(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで 作:カニバルキャンディー
閑話休題!
本編から少し戻って久々の休日、仮免取得も終わり3日の休日が与えられたのだ!
「やほ?サー元気してました?」
「おはようございます、だ、こっちは元気にしていた、紅音君は元気そうで」
「やっほー!紅音ちゃん!」
むぎゅっと抱き着いてくるバブル先輩を抱き返す!やっぱり結構胸あるな!
今日はちょっと遠出してナイトアイ事務所に遊びに来ています!
だけどなんだか少しだけ忙しそうにバタバタと走りまわる他の人達
「今日ちょっとタイミング悪かったっぽいですか?」
「いや?少し掃除のタイミングだったのでな埃っぽくて済まない」
そこから事件の時何していたとか、あの時どうやって戦ったとかそういう話になった!ヒーローとヒーローの卵だからね!必然的にそういう話になるんだよ!
「いや~あの現場は地獄でしたね…正直一週間はご飯食べれなかったですし…その後の戦いは楽しかったですけど…」
「私もサーと一緒に現場に出たけど悲惨の一言だったよ…まだ学生なのにあんな体験しちゃって…!」
「いずれは体験しなくてはいけない事だが…流石に早すぎだ」
入れて貰ったコーヒーを飲みお茶請けのショートケーキを食べる…うわうっま…これいいケーキだ…久々に食べた…
「それでは…本題に入ろう…仮免取得の件おめでとう」
「一年生で取れるなんて凄い事だよ!!」
何処からか取り出したクラッカーをパンパンとサーは無表情バブル先輩はニコニコで鳴らしてくれて微妙にシュール!!
けどメッチャ嬉しい!
「ありがとうございますー!めっっっちゃ楽しかったんですよね!!」
「仮免試験を楽しいと言えるのは紅音君ぐらいだ」
にゃはは~と照れたように頭を掻く、正直実戦経験してて殺し合いも体験してるんだから訓練したとはいえ実践もやってない学生に負けないし…!
半分ぐらい遊び入ってる!
「あ、そうだ、試験が終わった後、私公安委員会に誘われてそこに所属する事になったんですよね」
「なんだと…!?」
椅子から勢いよく立ち上がり私に詰め寄るサー、突然の事態に驚いて固まっているバブル先輩
サーはやっぱり事情をよく知ってる感じか?元オールマイトのサイドキックやってたって言ってたし流石に知ってるか
「事情を知って居るのか…!?」
「私にもそれなりの考えがありますよん?サー、大丈夫です…落ち着いてください、にゃはは…!もしもボロボロになったら助けて欲しいですけど…ね?」
「えっと…ここの事務所に来ないのは悲しいけど…国専属ってそんなに悪い事なの?」
サーはため息を付きながら椅子に座りなおして珈琲を飲み干す
「君はまだ子供だ…その選択肢が正しいとは限らない、君は結果は読めても過程は読めないのだから……無理だと思ったら逃げ道ぐらいは作ろう、だが…まぁ…理由を聞いても良いか?」
「えっと…こんな事言うのもなんですけど…私は…別にヒーローになりたくてヒーローになる訳じゃないんですよね、子供の時からお金が死ぬほどなくて孤児で、それでこの強個性だったからヒーローになれちゃったんですよ、だから…せめて趣味と実益のある公安に行こうかなって」
恥ずかしそうに頬を掻いて、残った冷たくなった珈琲を飲み干し微笑む
バブル先輩は驚いた顔をして手に持った珈琲を溢し、サーは無言で足を組みなおす。
「事情は分かった…残念だ、スカーレットにはうちに来て欲しかったんだがな。」
「そこに関してはマジで申し訳ないです!いろいろ融通するんで!」
頭を下げてその頭をバブル先輩に撫でられる…最近どうしたのバブル先輩!?母性が爆発してる!?彼氏にでもやってあげたら!?そういうプレイ男は結構好きって聞くけど!
「彼氏なんていないわ馬鹿!!」
バチコーン!と頭を殴られ床に沈む…せんぱぁい…ツッコミがキツイ…
バブル先輩なら簡単に作れそうなんだけどね!
