(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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フォールアウトのドラマ面白すぎる


人は過ちを繰り返す

「今の状況はなに?どうなってんの」

 タバコに火を付けず咥えて縛られている青山君とその両親を見る戻って来て早々A組の皆に引っ張られ会議室のような部屋に入り状況確認

校長先生が少しだけ気まずそうにつぶやく

 

「できれば…君たちは下がっていなさい」

 

「下がってられる」

「道理がねぇよ…ッ!!」

 

泣きついている透ちゃんの頭を撫で優しく抱きしめる

 

「青山…!嘘だって言えよ!」

「皆いったん落ち着いて、冷静にならないと…」

 

 キング・クリムゾンを発現させ切島君の肩を優しく叩く

確かに吠える気持ちは分からなくない…だけど…それでも少しでも冷静に対処しないと、泥沼になって内側から崩壊するかもしれない

今は本当にギリギリの状態なんだ、何かあったらすぐに壊れる。

 

「生憎まだ、我々は秩序を生きようと藻掻いている、AFOについて知ってることを洗いざらい喋ってもらう」

青山君のお父さんが震えながら、恐怖の涙を流しながらぽつりぽつりと喋り出す。

 

AFOとかかわったものはすべからく殺される、失敗しても殺される、嘘をついても殺される警察に逃げ込んでも出所後に殺される。

何をしても誰に頼ってもオールマイトに頼ろうとするとその前に殺される。かかわった時点で詰み

 

「何処にいても場所がバレる…必ず死に追いやられる…!ゆ、優雅は悪くないんだ!私達が…私が悪いんだ!!」

 

「自分が…殺したかもしれない…人たちと僕は仲間の顔して笑いあった…笑い合えてしまったんだ…同じ元無個性でAFOと戦う重圧を背負った緑谷(カレ)を知って自分の惨めさに絶望した」

「彼の心配より先に絶望した自分に絶望したんだ…性根が腐っていたんだよ…青山優雅は根っからのヴィランだったんだよ」

 

ははっと涙を流しながら、笑えてないから笑いをする…クソが…見てて痛々しい…嫌な笑い方だ…

 

「じゃぁ…じゃぁなんで合宿でかっちゃんと常闇君を助けようとしたんだよッ!あの夜のチーズはAFOに言われてやったことなのか!?違うだろ!?」

「アレは…僕が気づけなかった!!SOSのサインだったんだ!!」

 

 緑谷君相変わらず何でもかんでも背負い込みそうなこと言ってるんだねぇ、まぁ、こういう時は緑谷君みたいに熱血の方がいいでしょう

私はなんというか…精神年齢が倍ぐらい違うから…あんまり熱いこと言えないんだよね、けど戻ってきて欲しいって気持ちは本物のつもり

 

「この手を握ってくれ、青山君…君はまだッ!ヒーローになれるんだから!!」

「待って緑谷君。三茶青山の口を塞いでおけ…紅音君、我々は味方だ、それを向けるのはよしてくれ」

「ごめんごめん、ザ・ケープ、また未成年を使うかと思ってね、これでも私、お前の上司である公安だから」

 

 警察官である塚内にいつでも投げられるようにナイフを数本抜いて見せびらかす

即座に後ろから天哉が肩を叩きやんわりと止めに来るが…キング・クリムゾンでその上から押さえて動けなくする…今回はマジだぜ

 

「…事情はどうあれAFOに加担した罪は消えないそれに…状況から安全と推測してるだけで、またナガンのような仕掛けがないとは言い切れない…セントラルの検査結果がでるまでこれ以上彼を喋らせるのはよくない」

 

重い空気のまま紅音と爆豪の舌打ちだけが響く

 

「お母さんお父さん、神野の強襲はなぜ報告をしなかった?」

「こちら発の連絡はできない…向こうが求めたときのみ…」

「君たちが捕まっていようが捕まっていまいが辿れないか…ならばあの戦いは…「塚内さん」

「AFOは見つからない…それが今の見方でしょう?」

 

