(完結)転生ですか?え?民度がアメコミ並みの世界?チェンジで   作:カニバルキャンディー

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世界はそれを愛と呼ぶんだぜ


サンボマスター

 ある物理学者は言いました 【神様はサイコロを振らない】

これはすべの現象は最初から最後まで決まっているという意味だ

だがそんなことはあり得るだろうか?いいやあり得ないッ!誰かが強く望む未来!誰かを応援するエネルギーッ!

そして運命という言葉に縛られない、縛られてたまるかと言う強い意志ッ!そのすべてが未来を変えるッ!

 

 

死んだことすら何度も否定し、生き返っても尚戦い続けるものを人は悪魔ではなく英雄と呼ぶ

 

 

「ハエがァァァァァ!!」

「吠えてる暇があるなら戦えやボケがァァァァァァ!!!」

 

体力は既にカラカラ身体もボロボロだろう、しかし動力源は気合と根性ッ!ならば尽きることはないッ!

 

 瞬間数十発の拳がAFOを捕らえるッ!

顔面に10秒後の拳がめりこみ。躱そうと下降するが読まれていたように5秒後の蹴りが腹筋事内臓を抉り取り、オールマイトを掴んでいる腕を3秒後の手刀打ちで切断するッ!

そのまま数秒後事の腕がオールマイトを引っ張りスカーレットが立っているビルの屋上に載せる

 

「時飛少女…最高のタイミングだ…!」

「わはは!将来教科書に載るかな!?」

 

ゲラゲラ笑いながらオールマイトに視線を向ける、まるでAFOなど居ないかのように余裕綽々をもって、その姿がまたAFOの敵意を煽る。

「それで?そっちは無事?いい加減お爺ちゃんなんだから無理しちゃダメだって」

「大丈夫だ…私はオールマイトだからな…」

「そこまで強がれるなら十分だにゃ~!それじゃ…戦闘開始と行きますか」

 

 この間数秒の間スカーレットは身動き一つしていない、もうッ!攻撃は既に終わっているのだからッ!

ここでやっと拳を構え、首の骨を鳴らしながらビルから飛び降りる

 

血化粧をしボロボロのスカーレットと光り輝く美少年と化した無傷のAFOが向かい合い、煽り合う

「ぷっ!アッはHAHAあははっははぁAHHAHA!かっこいいぃぃ!!ぴかぴか光っちゃって!死んでくれたら惚れちゃいそうだぜ!!」

「このクソガキがァ!お前はなんで何度も何度も邪魔しやがって!英雄でも勇者でもないカスが魔王の道を阻むんじゃァない!!」

 

 光る身体から天使のような羽を生やし無数の光線を吐き出すッ!一発一発がビルを貫通させ、地表を抉り取るッ!その姿まさに天使の様に神々しいッ!

しかしスカーレットはそんなものをものともしないッ!光線を数秒後の拳で殴り飛ばし反射ッ!手を焦がしながらまたもAFOの喉元を足刀で抉り取るッ!

 

「ごがぁ!?なべるながぁぁああ!!」

「いいやァ!舐めるなんてそんなめっそうなッ!」

 

 即座に時間を消し飛ばしAFOの頭上に踵落とし!だが、今度はいとも簡単に蹴りを受け止められビルに叩きつけられるッ!その威力!ビルが倒壊し砕け散るほどッ!

スカーレットが血反吐を吐き出し意識が一瞬飛ぶが0.1秒後に自分に向けて拳を突き出し強制的に目覚める

流石の必殺もあれだけ見せられれば対処などAFOに取っては簡単なことだろうッ!

 

「手品は一回までだろうがァ!見飽きだぞォ!!」

「ぐがぁ…じゃぁ!上からのシャワーの時間だッ!加齢臭がくせぇんだよ!!」

 

 倒壊するビルから瓦礫をぶん投げながら飛び出すッ!直後空中からスカーレットとAFOめがけてXー66のレーザー一斉照射ッ!

熱線が雨あられと降り注ぐッ!ビルが倒壊し町が燃え出しアスファルトすら溶けるッ!まさに地獄のような有様!その中にいる2人は意に介した様子もなく殴り合うッ!