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本編からさらに遡り神野区襲撃より前まで戻る
時刻は20時いい子は部屋でのんびりして悪い子は路上で暴れ出す時間
ここはBAR、紅音がバイトをしている店である。
人はあまり入って居ないがそれなりに繁盛している。
「うふふ、お上手ですね、俊典さんお体の調子はどうですか?」
「あぁ…良くは無いんだがね…度数の低いアルコール位なら大丈夫だ」
優しく笑うディア本名時飛 紅音今日の格好は髪を下ろしぴっちりとしたパンツスーツを着てバーテンダーをしている。
目の前のカウンターでチビチビとお客さん名前は八木 俊典 ガリガリに痩せほせ頬はコケているが不潔さは無くまさに普通のサラリーマンと言った感じだ
彼が飲んでいるのはカシスオレンジ度数5%女性が良く飲む度数の低いお酒だ
「それで…最近よく来てくれますね?もしかして私とのお話…気に入っちゃいました?」
うふふと上品に笑う見るものを安心させるような笑み、そこから進められるお酒は断れるものではないだろう
「そうだね…最近色々あって…少し疲れててね…ディアさんに癒されに来たのさ」
お上手ですねと声色を弾ませ、大人の時間が流れる。のんびり激しい事は無し、ほろ酔い気分で幸せの一晩を過ごす
だが狼藉物は何処にでも現れるものだ
BARの扉が勢い良く開けられ体格の良いだが顔面は海藻とサンゴを混ぜたような外見をした異形系の個性の男が入ってきた
「おう、怪我したくなかったら誰も動くんじゃねぇぞ、強盗だ!」
「店長~強盗来ました…あの…助けて~!」
女性特有の甲高い悲鳴を上げながら両手を上げ必死に助けを呼ぶ…もちろん全部演技なのだが…その気になれば彼女は異形系ぐらい正面から叩き潰せる個性を持っている
だが今の彼女はディアである…一般市民なのだ!
一方俊典、別名オールマイト…言わずと知れた日本…いや!世界でもっとも有名なヒーロー!だがこの場では個性を使えない!彼は今のガリガリの姿を隠しているのだ!
だが、この中の誰かが命の危険に陥った場合即座に隠すことをやめるだろう、彼はそういうヒーローだ
「黙ってろ!おい!さっさと金をバックに詰めろ!へ!いい体してんじゃねぇか!お前も連れてってやろうか?」
「あ…わ、わかりました…!乱暴は辞めてください…テメェこの野郎 触ったら殺す…」
レジを操作してお金を取り出す瞬間誰かがディアの手を掴む、半泣きで手の持ち主を見るとスーツを着て頭が炸裂している店長が現れた。
「お客さん困りますよねぇ…俺の店でナマやってんじゃねぇぞ!」
店長の拳が強盗に突き刺さり後ろに吹き飛ぶ!
次の瞬間強盗が何かを被ったと思ったら二人に分裂したッ
「んばぁ!?殴ったな!俺をッ!俺の個性はワカメ!俺は水を浴びると二人に増える!」
「そう言う事だッ!これ以上俺を増やしたくなかったr」
言い切る前に店長が殴った方の頭が炸裂する!
「なら相性がいいな!俺の個性は蓄積炸裂!殴った相手を内側から炸裂させるもんだ、おい!ディア!もう一人の方お前がやれ!」
「ダブスタクソ上司!!俊典さん!カウンターの後ろに来てください!ナイフおいで!!」
少し離れた所からナイフが一人でに飛んでくる!キング・クリムゾンの腕で取ってきただけだが、他人から見たら個性で引き寄せたようにしか見えないッ!
分裂した強盗に向かってナイフを受け止め構える…流石に隠せないのかナイフを持った瞬間雰囲気が少し変わる…戦闘用に切り替わったのだ…ッ!
普段の戦い方ならこのまま相手が摺り潰れるまでラッシュをぶちかまし倒すのだが…それは出来ない!
