(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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拝啓貴社ますます滅茶苦茶眠い


革命をぶっ壊せ

 そこら辺に止まっていた車を奪い、もとい借りて空港まで爆走!!運転は暴走突撃ヒロイン事私!助手席には緑谷君!

『もしもし!?ジョン(ミルコ)!?緊急事態ー!私の携帯GPSの所に警察とプロヒーロー要請しておいて!』

『紅音さん? なるほど、了解しました、後ほどでよろしいんですか?』

『テレポーターでも居ない限り無理!ジョン(ミルコ)一人来ても無駄無駄!こっちは一応四人居るから止めれるはず!出来なかったら後始末よろしくゥ!』

 

電話を切り更にアクセルを深く踏む

 

「時飛さんって免許持ってたの!?」

「何眠たい事言ってんの!運転できるだけだって!そろそろ着くよ!全員!対ショック態勢!」

 

 空港に行く道は大勢の人がごった返して大混雑!クレイドはトリガーボムの被害地区から大分離れてるけどそれでも、もっと逃げたくなるのは人間の心理!

それか大切な人でも救いに行くのかな?全部私達に任せておいてよ!バンピーは家でテレビ見ながら私達の活躍を応援してればいいのさ!

と言うか邪魔だからマジで退いて!?

 

と言う訳で超法的措置取ります!訴えないでね?渋滞の列を横目に空港のフェンスを突き破る!

 

「おいおいおい!お前らヒーローだろ!?大丈夫なのかこれ!?」

「大丈夫だって!今から世界救いに行くんだから!」

「そこのクソピンクの言う通りだ、モブ共が騒いだところで無視すりゃいい」

 

そのまま管理事務所に横付け!

四人を車の中に残し事務所の中に入る、さてちょっと権力でイチャコラしちゃおうかな~?

 

「おじさんおじさん!これ分かる?公安所属の手帳、ちょっとここで一番早い飛行機貰いたいんだけど? それともこっちの銃の方が良いかにゃ? 怪我したくなかったらさっさと燃料入れて寄越せ」

 

「わ、わかった…!直ぐに用意する…もってけ持ってけ!クソっ!絶対請求するからな!」

「世界が残ってたら倍額で払ってやるって!」

 

飛行機の鍵を受け取り鼻歌交じりに車に戻り、ロディに鍵を投げ渡す

 

「おっと…ってこれプロペラ機のキーじゃん!どうやって手に入れたんだよ!?」

「ふふふ!内緒!さて!さっさと世界救いに行こうか!」

 

エンジンは十分に回り、滑走路も十分!後は運転手の度胸と腕次第、ロディ頼むぜ?この時は私達が守られる側だ

 

 爆豪たちが持ってきたヒーロースーツに着替える、ちなみに私のは無し!まぁ、本当はここに居ないはずだからね!だからジーパンに上はふわふわ青色セーター…マジで普通の私服なんだけど!?大丈夫?見た目ふわふわ好きのお姉さんだけど…

しかも装備はパクって来た拳銃と弾だけ…

 

HAHAHA!余裕だね!世界救えるわ!

 

飛行機が助走を付けて空に飛び上がる

 

「うっぷ…この内臓が浮き上げる感覚は相変わらずなれない…」

「だ、大丈夫?時飛さん、吐くなら少し離れた方が…」

「緑谷、そんな事より早く着替えねぇと時間がねぇぞ」

 

軽く欠伸をし、屈伸して意識を通常のモノから戦闘用のモノに切り替える

 

『近いぞ、準備は良いか!?あそこが本拠地だ!着陸するから捕まってろ!』

 

「ロディはこのまま引き返して」

『なんでだよ!』

「パンピーは大人しくしてろ!」

 

「よ~し皆3.2.1で飛ぶよ?地獄への片道切符は売り切れ!」

私が三人に目配せし、全員に顔を見合わせ頷く

 

「3」

「2ッ」

この時点で爆豪の背中を地面に向かって押す

 

