(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで 作:カニバルキャンディー
「なぜなぜ!」
「なになに!」
「「常識クイズ~!!」」
スカーレットとホークスがホワイトボードの横で見せるように手を広げる
「完全無敵で人外無敵!時飛 紅音事スカーレット!」
「俺です、清く正しいホークスです」
「ホークス先輩!私新しいヒーローアイテムが欲しい!けど公安委員会が認めてくれないの!どうにかできないかな?こうなったら公安委員会以外の所から持ってくるしかないですよ!」
「う~ん、俺は捕まえたくないから先に聞くけど、そうする前にどうしてスカーレットどうして認められないか分かっとる?」
「ん~わかった!私が可愛すぎるからですか!」
「うん、違うね、まったく違う、んじゃ具体的にこういう事だよ!」
ホークスがホワイトボードに公安認可と民営と丸を書いてその下に簡潔に説明書きをしていく
「簡単に言うと公安委員会が認めたものには安全と安心、その人の個性にしっかりと合っていて暴走しないって国が認めているんだ、逆に民営の者は誰でも使えるけど違法、タダ持ってるだけでヒーローのお世話になるんだよ」
「ひぇぇ~!もしかして無理やり使ったら爆発しちゃうとか!?」
「その可能性も個性によっては全然あるね」
「「動画を見ている皆!ヒーローのお世話になりたくなかったら違法なアイテムは持っちゃダメだよ!」」
「あ、下手したら私みたいに左腕引きちぎれるから、一生片手無しは嫌でしょ?」
「俺みたいに背中の骨事抉られたくもないでしょ?」
「「ではでは!こちら公安委員会がお送りしました!またね!!」」
2人が笑顔で手を振りながら動画は終わる
怪我している2人の仕事がこれなのだ!!
荼毘の野郎が動画の力で悪意を拡散するならこちらも動画の力で注意喚起するのだ!!
────────────────────────────────────────
薄暗い夜の中、廃ビルの中で男達が5人集まっている、無論こんな廃ビルの中に居るのは刑務所から脱獄した凶悪犯人だ
今も強盗を終え、金と食料をたんまり奪ってきて笑いながら宴会の最中。
リーダー格の男、個性はコインを弾丸にして飛ばす、今まで幾らでもこの個性で人を殺して来た。
「いやー!オールフォーワン様様だな!こうして娑婆に出られるなんて!」
「たりめぇよ!お礼にアイツの名前名乗って市民でも殺すか!」
「いいなそれ!女でも犯しながらやるか!」
ぎゃははは!ど下品な笑い声を立て酒を乱雑に飲み食い
しかしその宴会も直ぐに終わる
突如割れた窓から投げ込まれるスモークグレネード
煙が部屋の中に溜まり少し前も見えなくなる、脱獄囚が全員戦闘態勢に入るが彼女には遅すぎる
発砲音が数度放たれる
「おい!お前ら!どうした!?何処にいる!?何が起きてるんだ!?誰か返事をしろ!」
その口に銃口がねじ込まれる
男の見上げる先には髪をポニーテールに結び舌打ちでもしそうなぐらい苛立っているピンクと黒のマダラ模様の髪をしたスタイルの良い女性
「ったくもう!今忙しいんだから勘弁してくれって!」
耳元を触り無線だろうか?相手側に怒鳴るように話す、銃口を向けてるにもかかわらず、男には少しも目線を向けない、まるで存在していないかのように振舞う
「ハイハイ、こっちは終わったよ、次!?マジで!?私コレで三軒目だよ!?分かったって!ホークス先輩いい加減羽生やしてよ!」
恐怖で銃口越しにガチガチと歯を鳴らす男、次の瞬間獣が吠え、男の後頭部が吹き飛び脳漿を炸裂し壁に張り付く
興味を無くしたように入ってきた窓から飛び降りる
【時飛 紅音!個性スタンド使い!スタンド名キング・クリムゾンできる事は未来を見る!時間を自分だけ吹っ飛ばす!ちなみに紅音は今。相当機嫌が悪い!】
欠伸をしながら廃ビルの外に待って居る車に乗り込み隣で座ってる
「ねぇ、病み上がりの私がこんだけ頑張ってるんだから先輩も銃やらなんやら持って仕事してくれませんかねぇ!?個性無くてもそこそこ動けるでしょアンタ!」
「いやいや、俺はどっちかって言うと潜入組だから…あ、待って待って銃向けないでって、撃鉄も上げないでって!本音は紅音ちゃん見たいに巻き戻って無くなったからから傷が塞がりきってないんだよね?直ぐ傷開いちゃう」
まぁ…確かに私はあの後壊理ちゃんの個性で巻き戻って手生えたし、個性も戻ってきたし!
