(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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毎回前書きに何を書こうか悩む


狂い咲く惡の華

あちゃぁ…酷いなこれは…

 

目の前に広がるのはぐちゃぐちゃになった元地下室、トン単位で爆弾爆発させなきゃこんな事にはならんだろ…

不規則に壁が出てきて所々見えない程深い穴が開いているのが見える…

 

 ガラスの迷宮もビックリな迷路になってんな右も左もわからないぞ…?まさか壁ぶち抜いて行く訳にも行かないしな…下が穴だったらそのままYOU DIED!

だがそれはサーが解決する!なんと!数日前に見た道順を覚えているのだ!

凄い記憶力…私には無理だな…いや性質上そんな事しなくても良いんだけど!ずっと未来見てるし!

 

 刑事さんがグチャグチャになった通路を戻せと、先ほど上から降ってきた男を恫喝するが荒い息をするだけでうんともすんとも言わない…

 

 イレイザーヘッドによると本来以上の力を出すためにかなり、キツメのドーピングを施しているらしい!

ほ~ん、もし私がソレ打ったらキング・クリムゾン・レイクエム!にでもなるのかな?アルティメットの方か!?どんな能力が発現するんだろ!やべぇ!めっちゃ気になる!ワンチャンもう一本ぐらい出て来ないか…!?劇場版とかで使おうぜ!

 

ちょっとお身体に触りますよ…女の子に触られるんだから寧ろご褒美か!

 

「スカーレット…不用意にヴィランの体に触るな」

 

「身体検査ですよ~何かないかな~ってお薬有りますか~?あるならお預かりしますよ~」

 

「キェェッ!触るなクソがk」

 

 キング・クリムゾンで顔面を殴りつけて黙らせる、うるせぇこのタコ耳元で叫ぶな、死ねボケ、私は騒がれるのが大嫌いなんだ!

てかお前誰だよ…私が居た時は居なかったぞ?見せてないだけか?

 

 髪の毛を乱暴にかきむしり地面を強く蹴る。

あ~もうめんどくせぇな…トガに?トゥワイス?ヴィラン連合?確かに居るって情報は合ったし大方仲間割れの結果じゃねぇのかコレ…まぁそうなるのも予測してた、だが実際なって見ると滅茶苦茶めんどくせぇな!

 

何時襲ってくるか分からない敵程めんどくさいもんは無い!はぁ…めんどくさい連呼しちゃった…私は廻の奴に話を聞きたいだけなのに

 

 

 いまはそれよりロックロックだ!あの人トガに刺されてたらしいじゃねぇか!接近戦そこまで得意じゃないっぽいな

彼の方を見ると普通に立ち上がり確かめる様に腕を回し痛そうに顔をしかめる

 

「アレ?内臓でも刺されたんじゃなかったの?」

「あぁ?そんな訳ないだろ、幾ら接近戦がそこまで得意じゃないとしても素人のガキに遅れ取るかよ、ギリギリ腕で防いだ」

「ロックロック、腕の調子はどうだ、まだいけそうか?」

サーが後ろから現れ怪我の調子を確かめる

 

「普通のヴィラン退治なら余裕だな だが今回はそうじゃねぇ、この怪我じゃ俺はお荷物になる」

 

「彼にはここで我々と一緒に入中を見張っていてもらう 残念だが…我々警察では足手纏いにしかならん…」

 

 ロックロックと警察が苦しそうに悔しそうに言う、俺達を無視して進めと!俺達の最優先事項はなんだよとッ!

 

彼が一番悔しいだろう、子供好きの彼だプロヒーローの自分ですら怪我をしてしまう死地、当然、プロとして大人として!

子供の親として行かせたくはない、だがこれまでの戦いで否でも思い知らされた!俺たち大人より立派にヒーローしてる!アイツ等なら任せられると!

頭では理解している…だが心がッ!未成年に任せていいのかとッ!叫んでいるッ!その感情を握り潰し恥を忍んで先に進めとッ!

 

 

 ロックロックの鼓舞を受けヒーロー達は走り出す!それぞれに再び壊理ちゃんを救い出すと誓い!オーバーホールを止めてみせると!