時間が消し飛び筋肉で受け止めながら地獄のごとく殴り合うッ!

歯が飛び骨が砕け肉が飛び散るッ!完全無欠の異常事態、個性社会であってもありえない光景!その中で英雄と呼ばれる悪魔と巨悪が蛇の様に絡み合いながらぶつかり合うッ!

 

「私が帝王だァァァ!!死柄木の所に行く前に私が殲滅してやるよッ!」

「僕は魔王だァァァ!!今度こそお前をすりつぶしてくれるッ!!」

 

 拳を叩きつけながらお互いのデコを両方同時に叩きつけるッ!

お互いが凶悪に笑いそのまま殺し合いが始まるッ!

 

正真正銘の最終ラウンドだッ!

さぁ行こうッ!

 

【更に向こうへ】

 

──────────────────────────────────────────────────────────

 あぁ!痛い痛い!全身から血液が噴き出て骨が軋み体力が消し飛ぶ!

だけど楽しい!ほら!今私の肩を貫いたあの弾丸!少しずれてたら頭がはじけ飛んでた!それを叩き潰してついでにAFOの心臓も叩き潰すッ!

強い相手を叩きのめしてそれを蹂躙するこの快感ッ!やっぱり私は戦いが好きなんだ!

 

AFOから飛んでくる剛腕を脚で踏みつぶし数秒後の拳を顔面に叩き込む!勢いそのままビルに激突し血反吐を吐く

 

「何もかもッ!お前のせいだァ!駆藤ォ!!」

殺し合い(デート)の最中に他人を呼ぶなホモ野郎ッ!」

 

中指を立ててげらげら笑う!その姿がAFOの勘に触り続ける!昔見た誰かの様に!消して諦めず折れず、ユーモアがある誰かとッ!

あの男の隣にいた男にも似ている!

 

「クソクソクソクソ!余力を残しておかねばと思っていたがッ!もういい!!お前を殺すのも!ゴールも何もかも一括だッ!」

AFOの身体が変化していくミキサーですべての個性を混ぜ合わせそれをそれぞれ最適な形に変形・巨大化・暴走を始める

禍々しく痛々しい姿にッ!

 

全ては一つの目的のために(オール・フォー・ワン)

 

「押し通る」

全ての個性を使い潰しながらビームをスカーレットではなく後方に推進力に変えて前に進む!

少年のから胎児に戻るその一瞬に賭けたのだッ!

 

「アはっは歯は波っ葉は!!スクラップの時間だぜェェェ!!」

 

クリムゾン・デビルをすべて発現させ、気が狂ったように笑う

拳を構えラッシュッ!

 

数秒数分数十分の未来を殴る

彼女には未来を見ることと時間を超越することと以外には

ぶん殴ることしかできないッ!!

 

 異形の口を下から叩き上げ翼を引きちぎり触手を嚙み千切り強靭な筋肉を正面から殴り飛ばし硬質な物を引き抜く

飛び出た骨を拳で押し込み棘の生えた皮膚を引きちぎりブクブクと肥大化した脂肪を拳圧だけで吹き飛ばし明らかに鉄と化した皮膚を手刀で切り裂き太い幹のような血管を引きちぎり

牙を叩き潰し異形の眼球を引き抜き猛毒の血液を蹴圧で吹き飛ばし睨んでくる頭蓋骨を頭突きで砕き襲ってくる内臓を噛み砕くッ!!

 

だが殴るッ!それでも殴るッ!執拗に殴るッ!

殴り続けるッ!

 

全ての人の悪夢はそれらは打ち砕かれた(クリムゾン・デビル)

 

「これは!僕の物語だァ!!どけよハエがァァァァァ!!」

「WAAAAAAAANNABEEEEEEEEEEッッッ!!」

 

ジェット機など比較にならない推進力を生身の人間が叩き潰し続ける、狂気の沙汰だろう当然スカーレットの身体は自壊をし始めるッ!

腕は裂け骨が見え、砕けるのが直接本人が確認するが殴る力を一ミリも緩めない

 

「残念ッ!これは私たちの物語ですッ!!」

 

 全力をもって異形とかした怪物を解体し地面に叩き落とすッ!一秒遅れスカーレットも地面に落下する

口をパクパクさせ喘ぐような呼吸を繰り返す、心臓は止まりかけスタンドで強制的に動かしてるに等しい

だが、だがッ!