え?腕とか不自然に生えてきて色々怪しまれないかって?私胴体真っ2つになっても再生したし説得力が違うんだなこれが!!
「だから下手に戦闘するより情報集めてたり狙撃、狙った方が良いって事、俺羽がないと多分紅音ちゃんに負けるし、接近戦マジ強いね」
「嘘付け」
車は夜の街を走る
次の獲物を求めて
────────────────────────────────────────
あの記者会見の後私は壊理ちゃんの個性でスタンドと体の怪我が巻き戻り無かった事に!
その後公安会長の指示で私はダツゴク共を殺しに殺し回る事になったのだ!だってそうだろう!
捕まえて罪を償わせるには今の社会は少しダメージを受け過ぎている、犯罪者を収監するぐらいなら市民の避難所にするしヴィランに飯を食わせるぐらいなら市民にご飯与える
ダツゴクに人員を割くぐらいなら少しでも警備範囲を広げるし
と言う訳で私みたいな裏の暗殺者が滅茶苦茶仕事する事になりました!マジ皆殺しだからね?もちろん人の目がある時はそういう事出来ないし気絶させて別の所で殺すかだけど…
この三日だけでも戦時中並みに殺してんじゃない?嫌なのがどいつもこいつも雑魚!ザコ!ざこ!覚悟も持ってないから命乞いがめんどくさいッ!
「私順調にまともじゃないヒーローになってんなぁ…別に良いけど」
ビルの上でタバコに火を付けて煙を肺に入れ吐き出し空を見る…あぁ空はまだまだ黒い
そして私のテンションも大分低い…だって眠たいもん…いい加減梅雨ちゃんとイチャイチャしながら寝たいよ~!あのムチムチな抱き枕が恋しい…!
タバコに火をつけ煙を揺らしながら暫くビルの上を飛び回りダツゴクやヴィランを探す…探す…全然居ねぇ!?流石に絶滅したか!?私この一週間だけで数十人は殺したからな!?
いやぁ…アイツ等便所のゴミムシ見たいに這い出てくるから絶滅は無いと思うんだが…
ん~?アレって…緑谷君じゃね?こんな所で何してんの?
エピタフを起動して次の軌道を見る
にゃるほどねぇ…このレベルの狙撃は…多分あの人だな
せんぱぁい?
「緑谷君油断してると危ないぜぃ?」
「…!?と、時飛…さん!?」
緑谷君に向かって放たれた弾丸をキング・クリムゾンで受け止め撃ってきた方を睨む
タバコの煙を吐きながら余裕綽々に掌を広げ弾を落とす。
距離は…どのくらいだ、大体…5ブロックぐらいか?一キロ程度…遠くね?狙撃手相手にこの距離は致命傷だな、一方的に撃たれる。
【まさか弾丸を捕まえるとはな、聞いた通りだピンクの少女、緑色の少年を渡せ】
「にゃははは!先輩冗談キツイよ?同じ所属同士仲良くしようぜ」
弾丸から心が読めそうな声が聴こえ私に訴えかける
「っ!時飛さん!狙いは僕だ!君は引いて!」
意図的にスカーレットは緑谷の言葉を無視して楽しそうに数キロ先に居る先輩に話しかける。
最早お前は邪魔なのだ
「んで!先輩!大人しく私に殺されるか情報吐いて殺されるかどっちがいい?」
【お前の手足を捥いで緑色の少年を連れて行く】
スカーレットが爆笑しレディ・ナガンも喉を鳴らす
そして二人同時に雰囲気が変わる、楽しいお話の時間からもっと楽しい殺し合いの時間だ。
「教えてくれよ。淡い月明かりの下で悪魔と踊ったことはあるか?」
「はは、
雨が上がり空からは月の光が2人を祝福するように落ちてくる
今日の空は満月だ
♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦
緑谷は目の前の光景に唖然とする、彼女達はなんだ!?なぜ戦いのさなかでこんなにも朗らかに楽しそうに笑って会話ができる!?