走り去る背中を見ながら寂しそうに独り言を呟く…

 

「助け出すって言ったな、必ずだぞ、デク、嫌み言いながら助けてやれスカーレット…!そしてお前もだナイトアイ…ちゃんと責任持てよ」

 

 

────────────────────

 

 

「そこの壁を壊せ!デクッ!スカーレットは!未来予知!」

 

「ルミリオンがズタボロだッ!私はそのままオーバーホールの注意を引くからよろしくッ!」

 

 デクが壁を蹴り抜き、一瞬も止まらず駆け抜けるッ!信じているからだッ!壁程度砕いてくれるとッ!

 

「ナイトアイ!要救助者の確保を!」

 

サーが走り出し、ルミリオンと壊理ちゃんを強く抱きしめる

 

 私はキング・クリムゾンで時間を消し飛ばし、飛んでくる二人より先に廻をぶん殴るッ!

 

「起きろ!クロn!?ぶがぁぁ!」

「ヘイヘイヘイ!廻ッ!テメェには聞きてぇ事が山ほどあるんだ!大人しくしてな悪いようにはしないから 余計な真似すんじゃねぇぞ!私の個性忘れてねぇよな!」

 

 啖呵を切りながら廻を壁にめり込ませ中指を立てるッ!瞬間ッ!剣山の様な岩が部屋中に突き上がるッ!

雑魚がッ!私相手に物理攻撃だと!?舐めやがってッ!忘れやがったか!?

 

「無駄無駄無駄ァ!」

 

 紅い世界に足を踏み入れスローになっている中を走り抜け、サー達を庇う様に移動ッ!そのままキング・クリムゾンの拳で下から生えてくる剣山を全て粉砕ッ!

ボロボロのルミリオンが息も絶え絶えと言ったように私を見上げる

 

「スカーレット…?」

 

「先輩!私が居る限りもう大丈夫!後はあのボケをぶちのめして終了!」

 

 

 突如爆音とドス黒い閃光が部屋を照らす、地獄の底から響くような声が聞こえる…

 

「潔く認めよう、ルミリオンお前は確かに俺より強かったァ!だがやはり、全て無に帰したァ!さァ、壊理を返してもらおうか」

 

土煙が晴れる、そこに居たのは異形の四本腕を持ち体を一回り巨大化させた廻の姿だ…ッ!

 

 野郎…!まさか部下と合体したのか!?

傷が治ってやがる…あの様子だとありゃぁ、最終手段か…?アイツ潔癖のくせに無茶しやがるッ

 

「ここまでされたのは始めてだ…いや…そこのバカ女と喧嘩した時以来か…」

 

「悲しい人生だったなぁ…ルミリオン、壊理に俺に関わらなければ個性を永遠に失う事も無かった」

 

あぁ…?個性を永遠に失う…?個性破壊弾を撃たれたのか…?ミリオ先輩が…?当たるはずないだろうに…

 

 

 

 違うッ!庇ったんだッ!壊理ちゃんをッ!知らないはずはないッ!個性を失う可能性を考えないはずはないッ!

それでも!身を挺してッ!

 

 あぁ!美しすぎるッ!なら!後輩である私がッ!私達がッ!頑張らないわけにはいかないだろうッ!

ゴチャゴチャ御託を聞くのはもう飽き飽きだッ!!お前をぶちのめしてジ・エンド!

 

「全員死ぬだけなんてなッ!」

「死ぬのはテメェだけだボケッ!」

 

突っ込んでくる廻に合わせて拳を添えるッ!

四本有る内の二本で地面を擦りながら瓦礫をサー達に飛ばし、もう二本を振り下ろし私を叩き潰そうとするがッ!

 

「当たんねぇよ!」

 

一歩前に進む、体を削りながら手と手の間に滑り込ませるッ!

 

「な…っ!?」

「今までお世話になりましたッ!幕引きの時間だッ!」

 

 キング・クリムゾンが弓を引くように腕を引き絞り腕が一回り膨らむッ!いいや!違うッ!筋肉が盛り上がりその圧で巨大に見えていただけだッ!溜まった暴力が解禁されるッ!

 

 メギャン!と人体から出てはいけない音が鳴り響き再びその巨体が後方に吹き飛ぶッ!

手加減抜きのキング・クリムゾンの一撃ッ!例え異形に変わっても一溜りも無いだろうッ!

廻の骨が砕け肉が飛び散るッ!

 

「今日の私の相手は反射神経がイカレてるやつばっかりだな…流石だぜ…右腕に罅入れて行きやがった…!」

 

あのタイミングでキング・クリムゾンの右腕掴んで力を入れやがった…!あと少しスタンド消すのが遅れてたら分解されてたな…罅ぐらいならまだまだ行けるッ!