 およ?ここからなんか逆転の手が有ったりするの?全然思いつかないんだけど…今この状況だと青山君家族をAFOが殺しに来るとかないだろうし…

なんかおびき寄せる餌とかないのかなぁ…オールマイトのパンツとかおいてたら来ない?アイツホモだし

 

「青山さんだけが…オールフォーワンを欺くことができるかもしれない」

 

はてな?何思いついた?私ついさっきまで外にいたからそこらへん全然わかんないんだよね

 

「待て…!待て待てガイズ!飛躍しすぎだ!罪は罪…言いたかねぇけどなお前らが一番の被害者だ、今更信じられるのか?」

 

プレゼントマイクが我々に問いかける

 

「「「「「「「「「「「「当たり前だッ!!」」」」」」」」」」」」

 

A組全員が威風堂々と答える、目配せすらなく、全員が全員思い思いに叫んだ結果なのだろうッ!

 

「それは過去の話でしょう、彼の心の内を掬い取れなかった…俺たちの責任でもあります。だからこそ…今ッ!泣いて絶望しているクラスメイトを友として手を取りたい

それが…彼と俺達が再び対等になれる唯一の方法だからです」

 

ヒュー!カッコいいねぇ!確かに同情じゃ一方的だ、だからお互いに利があってお互いに頼りあう、それが友情だ

それにしてもウチの彼氏カッコいいな…(2回目)

 

「青山はAFOに勝てねぇと思ったから従っちまったんだろ!でも今はちげぇから止めようって親御さんに言ってくれたんだろ!

緑谷を止めに行った時誰か一人でも無個性を責めたかよ!?涙をこらえて隠し事してた奴嫌いになったかよ!?青山!!まだッ!一緒に踏ん張れるんだよ俺達!!」

 

涙ぐんでる緑谷君の頭を撫でてケラケラ笑う…おっと恥ずかしいのか手を叩かれてしまった!流石に女の子に慰められるのは嫌なのかな?甘えとけ!お姉さんだぞ?

 

「盛り上がってるところ悪いが…青山一家に捜査協力を頼むとして…嘘は通用しないと先ほど聞いている、君たちの気持ちはわかるがここは冷静に…」

バタンと扉が開き私を含めた数人が即座に戦闘態勢を取る…だけど入ってきたのは相澤先生だった!どうしたん?てか今の今までどこに行ってたんだ…

 

「すまんな、少し遠出をしてた…塚内さん、この責任は見抜けなかった俺にあります…ただ、気持ちはこいつらと同じです」

 

「先生…」

「青山、俺はまだお前を除籍するつもりはないA組担任として俺に考えがある、塚内さん…青山達には一応聞こえないように移動を」

 

 そこから相澤先生に聞かされたのは…心操君の個性、洗脳それによりAFOに連絡を取る、それだと話しているのは心操君になるからAFOの噓発見器に引っかからないって寸法!

なんかバグ技みたい…ワザップじゃないよね?

 

「各所検証が必要であるが…確かに実現性が高い…やる価値はあるか…三茶これ以上は本部で詰めたい、君たちはこの事を決して他言しないように頼む」

青山君を連れて行こうとする警察の隣にさりげなく近寄り耳元で呟く

 

「テメェ私の友達にになんかしてみろ、AFOの前に私達公安が警察を滅ぼしてやるぜ?私と先輩はそれができる」

「……覚えておく…君の警察嫌いも大したものだな…全てが終わったら一度見学に来るといい」

 

タバコに火を付けて塚内さんに火が付いたタバコを握らせてケラケラ笑う

 

「青山君…ッ!」

こちらに目を向けず立ち去っていく…ぐぬぬ…今は仕方ないとはいえ…友達が警察に連れてかれるの見るのは結構嫌だな…ん~!いろいろとへこむ…

そのあとは全員が無言のまま寮に戻りソファーに座り込む、全員が思い思いの準備を始め…透ちゃんが一言ボソッと呟く

 

「絶対…倒そうね」

 

「「「「「「「「「「「「うんッ」」」」」」」」」」」」」

 

────────────────────────────────────────────────────────────

 緑谷君と天哉と一緒に傷んだコスチュームを直しにサポート科に続く廊下を歩く…なんでみんなそんな劇場版北斗の拳みたいな顔して歩いてるんだろ…

気合入れ過ぎてる?倒れちゃうぞ?