「先輩!ちょっと狙いが正確過ぎないかぁ!?そんなんじゃ叩き落としてくださいって言ってるようなもんだ!」
「あぁ、だからこうやって狙うんだよ」
良いねぇ!久々に燃える!だがッ弾丸が正確過ぎるが威力が普通の比じゃないッ!30mm弾を正面から殴り飛ばしているかのような衝撃ッ!
私の腕が痺れるのだッ!目の前でガトリングを撃たれても笑ってられる私の腕がだッ!
てかどこから撃った今!?確実に背後から撃ってきたよな!?
エピタフで未来を見てるからギリギリ対応できる…あぁ!クソ!今度は死角!?当たったという未来ッ!
時間を0.5秒吹き飛ばしビルに腕をめり込ませ回避
「やるね、ここまで弾丸を避けられたのははじめてだよ」
瞬間背中に冷たい汗が走る
上を向くと綺麗な髪、ピンクとダークブルーのバイカラーをしたスタイルのいい私ですら見惚れてしまいそうな女性が空中を歩く。
直後弾丸が目の前に迫る…ッ!
「キ、キング・クリムゾンッ!」
前髪を削りながら時間を吹き飛ばすッ!
あ、危ねぇ!コイツ弾丸を何回弾いて私に当てやがった!?撃った動作すら見えなかったぞ!?
なんて腕してやがる!流石私の前任者!
この技術がもう1つの個性だろ!
ビルの中に逃げ込み時飛びを解除する
だが弾丸程度なら私にとっては強くはない、弾丸も弾き飛ばせるし範囲攻撃もないから攻撃はまず当たらない…だが滅茶苦茶やりずらいぞ!
キング・クリムゾンの弱点…弱点かこれ!?
弾がどこから飛んでくるかわからない、未来見てても当たるという結果しかわからんから心臓にも悪いし普通の弾丸じゃないから速度も速くてキツイ!
まぁ!だからどうしたァ!テンションを上げろ!クヨクヨしてても死ぬだけだ!
ビルの床と天井をぶち抜き一気に空に駆け上がり先輩を見つけるッ!
「トンだ後輩が居たもんだ」
「2つの意味で?」
お互いに笑い合い次の瞬間 その顔面に拳を放つッ!
だがレディ・ナガンも百戦錬磨冷静に右腕の銃を回転させ拳が振るわれる方向と同じ方向に発砲!
殴られる以上の速度で回り、攻撃を放った後の無防備なスカーレットに向けて蹴りをぶち込むッ!
スカーレットも負けてはいないッ!拳が躱された時点でスタンドを戻し、もう一度迎え撃つように発現させるッ!
だがッ!驚くべきことにレディ・ナガンが放った蹴りが不自然に空中で軌道を変えるッ!これは彼女が持つもう1つの個性エアウォークッ!足から空気を吐き出し空中を歩く個性
それが今火を噴いたッ!
ギャゴンッ!と人体からなってはいけない音を響かせ紅音の顔面を撃ち抜く
否ッ!