 

「コイツの相手は私達がする!」

「クソ…させるか」

 

 サーが押印を投げながら接近する!アレを個性無しでやってるから大したもんだ!

「貴様はルミリオンと壊理ちゃんを!スカーレット!すまない!一緒に地獄に付き合ってくれ」

 

「了解です!」

「右腕がイカレてるんでそのつもりで!」

 

 再び押印を投げながら距離を詰める、だが廻も投げつけられているそれを簡単に躱す!

廻もアレでしっかり鍛えてる、服の上からでもわかるがっちりとした筋肉ッ!

 

そしてサーはあのなりでガチガチの接近戦タイプ!前組手した時は正直ギリギリ勝てたってレベル!あの人は強いぞ!

 

「イレイザーを何処へやった!側近も居ないのは!」

「個性を消すヒーローには興味があるんでね!VIPルームに案内しといたよ!」

「人に嫌がらせする癖にテメェがやられるのは嫌ってか!小さい人間に成り下がったなァ!」

 

サーが叫ぶ何故完成した弾丸を使ったのかその少ない完成品を隠すために逃げたのではないのか!

 

 

「そんなにルミリオンが怖かったのかッ!」

 

 

 

 私がさっきやったように振り下ろされる、腕と腕の隙間に入り込み躱す!恐らく見ているのは未来ッ!それも数秒を何度も何度も細かく見ているッ!

押印を飛ばし廻の動きを制御、同じく未来を見ている私が先回りして破壊力のある一撃を喰らわせぶっ飛ばすッ!

 

 そして十秒先をみて私が絶対に当たる攻撃だけ時間を消し飛ばし避けるッ!

未来予知が二人そろった完璧すぎるコンボッ!

 

「スカーレット!私を巻き込め!」

「アイアイサー!」

 

 飛んでくる瓦礫をキング・クリムゾンの拳で弾き飛ばしサーを捕まえ時間を消し飛ばすッ!

前後左右から剣山が飛び出すが体を擦り抜けるだけで攻撃は不発に終わる。

 

「助かった、すまないありがとう」

「いえいえ!次も私が暴れるのでフォローお願いします」

「あぁ、だが無理はするないざとなったら時間を飛ばして一人でも逃げるんだ」

 

 紅い世界から飛び出し左右に分かれスカーレットは腰からナイフを抜き取り獣のよう頬を釣り上げ愉しそうに突っ込むッ!

四本の死の腕が包み込むようにスカーレットを取り囲む、キング・クリムゾンのクールタイムもまだ終わっていない、このままでは数秒後に死んでしまうだろうッ!

 

 突如押印が襲来ッ!腕に当てカチ上げるッ!顔から胸にかけての死亡ラインが全てがら空きッ!

ナイフをスタンドを使い心臓の位置に無理やりねじ込む!当然オーバーホールは傷を治すために後ろに距離を取る!だがそれすらもエピタフで確認済みなのだ!

オーバーホールが後ろに飛ぶタイミングでスカーレットも前に飛ぶ、罅が入っている右腕にキング・クリムゾンを纏わせペストマスクをぶん殴るッ!

 

体の一部となったペストマスクの破片をまき散らし、その巨体を吹き飛ばす

 

「痛てぇぇぇぇぇ!!罅の入った方でやるんじゃなかった!」

にゃぁ!色気出すんじゃなかったわ!くぅぅ!これ絶対折れたよ…保険効くかな?効いてほしいなぁ…流石にね?

 

 さてはてどうすっかねぇ!致命的な攻撃が出来るのは破壊力がある私!サーは対人戦では滅茶苦茶強いけどこういうデカい相手にはあんまり破壊力無いんだよね…って自分自身で言ってた!

やっぱりちょっとのダメージじゃそんなに影響ねぇな、あれ今心臓刺したのにもう治ってやがる…

決めるには体をバラバラにする勢いのラッシュか一撃に全力を込めた攻撃…ラッシュは正直打てそうにない…最初の罅の時点で大分腕がイカれてやがる中が若干空洞だぞ…

てかあの野郎!私のナイフ分解しやがった!あれ高いのに!

 

 手をぶんぶん振って痛みを誤魔化す!

彼女からは余裕が伝わって来る、それもそうだろう目的は既に果たした、残っているのは未来予知できる二人、うち一人は時間をぶっ飛ばせ凶悪なもう一人を呼び出せる、もう一人は世界で一番有名なヒーローの相棒だったプロヒーロー!安心感が違うッ!