ん…?なんか変な未来見えたぞ?

 

「緑谷君、そこあけるのちょっと…」

 

 言い切る前にドアを開けると扉が爆発…ええぇ…?結構平和な学校に一体なにが…??

黒煙が上がる中、可愛らしい声が聞こえてくる…元気っ娘が女を見せる時が一番そそる!抱きたくなるって意味!

「あらま、お久しぶりですね!緑谷君!」

あらエッチ!私ほどではないけど結構胸大きいね!

 

ふむふむ…あぁいう感じのが男って好きなのか?今度やってるか?

「紅音…胸を寄せるのはやめなさい…」

 

「どーもすみません!何か御用ですか?お三人た!」

 

「危機感知が反応しなかった…ッ!完全に虚を突かれた…ッ!」

「乳房だったからな…!発目くん!」

2人が身構えピンクちゃん相手に構えを取る…なにやってんだか…

 

「野郎共、殴られたくなかったらバカやってないで本編入るよ…いや私が言うわ!コスチューム直すのお願いしたいんだけど」

「?普段通りアイテム事務所に頼めばいいじゃないですか!」

 

きょとんと首をかしげる…可愛い

 

「?何言ってんの?私がだいぶ殺したとはいえダツゴク共のせいで割と流通ダメな感じしてるよ?」

反対方向に首をかしげてかわい子ぶって指を自分の唇に当てる

 

「そうなんですか!?どうりで!?」

「はぁ?」

「え!?」

 

 あ、わかってたけどこの子相当変人だ!しかもなまじ天才だからそれがまかり通るタイプ!個人的には話が合うから好きだけど…

私もそっちのケがあるし…他人にあんまり興味がないタイプだし

 

「ケホ…ケホ発目…なんでお前は毎回そう爆発するんだ…おっと…コス修復だねお入り」

ガションとらわれたのはパワーローダー先生!前に私と天哉が戦って普通に負けた相手です!今だったら絶対勝てるけどね!!!

案内されて中に入るとなんかめっちゃ雑多で汚れてるというより単純に汚い!こんなに汚かったっけ?!部屋何個がぶち抜いてるなコレ!?

 

「様相が変わりましたね…」

「雄英バリアの開発主任でね、作動後の管理もしている」

 

 緑谷君と天哉がそれぞれアイテムを私相談タイム!速攻で無理と断られててワロタ

なんかみんな難しい話してるな…私は私のできることをするだけだからにゃぁ…

 

 それはそれとして相談なんですけどなんかこう…コンパクトにできるバリアとかありませんか?ピンポイントバリアでもいいんで!

あ?ない?マジで?今の技術力でも?ところでここタバコ吸ってもいい?殺すぞ?ごめんなさい

 

「あなた達ヒーローが窮地に立っている事くらいは存じています、私達は戦えません、だから、あなた達がより多くの人間を守れるように試行錯誤するのです…ね?同じなんです」

「発明が…サポート科のヒーロー活動なんです」

 

いいねぇ…あんまり興味がなかったけどここまで覚悟が決まってる…そそるねぇ

「────発目さ!?」

緑谷君が何か言う前に顔面にアイテムが突き刺さる、おおう…顔面がへこんでるよ…痛そう

「飯田君の装備、正確な再現はムリでしたけどよろしければ!」

 

天哉も同じようなアイテムが顔面に突き刺さり顔面がへこむ…重量あってもっと痛そう

「時飛さんも銃は無いですけど使えそうな武器用意しておきました」

「うっそ私も!?」

私の顔面にも突き刺さるなんかいろいろアイテムセット…先がとがってて前が見えねぇ…

「勝ちましょう」

 

 三人が頷く

勝たなければならないのだ

 

────────────────────────────────────────────────────────────

「おお、遅かったな三人とも」

「よかったよかった間に合った」

「そういうの普通行跨いだら治らない?」

「描写がないんだから治っていたことにしておいて」

 

Mt.レディが叫ぶように私達に改めて説明する

「解放戦線及びヴィラン連合の早期発見!掃討が最善策な事には変わりありません!決着への近道を放棄するわけにはいきません!!」

 

