(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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スピッツ

 顔面を狙ったワン・ツーからの回し蹴りをぶちかましながらクリムゾン・デビルを発現させ脇腹辺りから拳を打ち出す。

同じようにAFOが蹴りを蹴りで受け止め拳を潜るように躱しカウンターで回し蹴りそれをスタンドを体に纏わせ受け止め、蹴りの勢いのまま地面に叩きつける

 

「素手でもやるじゃないか!」

「ヴィラン相手に死ぬほど遊んだからなァ!」

 

 AFOの個性により下から尖った岩が突き出てくるッ!

飛び跳ねるように躱し腰から抜いた銃で岩を砕きながらAFOの身体をぶち抜くが瞬きするほどの時間で巻き戻る

だが足は止まる、時間を吹っ飛ばしたスカーレットの本体が真横から掌底クリムゾン・デビルが後ろから同時に拳を叩き込む

 

 AFOはスタンドの攻撃を受け止め個性を奪おうとするが失敗、スタンドはエネルギー体の為オール・フォー・ワンの個性の対象にはならないッ!

スカーレット自身がAFOの身体に触れ、体を捻りながら最大の威力で攻撃を当て内臓を揺らす

 

「ぐっ…!中の攻撃か…!」

「流石のまき戻りも気絶したらそのままお陀仏だろ、個性使ったら何度でも寝かしつけてやるよッ!」

 

 中指を立てケラケラ笑いながらの挑発、周りにはそれこそ強個性の持ち主がゴロゴロしている、正気に戻られてツクヨミなどの個性を取られたらその時点でただでさえ薄い勝ち目はさらに薄くなる。

だから煽って馬鹿にして私に注意を向けてないといけない…

それに…友達の個性なんて奪われたくねぇよなぁ!

 

「どうしたどうした!ニューオーダーは使わないのか!?それとも…使えないんだろ?そもそも持ってなかったり」

 

「…なんだ、バレていたのか、あんなクソみたいな個性持ってないよ、個性を混ぜ合わせただけだ面白かっただろ?」

「最高に笑えねぇ、クソジョークだよ」

 

 舌打ちを一発、即座に極太のビームとワイヤーが飛んでくるが足にスタンドを纏わせ大きく空中に飛び上がり回避

空中を狙い空気や熱戦などの様々な個性が打ち出される、空中で打ちあがった瓦礫を踏み台にして身をひるがえしながら躱す

 

 

 かすっても死ぬだろう!だが私は突っ込むしか出来ないッ!三度目の激突!

AFOが恐ろしい速度で突っ込んでくるッ!先ほどの意趣返しのようなワン・ツーを捌き、大砲のようなヤクザキックを体から飛び出したスタンドが受け止め吹き飛ぶッ!

やっべぇ!こいつ格闘戦の腕も一流か?!ジジイが無茶しやがるッ!

空中で身をひるがえし着地した瞬間先回りしていたAFOの蹴りがスカーレットの背中を叩くッ!

 

「がぁ…ッ!?」

 今度は受け身を取れず地面に倒れ込んだスカーレットに向かってゆっくりとAFOが歩いてくる

ニタニタと楽しそうに猫がネズミを嬲り殺す前のようなそんな雰囲気を纏わせて

 

「最高だなァ!例えるなら寝る瞬間にどこからともなく飛んできた蚊を殺したかのようなスッキリとした気分ッ!」

 

スカーレットの目の前に立った瞬間足元に違和感、何かぐにっとしたものを踏んだ感覚…?

 

「へ、オイラの…個性は面白いだろ?いくらでも使い道があるんだぜ…弱者舐めんなコラ…!」

 

 瓦礫の影に隠れ、ドンピシャのタイミングでもぎもぎをAFOの足元に投げる、流石のAFOも一手遅れる

その一手がこの戦いではまさしく致命傷になりうるのだッ!

 

「最ッ高!グレープジュースッ!今度合コンセッティングしてあげるッ!」

 

 スタンドを体に纏わせ、今出せる最高のアッパーを顎めがけて叩き込むッ!

グゴンッ!と首をねじ切るほどの威力!まず間違いなく脳みそは揺れ明日まで意識は戻らないだろうッ!それほどの威力!並大抵の異形系でもまず間違いなく即死は免れないッ!