「おいおい!姉ちゃん大丈夫か?ナイフを持つ手が震えてるぞ!?」
「貴方みたいなのは幾らでも見て来たのよ…!」
手に持ったナイフではなく飾ってある瓶やナイフをスタンドで投げる!
悲しいかなまるで効いていない!強盗の体は海藻!衝撃には滅法強い!唯一危険なナイフは軽く避けられた!
だが…それは囮!死角から新たにナイフが飛翔する!首元を狙った死の一撃…!
「俺は海藻だぜ!?目玉ぐらい増やせるんだよ!」
それは読まれていたッ!体を不自然に曲げナイフを躱そうと変化させるッ!
「キング・クリムゾン…」
だがッ!タイミングが不自然にズレ後頭部にナイフが突き刺さるッ!
「な、何ィィ!?どうして!?何で!?」
「ふ、ふぅ…店長!お願いしますからね!!もう無理です!」
カウンターの後ろに全力で飛び込み隠れていた俊典に抱き着く!
「任せろォ!」
瞬間柔らかい物を殴った音の後に遅れて炸裂音!店長が炸裂させたのだッ!
恐る恐るカウンターから顔を出すと強盗がドアを突き破って気絶していた
「失礼お客様、今日はコイツの奢りですので好き勝手飲み食いしてください」
強盗のポケットから財布と抜き取り路上に放置
ディアが慣れたように散乱した割れたガラス等を片付けお客様に少し高めのお酒を注ぐ
「…慣れているんだね…」
「こんな世の中ですからね?慣れたものですよ、あ、度数高めなの出しましょうか?飲んで忘れましょう?」
「頂くよ…」
夜は更けていく…何事もなかったかのように
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【昔話】
時飛 紅音当時14歳!中学二年生!
バリバリのヤンキー!孤児だと馬鹿にしてきた生徒をボコボコにぶん殴ったり金をカツアゲしたりしていたッ!
むろん此処はヒーローアカデミア!個性での催眠、不意打ち何でもありッ!
馬鹿にしてきた女どもを病院送りにしッ!ウリと勘違いしてきた教師を二度と学校に来れなくもしたッ!
少年誌をアメコミと勘違いしてらっしゃる??
薄暗い路地裏で学生同士が喧嘩をしている!これさえ切り取ればただの不良達の一般的な風景だが、これに個性が加わると殺し合いに近いものに代わる
「オラッ!」
「あははは!オラ!だってさ!」
個性で生み出された瓦礫のハンマーをかがむように躱して拾った拳大の石を顔面に叩きつけ鼻をへし折る!
鼻血が飛び出すのを爆笑しながら見つめ
投げキッスをしながら時間を消し飛ばし、私に向かって刃物を突き刺そうとしている男の後ろに逃げる
「ど、何処行きやがった!あのアマ!」
「何処じゃろなぁ?」
手に良く馴染むヤギのレリーフが彫られているナイフを逆に男の肩に突き刺すッ!
男が絶叫ッ!後ろから口を押えて赤ん坊をあやすようにあわわわと遊ぶ動作をし飽きたらナイフを引き抜き蹴り飛ばす!
「女の子一人に二人がかりとか情けなくな~い?」
「三人がかりだけど?ドカーン!!」
後ろから女の声が聞こえたと思った矢先に爆発が起こる!ゴロゴロと体を汚しながら転がり乱雑に積んであるゴミに激突する。
やっべぇ…油断してた…体が痛てぇ…アイツの個性なんだよ…声に出したものを出す個性か…?
ちげぇな…擬音か…?オノマトペかもしれない…
「バゴーン!!」
やっべ!キング・クリムゾンッ!赤い世界に逃げ込み爆発を回避する!
まあ!なんにせよ叩き潰せば変わんねぇ!
ナイフを丁度胸辺りに刺さるようにぶん投げ時間を正常な位置に戻す
「ぐあうぅ!!??」
根元まで突き刺さり焦ったように胸元を抑えている女
抑えている腕を踏みつけ抉るようにナイフを抜き取る
「アハ!大丈夫!大丈夫!その程度じゃ死なない!そこで倒れてる男!ちゃんと病院に運んでやれよ!お礼に一発ヤらせてやれ!」
全員から財布を抜き取り中身を全部奪い取り路地裏から軽い足取りで表通りに帰って行く
お、結構持ってるじゃん!えっと…?五万!?良いね!