それとも世話になった人をぶっ飛ばしている罪悪感を誤魔化しているだけか

 

 

 

だがその余裕も終わりを告げる。

 

 

 

 先程と同じようにエピタフを使い未来を見るが…砂埃によって何も見えない…?また棘でも生やすかのか?砕くためにサーに近づいておくか…

 

「紅音ェ!俺がお前に対して対策を考えていないと思ったかッ…!」

 

「スカーレット!時間を飛ばせッ!今すぐにだッ!」

 

 珍しく焦ったようなサーの声を聴き時間を飛ばそうとした次の瞬間、突如足元が泥に入ったかのように沈み込み、私が認識するより早く元の通りに固まり私の太ももより下、左足を引きちぎるッ!

 

 無理やり骨と肉を引きちぎり一瞬遅れて血が吹き出る。

激痛を感じる暇もなく、脚が止まった彼女を無視するほどオーバーホールは優しくはないッ!瓦礫を吹き飛ばしスカーレットに激突させ内臓と骨をかき混ぜながら壁まで吹き飛ばすッ!

 

 

「ぐがァァァ!!ぐぅあぐぅ…!足がッ!や…!やりやがったな…ッ!っあぁ!い、痛いぃぃ…!」

 

 クソ野郎がァ…!何時の間に地面分解しやがった!?私の目を潰して未来予知を封じやがったのか!?あぁ!クソ!やるしかねぇのか!?

キング・クリムゾンで体を支え、震えながら立ち上がるッ!

 

「お前の癖なんてお見通しなんだよ…ッ!」

 

「スカーレット!無茶をするなッ!」

 

 サーナイトアイが絶叫する!もう動くなとッ!教え子が足を切断してしまったのだッ!プロである自分が居るにもかかわらず!守れなかったッ!もうこれ以上傷付けさせないと覚悟を決める!

 

 スカーレットも覚悟を決める、この場で自分は死ぬがサーナイトアイを含む四人は死んでも助け出す。

 

その覚悟をッ!!

 

 瞬間剣山のように地面が再び生えてくるッ!生えきる前にキング・クリムゾンで地面を強く叩きスカーレットがサーナイトアイの下に飛ぶ!

キング・クリムゾンで無くなった足を補強し血まみれでなお、走るッ!

 

 見えたのは最悪の未来!サーが串刺しにされ死んでしまうという未来ッ!させるものかッ!この命に変えたとしてもッ!

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇ 

 

 サーナイトアイの個性は未来を見る、映画のフィルムのようにコマ割りの様に自分の人生と言う名の映画を見ることが出来る

自分の人生(フィルム)がもうエンドロールに入って居る事も今、理解した

それでも彼は諦めないッ!壊理ちゃんが助かり、ミリオ達も無事!

 

そんな未来をッ!!

 

 だが検討虚しく彼のフィルムが尽きた…全てが無駄になったのだ、壊理ちゃんの未来もミリオ達の無事も今までやってた事も全て…!!

 

 

 

 

 

 

 

 あぁッ!だがッ!何という事だッ!千切れたフィルムを強引に掴みッ!繋げた女が居たッ!

 

 

 

 

 

 

キング・クリムゾンが最後に力を振り絞りサーナイトアイと言う男の人生をッ!引きちぎれたフィルムを強引に繋げたッ!!

 

 

 時間を少し戻そう、つい数秒前だ

剣山がサーナイトアイを貫く瞬間サーナイトアイを庇う様にスカーレット飛び込み思いっきり押す

 

「ダメだ…スカーレット…!」

 空中で体を回転させ自分がクッションになるように移動するサーナイトアイ

だが、彼女はそれすら読んでいた、彼にとっては残念な事に

 

「キング…クリム…ゾン…ごめ…んなさい…ちょっと…気持ち悪いかも…」

 

 時間を0.5秒消し飛ばす、ナイトアイに勢いよく激突し一瞬だけ自分の世界に呼び込み、そのまま吹き飛ばして世界から解放する、絶望的な顔のまま紅い世界に消えていくサーを眺める…あぁ時間切れだ…

 

ごめんなさい…両腕…守り切れなかった…

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 異物が腹を掻きまわす…痛いというより熱い…久しぶりの感覚…やっちまったか…

 

 

「っあ…!いがぁ…!?」

 

「スカーレット!!何故だァ!?」

 

 自身も両腕が引きちぎれてまともに動けるはずもないが体中を血まみれにしながら、それでも這って臓物の中倒れているスカーレットの元に付く

 

「見たはずの未来が違うじゃないか!こんな…どうしてだ!スカーレットォ!目を開けるんだ!」

 

 あんなにも望んでいた、予知が外れるという未来が最悪な形で己の元に帰って来た

目から光が消えかけている教え子を必死に鼓舞する!未来ある若者がここで死んではいけない!