 

土煙がはれそこにいたのは1歳の胎児、言語能力もなく歩く力もない這って進むしかない力なき子供。

スカーレットは震える手でタバコを取り出し咥える。

 

死ぬ…あと数秒ラッシュしてたら私は死んでいた…だけど…私たちの勝ちだ…疲れた…もう赤ん坊気持ち悪い見た目しやがって

 

「アブあぁあぁあ!!」

無力な赤ん坊から放たれる鉄をも溶かす爆炎!スカーレットを炎が舐めとり燃やすがその一瞬時間が消し飛ぶ

 

「ありがと、火をつける元気もなかったんだ」

 タバコに火をつけ必死に笑いながら壊れかけている肺に煙を入れる、無論激痛が走るが、ここが正念場、気絶したらそのまま死ぬという確証すらある

感情も育っていないだろう赤ん坊の顔で絶望を全身で表しながらスカーレットが見てる前で卵子まで戻り消滅する

 

「ふふ…あははは……決着ゥゥーーーッ!!私の勝ちだァァァァ!!」

しゃがみ込み自分の首裏に親指を当て勝利の雄たけびを叫ぶ!体の中から溢れんばかりの興奮とアドレナリンッ!

 

「デェェェェク!爆豪ッ!!こっちは何とかしてやったァ!あとは頑張れッ!!」

 

 血反吐を吐きながら空に向かってなお叫ぶ、この世界に今の彼女を止められる存在は一人しかいない

地面に倒れ込む瞬間何者かが紅音を抱き留める

 

「飯田少年じゃなくてすまないね」

同じようにボロボロのオールマイトが枯れ木のような、しかし力強く受け止め笑う

 

「世界最強に抱き留められるなんて光栄、どう?長年の因縁に決着をつけた気分は」

「端的に言うなら…すまないという気持ちだよ?君たちに任せてしまって申し訳が立たない」

 

「本音」

 

「ホモ野郎が消えて最高な気分、歴代の保持者も皆スタンディングオベーションしてるんじゃないかな?時飛少女が結婚するときは是非任せておいてほしい、最高なものをプレゼントしよう」

 

 お互い顔を見合わせ数秒後に笑った、これにて世界を表と裏から震わせた巨悪は完全に消え去った

残るは受け継いだもの同士の戦い。

 

────────────────────────────────────────────────────────────

 しばらく休憩しつつオールマイトが持っていた飲み物と食べ物で体力回復、正直焼け石に水だけど…最低限動けるようにはなった

さてさて!私!助けに行こうかね!回復したとはいえそろそろ死にそうだけど!あ~シリアス疲れた…このまま泥のように眠りたいわ

けど動いてないと死ぬ、アドレナリン出し続けてないと死んじゃうぞ~ジャンキーになって早死にしそう

 

「よいしょっと…さて…行きますか」

「やめておいた方がいい、今度こそ本当に死ぬぞ……それにもう決着はついている」

 

 タバコの煙を揺らしながら空を見るとちょうど何かが分厚い雲を切り裂きどこかに吹っ飛んでいる光景

遅れて飛行機の音を数百倍大きくしたような硬い何かがぶつかり合う音が世界に響く

んだよ、あっちも終わりか…手助けに行こうと思ったのに足手まといになるだけだったかも知れないけど!

 

「終わったか…これで世界も少しは平和になるといいんだけどにゃぁ…」

「なるさ、君たち若い世代がこれからを引っ張っていくんだ、私たち老人はもう引退だ…流石に今回で思い知ったよ」

 

「いうねぇ、英雄」

「言わせてもらうさ英雄」

 

 

切り裂いた空から見える美しい青空、これからの未来を暗示しているようだ

 

────────────────────────────────────────────────────────────

「にゃははは、お疲れお疲れ、お互い大変だったねぇ」

 包帯が巻いて居ない所などないような程傷だらけで輸血液と点滴を数本つけられている状態で同じような状態になっている緑谷君と爆豪に向かって話しかける

爆豪は昨日やっと集中治療室から出てきたばっかりだし…あとまだ目が覚めてない、呼吸器と心臓の動きを確認する機械に囲まれてる…こいつどれだけ頑張ったん?