大変治安が悪いな!その分助かってるけど!
そのまま遅刻しながら塩ノ洲中学に登校!喧嘩と遅刻はしても休まないよ~
雄英行きたいし!さてはて勉強頑張らんとな~、授業中にもかかわらずドアを足で開け欠伸をしながら教室に入り先生に事情説明
「すみませ~んヴィランに絡まれたんで命からがら逃げてきました~見てくださいよこのボロボロ加減、死ぬかと思いましたっての」
「そ、そうか…大変だったな…早く席に着きなさい」
寂れた先生に軽く手を振り自分の席に着く
そうすると隣の席の梅雨ちゃんがこそこそと話しかけてくる
「遅刻よ?また喧嘩かしら?」
「イズザクトリ~別の学校の先輩が三人がかりで襲ってきたから返り討ちじゃい」
クスクスクスと笑い授業を受ける!えっと…数学か…中学レベルのだと余裕だな。
そう!時飛 紅音!こんなナリしてて実は数学、理科、国語、英語!基本的な事は学年で上から数えた方が早いのだ!正し、社会と歴史が絶望的だが…
昔の世界と色々違いすぎるだよねぇ
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「姉御!姉御!大変だ!」
放課後梅雨ちゃんと羽生子と駄弁って時間を潰していると勢いよく扉を開けて番犬?狼だっけ?まぁいいやどっちかの個性を持つなんか異様に慕ってくれる後輩事、犬口が入って来る
「おう、どうした?熱火中学の奴らが宣戦布告でもしてきた?」
「ケロ…抗争かしら?危ない事しちゃダメよ?」
「宣戦布告なんて映画でしか聞いたことないけど…」
ぜぇぜぇ肩で息をする犬口にペットボトルのお茶を投げ渡し落ち着かせる
いい加減落ち着いてくれないと話もロクに聞けんぞ?
「姉御の孤児院が襲われたんだッ!」
瞬間三階の窓から飛び出す!
「今日早退しまァァァァす!!!」
ガラスが割れた音がし、しばらくした後肉を地面に叩きつけたような生々しい音が聞こえる…
「流石に死んでしまったかしら?」
「いや…紅音ちゃん案外元気そうに走って行ったわよ?肉体強化系じゃないのにあの頑丈さは何なのかしらね?」
「姉御ォ…」
中学から程ほどに遠い場所孤児院ヘブンズドア朝見た時は綺麗だったのだが屋根が吹き飛び窓が割れて荒らされていた…
「いや窓が割れてるのはいつも通りだ、そのうち直さないとな…化合にでもやらせるか…」
ドアを開けどうせ生きているシスターを探すか~どうせ死なんだろ?吸血鬼だし日の光浴びたらヤバいって言ってたけど…ありゃ絶対嘘だな
「お~いシスター?皆~生きてる~生きてたら返事してくれ~」
「こっちだよ、紅音!遅いじゃないか!」
懺悔室の扉を蹴破り、髪を埃塗れにして出てくるクソッたれなシスター相変わらず元気そうだ
「うっせえ、こちとら学校だったんだよ、他の皆は?」
親指で後ろを指さしそこから年少組が這い出てくる…えっと…あ?なんにか足りねぇぞ?
「んで?どんな奴だった?シスターの取引先か?」
瓦礫を押しのけながら…あ~!重たいわ!今の所普通の女の子やぞ!スタンド出てコイヤ!
「ヤクザだよヤクザ!あの時代に遅れたクズ共!子供を誘拐しようとして抵抗したら
「ここは別に壊れようが知ったこっちゃねぇけど、弟と妹が攫われたと聞いたら黙ってられねぇな!何処の組だよ!?」
「輝村組」
クソが!弱小事務所じゃねぇか!それでもヤクザはヤクザ!どうすっかなぁ…
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と言う訳で!戦力はぶっちゃけ私一人で大丈夫なので!尻持ちの相談!後壊れたヘブンズドアの修理費用…金が無いんじゃァ…
蛇の道は蛇ってね?ヤクザを相手にするから知り合いのヤクザに相談じゃい!