 

 あ~私も無理だ…流石に無理しすぎた…意識飛びそ…まぁ…最悪の奴は無力化し、大金星でしょ…これで落ちてなかったらもう無理…

地面に倒れ込むスカーレットの首を何者かが鷲掴む

 

「…あ、危なかった…!役に立たない個性が役に立つとはな…ッ!あぁ!やはり個性は僕を助けてくれる!」

間一髪!本当に幸運だったのだろうッ!気絶から即座に目を覚ますという個性が異世界に飛んだ意識を繋いでしまったのだッ!

 

 ギリギリと首の骨を折ろうと力を籠める、スカーレットがスタンドを纏わせた腕で負けじとAFOの腕をへし折ろうとするが別の個性によるものなのか力が抜ける

息ができない…死ぬ…いやッ!死ぬよりヤバい!私の個性を奪われたらその時点で詰むッ!だけど薬のせいか自死という選択肢が体が許してくれないッ!

 

「さぁ、その個性を貰おうかッ!ハエが持つには過ぎた代物だろ!」

体からなにか、大切なものが抜ける感覚…だが同時にAFOの中に毒を押し込んだという確信ッ!

 

グボンッ!と音を立ててAFOの身体に大穴が開く、瞬く間に巻き戻るがもう一度大穴が何度も開く

「な…これは個性の暴走!?新秩序と同じ!ならば不味いッ!」

「キャハハハ!こうなるか!やっぱりスタンドは持てないよなァ!ごめんねぇ!私身持ち硬いの!私の個性はお前を内側から引き裂くッ!そしてェェ!」

 

腰から銃を引き抜きAFOの片膝を打ち抜き強制的に膝を付かせる。

「今の無個性の私でもお前の動きぐらい邪魔できる、私の個性と心中しな」

馬鹿にしたようにゲラゲラ笑い舌を出す

何度も体に穴が開きその度に再生を繰り返す。

 

「ほら、苦しいでしょ?ぜぇんぶ受け止めてあげる、ホモ野郎が立つかな!?気合入れて腰振りなよ!」

「ハエがぁぁぁ!!!」

 

 AFOが苦しそうにしながらスカーレットに個性を送る、スカーレットが動くこうとスタンドを発現させぶん殴ろうとッ!だがそのまま力任せにスカーレットをぶん投げるッ!

瓦礫を何枚もぶち抜き血反吐をぶちまけ、スカーレットの意識が等々消える。

 

「デカい口叩いた割には何もォ!守れなかったな!ヒーロー共ッ!」

忌々しそうにだが楽しそうに叫ぶッ!HAHAHAHAッ!と体を仰け反らせ抑えきれないと、大爆笑ッ!

そのまま空に飛び立つ

 

 

──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────

雨の中、元・世界最強の男、八木俊典は無線を教え子に送る。

 

「轟少年!AFOの個性で暴れている荼毘が爆発寸前、現在エンデヴァーが戦っているが…彼の個性では爆発を止められないだろう…君のお父さんを…私の友人を助けてはくれないか?」

「飯田少年、君ならまだ走れるはずだ、大切な彼女が助けを求めてる行ってやれるな?」

 

『オールマイト!でも…AFOがまだ…ッ!』

 

「大丈夫!まだまだ強力な助っ人は控えている!」

 大袈裟に無線越しにも伝わるように笑顔で、この後何があっても大丈夫なように

覚悟を決めながら、だがしかし教え子を不安にさせないようにと、

 

「今ッ!群雅の危機を如何にかできる可能性があるとすれば【エンジン】と【半怜半熱】君たちだけだ!頼んだぞ!!」

 

 教え子達との無線を切り、紅音少女からもらっていたタバコに火をつけ、少ない肺の中にニコチンとタールを入れる。

あぁ…不味い、物凄く不味い、彼女はいつもこれを吸っていたのか?だがまぁ…なるほど確かに意識は切り替わる

 

「馬鹿ヤロウッ!!」

「ふぅ…これでいいんだよ、塚内君、もともと私の戦いだったんだから…あ、あとディアさんの正体、紅音少女だから口説くのはやめとくんだね」

 

 最後に友人に軽口を叩きタバコを吸いきる…さぁ、意識は切り替わった

怨敵がこちらに飛んでくるのを不思議な縁で感じる。いやでも分かるのだ

 

「思い出すよなァ…長く戦ってきた」

影が見える、飛ぶのは虫だけで十分だろうに

 

「死柄木弔の【憎しみ】が本体にまで影響を及ぼしているって?」

姿が見えてきた、おいおい…ボロボロじゃないか、浮浪者か?