キング・クリムゾンのもう片方の手で受け止める
2人の視線が交差し好戦的に笑う
「本当に恐ろしい後輩だ、後悔してないのか?」
「この刺激的な毎日に?先輩はしたの?」
「あぁ疲れちまったのさ。沢山殺した。ハリボテの社会を維持する為に」
髪の弾丸から作られたスピーカーから声が反響する、私だけじゃなく、下に居る緑谷君に聞こえるように
このアマ…私が一番嫌な手を使いやがって…ッ!
無造作に飛んでくる弾丸を撃ち落とし、叩き落とし、時間を吹っ飛ばして避ける
撃ってくる間も空中を歩き私の視界から姿を消す
「ヒーローへのテロを謀計していたとあるグループ…ヴィラン組織と癒着し名声と金を得ていたヒーローチーム、社会の基盤を揺るがしかねない人間たちは皆、法に裁かれる事なく罪ごと消えた。すべて公安の秘匿命令だ」
腰から銃を引き抜き飛んでくる弾丸を撃ち落とすッ!
「かつてヴィジランテが英雄視されヒーローとしての信頼を獲得し国が彼らの活動を保証した、とどのつまり、超人社会の土台はヒーローへの信頼。それを維持する為の歯車が私達だ…私はだっただけどな」
「私達…?それって」
「そこにいる女は私の後輩だ、それもトビっきりイカレてる、お前今まで何人殺した?」
濡れて滑りやすいビルの屋上に立っている緑谷君の隣に着地する、尚も飛んでくる弾丸を叩き落とし、一発は脇腹を擦り出血
「ちっ…クソが…バラしやがって…ステインにトリプルスコア余裕で付けられる程度だ、先輩だってそれくらいヤってんだろ?」
「と、時飛さんが…人殺し…?な、なんで!?」
「最初は金、知っての通り私は孤児、金がないの、次に興奮、命のやり取りが楽しいの」
唖然とした表情でこちらを見つめる緑谷君に逆にトビっきりの笑顔で迎える
仕方ないでしょ?金がないんだから!孤児なんだからこういう感じで顔繋がないと先がないんだっての、ヒーローなんていつ死ぬか分からない職業、手足なんて簡単に吹き飛ぶ!
将来に希望なんてないし未来に夢を託せる程中身が若くもない。
「皆には黙っておいてね?結構ショッキングだから、緑谷君がワン・フォー・オールの秘密とオールマイトの関係とか教えてくれたから私の秘密も教えてあげる」
ニコッと誰もが見惚れる笑みを紅音は浮かべる、だが完璧に作られ過ぎた笑顔だ、本来の彼女を知ってる人間が見ると不気味さの方が勝つ
「は!お前もいずれわかるさ、表の顔と裏の顔。どちらも欠ければ立ち行かねェから従った」
「殺して殺して、死体の山が積み上がり、赤いカーペットを敷いて、それでもまた殺した」
「子供と握手するとき、吐き出されたガムのように血がこべりつく、愛しい人に愛を囁かれる瞬間、反吐のように耳奥に悲鳴が垂れてくる」
「お前はどうなんだ」
弾丸が腕を貫く
舌打ちを一発、私が動揺してるだけじゃないな…先輩、私の癖と言うかタイミングを覚えて来やがった…ここから時間吹っ飛ばさないと弾丸が当たり続けるぞ、
知り合いにこんなに遠距離が上手い奴居なかったから対処の仕方が分かんねぇ!
「全然思わないね!私は楽に楽しく金を稼ぎたい!ヒーローなんてヤクザな商売何時までやれるか分からない!女だったら死んだ方がましな目にも合う!ならさっさと金稼いで普通の人生を歩む!」
「唯一嫌なのが信頼している皆が軽蔑の目を向けてくる可能性がある事だけ、だからバレたくない、のに緑谷君にバラしやがって…!爆豪の奴も察してるし!梅雨ちゃんもなんか優しい!飯田君も怪しんでるし!」
中指を立てて吠える!彼女も色々溜まっているのだろう
「無理だな、公安を辞めるには…そうだな現公安会長を殺すしかないだろう、私みてェにな」
「当時の委員会会長を殺害!?そんな報道は…ヒーローと言い争いになり殺害したって!」
だろうな!公安のやりそうな事だ!絶対に中枢の揉め事、反乱なんて見せられない、てか良く始末されなかったな?
