たいなシュッとした人が着ると似合うのであって、私みたいに無駄に胸が大きいとエロいとしか感想が出て来なくなるよ…

切島君の趣味?いや良いけども…モデルは夜遊びしてる女かな?

 

「大丈夫ですわ、ちゃんと似合っております」

「ほんとぉ?私まだ16歳だよ~?」

ゴラァ!道行く人!谷間に目を奪われてんじゃないよ!

 

「オラ~!コラぁ!」

「パイオツカイデーチェンネーイルヨー!」

「ねぇ~私ドンペリニヨン飲みたい~」

「俺たちはまだ未成年だから飲めねぇだろう」

 

そういう事言ってんじゃないよバカ

 

 百ちゃんに付いて行き目的地に行ことした瞬間何処からか相澤先生の声が聞こえる

やっべ!見つかったか!?

 

「皆上見ろ上!やべぇぞ!」

はて?上空から飛び降りてでも来たか?

上の方にある屋外ビジョンから雄英高校の記者会見が放送されていた

 

「メディア嫌いの相澤先生が…」

 

 ほむほむ!

 直訳するとマスゴミが明日の朝刊売るために雄英高校を悪者にしてたって話!

まぁ、よくある印象操作とクッソ治安悪いこの世界だと上手く嚙み合ってフェス並みに盛り上がってるって事じゃな!

良いね!相変わらずこの世界はクソだな!

 

 俺…こんなクソみたいな世界守りたくなくなっちまうよ…まぁ、実際守る気なんてサラサラ無いけど、私が目指す理由は一発逆転とスリルだし

 

 こういうの見るとホント、オールマイトの言葉に重みが増してくるよね…一人でも救えなかったら滅茶苦茶叩かれる、彼はどれだけそれに耐えてきたんだろう。

前世?でも今世でもマスゴミはクソだなぁ…

全くタバコが吸いたい

 

 それでもまだ質問は続く、これ以上見てると気分悪いわ、行こうと皆の手を引くと相澤先生の力強い返答が響く。

 

「爆豪勝己の粗暴な行動については、教育者である私の不徳の致すところです、ただ体育祭での一連の行動は、彼の理想の強さに起因しています。誰よりもトップヒーローを追い求め、もがいている、あれを見て隙と捉えたのなら」

質問してきた記者を目だけで睨みつけ

 

「ヴィランは浅はかであると私は考えております」

いいねぇ、流石相澤先生だ!プロヒーローだ!決めてくれるぜ

あの視線殺意が籠ってるわ、記者も若干ビビッて言葉を濁してるじゃん

 

さてさて、皆生きて帰れるように頑張るゾイ!

ゾイってな!

 

────────────────

 

 発信器の場所にたどり着く

見た目はおんぼろの廃倉庫、中身はどうだかわかんないけども?

いやー!滅茶苦茶楽しいな!不謹慎ちゃんだけど友達とこういう事やった事なかったし!

 

「ここが発信器の場所ですわ」

「如何にもって見た目だな」

 

 百ちゃんが言うにはこのアジトから丸一日動いた形跡がないらしい…んで!例えここにあのヴィランが居たとしても爆轟が居るかもわからない

むしろいない可能性の方が高い。

バラすならこういう所がいいかもしれないけどそもそもそのつもりだったら最初から攫ってないし洗脳か…?

 

「うん…出来る範囲で出来る事を皆、考えよう」

ぶつぶつとオタク君特有の自分の世界にこもってしまった…

 

「久しぶりだなこのぶつぶつ」

「緑谷さんって感じですわね…」

「私は取り敢えず未来見ておくからね…」

 

お願いと言われエピタフを起動する。

 

 ん~!私達が自動販売機でジュース買ってる未来しか見えない…という事は何も起こってないって事…

サー!来てくれー!私のエピタフ10数秒しか先見れないよ!全然わからん!

やっぱ来ないでド叱られる!

 

 そのことを皆に伝え自動販売機の前まで移動し廃倉庫を観察する

ちなみに私は未来を見続けているので前がほぼ見えないの!切島君に手を引っ張られております

 

「電気もついてねーし中に人が居る感じはしねぇな」

「木を隠すなら森の中、入倉庫を装ってる訳か」

 

「お、何処からか入れる未来が見えた、裏だ裏、訳は緑谷君よろしく!」

 

酔っぱらいを適当にあしらいつつ裏に回る

「さっきの正面のドア雑草が生い茂ってた、つまり普段から使ってないか個性で中に入ってるか…別の入り口がある…で合ってるかな?」

「いや分らん、私は結果が分かるだけで過程がわかる訳じゃないから…」

 

奥に回り狭い道を進む…ここで発育がいいのがムカつくぜ…胸がすれて痛いンゴ…谷間にあざができそう

 

「あの高さなら中で様子見れそうだよ?」

緑谷君が顎で示すのは柵が付いた窓

けどだいぶ暗いな…

 

「この暗さで見れるか?」

「それなら私が暗視鏡を…」

「あ、いや八百万、それ俺持ってきてんだ、実は」

 

 切島君がポケットからなんか本格的な暗視スコープを取り出しためっちゃ高そうだ…自分で何がやれるか考えて要ると思って持ってきたらしい

と言うか緑谷君が言うには10万は超えるんだって!

準備がいいねぇ…やっぱり爆轟が攫われたのを引きずってるのかな?