デクが二人を庇う様にオーバーホールの前に立ちふさがる!

 

 

「諦めろ、一番めんどくさいのは潰した、一番強いのもな…後は俺の言った通りになるだけだ、全員死ぬ!」

「そんな事はさせない…ッ!そうだとしてもその未来を捻じ曲げるッ!」

 

 自身に向かってくる剣山を体を削りながら躱しデクは考える、治崎は死んでも壊理ちゃんを諦めない、時間はかけられない怪我人も居る

 

 考えろ!あのスカーレットが連打ではなく重い一撃にしたのは何故だ!彼女の思いを無駄にするなッ!

理由は一つ生半可な攻撃では即座に修復してしまうからだ!

 

残像が見える程の高速移動を繰り返し天井に飛び上がりそこを足場とする、靴に仕込まれたアイアンソールが起動し、爆発的な加速を生み出すッ!

 

 

 一撃でッ!叩き潰さなければいけないッ!

「脳天一撃ィ!マンチェスタァァッ!スマァァァッシュゥ!!」

 

綺麗に治崎の頭にかかとが突き刺さるッ!だが治崎も伊達に覚悟を決めてはいないッ!

 

「幾ら速かろうが先の三人に比べれば動きの線が素直で見えやすい」

 

油断はなかった、寧ろ集中し過ぎていた、だがオーバーホールの方が一枚上手だったのだ!

だが、幸運の事に大きな剣山は無く細かな剣山のみデクの体に突き刺さるッ!

引きちぎれた腕を修復し心底めんどくさそうに辞めだ辞めだと吐き捨てる

 

「まだ…まだだ…!」

「あぁ…ルミリオンにも粘られた 諦めない人間の底力は侮れない」

 

 本来の腕ではない合体した部下の腕を使い合体したことによって使えるようになったもう個性を発動する

その個性の名は『真実吐き』例え聖人だろうと自分が行った自分すら知り得なかった本音を吐かせることも可能

オーバーホールは問うお前のせいでまた人が死ぬぞ!これがお前の望みなのか?お前の代わりに他人が傷つく!

 

 

「どうだ?壊理!」

 

 

 何という事だッ!優しい心を持つ少女は戻ってきてしまうッ!幼いながらも地獄を見て、生きてきた少女はこの状況で命を懸けて助けてくれた人を見捨てる選択など取れるはずもないッ!

 

 少女は叫ぶそんな事は望んでないッ!

尚も外道は叫ぶこの状況でこのガキ一人でどうにかなると思っているのか!?思わないよなァ!ならお前はどうすると最悪の選択肢を用意する

 

「戻る…そのかわり…みんなを元通りにして…!」

 

「そうだよなァ!自分のせいで他人が傷つくより、自分が傷つく方が楽だもんなァ、ルミリオンで芽生えかけた淡い期待が砕かれた、気づいているか?壊理にとって、最も残酷な仕打ちをしていることに」

 

 

 

「お前は求められていない」

 

 

 

「だ、黙ってな…親殺しの…屑が…よ…!」

 

 

 腹に剣山が突き刺さったまま、足も引きちぎれ、既に絶命していないといけない程のダメージ、それでも立ち上がる

それは少女の為か、長年世話になった頼りになる人が裏切った怒りからか、師の為なのかそれは彼女しかわからない

 

「な、何も知らぬ…無垢な者を…ッ!テメェだけの都合で…!自分の…利益だけの為に…ッ!利用しやがった…ッ!」

 

「吐き気を催す邪悪が…ッ!」

 

 髪を自身の血で赤く染め幽鬼の様な出で立ちで、キング・クリムゾンを出し威嚇する…ッ

 

「そうだとしても…余計なお世話だとしても…!君は泣いているじゃないか!君を助ける!」

 

 

 

「紅音…お前はデカくなったな…言動(くち)が…」

 




高評価感想お待ちしております!

バトル続きなので小休憩として日常が

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