俺達は、IS学園に来て、教室まで案内された・・・
ユウマ
「視線がウザイ・・・」
一夏
「気まずい・・・」
「ユウマさん、俺どうしたらいいですか?」
ユウマ
「目を閉じて無心になれ。それしか乗り切る方法は無いぞ」
一夏
「目を閉じて無心になる・・・」
ユウマ
「そのまま寝ちまえ」
一夏
「・・・・グゥ・・zzz」
俺は一夏が寝たのを見届けた後は、俺も寝た・・・
キーンコーンカーンコーン♪キーンコーンカーンコーン♪
真耶
「皆さん入学おめでとうございます♪」
「今日からこのクラスの副担任を担当します、山田真耶です♪」
「これから皆さんの自己紹介をしてもらいますね♪」
自己紹介中・・・・
真耶
「織斑君・・・織斑君!」
一夏
「おわっ!!」
真耶
「ごめんね、自己紹介の順番が織斑君の番なんだけど自己紹介をお願いできるかな?」
一夏
「あ、はい。織斑一夏です」
「得意な事は、家事全般・・・趣味は、散歩する事かな」
「これからよろしくお願いします」
女子達
「キャアアアア!!!!」
「爽やかタイプの男子よ!!」
「家事全般が得意なんて・・・私をお嫁さんにしてください!」
「イヤ、むしろお婿に来てください!!」
プシュー(ドアが開く音)
千冬
「相変わらず五月蠅いぞ。なんでまたこんな事になったのやら・・・」
女子達
「キャアア!!!千冬様よ!」
「私、千冬様に憧れてこの学園に来ました!!」
「どうか私を罵って!!そしてつけあがらない様に躾けてください!!」
バンッ!!(机に出席簿を叩きつける音)
千冬
「この学園に来る奴らは馬鹿ばかりか?そんな軽い気持ちでこの学園に来たのなら今すぐに出ていけ」
「ココはISの正しい使い方を学ぶ場所だ!!そのようなくだらん理由で来るな!!真剣に学びに来たモノの邪魔だ!!」
女子達
「・・・・」
千冬
「山田先生、自己紹介は終わりましたか?」
真耶
「まだ朝霧君の自己紹介が終わってません。気持ち良さそうに寝ていまして・・・」
千冬
「朝霧、いい加減起きて自己紹介しろ」
ユウマ
「ん?ちーちゃんどったの?」
千冬
「この学園では、織斑先生だ」
千冬は、出席簿で軽くユウマの頭を叩いた・・・
ユウマ
「痛っ!!自己紹介?そんなのしてもしなくても変わらないだろうに・・・」
「ドイツから来ました、ユウマ・朝霧・ガーシュタインです。得意な事は特にありません」
「趣味もそこまで自慢するほどのモノは有りません。俺の事はあまり構わずにそっとしておいてください」
「くだらない理由で、近づかれると迷惑なので」
「これで良いですか?」
千冬
「色々と言いたい事は有るが、今回は良かろう」
「良いか、お前達はこの学園にISの事を学びに来たIS操縦者の卵達だ」
「何事にも真剣に取り組むように」
真耶
「それでは今後の事をお話ししますね。IS学園では、クラス対抗戦を行うのでクラス代表を選出する必要が有ります」
「クラス代表は、今回は自己推薦か誰かからの推薦でも構いませんよ」
千冬
「誰か代表をやりたい奴は居るか?」
女子達
「ハイ!!織斑君が良いと思います!」
「私は、朝霧君が相応しいと思います!!」
「折角の男子だもん!有効に使わないとね!」
ユウマ
「ふざけるな、俺と一夏は客寄せパンダじゃねぇ。お前達のオモチャじゃねぇんだよ」
「一夏、俺達は学園内を見学しに行こうぜ」
一夏
「そうですね、ここに居てもめんどくさそうな事になりそうですし」
千冬
「ちょっと待て、せめてクラス代表が決まるまで教室内には居てくれ」
ユウマ
「面倒なんですけど」
小声side
千冬
「ユウマ、今日はどうした?いつもより性格が捻くれてないか?」
ユウマ
「この状況で普通で居ろってのが無理ですよ。何ですか、この珍獣みたいな扱いは」
「女子達全員が女尊男卑主義に汚染されている訳じゃないからまだマシですけど」
千冬
「それに関しては学園の意向で、貴重な男性操縦者はバラバラのクラスにするより一つのクラスに纏めた方が管理がしやすいとのお達しだ」
ユウマ
「チッ!!どうせならもっと大人しい女子達が居るクラスに入れてもらいたかったぜ」
千冬
「少し待ってくれれば、私の方で学園長に交渉してクラスを変えてもらえるように頼んでみよう」
「最悪、束にも協力してもらえば良いからな」
ユウマ
「分かりました。出来ればラウラと同じクラスに移動出来るようにして下さい」
千冬
「確約は出来ないが、最善は尽くそう」
ユウマ
「了解です」
小声side out
千冬
「さて、自推でも他推でも良いと言ったがお前達は何故織斑と朝霧を推薦したんだ?」
女子達
「だって珍しい男性操縦者ですよ?こんな希少なチャンスは生かすしかないじゃないですか!」
「そうですよ!私達は他のクラスよりチャンスが多いんですから、他のクラスに男子の情報とかを売ったりできますし」
「例え弱くても関係ありませんよ!私達が優位に立てれば良いんですから!」
???