 

「よし、じゃぁ緑谷切島が見ろ、時飛八百万、お前らは周りを見張ってろ、俺と飯田は二人を担ごう」

 

引きづ付き未来を見続ける。

 

「嘘だろ…!」

軽トラが宙に浮かび廃倉庫に突き刺さる光景が見える

 

「アレ全部…脳無…!?」

 

 マウントレディが脳無を捕まえて喋っている…楽な仕事…?さすがプロは違うな…

アレで新人だっていうからプロヒーローは厳しいね!

 

「ギャングオルカ!?№4のベストジーニストも居る!?」

「虎さんも居ますわ!」

 

次に爆風、私達の全てが吹き飛んでいる光景が見えた

 

あ、やばい!

「全員対ショック態勢ッ!動くなよッ!動いたら逆に全員死ぬぞッ!」

 

百ちゃんを思いっきり轟に向かって押すッ!

 

 

 

瞬間爆発フラッシュバンより刺激的で脳みそが蕩けそうな衝撃ッ!

 

 

────────────────

 

 

 ゆっくりと目を開けながら体の調子を確かめる…取り敢えず骨とかは折れてないな…よしよし…血もそこまで出てない…

目の前がくらくらする…てか何処だ此処は?

 

 きょろきょろと周りを見渡して一瞬で瓦礫の街に変わった光景に驚く…

おいおいおい!どんな個性使ったらこんな光景ができるんだよ!オールマイト並みのパワーか物を壊す専門の個性がないと無理だぞ!?

 

 体中が痛てぇ…私が見た未来は、私と百ちゃんが吹き飛んでて他の皆は無事だったッ!

 

 あ~クソ…次は…あっちか…上に乗ったコンクリートをキング・クリムゾンでどかして前を見る

余裕そうに拍手しながら歩いてくるいつか見たッ!趣味の悪い変なマスクをつけた男ッ!!

 

「さすがナンバーフォー!ベストジーニスト僕は全員消し飛ばしたつもりだったんだみなの衣服を操りすぐさま端へ寄せた…判断力!技術!並みの神経じゃない」

 

 畜生が…余裕そうにしやがって…だがまだだ…粉塵を吸い込んで咳き込みそうになるのを歯を食いしばって抑える。

今見つかったら間違いなく死ぬ…頭を低くしながら周りを見渡す

 

 あぁ…クソ…酷いありさまだ…周りは倒壊した建物ばかり…ざっと見る限り数百人は死んでんな…死体が見つからないのは粉々になったか…埋まってるかのどっちかだろうな

地下に埋まってたであろう水道管から水が吹き出て私の体を濡らす。

 

 ここのエリアは…なんだ…?廃倉庫があったから恐らく住宅街じゃない…だが時刻は23時残業してる人も居るしかも今日は祝日!出歩いている若者が大勢居るッ!

コイツはそんな人たちを簡単に殺しやがったッ!

ゴミの様に!虫の様に!

 

ダメ…ダメ!ダメッ!まだ怒るなッ!私の悪い癖は直ぐに頭に血が上ること!試験を思い出せッ!

 

「はぁ…はぁ…コイツ…話が違う…」

 

 弱弱しく声を上げ、地面に大の字で倒れこむベストジーニスト…

私の見た未来だと彼だけしか動ける人間は居なかった…ギャングオルカは…!?マウントレディは…!?虎さんは…!?何処行ったッ!

全員下敷きか…?虎さんとマウントレディの個性なら瓦礫の下だろうと簡単に復帰できるはずだ…!大丈夫…大丈夫…自分に言い聞かせろ…大丈夫だ…ッ!

アレだけ夏合宿殴られただろ…ッ!強さは知っているはずだ…ッ!

 

「ぐっ…ゴホッ…!」

 

 口から血が零れる…内臓の怪我がぶり返したか…?トガの奴次会ったら顔面殴ってやる… 

 

「だからなんだ…ッ!」

個性を使い器用に起き上がりマスクの男を睨みつける、さぁ…私にとっても正念場だ…!

見てしまったものはしょうがない…ッ!

 

「一流はそんなものを失敗の理由にはッ!!」

彼の一撃必殺の個性が放たれるッ!極細の繊維質の糸だッ!目で目視しする事すら困難な代物ッ!触れれば間違いなく体を縛り付けッ!骨まで砕く事も可能ッ!

 

だがそれを許すほどこの惨状を起こしたヴィランは優しくない

右手の人差し指から放たれた爆風

 

それは豆腐の用に簡単に彼の体を貫き臓物を辺り一面に飛び散らせる、色合いはザクロに似たグロテスクなものだ、ちらほらとピンク色と白色が見えるのは筋肉繊維や骨だろうか?

 

 

 

      キング・クリムゾンッ!!

 

 

 

燃えるような真っ赤な世界から飛び出しベストジーニストを巻き込みもう一度時間を飛ばして即座に離脱する。

 

「き…君は…?」

「少女A!ごめんなさい!掠ったッ!」

ドンピシャのタイミングで飛び込んだつもりだったが掠ってしまった…!彼の左足が無残にも引きちぎれ赤い世界に消えていくッ!

どんな個性だよッ!あのクソ仮面ッ!

 

 

一人取り残された仮面の男が呟く

「なるほど、相当な練習量と実務経験ゆえの強さだ」

 

「おや…?いつの間にか消えてしまったな」

 

「あぁ、彼女か…これは幸運だ…彼女も居るのか」

 

 

 

 

表情は誰にも分からないが聞いたものはこれだけは確信できるだろう。

「ついでに貰ってしまおうか、時飛君の個性は…素晴らしい…!」

彼は今凄まじく喜んでいると。




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バトル続きなので小休憩として日常が

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