(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで 作:カニバルキャンディー
「砂藤君やい!私クリスマスタルトが食べたい!下のサクサクの所好きなんだよね!甘いの甘いの!」
「お、あのビスケットの所が好きなのか、良い趣味してるな、丁度チョコレートタルト焼いてた所なんだ、ほれ食べて感想くれよ!」
「めっちゃ美味い、後で個人的にタルト焼いて…!チーズ!」
砂藤君に餌付けされながらキッチンを走り去りついでに出かける準備、今度やるクリスマスパーティーの為のプレゼントを買うために街に行くのだ!
今回は梅雨ちゃんも居ません!秘密の方がプレゼントは楽しいでしょ?
鼻歌を歌いながら暖かい茶色のダウンコートと白黒のマフラーを首に巻き町を練り歩く
普段の荒々しい言動が消え、歳不相応の大人としての雰囲気が顔を覗かせる、ゆったりとした服の上からでもわかる凹凸のある張りのある体、大人の魅力、しかしそこの少女のような柔らかい笑顔
誰もが振り返り、目で追ってしまう、キラキラとしたネオンすら彼女の為のステージに過ぎない。
無論光には虫が寄って来る
「かーのじょ!めっちゃ美人じゃん!俺らと良い事しない?」
「そうそう!絶対楽しいって!」
馴れ馴れしい男たちが道を塞ぐように紅音に話しかける
紅音はこてんと首を傾げ暇つぶしぐらいの気持ちで質問する
「楽しい事?例えば何かしら?」
「俺達とカラオケ行ったりさ!酒飲んだりとかさ!良いんじゃね?」
「超上がるモンも持ってるし普通に遊ぶより最高にスリル満点!」
首を傾げながら紅音は路地裏に案内され少し進むと数人のガラの悪い男たちが固まってる
お分かりだろう、今日の財布はこいつ等だ
「ハイ、カット!監督頼むぜ?」
数秒後財布を厚くなってホクホク顔の紅音が路地裏から出て、近くの人気のないビルに入って行く
数階までエレベーターで上がり薄暗く怪しげな部屋に入って辺りを見渡すと
「あ?」
「うにゃ?」
ばったりと会ったのはドスケベヒーロー事勝気バニー!ミルコ!
はて?何でこんな所に居るんじゃい?ここ違法じゃないけど結構グレーな場所だと思ったけど
「なんで雄英のガキがこんな所に居るんだ?」
「そっちこそ何で居るん…ここ武器屋だよ?サポートアイテムとかじゃないガチガチのナイフとかそういう系統の」
そう!私が昔ながらに使っていたナイフとか刀とかギリギリアウト寄りのグレーを走るこの場所!切れ味のいいナイフ系をプレゼントにしようと思ってたんだよね…一本あればサバイバルとか便利だし、応急処置とかにも使えるゾイ!
しかもレリーフも掘ってくれるし研いでもくれる!銃とかは無い!流石にそれ系置いてると
「私か?趣味なんだよ、こういう武器とか見んの、カッコいいだろ?こういうのって私は使わねぇけど、お前は使うんだっけ?」
「ほ~ん?気が合う趣味!私は銃とかそっちでヒーロースーツに組み込んだんだけど使いすぎて公安委員会に没収されちった!」
横ピースしながら覗いてたショーケースから顔を離してミルコの顔を見る…うぉ!スケベ!童貞を殺す服みたいな服着てるから視線が胸元から離れねぇ!
谷間にブラックホール産まれてるんじゃない?褐色の肌に汗がセクシー!
瞬間、頭を殴られる…何故?!お返しに鳩尾を肘で撃ち抜く
「ぐぇ…テメェ…カウンターにしては重てぇじゃねぇか…」
「ぐぉぉ…そっちこそ何で殴るの…ちょっとスケベな目で見ただけじゃん…」
そのまま頭をヘッドロック!私の頬に当たる張りのある胸!感触を楽しむ事無く頭に激痛!!いたたたたた!!!