 

「じゃぁ、無視はできないだろうなぁ…なんたって」

 

I AM HERE(私が来た)

 

 個性を失ってなお、内臓の数%を失ってなお、彼は正義の味方(オールマイト)だッ!愛と勇気を胸に秘め巨悪に立ち向かおうッ!

手に持ったスーツケースが複雑に変化するッ!ガチャガシャと音を立て鋼鉄のアーマーとなり身体を覆う。

だが面は!敵には恐れを与え味方には無限の勇気を与えるこの笑顔ッ!

 

思いっきり見せつけてやろうッ!

覚悟完了 アーマード・オールマイトッ!

 

「エルクレス、映像を戦況は確り伝えるよ」

 

 深呼吸を1つ、それだけでこのおんぼろな身体が痛む…だが!その数百倍ッ!ヒーロー達は傷ついて居るんだッ!

身体が痛い!?だから何だ!命を燃やせッ!この最後の炎で時間を稼ぐのだッ!

 

「よっしゃーッッ!最後の喧嘩を始めようか!」

 

 右腕を攻撃的に構え、左腕を追撃するように少し前に出して構える、彼が知る中で最強の戦士が使った世界最強の構えッ!

 

絶望的?サポートアイテムで体を覆っても無個性の人間が巨悪の魔王に勝てない?

蹂躙されるだけだろう?

 

 馬鹿か?それが何で諦める理由になるッ!

さぁ進もうッ!ヒーローは劣勢な時ほど笑うのさ!こちらには策があるとお前なんて怖くないとッ!

 

「何をッ!笑っているんだァァァ!?!?」

 

 本来なら釣れないだろう。だが今はッ!ゴミだと思っていたヒーロー共に散々馬鹿にされ、スカーレットにも苦痛を飲まされた

AFOの堪忍袋の緒は簡単に引きちぎれる

 

 怒りの衝動に身を任せ自身の片腕を吹き飛ばしながら放たれる、何もかも切断する光のレーザーがオールマイトをかすめる

それを対防御兵装【レッドライオット】で反らすッ!

更に背中のバーナーを吹かしてスカーレットよりも速く空を飛ぶッ!

 

「エルクレスッ!傍に現れて援護しろッ!」

【装甲ヲ5%スタンド二使イマス、66%の装甲ヲ消失 次ハアリマセン】

 

「はっは!上等ッ!」

 

瞬間近くに漂っていた装甲が身の丈を超える人型に変化しオールマイトに追従する、自動人型AI!

速度そのまま英雄という弾丸がAFOに突っ込むッ!

 

「避けずに猛進だと…おいおい…その戦い方は…OFAがあったからこそだろうがァァ!!」

 

 オールマイトの一挙手一投足が癪に障るッ!こいつはどうしてこんなにも私をッ!僕をッ!俺をッ!!

馬鹿にすれば気が済むんだァ!!

 

 突っ込んでくるオールマイトを向かい打つようにこちらも突っ込もうと足元からエネルギー波を発生させる!

だが。秘密裏に忍ばされた鋼鉄製のワイヤーがAFOを拘束し初動を潰す。

 

「ブラックウィップ&チャージズマ」

 

 鋼鉄製のワイヤーから10万ボルトを発生させる!肉体が容易に分解され黒焦げになるボルト数ッ!

それを流し込み再生したそばから破壊ッ!これにより空中に強制的に固定ッ!

 

「お師匠との最後の戦いからずっっっと!まず雑に遠距離攻撃だよなァ!?」

 

 車から飛んできた追加武装【ビルドアップ・シュガーマン】を足にセット!

全盛期には程遠いが連撃でぶっ飛ばすためにッ!

 

「弱らせてから個性を奪うってなァ!その戦い方は個性がある奴との戦い方だろうがァ!!このスーツと車は少しでも戦えるように私が考え…設計を頼んだッ!且てお前に敗れアメリカへ逃亡を余儀なくされその地であった友人との縁だッ!」

「私が与えられてきたもの…全てをぶつけるッ!!長い付き合いだ!わかるだろう!?クソッたれの悪友ッ!!」

【シュートスタイル スマッシュッ!&スタンドラッシュッ!】

弟子の蹴り技を模倣しながら背中のスタンドがラッシュを叩き込むッ!

