YKNによるYKNのための(?)YKNの全てをYKNが語る何か 作:綠月
【(どうして私、ここに招待されたんでしょうねぇ・・・。罰ゲームの一種なんですかね、辛いですねぇ・・・。しかも・・・(チラ))】
『へへへ・・・』
【(札束数えてるヤバい人がいるんですよね・・・戦績が4勝不敗のレイリンさん。怖いですねぇ、自分なんかよりずっと強い方がいるなんて・・・私も金をせびられて酷い目に遭うんですかねぇ・・・。更にもう一人も・・・(チラチラ))】
「・・・。」
【(さっきからチェンソーのスイッチ入れたまま私とレイリンさんの方を見てくるヤバい人なんですよねぇ・・・。まともそうな人がいない空間とか怖すぎますね、辛すぎですねぇ・・・帰りたいです。)】
『・・・ねぇねぇ、そこのチェンソー持った嬢ちゃん。お金あったらあたしにくれない?』
「あぁ?んなもん持ってるわけねーだろ!それよりあたしと戦え!殺してみせろ!』
『えー、ほんとにないのー?じゃーそこの君は?何かデカいリュック背負ってるしその中に金塊詰め込んでたりしてない?』
【ヒッ!?わ、私ですか?そ、そんな金塊なんて一生見る機会の無さそうの代物持っている訳ないじゃないですか・・・このリュックには雑誌しか入ってないですよ。】
『雑誌ぃ?何でそんなのリュックがパンパンになるほど持ってんのさ。売ってもたいした金にならなさそうだしいらねー。ちぇ、呼ばれた他の二人から金を巻き上げられると思ったから来てやったのに・・・稼げなさそうだしもう帰るわ。』
「おい待て!あたしと戦えっつってんだろうが、逃げてるんじゃねぇぞ!」
【・・・あぁ、二人とも出て行ってしまった・・・。え、これもしかして私一人でしなきゃいけないんですかねぇ?・・・辛いですねぇ。】
〔・・・やはり、運命が示した通りだ。〕
{貴様のくだらん予想に過ぎないと思っていたが・・・ふん。}
【え、あなた達は・・・48番の連城さんと124番のゼニアさん・・・?あの、どうしてここに?】
{私は隣の奴に話しかけられただけだ。このYKN紹介企画とやらで人員が不足するから手伝ってほしいなどと・・・そもそもこの企画があること自体知らなかったしな。何も無いようなら一発殴って離れる気でいたが・・・。}
〔僕には見えたのさ、こうなるという運命が・・・フフフ・・・。〕
{・・・とにかく、仕方がないから付き合ってやる。手早く始めるぞ。}
【あ、ありがとうございます・・・。えっと、まずは31番、Whittyさん。版権キャラで元はFriday Night Funkin、通称FNFというゲームにModとして登場しています。FNFというのはえーっと・・・PCで出来る音ゲーですね。】
〔頭が爆弾みたいで、実際に導火線に火がついたりすると爆発・・・はしないけど暴走状態になるらしいね。歌うことで炎を出したり、暴走すると爆発を起こしたりするらしいよ。〕
{こいつの過去だが、どこかの施設で培養されて生まれたようだな。その培養の結果、爆弾のような頭となった。それと、元ロックスターとのことだ。}
【つ、次は32番、弓術士・・・本名は不明です。異色(職)業者の一人ですが、記憶喪失でその辺りの事を忘れているらしいです。】
〔能力として、自身の身体を弓矢に変えられるようだね。しかも弓、矢を一つずつ作っても身体の代償は小さく、全身を使えば矢の本数は無限になる程という噂だよ。実際の所は不明だけど。〕
{次だ。同じく異色(職)業者の一人、戦士。面倒を嫌う性格からはとても戦士だとは思えんがな。物体を拡大、または縮小して操る能力を持っている。武器が大剣なのに画像を見るとただの剣じゃないかと思うかもしれんが気にしないでいただきたい、写真の切り抜き機能を当時の中の奴が理解しない阿呆だっただけだ。以上。}
【(辛辣ですねぇ・・・)で、では次は34番、りくさんです。以前紹介した17番のりょくさんと同じ、ケムリクサのキャラです。6姉妹の内の次女で、触覚がずば抜けて高いですが他の感覚が劣っています。】
〔そして触覚の中でも痛覚を好んでいて、その痛覚を感じるために戦闘が好きだけど、周囲からはM気質だと誤解されがちだね。まぁそう思われても仕方ないだろうけど。〕
{痛覚が好きな理由だが、本人曰く「生きている実感が沸く」との事だ。能力は光を電力に変えるというもの。また、マフラーを発光させてパラシュート代わりとしていたのでこれも彼女の力の一端だという話だ。}
〔最後はFPSゲーム「Apex Legends」よりミラージュ。本名はエリオット・ウィット。ホログラフの幻術師という肩書きがあるよ。〕
【えっと、4人兄弟の末っ子で、かなりの目立ちたがり屋です。母から錯覚を作り出す手ほどきを受けて、更にその仕組みを研究していろんなものを吸収しました。その努力の賜がデコイ能力です。出したデコイを操作したり、一気に複数体出して撹乱させたり出来るようです。】
{以降、バーテンダーをしていた時に常連客からApexゲームの話を聞き、母に送り出されるようにゲームに参加。公式ではネタ要員にされているようだがな。}
【こ、これで今回の分はお終いですね。その・・・お二方とも、ありがとうございました。いやぁ・・・あの二人はなんだったんでしょうか。あれに振り回されたかもしれないと思うと辛いですねぇ・・・。】
{・・・企画が始まった時から様子を見ていたが貴様、辛いという言葉を使いすぎだ。過剰な被害者面は反吐が出る。}
【え、そ、そんな・・・。私は本当に辛いと思っているから・・・】
{その辛い状況を作ったのはあの二人のストッパーになれなかった他でもない貴様だ。こうなれば私が貴様の根性をたたき直す。}
【・・・え、いや、勘弁してくださ、あの、連城さん助けて・・・】
〔それもまた、運命さ・・・じゃあね。〕
【いやいや、運命ってなんですか!?紹介している時は普通に喋れていたじゃないですか!あの、本当に待って・・・】
{弱いままでいいのか貴様は?いいからついてこい。}
【そ、そんな・・・。つ、辛すぎですねぇ・・・。】