「やめ…やめろぉ!いたたた!頭が割れる!そ、そろそろ私も本気出すぞ!?この階吹き抜けにするぞ!?」
「バカやめろ!ちょっとしたお仕置きだろうが!ガキがこんな所に来るんじゃねぇ!ほら行くぞ!」
そのまま引っ張られてビルの外にあるカフェに入り一息…
「まだ頭が痛い…なにするのもう!このAV一番人気女優が…」
「は!ちょっとしたじゃれ合いだろ?童貞食ってそうな女」
あぁん!?と額をぶつけ合いながらメンチを切りあう見た目は最高中身は刹那主義の馬鹿女達
ちなみにお互い初対面である
「んで?お前何で割とグレーな所に居たんだ?」
「今度クリスマス会が有るんだけどそれのプレゼント探し、良いものは怪しい場所にあるもんだからにゃぁ…」
「なんだよそれ!普通ゲーム機とかマフラーとかその辺じゃねぇの?それなのにナイフって馬鹿じゃねぇの!アハハハ!!」
「そっちこそソコソコの歳の女の趣味が武器を見るって!アハハハ!!」
二人でゲラゲラ腹を抱えて瞬間同時にお互いの顔めがけて指さす
「気に入った!そう言えば自己紹介してなかったよな!私は兎山ルミ、ヒーロー名ミルコ!アンタは?」
「時飛 紅音 ヒーロー名スカーレット!よろよろ!スリーサイズは教えない!」
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その後普通にカフェおすすめのコーヒーとケーキを飲み食いして、支払いを任せて席を立つ
「この後どうするんだ?私は今日非番で暇だから付き合え」
「ねぇ?私達一応初対面だよね?この距離の詰め方なに??ちょっと特別な買い物したんだけど」
なんか肩組んでくるんですけどこの人…いや美人に近づかれるのは結構役得だけど!
けど私ちょっと特別なプレゼント買いたいから…まてよ?コイツモテるんじゃない??
「ねぇルミ?男手玉に取ってそうなルミちゃん、ちょっと相談したいんだけど」
「本名を馴れ馴れしく呼ぶんじゃねぇよ…なに?あかちゃん」
「あかちゃんはマジで止めて…気になってる男に個人的にプレゼント渡したいんだけど、おすすめある?」
「はぁ? んなもん自分のご機嫌な体使えよ、夜中に薄着でそいつの部屋に行って私がプレゼント…ってやれば一発なんじゃねーの?」
「アンタみたいにドスケベ兎ちゃんじゃないのよ私? 彼氏の上で騎乗位でぴょんぴょん♡てか!万年発情期め!」
再びヘッドロック!もう!痛い!!
ぐぉぉ!段々力が強く成ってきた…!お前の個性兎じゃないのかよ…!腕力どうなってんだ…!!
必死に腕をタップしてギブするが…無視!お前良い度胸だ!
キンクリを出して張りのある尻についている尻尾を引っ張ろうとした女性特有の甲高い悲鳴が聴こえ、瞬間二人が同時に動く
一人は規格外の脚力に物を言わせ個性を使って暴れている異形系のヴィランを蹴り飛ばすッ!
一人は異形の分身を発現させ周りで銃火器で暴れている男共を叩き潰すッ!
「スカーレット!お前は周りの雑魚!リーダーは最後だ!私はデカブツをぶっ潰す!」
「OK!作戦名は!」
「
其処から速かった、ミルコが強靭な脚で異形系のヴィランを顎を下から蹴り上げ上空に吹き飛ばすッ!
それをキング・クリムゾンを纏わせた拳がヴィランの顔面を捉え地面に叩きつけるッ!衝撃で周りのヴィランが吹き飛ぶ!
地面に着地したミルコが異形系のヴィランを踏みつけ無力化、スカーレットは雑魚ヴィラン共を目にも止まらぬ早さで叩き潰すッ!
リーダー格のヴィランの男が怯み逃げようとするがそうは問屋が卸さない。
スカーレットが逃げる男の顎をカチ上げミルコが壁に向かって蹴り飛ばし気絶させる。
「スカーレット!やっぱり私と戦い方が似てるな」
「私もそれ思った、性格も似てるから戦いやすい、梅雨ちゃん程じゃないけど!」
「よし!お前インターンで家来い!事務所無いけど問題ないだろ!」
「ノープロブレム、サーの所行きたいです!!」
ぐぇぇぇ!!だからヘッドロックやめろって!!!
その後なんか無理やり契約書書かされた…なんなん!?初対面の距離感じゃないんだけど!!実はどこかで会ってる?狙撃の時ならギリギリ会ってないし…!
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今日の日付を言って見ろジョジョ!!
恋人がいる奴はクソくらえ!居無い奴は集まってパーティータイムだ!!
「「メリークリスマス!!」」
爆豪を除いた全員がサンタの格好をしてクラッカーを鳴らす!
今日は楽しい!クリスマス!
机には豪華絢爛!私と百ちゃんお茶子ちゃん、砂藤君が作った美味しいごはん!砂藤君が作ってくれた手作りケーキ!
酒は無いが友達がいる!
てか相澤先生と壊理ちゃん遅いな…お腹空いたし先食べちゃうか…!