いや…始末できる人材が居なかったのか、数年刑務所入っててなおこの実力だ、当時の実力的にマズ対処できる奴が居ねぇ
「綺麗事を繰り返すだけだ。キラキラ輝く星だけを見せられ、お前の様な奴が真実に蝕まれる、オール・フォー・ワンの支配する未来の方がまだ幾らか澄んでるだろうぜ!」
「はっ!完璧で無敵なアイドルってかッ!」
ビルから落下し弾丸を躱す!一秒後に飛んでくる弾丸をあらかじめ弾丸で撃ち落としておいて五秒後に横から身体を撃ち抜く弾丸をナイフで斬り落とす
マジで手がねぇ!近づかないと話にならんな!仕方ねぇ…多少の欠損は切り捨てるか
街灯に着地し即座にビルの中に再び突入ッ!する瞬間時間を吹っ飛ばしビルの隙間に入り込むッ!
弾丸雨のように身体に突き刺さるが致命傷はキング・クリムゾンで弾き飛ばしそれ以外は体で受け止める
だが勢いは止まらない、弾丸の様な速度でレディ・ナガンの正面まで辿り着く
「っ!やりやがるッ!だがなッ!」
正面のレディ・ナガンが私ではなく、私の後方のビルに銃を向ける…なんだ?またカウンター狙いか?
エピタフを起動…!?
「テメェ!最後のプライドまで捨てやがったかッ!クソがァァ!」
「何とでも言え」
キング・クリムゾンを空中に発現させレディ・ナガンの目の前で即座にuターン、弾丸より早くなぜかいた廻さんの元に辿り着き弾丸を受け止めるッ!
「テメェが何でここに居るかは聞かねぇ、頼むから隠れてな」
「あ、紅音…親父に…親父に合わせろ…!」
「後でなァ!先にテメェだクソ女!」
もう容赦しねぇ!コイツは!先輩だからって尊敬してたぜ!私と同じ女でヒーロー!しかも同じ公安!親近感すら感じていたッ!
「お前がどれだけ苦悩してたとか!その手を血に染めたとかもう関係ねぇ!テメェは私の恩人の命を軽んじたッ!」
飛んでくる弾丸に向かって手を広げ、吸い込まれるように頭に直撃し脳味噌をばら撒く
────────────────────────────────────────
「あ…?どこだ此処」
紅い世界の中レディ・ナガンは辺りを見渡す、自分が居たのはビルの上のはずだ、こんな真っ赤な場所ではなかったはずだが
「成功してくれて助かったぜ…遠距離相手は一か八かだったけどなァ!命ぐらいかけないと!」
レディ・ナガンの背後でケラケラとイヤに楽しそうに笑う!
だがレディ・ナガンは振り向けない、身体がピクリとも動かないのだッ!
「私の切り札、ようこそ!私の世界へ!お見上げは弾丸でいいよ!」
「終わらせてやろう」
胴体をぶち抜きそのままそこら辺に投げ捨てる
「アッハハハハハ!!」
紅い世界をさらに赤く染めその中で笑う!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「ぐっあぁ!ごほごほ…!やっぱりこれキッツ…!」
口から血を吐き頬を拭う
今回は距離があったからだいぶキツイ…!身体を強制的にテレポートさせてるのか?自分で使っててよく分んねぇ!
やった事は簡単、レディ・ナガンが使っている弾丸は本人の髪から作られる、即ち本人の一部、私のキング・クリムゾンの世界に呼び込んだ!
これが普通の弾丸とか使われてたらあのまま死んでたぞ!しかも成功する確率も低い!だがッ!賭けにッ!勝ったんだ!