「テメェふざけんなああぁあァァァ!!!」

「アッハハハハハ!!最高!んじゃ!掛け声言ったりますか!」

 

「後でかっちゃん怒るよ…」

「緑谷、時飛、俺達も行くぞ」

 

「「「スーパーヒーロータイムだ!」」」

 

 爆豪に遅れて三人がプロペラ機からパラシュートも無しに飛び降りる

傍から見たらただの自殺だろう、下にはヒューマライズの団員が上空からでもわかる程分厚い銃撃の弾幕を張り、落ちてくる自殺願望者を迎え撃つ

 

だが、ヒーロー相手には火力が足りなさすぎるッ!最低でもッ!

 

「ミサイルぐらい持ってこないとなァ!」

 

 スカーレットは落下しながらキング・クリムゾンを発現させ迫りくる弾丸を全て弾き飛ばし、拳の風圧で減速し地面に転がって衝撃を全て殺しきる

すぐさま時間を吹っ飛ばし弾丸を擦り抜けながら、逆に胴体や腰など致命傷にならない部位に弾丸を発射ッ!

 

「デク!スカーレット!こっちだ!爆豪!ここは任せた!」

「指図するんじゃねェ!」

 

キング・クリムゾンを脚に纏わせアイススケートのように進むデクとショートに合流!

爆豪に背中を任せ、奥まで進む

 

団員もタダでやられるつもりはない、大勢で弾幕を張り命かけで行く手を阻むが…そんなのは関係ないとばかりに殴り飛ばし氷と炎で吹き飛ばし目的地まで走るッ!

 

「おっと!レーザー光線みたいなのが飛んでくる!右横!ショート!デク!一瞬時間飛ばすから私に捕まって!」

「わかった!」

「俺はいい!お前らは先に行け!時間がねぇんだ!」

 

 デクの手を取り時間を吹っ飛ばす、ショートの横を抜けさらに奥に走るッ!

後ろから凄まじい熱気を感じる…アイツ殺してないよな!?爆豪も心配だけどアイツ非殺傷の技ある!?

 

────────────────────────────────────────

 

「エア・フォース!」

「キング・クリムゾンッ!」

 

 敵対する団員を二人で文字通り蹴散らしていくッ!

脚力の風圧できりもみしながら数人が吹き飛び、別の所ではすれ違い様に胴体や頭を鷲掴みにされ他の団員に向かってぶん投げるッ!

 

「なんか懐かしい気がするね! Iアイランドの時もこんなんじゃなかったっけ?メリッサも居たか!」

「確かに最後の方こんな感じだった気がする! メリッサ元気かな?」

「え?!連絡取ってないの!?良い感じだったのに!? メリッサ可哀想~今度連絡して上げなよ?」

 

軽く雑談しながらも足と個性は止めずさらに奥に進むッ

 

「ここが最奥だオラッ!」

 

豪華な扉を蹴破りデクが一歩遅れて私の前に着地する

 

「スカーレット!あそこがトリガーボムの制御システムが置いてある場所だ」

 

顔を見合わせ頷き、慎重に歩いてく…

どうせ最後のボスが出てくるんだろ?そいつ倒して弾圧終わらせて、私の産まれた時からの不安ぶっ潰して恋愛して暴れて楽しく過ごすッ!

 

「失せよ、ここは貴様らのような重病者が立ち入っていい場所ではない」

 

 ほ~ら来ましたよ、めんどくさいボス、団体指導者のフレクト・ターンだっけ?顔色悪いなぁ…土色通り越して青色だよ…ちゃんと寝てる?だから宗教団体なんて作っちゃうんだよ

寝かしつけてやるとするか

 

「ここは人類を救済する神聖なる場所だ」

フレクト・ターンの目が光り、それを合図に私達が来た道が分厚い防護版のような物に覆われ脱出が困難になる

 

「何が人類の救済だ!個性終末論は科学的に実証されてない!ただの俗説じゃないか!そんなものに惑わされて…なぜこんな恐ろしい真似をするッ!」

「純粋たる人は個性と言う病魔、その脅威に晒されている、それは時と共に混ざり進化し、コントローラーを失って人類を滅亡させる」

「緑谷君、ダメだ、このメサイアコンプレックス、話が通じねぇ、適当に死なない程度に殺してトリガーボム止めるよ!」

 

 二人同時に動きデクは顎を蹴り上げスカーレットはギロチンのように首にかかと落としを決めるッ!並みのヴィランなら子の一撃で意識が明後日に吹っ飛ぶが!