「やっほ~じいちゃん元気しとる?紅音ちゃんが来たぞい!」
「ガキが極道の事務所に近づくなって行っただろうが」
電車に揺られてたどり着く!ここは死穢八斎會!天然記念物に珍しい私が前世?の頃に合ったような昔気質な極道組織!
子供もバラさないし堅気にも迷惑かけない本当にこの世界の半ヴィラン組織?普通の組織より真っ当じゃん
出されたお茶を味見しながら飲む…これ結構高いな…
「ねぇねぇ、じいちゃん相談なんだけどさ?」
「この馬鹿…人の話聞かねぇでよ…なんだ?」
「ウチの弟と妹が輝村組に攫われた、このまま特攻決めて落とし前付けさせる予定なんだけど…一枚噛む?ついでに組長の写真ちょうだい?」
可愛らしくおねだりした瞬間圧が飛ぶ…流石現極道の組長だ、威圧感がヤバいな…
時計の秒針が動く音だけが聞こえ…やがてため息を一つ
「やめとけ、警察に任せろ」
「親父、良いじゃないか、やってくれるって言うんだから一口咬もう、アイツらは薬をばらまいて目障りだったんだろ?」
奥から長身のしかしがっしりした黒いマスクをつけた男が手を拭きながら出てくる
「やほやほ?廻さん?また喧嘩?程々にしないとヒーローに捕まるよん?」
「お前が言うな、孤児のガキが極道に他の組を潰すから金を寄越せとせびる、いずれこの組に入る気か?」
「にゃはは!まさか!私はヒーローになってお金稼がないとね!」
お互い軽口を叩きつつ笑い、席を立つ
廻さんが残念だと言いながら札束と写真を投げ渡し受けてくるそれを受け取り学生カバンに丁寧に入れる。
良いねぇ、カツアゲよりよっぽど稼げる!まぁ…未来が無いから続けるのは難しいけども
「気を付けていけ、輝村組は規模は小さいが戦闘能力だけは有る」
「関係ない、私の身内を攫ったんだ、覚悟はできてるんだろ」
これももってけと手榴弾を二つほど渡され使い方を軽く説明を受ける
「このピンを引き抜いてレバーを放せ、クズ共に投げれば全部片付く」
「なんか映画みたいな説明ですね」
頭を下げ軽く手を振り組から出ていく…さて、パーティーターイム!!
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ドガァァァンッッ!!
爆発音が鳴り響き輝村組が騒然とする!
頭が金庫の個性を持つヤクザが拳銃を持ちながら勢い良く組長のドアを開ける
「頭!頭!カチコミでさ!!」
黒スーツを着た筋肉ムキムキのいかにもと言った長身の強面男が全力で怒鳴る!
「あぁ!?何処の組の馬鹿だ!相手は何人だ!良いから向かい撃て!!」
一方屋敷の正面
「社会のゴミ共がッ!私の身内に手を出してタダで居られると思ってんのか!!」
ドスを持って突撃してくるサラシを巻いた半裸の男を逆にッ!顎を左手に持ったナイフで突き刺し右手で殴り飛ばす
血が面白いように吹き出し見終える前に転がるようにその場を離れるッ!
紅音が立っていた場所には弾丸が撃ち込まれそのまま立って居たら当たっていただろう
だが彼女は並みの攻撃では掠りもしない!
「彩夢ェ!飽斗ォ!何処だァ!?個性使って暴れろッ!お姉ちゃんが助けに来たぞ!」
転がって来る手榴弾を蹴り返し、飛んでくる弾丸を転がって居る構成員を盾にして受け止め叫ぶ!
「相手は女!しかもガキじゃねぇか!何モタモタしてやがる!さっさと捕まえて、回して風呂にでも沈めろや!!」
「若頭!」
奥から出てきた若頭と呼ばれたスーツ姿の男がガトリングを持ち出し構成員を巻き込みながら乱射するッ!