「お待ちなさい!!アナタ方は一体何を考えているのですか!!」
「ご本人達の意志を無視して勝手に押し付けて・・・淑女として恥ずかしくはありませんの!!」
女子達
「男なんて女性の言いなりになるしか能のない低俗な存在じゃない。そんな相手にそんな感情湧かないわよ!」
「そうよそうよ!男なんて利用するくらいの価値しか無いのよ!」
千冬
「お前達、今すぐに荷物を纏めて出ていけ。私は女尊男卑主義が大嫌いなんでな・・・IS学園に屑どもは要らん」
女子達
「そんな事認められるわけないじゃないですか!!今は女性中心の世界ですよ!」
「そんな自分勝手な言い分、いくら千冬様でも許されませんよ!!」
束
「屑共の気配を感じて束さん、参上!!」
千冬
「束、何をしに来たんだ?」
束
「ちょっと屑共を追放しようと思ってね~♪ゆ~くんもかなり頭に来てるみたいだからね」
「ここら辺でゆ~くんの束さんへの印象をアップさせようと思ったのだぁ♪」
「と言う訳で、これ屑共の今までやって来た犯罪紛いの証拠ね。もう学園長には伝えてあるよ~」
「おい、お前達・・・今すぐにココから出ていけ。目障りなんだよ」
女子達
「ISを作った生みの親ってだけで偉そうに・・・」
「私達の方がISを上手く扱えるのに!!」
束
「ハァ?束さんよりISが上手く使える?」
「寝言は寝て言えよ、ガキ共が。私の方が誰よりもISを熟知してるんだよ」
「そんな束さんが、半人前以下の屑共に負けるかよ」
ユウマ
「束さん、少し落ち着きましょうね~」
束
「はぅ!!ゆ~くんの体温が束さんを包み込んでいくよ~♪」
ユウマ
「ただ頬っぺた摘まんだだけですよ。抱きしめてるわけじゃないんですから、変な事言わないでくださいよ」
???
「お話し中の所申し訳ありません。お初にお目にかかります、篠ノ之博士。私は、イギリスから参りましたセシリア・オルコットと申します」
「この度は、大変不快な気分にさせてしまい申し訳ありませんでした。コチラの問題の生徒はイギリス籍のモノなので先ほど大使館と女王陛下に打診をしたところ強制送還となりました」
「直ちに大使館から担当のモノとイギリス籍の捜査官が参ります。スグにこの不届き者を排除いたしますわ」
束
「ありがとう♪もう束さんイライラしちゃってね~・・・こいつ等始末しようかと思ってたんだよ~」
セシリア
「アナタ達、イギリスに戻ったら国外追放とイギリス籍の剥奪が処されますわ。精々女王陛下への弁明でも考えていると良いですわ」
女子
「没落貴族の分際で調子に乗るんじゃないわよ!!」
セシリア
「たとえ没落していたとしても、貴族の誇りと女王陛下の名に恥じぬ行いを心掛けていますわ。それに人間の尊厳を踏みにじる最低の行為は断じて許しませんわ」
「さぁ、ご退場を」
千冬
「私が摘まみ出そう。ほら、出ていけ屑共」
千冬さんは、女尊男卑主義に染まった屑共の首根っこを掴んで引きずっていった・・・
それから暫くして・・・
千冬
「済まない、想定外の事が起きてしまったがクラス代表は如何したモノか・・・」
セシリア
「でしたらこのセシリア・オルコットが自推いたします。これは個人的なお願いなのですが、織斑様と朝霧様と模擬戦をさせて頂けませんか?」
千冬
「模擬戦?」
セシリア・オルコット
「世界初の男性操縦者の方がどのような人と成りをしているのか気になりまして。ご無理なら模擬戦は無しで構いません」
ユウマ
「俺は別に構わないぞ」
一夏
「俺も構わないけど、IS持ってないんだよな」
千冬
「ふむ・・・では後日模擬戦の機会を設けよう。織斑は、学園に用意されているISを使えるように手配しておこう」
真耶
「あら?織斑先生、たった今日本政府からこんな打診が・・・」
千冬
「チッ!!ロクでなし共が・・・束、お前の方で織斑のISを見繕ってやれ。量産機のカスタマイズ版で良い」