「んで…先輩大丈夫?一応致命傷は避けておいたけど…」
「ごほっ…器用な事するな…お前は…情けか?」
腹を押させ苦しそうにビルのヘリにもたれ掛かる先輩
「なわけ、そもそも緑谷君捕まえるつもりなら最初っから腰抜いて終わりでしょ、ったく…そんなに悩んで苦悩するなら最初っから助けてって言えばよかったのに」
「うるせぇ、時代が無理だったんだよ…ありがとうな」
「別にいいですよ、あと先輩数秒後に内側から爆発します、一応…何とかしますけど…無理だったらごめんにゃ!」
「急展開だな…取り敢えず死ぬ気で先輩を助けろ後輩!」
うるせー!エピタフで見たらもう爆発してんだよ馬鹿!
爆発する瞬間に思いっきり抱き着いて時間を吹っ飛ばすッ!
その瞬間手を離し元の世界に戻すッ!
上手い事爆発だけこっちに残ってたりしないかな…
結果だけ言うと無理でした!見えた未来よりはマシになったとはいえレディ・ナガン内臓何個か無くなってんなコレ…
私は爆破に巻き込まれたから純粋に火傷…いってぇ…
「こ、このクソ後輩…もうちょい頑張れ…」
「う、うるせぇ…馬鹿先輩…私も若干巻き込まれてるんだよ…お~い緑谷君…ちょいヘルプ…」
緑谷君と後なんか後ろから飛んできたエンデヴァーとホークス先輩…なんで居るん…いや待て…ホークス先輩はわかる、問題はエンデヴァーよコイツなんな?
「始めましてナガン俺はホークス、あなたの後釜だ、まったく!オール・フォー・ワンなんかに唆されよってから…!あなたの事は知ってる!」
「後輩が2人も居るのかよ…ごほっ…ったくアイツ等は…」
「あの子と戦ったならわかったハズだ!放り投げるには時期尚早だったって!人間は図太い!」
「おい先輩コラ、私が図太いとか言うな」
「知ってる事を教えてください!希望を次に繋いでください!利用されて終わるな!あなたはヒーローレディ・ナガンだろ!」
「お前らロクでもない事させられてんのに…揃いも揃ってキラキラとした目しやがって…」
息も絶え絶え、イヤ寧ろ内臓が何個が爆破で抉られているのだ息が絶えてない方が可笑しい、気丈に振舞っているのだ
「二ヶ月…以内に…灰堀の…森林洋館へ…ターゲットを連れて来ること、これしか知らないし教えられてねェ…」
血を吐きスカーレットとホークスを睨みつけながら皮肉気に笑う
「なァ後輩共…私は心が保たなかった…君達はなんでそんな顔でいられる…」
「支えてくれる人がいた…楽観的なんですよ、俺は」
「金」
ホークス先輩に割と強めに肘を頭に当てられ私ダウン!私怪我人よ!?
あ~もう体が痛いし…
「デク!コイツだけでいいんだな?」
エンデヴァーが廻さんを連れて空からゆっくりと降りてくる
その両手で良く脱獄で来たな…アレかレディ・ナガンに連れてきてもらったのか
「おい話が違うぞ。捕まったじゃないか…オヤジに会わせろ…俺にはもう…オヤジしかいないんだ、オヤジに謝りたい…!」
「廻さん、元気でしたか?」
「紅音…紅音か…!お、お前でもいい…オヤジに合わせてくれ…お前も世話になっただろ…!」
「別に連れてっても良いけど壊理ちゃんどうするの?」
「あぁ…壊理が要れば…巻き戻して…オヤジを助けられる…!」
ダメだこりゃ、完全に心が折れてるな、まぁ無理もないけど…まったく…一応世話になったし情勢が安定するまで世話してあげてもいいし
甲高い車の音が響きそこにいる全員がそちらの方を向く
「少年!無事か!?」
降りて来たのは英雄オールマイト
あぁ、成程、合点が行ったわ
ぶち殺すぞ
感想高評価お待ちしております!
バトル続きなので小休憩として日常が
-
欲しい
-
バトル進めろ