クソがッ!仲間事巻き込んでんじゃねぇよ!!死にやがれッ!
時間を消し飛ばし紅い世界の中必死に当りそうな構成員に向かって花瓶や私が直接蹴り飛ばし弾丸を回避させる!
「はぁ…はぁ…そして時は刻み始めるッ!正常にな!」
隣の四方が襖になっている部屋に飛び込みうつ伏せに伏せガトリングから逃げる!
スローになっていた世界が正しく動き出し発射音が響き渡るッ!
「だー!クソが!個性社会にそんな物騒な物持ってくんじゃねぇよ!個性使え個性!こうやってなッ!!」
エピタフで見た未来は正面から武装した構成員が襲い掛かってくる光景ッ!
ナイフを予めぶん投げ、構成員が襖を開けた瞬間突き刺さり絶叫!。それを引き抜き踏み越え先に進むッ
豪華そうな扉に飛び蹴りをして中に突撃ッ!
如何にもな高そうな着物を着て偉そうに机を挟んで椅子に座って居る男ッ!写真で見た顔だッ!
「はぁい!組長ッ!社会掃除の時間だッ!」
「ガキが!誰に喧嘩売ったか分かってんのか!!」
「テメェらが先に孤児院から子供たちを攫ったんだろ?なら落とし前付けさせてもらうぜッ」
ナイフを向け中指を立てる、殺すわけにはいかないし…さて…指2.3本落としたら素直になるかな!?片目も要らねぇよなァ!
顔が地面に付くくらい身を低くして構える…はたから見たら獣が獲物を襲う様な態勢だろう…舌なめずり…あぁ…この張り詰めた空気が弾ける感覚が──
一瞬で組長の目の前の机に着地して片目をえぐるようにナイフを振るう
──たまらない!
ガキンッ!と金属と金属がぶつかり合う音が鳴り響く!
私の持っていたナイフが手から離れて壁の金属に刺さった音!
やるねぇ!時間飛ばしてないとはいえ大分早いはずなのに!
「俺の個性は磁力!金属のものを引き寄せたり弾いたりできる個性だ!お前のヒカリモノは効かねぇな!」
「良いねぇ!じゃあ生身なら効くだろッ!」
右手を振り翳し顔面を打ち抜こうとするが…だがそれより早く立っていた机が一人でに天井に跳ね上がり机と天所に挟まってしまう。
「がぁ!!」
い…息が出来ねぇ…!?
「当たり前だろ、カチコミ用にいろいろ仕込んであるんだよ!」
ギチギチと首を押し付ける力が強くなる!やべぇ!呼吸より先に首の骨が折れるぞ!
机を思いっきり殴るがうんともすんとも言わず逆に体力を消耗するだけか…!なら一か八か私の命綱に賭けるしかないッ!
「キ…キング・クリムゾン…ッ!」
時間を消し飛ばし机から体が擦り抜けるッ!よっしゃぁ!!一を取ったッ!なら次は反撃ッ!
地面に落下してる最中に手榴弾のピンを抜いてぶん投げ時間を正常に戻すッ!
尻持ちを付き地面に墜落してバタバタと四足歩行のまま距離を取る!ダサいとか言ってられねぇ!
爆音が鳴り響き爆風で隣の部屋まで転がる
「痛い…背中に破片刺さってないよな…このセーラー服変え持ってないんだぞ…?」
太ももに刺さってた小さな破片を抜きながら立ち上がる…流石に死んだか?見えなかったけどドヤ顔してた顔の近くに投げたはずだけど…
爆風と一緒に飛ばされて近くに転がってきた模擬刀を杖代わりにして立ち上がりエピタフで未来を見る…
ダメだ…わかってたけど煙とかがあると全然未来見えんな…クソ…彩夢と飽斗何処よ…この爆風で流石に聞こえてるはずなんだけど…薬で眠らされてるか?