だが!逆にッ!凄まじい衝撃で吹き飛ばされたのは二人の方だったッ!

 

がぁぁ!?何が起きやがった!?個性…衝撃の反射か!?そうなるとやべぇな…私もデクも物理技しか持ってねぇぞ…どうする!?

 

「そう、私は産まれながらに病を患っている、決して消えることない、全てを反射してしまう病を」

 

 つまり一方通行って事!?馬鹿かよ!幾らボスだからって出したらダメな個性とかあるでしょ!木原神拳私使えないけど!?

デクが牽制するようにエアフォースを繰り出すが…それも難なく反射され壁にめり込む…あ~マジか物理じゃなくて空気砲でもだめか…ならこれならどうだ?

 

時間を吹っ飛ばしてフレクトターンの後ろに音もなく表れる、完全な意識外、音も、気配も匂いも何も感じさせない完璧な不意打ち、内臓を抉るようにキング・クリムゾンの拳をぶち当てるッ!

 

「愚かな…この病のせいで両親に一度も抱きしめられらこともない、無意識に、眠っていても!何もかもを反射してしまうのだ!」

 

殴った腕の骨に罅が入りそのまま壁に激突ッ!頭から血を流し乱暴に口から血を吐き出す

 

「全てを反射する私は、自ら死を選ぶ事もできない…コントロールできない個性は悲しみを呼ぶだけ…そして人類は体も心も進化する個性に押しつぶされる」

 

 デクがぶつかる瞬間だけ個性を消し去りぶつかり殴ろうとするが…わずか数cmが届かない…ッ!

エピタフを起動し…未来を見る…成程…ここにもレーザーの装置があるのか…めんどくせぇ場所だな!

 

時間を吹っ飛ばしながら銃を抜き、デクに向けて発射されるレーザー装置を数か所銃撃!

 

「スカーレットッ!」

「足止めは任せときなァ!」

「愚かな、私は純粋たる人類を守る使命を持っているのだ、重病者に構っている暇など無い!」

 

 フレクトターンが吠え、片手を上げると天井の一部が剥がれその下から天井を埋め尽くす量のレーザー装置が顔を覗かせる…

こいつらどんだけ金持ってやがるんだッ!ふざけてやがるッ!

赤い雨がフレクトターンの反射板に乱反射を繰り返し振って来るッ!

 

即座にデクの元に走るデクも察して私の方に手を伸ばすが───

 

 

時間が足りない

 

「「ぎゃあぁあぁあァァァ!!」」

 

 赤いレーザーが二人の体を貫く!

デクは肩と横腹を貫かれ、スカーレットは太ももと右胸を貫かれる

 

「哀れな、後10分ついに人類の救済…その第一歩が始まる…あまたのヒーロー達の死によって」

「させない…トリガーボムは絶対に止めるッ!」

 

 ぐがぁ…!や、やべぇ…!肺片方ぶち抜かれたかも…!呼吸がしずらいぞ…!?

だが…できない程じゃねぇ!なら行ける!!

 

「イカレ…野郎が…!人類の八割皆殺しに…するつもりなのによく平気だな…」

「腐ったリンゴを知っているだろう、今回はたまたまリンゴが大量だっただけの話だ、お前らは病魔に侵されたリンゴなのだッ!」

 

血を吐き出しながらデクとスカーレットは気合いを入れて立ち上がる、ここでこの男を止めなければ今いるヒーローだけでなく、何億と言う罪のない人が妄想の代償に死んでしまうッ!