チーズフォンデュ、ローストチキンレッグ、アメリカンドック、ピンチョス!色々作ったり買って来たり!あと切島君が大阪お土産としてたこ焼き機を貰って来たのでたこ焼き祭り!
皆が思い思いに食べ始め料理に頬を緩める
「や~去年までは考えられないぐらい楽しいクリスマスだね」
「そうね、去年は受験勉強に嫌気がさして夜の街で逆ナン待ちしてたわね、紅音ちゃんが何故か付き合わされたけど」
「クリスマスぐらい美味しい料理が食べたかったんじゃい!奢られ待ち!」
梅雨ちゃんが私の口にポテトサラダを詰め込みながら文句を言って来る
お返しにチキンレッグを口の中に押し込んで口を塞ぐ!
「インターン行けってよ、雄英史上最も忙しい一年だろ」
「2人はまた、リューキュウだよね?」
「そやねぇ…耳郎ちゃんは?」
「障子と一緒にギャングオルカの所に行く予定…紅音は?サー・ナイトアイの所?」
「んにゃ!ドスケベウサギに無理やり誘われちゃったから今回はそっちの所」
「ドスケベウサギ!?だれだれ!オイラにも紹介しろよ!!」
適当にスタンドでビスケットを弾き峰田君のデコにぶち当て昏倒させる、うるへぇー!
「緑谷君はどうするんだい?ナイトアイ事務所?」
「まだ、ナイトアイのリハビリが終わってないらしくてね…」
そう!サー実はまだリハビリ終わってねぇ!いやまぁ…義手作ってその後リハビリだし普通は年単位で考えないといけない物なんだよね…けどこの間遊びに行ったときバリバリ仕事してなかった?組手もやったけどなんかシュトロハイムみたいな動きするせいで全然拳当たらないんだけど??しかも掴まれたらマジで時間飛ばさないと腕砕かれてたんだけど??
「職場体験でお世話になったグラントリノもダメだから、いま宙ぶらりん、でも、任意参加だった前回と違って今回は課題だから、学校で紹介してくれるって」
「あ~となると爆豪ジーニアスか!」
ジーニストかぁ…未だに表出て無いけど大丈夫かなぁ…この世界腕や足が簡単に飛び過ぎない??あ、あと私、所属が所属なので裏事情知ってるから色々な意味でノーコメント!!
「…今更有象無象に学ぶ気ねぇわ」
サンタ帽を取りながら吐き捨てるように言う…
なら何処行くんだろ?まぁ、何処でもいいけど…ちゃんとヒーローになれる?ヴィラン堕ちしない??
「おい!きよしこの夜だぞ!いつまでも学業にうつつ抜かしてんじゃねぇ!」
「まぁまぁ!峰田の言い分も一理あるぜ?今日はクリスマスだぞ?ごちそうを楽しもうや!!」
美味しそうなチキンを砂藤君が持って来てみんなに配る!
このクラスで良かったぁ…!
「すまん、遅くなった、もう始まってるか?」
「トリックオア…トリート?」
「違う、混ざった」
「おにはそとーふくはうちー!」
「それも違う、二か月先だ」
「エリおとしだまほしい~おとしだまないとないちゃいます」
「どこで覚えてくるんだそんな言葉…」
ガチャリと扉が開き外から相澤先生と小さなサンタさんが入って来る
「「「壊理ちゃん!!」」」
あらかわ~、いいじゃん良いじゃん!
「それでは改めて!」
「「「メリークリスマス!!」」」
飯田君が音頭を取り再び叫ぶ!
響香ちゃんがギターを持ちクリスマスソングを歌う!私も手を引かれ百ちゃんが作ったピアノで十八番である讃美歌を演奏!
ついでにノれる系のクリスマスソングを皆で歌う!キャロルもルルイエから出てくるレベル!
楽しい!!
「さて縁はたけなわ!そろそろメインイベント行っちゃいましょうー!」
三奈ちゃんが綺麗に梱包されたプレゼントを掲げる、皆もそれに合わせてプレゼントを掲げる!
そう!クリスマスと言えばプレゼント!そして交換会が始まる!
ねぇ…なんか紫色のバスターソードが有るんだけど誰!?常闇君!?
プレゼントを一か所に集め百ちゃんが作り出した紐で縛り各自一つ持つ…さて!私は誰かな!?
懐かしいなぁ…孤児院の時こんな感じでプレゼント集めてきて皆で分け合ったっけ…今年はアイツ等にプレゼントでも送ってやるか…現金の方が良いか?今度聞いてみよ
「皆行くよ~!?せーの!!」
一斉に紐を引っ張る!私が受け取ったのは!