私だったらどこの隠す?地下室か…最悪別の場所…あの組長生きてたら吐かせるか…
「お~い生きてるか~生きてるならちゃんと治療してやるゾイ?」
未だに煙で見えなくなっている部屋に入って転がってるはずの組長を探す…
「アレ?居ない…肉片とかも転がって無いから…死んで無いはず…?…っ!」
首元まで迫っていた自分のナイフをナイフを素手で掴むッ!昨日研ぐんじゃなかったなッ!これ指全部肉が切れて骨で止まってやがる…ッ!
頭から血を流しボロボロになりながら…それでもこんな力持ってんのか…やべぇ死ぬ…ッ
「良い反応するじゃねぇか、大体これで大抵の奴は死ぬんだがな?良いナイフ使ってる…切れ味が良いなぁ!お前が死んだら後で使ってやるよ!」
全力でナイフを握りしめこれ以上喉元に突き刺さらないように耐えるが…男の筋肉と女の筋肉じゃ話にならねぇ!もう喉に少し刺さってる…ッ!飛ばすか!?
やるしかねぇ!
「キングッ!」
「おっとさせねぇよ!」
首元を掴まれ近くの壁ににぶん投げられ胸を強打しながら張り付く!なんだコレ!?鉄!?隠し扉か!?クソッ!体が動かねぇ!本格的にヤバいな…考えろ…考えろッ!
「知ってるか?人間も鉄分って言う鉄が入ってるんだぜ?何人もは無理だがお前一人だけだったら貼り付け嬲れる…」
私の体をいやらしく触り尻を揉み胸を痛いほど握る
「ガキのくせに良い尻してるじゃねぇか、ここまでやられたんだ、楽しませて貰うかいい薬もあったはず…商品にする前にダメになっちまうかもな!」
犯される時か…ヤッて出した後に隙が出来るはず…その隙にぶっ殺す…必要経費か…クソが…
だがッ!そうはならなかったッ!男が絶叫ッ!
「ぎぃぃぐあぁ!?な!なんだ!?お、俺の腕がねじ曲がった!?」
張り付く力が弱まり地面に落下する、組長を見ると肘がだらんと垂れ下がり凄まじい強さで握り潰されたような傷跡ッ!かろうじて筋肉だけでくっついている…
なんだ…?誰がやった…少なくとも私じゃない…彩夢と飽斗の個性でもない…だがッ!
「これはチャンスだッ!後で救急車呼んでやるよッ!」
全力の飛び蹴りッ!面白いように吹き飛んで行き庭の池に落下する音が聞こえる…
あ~流石に舐めてたな…数人連れてこればよかった…
「しまった…組長から二人の場所聞くんだった…まぁ…良いか…どうせここだろ…」
張り付いていた壁を蹴ると案の案の定地下への階段が存在していた
ゆっくりと壁に付いてた電気をつけ地下に降りる…下がりきると其処にはトロンとした目をした彩夢と飽斗と見慣れない数人の子供たちが乱雑に横たわっていた…
薬か…商品にするなら多分戻らないって事は無いだろ…多分取り敢えず連絡するか…
「もしもし?ポリスメン!?」
「真逆の存在だろうが、終わったのか」
「もちもちの木!だけど目的の二人以外に数人攫われてる、何とかしてくれます?ちなみに組長は池の中!まだ数人元気なのが残ってるはずなんでお気をつけて!私は取り敢えず指詰める寸前なので病院行かないといけないんで一抜けしま~す!」
「あぁ?治してやるからお前も手伝え、俺だけじゃ手が足りん、追加の金も出してやる」
通話が一方的に切られ床に座り込む
千切れかけた指を見つめ項垂れる…
疲れたぁ…こんな生活もう辞めたい…のんびり生きてぇ…ナイフ何処行ったんや…
明日死ぬかもしれない生活なんてしたくない…こんな個性要らない…元の世界に帰りたい…誰か私を助けて…
だけどもう私は私だ…気合い入れて行かないと…悩んでても死んでても…どうせ元の性別にも戻れないし世界にも戻れない
「はぁ…お腹空いたな…」
彼女の日常は続いて行く。
感想高評価お待ちしております!
文化祭が終了したら映画ライジングに入り、対B組の後にワールドミッションって感じで考えています
バトル続きなので小休憩として日常が
-
欲しい
-
バトル進めろ