 

 ちなみに一昨日集中治療室から帰ってきたのは私!目覚めたのは昨日!出血多量に全身打撲にもういろいろ数えられないくらいの怪我!棺桶から首だけ出てる感じだったらしい

先生曰くなんで生き返ったかわからないらしい…私にもわからん

 

 ちなみにほかのA組メンバーはそれぞれ別の所で入院してるよん、街は3つ吹き飛んでるけどそれ以外は無事だからそれぞれの町にテレポートで緊急入院!

私たちほど酷いのは居ないらしいけど…飯田君は別部屋にいるらしい…また後で遊びに行くか!足動くかわからんけど

 

「そっちもお疲れ様…オールマイトから話は聞いたよ…だいぶ無茶したみたいだね」

「片腕吹っ飛んでるそっちに言われたくないって」

 

 実は緑谷君右腕吹っ飛んでます!なんか死柄木と戦ってる最中に吹っ飛んだらしい…まぁよくあるよくある私も1回死んでるし

響香ちゃん耳片方飛んでなかった?だいぶ痛いと思う…

 

「んじゃ情報交換しよっか」

 

こっちは取り敢えずいろいろあったことを話した!マジでいろいろありました…全員ぶっ飛ばしたけど、人類史上最もヤバい戦いでした、全員ぶっ飛ばしたけど

なんだったら私が対応したヴィラン二匹あと数分放置したら世界滅ぼしてたし…全員ぶっ飛ばしたけど

 

「あ…あはは…そっちも大変だったんだね…こっちもそれなりに大変だったよ…」

「でしょうねぇ…んでんで?死柄木戦どうだった?」

 

 ベイブを咥えて煙を吐き出しながら緑谷君の話を聞く、作戦通りに土地丸ごと飛ばしたのはいいものの死柄木の成長が速すぎて危うく大量の腕で圧死しかけるし

爆豪の奴死にかけて体の内側から崩壊しかけるし、数人いたプロのヒーロー半分ぐらい殉職するし大変だったらしいね…色々別の場所もだいぶ死んだと思うし

 

「ま、これで一安心?巨悪も居なくなったし平和にはなるでしょう」

「うん、きっとよくなるよ」

 

 緑谷君に軽く手を振って点滴を引きずりながらスタンドを脚に纏わせ無理やり歩き出し病院の屋上に出向く

風が私の頬を撫でる、少し温まっている身体を冷やす…気持ちがいい、しまった…珈琲でも持ってこればよかった…

軽くクリムゾンを発現させ開いたり閉じたりする…よし取り敢えず逆行はしていないな…薬で無理やり覚醒させたからなぁ…最悪個性が無くなってたとしてもおかしくないし…

取り敢えずスタンドの欠損とかもないか…ならいいかな?

 

「お疲れ」

「うひゃぁ!?」

 

 首元につけられる冷たい感覚!完全オフのモードだったから反応が遅れたんだけど!?

え!?だれ!?今の状態でも私の背後を取れるなんてほとんどいないよ!?

 

スタンドを発現させながら後ろを振り向くとそこにいたのは…まぁ…案の定、天哉君

 

「ちょっと、不意打ちは勘弁してよ…滅茶苦茶びっくりしたじゃん…」

「未来が見える君の裏をかけたかな?」

 

 痛々しく脚と腕に包帯を巻いて困ったような顔で立っている

手に持った缶コーヒーを受け取りほぼ更地同然となってる街を2人で並んで眺める

死柄木にしてもAFOにしても派手にやったなぁ…やっぱり下手しなくても殺しておかないと世界が滅んでたな…こんな敵ばっかり!

 

「はぁ…にしても今回は本当に疲れた…」

「あぁ…君には苦労をかけた、これからはなるべく僕が重荷を背負おう」

「ば~か、2人で背負った方が軽いでしょうに…ねぇ」

 

 

「好きだよ」

 

 

「僕も好きだ」

 




長い間お付き合いしていただき誠にありがとうございました。
あと数話プロローグを書いたら終了とさせていただきます

感想高評価お待ちしております

バトル続きなので小休憩として日常が

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