「あら、それ私のね」
「やっぱり?梅雨ちゃんだと思ったよ!蛇のネックレス!羽生子ちゃんに似てるねコレ!」
「わかる?一目惚れしちゃったのよね、皆にも付けて欲しかったのよ」
プレゼントから出てきたのは青色の蛇が絡みついたネックレス!結構可愛い…蛇系の奴ってイカツイの多いけどこれは可愛い系…もしかしてレディース物?
梅雨ちゃんに付けて貰って決めポーズ!
「可愛いわね、似合ってるわ」
「テレテレ!」
あ、私のプレゼント受け取った人は…ででん!!
「これ紅音さんのプレゼントですわね!」
百ちゃん!ちなみに私のプレゼントはナイフ欲張りセット!
サバイバルナイフからアーミーナイフにタクティカルナイフまで思いつく限り集めて見ました!レリーフもバフォメットを掘ってあります…!しかもしっかり高級品!ちゃんと研いでるし切れ味抜群!
問題は百ちゃんだから普通に自前で作れるって事…
「いえいえ、大切にさせて貰いますわ、私もナイフ術習ってみましょうか」
あ、紫色のバスターソードは壊理ちゃんが受け取りました、これ大丈夫!?
その後人生ゲーム!爆豪と喧嘩になったが一瞬で相澤先生に鎮圧されました!
こんな楽しい日々が一生続くと転生者の私が思ってしまった。
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クリスマスの丁度日付が変わる頃屋上で手すりにもたれ掛かりながら珈琲を飲む
シトシトと雪が降り積もりほんのりと地面が白く色付き紅音の体温を奪う
「まだ寝てなかったのか、風邪を引いてしまうぞ?」
「ありゃ、また見つかっちゃった?冷めてるけど珈琲要る?」
貰おうと言われたのでブラック珈琲を投げ渡す。
横の手すりにもたれ掛かり珈琲で喉を潤う様子を横目で見つめる、動いてる喉仏がセクシー…にゃるほど…世の女性はこういうのに興奮するんかね?分からなくもない!
白い息を吐き出しながら空を見上げる、相変わらず星が見えねぇ…雪が目に入って痛たいにゃぁ…
ふあぁぁと欠伸して珈琲を飲み切る。
「今日楽しかったね、そう言えば飯田君、年末実家帰るの?」
「あぁ、今日はとても楽しかった、またやりたいものだ、俺は帰るが紅音君も帰るのかい?」
「んにゃ!孤児院だし帰らん!そもそも食い扶持が少ないしにゃ!ここに残るか街に繰り出して遊んでくるよ」
「すまない…配慮が足りなかった…!」
気にしないで?と飯田君の肩をバシバシ叩く…硬った!なんやこれ…ダイヤモンドで出来てんのか??
「そう言えば百ちゃんから貰った金塊どうしたの?」
「丁重にお返しした、アレを貰っても俺は活用できないしそもそも高級な物を貰う訳には行かないからな、代わりに新しい眼鏡をプレゼントして貰ったんだ」
「でしょうね!流石の私もあの金塊貰ったら冷や汗ダラダラだよ…」
お互いに何てこと無い話をし。ふと会話が途切れる
さて、そろそろ渡すか
「あ、そうだそうだ、はいコレ」
懐からプレゼントの箱を取り出して飯田君の目の前に置く
「これは…ではコレは俺からだ」
同じように飯田君が懐から少し大きめの箱を取り出し私の目の前に置く
顔を見合わせお互いに噴き出す
それぞれがプレゼントを開け飯田君のプレゼントは濃いピンク色のマフラー
私からのプレゼントは銀色のノンホールピアス
「へぇ~飯田君趣味良いじゃん、もしかして私の髪色をイメージしたりした??」
「まぁ…そんな所だ…所で俺耳に穴は開ける気は無い!両親から貰った体を故意に傷付けるわけにはいかない!」
「私達の仕事で何言ってんの…私なんて手足飛んでるっての…生えたけど、ほら、しゃがんで?これ穴空いてなくても付けれる奴だから」
大人しく屈んでもらいピアスを左右の耳たぶに付ける…なんか悪戯したいな…鼻でも摘まむか?
「はい、イケメンイケメン、惚れちゃいそう~」
「そういう冗談はやめておいた方がいい、勘違いしてしまう人が出るかもしれない、君は美人なのだから」
うるへー!
二人で顔を見合わせくすくすと笑う
「「メリークリスマス」」
こうして二人だけのクリスマスの夜は更けていった
脳内の乙女回路を全開だッ!
感想高評価お待ちしております!
バトル続きなので小休憩として日常が
-
欲しい
-
バトル進めろ