 

「私は!過去一度たりとも負ける気で戦ったことはない!!まったく!気が滅入るぜ!還暦まじかだっていうのに幼気な青年をなぶるってのァ!」

絶え間なく打撃を与え続ける!足で!背中のスタンドでッ!一瞬たりとも冷静にさせるな、相手の怒りを煽れッ!それだけが唯一この劣勢での戦いを成立させるッ!

ここに天敵がいるぞ!私が憎いだろう!かかってこい!

 

「魔王が聞いてあきれるぜ!未成年にボコボコにされ敗走!無個性でも戦れる程度とはな!!」

 

 殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴るッ!むかつくだろう!目が離せないだろう!私に夢中にさせてやるよッ!

AFOの手の中に様々な強個性が雑に渦巻き、発射されるッ!だが雑だろうと一つ一つが強力な個性、威力はお墨付きだッ!

建物を文字通り削り取りオールマイトを数キロ先まで吹き飛ばす。

 

「ちっ…雑に組んだな…いい…煽りが効いてる証拠だ…」

自動的に発動し自身の身を守った【ユーティリティマント・オートガードツクヨミ】と背中に乗っていた【スタンド】が自動で攻撃を防いでくれる

だが代償も少なくない

 

『マント損壊・スタンド崩壊左上腕骨粉砕骨折』

「動作補助MAXッ!全部寄越せッ!」

 

 破片が硬化し折れた腕を補強し無理やりにでも動けるように補助をする

無論、激痛が走るがそれは気合で無視だ

 

「戦えている…?何を勘違いしてる?出涸らしのゴミが!ゴミ袋を被ったら気が大きくなったか?あぁ!?壊れて失うだけだ。道具は限界を超えないんだぞ?」

 

「はっ!気が会うね悪友…ッ!」

体重を乗せた拳を顔面に叩き込むッ!だが避けすらしないッ!そんな価値などこいつにはないと言わんばかりに堂々と笑うッ!

 

「君の時間稼ぎに釣られたんじゃぁない!ゴミ拾いできる程ゆとりがあるんだよ僕にはァ!」

「HAHAHA!!取り繕ってんじゃないよ!みっともない!!ちゃんと弱音ぐらい吐けばいいッ!」

 

お互いに攻撃をしながら空中を移動するッ!片方は鋼鉄の拳で殴り飛ばし片方が奪った個性で殴打するッ!

あぁ!殴り合いはこちらの分が悪いなら弱者らしく小細工を使わせてもらおうッ!

車から吹っ飛んできた注入剤【超酸注入・ピンキー】とある少女をの個性を濃縮して保管、触れられれば即座に骨も残らないッ!

それを一瞬のためらいもなくAFOの体内に撃ち込むッ!瞬間内側から全てが溶けだす!

 

「おいおい!巻き戻ったそばから腐食し続けちゃうなァ!」

「あぁあ!!オールマイトォォ!!」

「僕は生ごみじゃなかったっけか!?」

 

 オールマイトがゲラゲラ笑い親指を下に下す、AFOが怒りに身かせ、自身を破壊するほどのパワーでオールマイトを再びぶん殴る!それだけで再びおもちゃの様にビルを貫いてオールマイトが吹っ飛ぶ!

身体が痛い…だが笑いが止まらない

 

【肋骨骨折・全身打撲・呼吸器官二異常アリ】

「ふっふっふぅ…あぁ、やっぱり私はこういう風にしか生きられないな…!」

 

 今ある装甲で折れた骨を固定、圧縮し無理やり立つ。

なるほど…AFO、今度は青年というよりもはや少年レベルまで巻き戻っている体内にぶち込んだピンキーを取り除くために自壊するほどの攻撃をしたのか…とするとダメージによって加速度的に巻き戻しが進行する…?

なるほどなるほど…そういうことか…なら僅かでも次に繋げる為に…。

 

「HAHA…」

「何がおかしい…」

「HAHAHAHAHAHAHAHA!間断なく持ってこい!エルクレス!!」

 

 不謹慎だろうか?もはや何もできないと思っていた自分がこんなにも…役に立てるなんて…あぁ!人の役に立てて嬉しいッ!

エルクレスから伝わってくる、頑張れと!!もちろんだ!頑張ろうッ!

次々に飛んでくる追加武装が体中を覆い、戦闘準備を開始する。

口から吐血しながらも尚、強い意志で目の前の巨悪を睨みつける!

 

「【スラスター・ウラヴティ・インゲニウム・スタンド】出力全開!!なぁ!勝とうぜ!オイ!!」

 

 




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