 

「立ち上がるか、ならば、仲間とともに殺してやろう」

 

自身の反射板にレーザーを照射!そのままレーザーを個性を使い反射を繰り返し二人をエメンタールチーズのように穴だらけにしようと複雑な軌道を描き発射ッ!

 

 

 だが、二度もくらうほど、スカーレットもマヌケではないッ!近くに居たデクを捕まえ時間を吹っ飛ばすッ!

レーザーが二人の体を擦り抜け地面を焦がしその場から二人が音もなく消える

 

 

「デク!上のレーザーが邪魔だ!私がアイツ抑えるから上ぶち抜け!」

「わかった!」

 

 瞬間スカーレットはフレクトターンの方に高速で突っ込みデクは天井に弾かれたように飛ぶッ!

お互いがお互いを蹴り飛ばし目的の場所に向かう!

 

「デトロイトッ!スマァァァッシュ!!」

 

「私の世界にご招待!」

 

 デクは邪魔な天井のレーザー装置事、天井を凄まじいパワーで粉砕し地下から地上にかけてぶち抜くッ!

スカーレットはフレクトターンに触れるッ!反射されるという事は触れるという事ッ!触れた時点で彼女の個性は発現するッ!

 

「なんだ…この…場所は…!?」

 

視界が暗転し、次の瞬間紅い世界の中フレクトターンは辺りを見渡す、己はつい数秒まで重病人と戦って居たはず、何が起きた、数秒前を思い出せ

 

「あの女に触れられたから…!?つまりこれは幻覚か!?」

「違うんだよにゃぁ、これは私の世界だお前は触れられたら反射する個性を持っている、なら世界が正常に時を刻まない状態ならどうなるのか…私!気になります!」

 

「終わらせてやろう」

 

背後から声が聴こえ、肩から来るはずの無い凄まじい衝撃が体を貫くッ!

 

「なぁるほど、こうなる訳ね?」

 

始めて感じる生暖かい感覚に身を任せ地面に倒れ込む

 

 

「そして時は刻み始める、正常にな」

 

 デクが天井をぶち抜いた数秒後地面に倒れ込んだフレクトターンと腕を抑えたスカーレットが目の前に現れる。

急いでデクがスカーレットに向かって走って行き倒れ込みそうな体を支え状況を聞く

 

「スカーレット大丈夫!?アイツはどうなったの!?」

「無理!直ぐ起き上がるわ!野郎ッ! 時が吹き飛んだ世界でも正常に反射させやがったッ!私がやったのは衝撃を与えただけ!」

 

 スカーレットが無言で見せた左手は指が全てあらぬ方向を向いているッ!

よろよろと立ち上がる男に舌打ちしてキング・クリムゾンを左手に纏わせ握るッ!指がさらにへし折れるが!関係ない!無理やりだがしっかりと拳を握れるようにッ!

 

「あぁぁいてぇぇ…これ後でちゃんと治るかなぁ…ねぇ、デク君なんかいい手ない?」

「…昔オールマイトが公式で血を流したヴィラン戦が合ったんだ、 そのヴィランの名前は自業自得(エンカウンター)フレクトターンと同じような、反射の個性持ち」

「それで?オールマイトはどうやって倒したの?お姉ちゃんに教えて見てよ」

 

「倒れるまでぶん殴ったッ!」

バチバチと緑色の雷を纏わせ立ち上がる

 

「くっくっく!アハハ!良いねそれ!賛成!私達もオールマイトに…習ってッ!!」

キング・クリムゾンを発現させそれを支えに立ち上がる

 

二人同時に拳を構え同時に突っ込むッ!

 

 速度に秀でたデクがまずフレクトターンの顔面に向かって蹴り込むッ!当然の権利の如く弾かれるがッ!

次にスカーレットがスタンドを纏わせた拳で腹をぶち抜くッ!