 見つかればいいんだけどねぇ…本当に全然見つからない…公安の包囲網とかダツゴク共とか拷問したんだけどまーじで居ないんよ

頑張ってはいるんだけどねぇ!ボス格か何かいればいいんだけど…

 

「切り替えて行くよ!緑谷君を中心に展開!雄英高校1年A組ヒーロー科捜索隊合流!!」

「あ、私はちょっと別個で行動するからよろしく!別件で呼ばれてるんだよね?…違うから…あの…本当に戦力が足りないから別個で会長に呼ばれただけだから」

肩を掴んでくる天哉の頬を両手で潰しケラケラ笑い手を振って時間を消し飛ばしその場から消える

 

「全く。無茶だけはしないで欲しいが…無理だろうな」

 

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「んで?会長さん、PTSD気味だった私を呼び戻した理由は?いやまぁ、それどころじゃないのはわかるんだけどね?」

「騒動が終わったら1年は普通の学生生活送るらせてあげるわ、無論謝礼金もたんまりとね…今だけは頑張って欲しいのよ」

 

 少し半壊しかけていた公安本部に呼び出され地図を見せられる

火のついたタバコを咥え煙を肺に一杯に吸い込む…うめぇ…

 

「いい加減タバコやめなさい、今回はこの辺りのダツゴクを捕まえて、規模はちょっと大きめの不良集団って感じかしら?」

「うぇぇぇい…他に人回せないの?プロまだそれなりにいるんでしょ?」

「ダツゴク達は落ち着いたわ…けど言ってはなんだけど…愚民達が邪魔なのよ…よりによってこっちの存在を教えたり陰謀論や不安を煽ったりしてね…」

 

 カス共がよぉ…平和ボケできるのはいいことなんだけど絶賛内戦中にそれやられると全員捕まえたくなるんだけど!

舌打ちをしてタバコを握りつぶす、まぁ、多少顔が割れてるけどそこまで有名じゃない私が行けば愚民共は気づかないってことだね

さっさと終わらわせるか…青山君のことも心配だし、あんまり遅くなると天哉も心配するし…はぁ…仕方ないんだけどめんどくせぇ!

 

「んじゃ行ってくるわ、足はある?バイクとかあるなら嬉しいんだけど?あ、あと一つ頼みたいんだけどさ、いい?」

「地下に止めてあるわ、好きに使ってちょうだい、何かしら?」

 

ちょっとした調達して欲しいものを会長にお願い!使わないことに越したことはないんだけど…もしかしたら使うかもしれないんだよねぇ…

「…またえぐいものを…いいわ…用意してあげる幸い材料はたくさんあるわ」

 

 会長が何処かに連絡をしてるのを確認して手をヒラヒラさせながら部屋から出ていく

多分頼んだものを研究所とかそこらへんに連絡してくれてるんでしょ!良き良き!

 

そこからバイクで二時間ほど走らせ県内の少し寂れた町、そこの廃ビル…ハイハイいつもの!

 

「んじゃ、殺さない程度に皆殺しにしますか!」

 

(ヒーロー)のスイッチを切って(ヴィラン)のスイッチを入れる、タバコの火を握りつぶし頬を吊り上げ、キング・クリムゾンを体に纏わせて堂々と廃ビルの中に入っていく

次の瞬間ダツゴク達の怒声と罵声が響く

 

「あっははは!今日の私はちょっぴりダークな気分!」

 

向かってくるダツゴクの顔面を鷲掴み、そのままおもちゃのように振り回し周りの雑魚どもを吹っ飛ばす!

程なくして身体に付いた埃を払いながら紅音が欠伸をしながら出てくる

 

「お疲れ様です、紅音さん」

「お疲れジョン、んじゃ私帰るから中のダツゴク共よろしくね」

わかりましたと頭を下げビルの中に入っていく…タバコを咥え火を付けずに握りつぶし

バイクで雄英に戻る

 

崩壊している町の中だがしかし強くたくましく人々は生きている

一刻も早く普通の生活を取り戻さなければ

 

 




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バトル続きなので小休憩として日常が

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