 

「ぐおぉ!?」

「え!?」

 

 何故かキング・クリムゾンの拳がフレクトターンの腹に突き刺さり胃液をまき散らすッ!

殴られた本人より殴ったスカーレットの方が驚き一瞬硬直!その隙を見逃さず、即座に体制を立て直しスカーレットの顎を膝で撃ち抜くッ!

 

 きりもみ回転しながら上空に吹き飛ばされそのまま受け身も取れず地面に激突ッ!

頭から血を流しながらもスカーレットはしっかりとした足で立ち上がり折れた歯を吐き出す

その横にデクが飛んでくる

 

「デク」

「うん、スカーレットの攻撃が通ってた、アイツは恐らく受け止めきれる衝撃に限界があるんだ」

「よっしゃ!私が突っ込んでギリギリまで攻撃するからトドメ頼むわ!何が合ってもとどめ刺してよ!」

「任せてッ!」

 

二人が同時に笑い駆けだすッ!

 

「何度やっても無駄な事だッ! 私の個性は破れないッ!」

 

 スカーレットが時間を消し飛ばしすぐ目の前に合われる瞬きの一瞬、もう一度消え失せ次は横から剛腕が襲撃するッ!

数秒の鍔迫り合いッ! 無論弾き飛ばされるが無理やり足を地面につけ、かかとに体重をかけ衝撃を逃がすために横に一回転ッ!

 

 そのままの勢いで顔面に向かって後ろ回し蹴りッ!しかしそれも個性によって反射されてしまうッ!

後ろに弾き飛ばされながら銃を引き抜きフレクトターンに向かってでたらめに乱射ッ!

当然の権利のように弾丸が反射し、スカーレットの体を貫くき、スカーレットは蹈鞴を踏む…

 

「キング・クリムゾンッ!時間よッ消し飛べッッ」

 

時間を消し飛ばしスカーレットのみが感じれる世界に飛び込む、逃げる為?違う迎え撃つためだッ!

 

 フレクトターンの目に口の中に含んだ血を吹き出す!これでこいつは時間が戻ったら目が見えなくなる

動揺を誘えるはずだ、僅かでもッ!

 

 紅い世界から通常の世界に戻りフレクトターンがの視界が赤く染まる…

キング・クリムゾンを腕に纏わせ、内臓を抉り取るようなボディーブローッ!胃液を巻き散らせッ!

 

「なめ…るなァ!重病人がァ!」

 

 殴った方の腕を掴まれそのままもう片方の手で私の腹に拳を添える

やべぇ!?

 

 殴った衝撃がそのまま腹部に直撃し体をくの字に曲げ、口から血を噴出しながら吹っ飛ぶスカーレットの横を緑色の雷が走り抜けるッ!

凄まじい速さでフレクトターンに近づき拳が腹を捉えぶち抜くッ!

 

 胃液をまき散らしながらも個性を使い自身にかかる衝撃を下に反射し、足を地面に縫い付ける、直接的な戦闘経験の少なさが咄嗟にその行動を選択させた

 

だがそれが不味かった

 

「おおぉぉおぉぉッ!!」

 

フレクトターンが見たのは…これは壁?否ッ!拳だッ!

凄まじい速度ッ!狂気じみた連打ッッ!そして託されたのだッ!

 

未来をッ!

 

打撃が一撃体にまたもや突き刺さる…いや違う!音も光りも置き去りにして胴体に拳が突き刺さるッ!

 

「ぐぉっ!?何故だ!?何故私の個性が破られる!?まさか…限界だとでもいうのか!?」

「い~や、違うね、お前は他人に触れられたことも抱きしめられたこともましてや殴られたこともねぇ、そんな奴が私のキング・クリムゾンの衝撃くらったら…どうなるのかにゃぁ?」

 

 当たり前だろ?無菌室で過ごしてた人間に腐った食べ物食わせたみたいなもんだ、どう頑張っても体に異常が出るに決まってる!

景気よくぶん殴っている緑谷君を眺めながら応急手当てをする、にゃぁ…今回の私怪我してばっかりだな…うえぇ…これ怪我の前に血が足りなくて死にそう…

 

 

「諦めなければ…他人にぶつかって行けば…!人と触れ合えたかもしれないのに…わかり合えたかもしれなかったのに!お前は病気と言って逃げだんだッ!」

 

「黙れェェェェェェ!!」

 

 フレクトターンが地面の衝撃と空気を反射し前に加速ッ!デクと激突しながら地面を削り体を削り殴り合いながら部屋中を暴れまわるッ!

抉れる地面偶に飛んでくる瓦礫をスタンドで砕きながら様子を見る、付いて行けない事は無いけど…流石にこの怪我だと傷が開いて死ぬ!

 

私にはもう応援するしか出来ないんだなこれが…

さて!緑谷君!私が出血死する前に…お願い…勝って!!

 

「ユナイテッドォ!ステイツオブッ!ワールド!スマァァァァァシュッ!!」

 

 私が目で追えない速度でフレクトターンの腹に蹴りをぶち込むッ!まるで時間を吹っ飛ばしたかのように、蹴る、と言う動作が見えた瞬間もう蹴りが腹に突き刺さっていたッ!

いやぁ~エピタフ使って先読みか私の世界に呼び込んでワンチャンあるって感じかな?

 

そのまま倒れかける緑谷君を抱き留め、瓦礫の少ない所に寝かせる

 

「お疲れ~」

「お、お疲れ…し、死ぬかと思った…それより早くトリガーボムを止めないと…ッ!」

 

「やっべ…私太もも抜かれてるから歩くのすらしんどいけど!?緑谷君行ける!?」

「行くしか…ァ!」

 

 キング・クリムゾンを発現させようとするが…出て来ない

やべ!スタンドが出て来ないって事は私マジで気絶寸前って事!?何で!?

 

二人ともズルズルと這いずって進む…いやぁ!間に合わないかも!?ここまできてか!?

 

「デク!スカーレット!大丈夫か!派手にやったな!?」

声のする方向に視線を向けるとロディがぶち抜いた穴から器用に地下まで下りてくる様子が見える…あれ?なんで居るの?危ないから下がっててって言ったのに

 

「怪我やばいな、もう少ししたら救助部隊が来るから安心しろ」

「ロディ…!お願いが有るんだ、これを奥のサーバー室に…!僕達はもう動けそうにない…頼れるのは君だけなんだ!」

「お願いロディ…もう敵は居ないからお願いするね…やば、緑谷君私…意識遠くなってきた…落ちそう…」

 

任せろ!といい返事を聞きながらロディの後姿を見る…

 

頑張ってくれぇ…ここまで来てダメでしたは勘弁して欲しい…

少ししていつの間にか空中に写したされていたモニターから歓声が聴こえる…という事は、成功したのかにゃぁ?

 

よしよし…取り敢えずこれで産まれた時からの問題事は一つ終わったかな…ここまで体張った甲斐があったってもんよ、本当は此処までしないからね!?

死にかけるし!?

 

暫く映像でリアルパリは燃えているかを見ているとロディが嬉しそうに手を振りながら走って来る

良い事だにゃ…と言う訳で

 

 

「緑谷君ごめん、落ちるわ、後お願い…」

「え?ちょ、時飛さん!?時飛さん!?僕も結構ギリギリだよ!?ロ、ロディ!救急車呼んでー!!」

「馬鹿!ここまで来て死ぬなよ!?直ぐにレスキュー隊が来るからな!?スカーレット!おい!」

 

叫び声を尻目に目の前が暗くなって行く、大丈夫、多分これ血が足りなくて気絶するだけだから

 

────────────────────────────────────────

 

 目が覚めたら知らない病室だった!パートどれくらいだっけ?

体を起き上がらせて横を見るとミルコが腕を組み椅子にもたれ掛かって寝ていた…え?何故に?

近くに置いて合ったスマホを見ると時刻は早朝6時過ぎ、日付も突入した日から一日しかたっていない…

 

「えっと…ミルコさん…?まだ寝てる…?お~い」

「ん…?あぁ、起きたのかおはよう」

「おはよう…ございます…めっちゃ怒ってる?」

「あのなぁ…当たり前だろ!この馬鹿!友達の為に命張るのも上等だ!助けを求められたから死にかけるのもいい!だがな!私に【報告】ぐらいは入れろ!私はお前の引率だぞ!お前を守る義務がある!何があったらお前は責任取れないんだぞ!」

 

頭を乱暴に撫でられ、意地悪そうに笑う

 

「だがよく頑張ったな、お前たちのおかげで何万人もの人が助かった、よくやった」

「はい…」

「ま、対応は良くなかったが、やった事は正しい、次は気を付けろ?それか私をちゃんと呼べ、楽しそうなんだからな」

 

頬を引っ張られそのまま病室からミルコは出ていく…

 

ぐあぁぁぁ…またやってしまった!!サーの時と同じ理由で怒られてしまった!!何で学ばないんだ私ぃ!あ~もう…

 

「めっちゃ凹む…全然成長してない…成長したのは戦闘能力だけかよ…」

「そんなことないよ、時飛さん」

 

 カーテンを開けると其処には同じような格好をした緑谷君が寝転んでいた

あれ、やっぱり緑谷君も入院してたんだ

 

「かっちゃんと轟君も入院してるよ、ほらそこで寝てる、それより時飛さんは凄く成長してるよ、凄く頼りになるし、助けに来てくれた時嬉しかった」

「うぅ…そう言ってくれると凄い嬉しい…」

 

すんすんと鼻を鳴らして半泣きになりながら私が眠っていた間の世間の様子を緑谷君が教えてくれる

 

 関わった人員は全員逮捕、オセオンの警察組織はトップから下にかけてほぼ全て逮捕!お前この国どうすんだよ…軍隊が警察の代わりでもやるのかねぇ…

トリガーボム等は各地の研究施設に運ばれ安全に処理するらしい。

 

 結果死人も無く!トラブルが合ったけど無事宗教団体は解体!全部OKOK!って感じ!

私達の怪我はオセオンのお医者さんが個性を使って完璧に直してくれました…!大丈夫…?クレイジーダイヤモンドとかそんな感じじゃない…?だって撃たれた傷とか抉れた肺とか元に戻ってるよ…?どうなってんの??

 

んで次の日退院!即帰国!

 

「お前は挨拶していかなくていいのか?」

「にゃはは!私は良いよミルコ、こういうのは男同士の友情って奴でしょ?」

 

空港のカフェにてミルコと朝ごはんを食べながら緑谷君とロディが抱き合って楽しそうに笑ってる様子を見る…いやぁ!輝かしいこういうのの為に私は裏方やってるんだよねぇ

 

「ま、それもそうか、さてそれ食ったらさっさと日本に帰るか、いい加減米食いてぇ…こっちの飯は大味でいかんな」

「わかる、帰ったらご飯奢って」

「焼肉な」

 

よっしゃ!食べ放題食べるぞ~

ルンルン気分で軍用飛行機に乗り込み日本に帰る

 

軽く欠伸をしながら窓の外を見る…今回滅茶苦茶疲れたな!?

何回も死ぬ目に合うし!

 

ま!終わりよければ全てよしって事よ!

私がずっと懸念してた【無個性か市民が強個性を迫害】するってイベントも今回で終了したし!後はAFOぶっ倒して恋愛して青春して楽しく生きていく!

 

 

 

飛行機の中で男はふと思い出す、あの車に乗ってた時、誰に何を電話していたか

 

「アイツ、電話でヒーローに連絡してなかったか?」

 




くう疲れ!詰め込んだ結果大分長くなってしまいました

感想高評価お待ちしております!

バトル続きなので小休憩として日常が

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