束
「どうしたのちーちゃん?」
千冬
「これを見ろ」
束
「何々?織斑一夏に日本企業のISを提供する代わりにデータを寄越せ?」
「こんなの認められないね!束さんに任せなさい!いっくんに一番マッチするISを用意してあげましょう♪」
セシリア
「朝霧様のISは篠ノ之博士がご用意するのですか?」
ユウマ
「あ、俺専用機持ってるんだよ。これでもドイツ特務部隊所属だからさ」
セシリア
「ドイツ特務部隊⁉あの巨大タンカー船から要救助者を全員救い出す偉業を成し遂げたあのゴースト小隊に所属していらっしゃるのですか⁉」
ユウマ
「ゴースト小隊ってそんなに有名なの?」
セシリア
「有名どころではありませんわ!!世界各国でゴースト小隊を参考に日夜訓練を行っていると聞きます」
「イギリスでも、ゴースト小隊は憧れの部隊なのですよ」
ユウマ
「マジか・・・」
ヤベェ・・・そんなに有名ならR-1とかアトラスガンダムは使えないじゃん・・・
R-2とR-3もR-1と同じコンセプトで作られている以上、絶対何処かでバレる可能性が有る・・・
いっその事、自分で簡単な量産機系のISを組むか・・・
小声side
束
「ゆ~くんも何か量産機要る?束さんの方で用意してあげようか?」
ユウマ
「お願いできます?」
束
「この天災束さんに任せなさい!どんな感じが良いとか要望はある?」
ユウマ
「このデータを渡すんで、この中に有る量産機の外側だけ作ってください。動力炉はコッチで用意しますんで」
束
「外側だけで良いの?」
ユウマ
「この世界の技術レベルだと、外側を作るだけで精一杯だと思います。俺も手を貸しますんで協力してください」
「お礼はしますから」
束
「いっくんのISもこの中から作っても良い?」
ユウマ
「あまり派手じゃない奴なら良いですよ。機体内容は後で説明しますから」
束
「了解だよ。お礼って何でも良いの?」
ユウマ
「俺に出来る範囲なら出来るだけご希望に添えるように努力します」
束
「じゃあお礼内容は考えておくね♪この後、整備棟に行って色々プランを練ろうね」
ユウマ
「分かりました」
小声side out
千冬
「では模擬戦の日取りはコチラで調整しておく。何かあれば遠慮なく相談するように」
真耶
「では、本日のホームルームはこれで終わりです。この後は、寮の案内等がありますので各自割り当てられた寮に向かってくださいね」
「そこで寮生活での注意事項等の説明がありますから」
「織斑君と朝霧君は、特別寮が用意されていますので案内しますね」
移動中・・・
真耶
「ココが織斑君と朝霧君が暮らす事になる職員寮です」
一夏
「何で職員寮何ですか?」
ユウマ
「一夏、考えてもみろ・・・見ず知らずの女生徒と同じ部屋で生活・・・考えただけでも身の危険を感じるだろ?」
一夏
「確かに・・・」
真耶
「ココはセキュリティ対策もかなり強化しているので、そうそう侵入して来る人は居ないと思いますよ。入室には指紋認証とIDカードが必要なので」
ユウマ
「なら安心ですね」
一夏
「知り合いを呼ぶのは構いませんか?」
真耶
「その場合は職員棟の受付で入館手続きをしてもらえば大丈夫ですよ。一応誰が来たかを管理しないと危険ですので」
一夏
「分かりました」
真耶
「では、これがお二人のIDカードです。IDカードを読み込ませたら指紋登録をして完了です」
「少し手順が面倒なので一緒に説明しますね」
「まずIDカードを差し込みます・そして指紋認証システムに自分の両手の指紋を登録します・その後もしもの時用の認証パスワードを登録して完了です」
「ここまでで何か分からない事はありますか?」
一夏
「大丈夫です」
ユウマ
「俺もです」
真耶
「何かありましたら内線が付いていますので使ってくださいね。内線は織斑先生と私の方に繋がりますので」
ユウマ
「了解です」
一夏
「分かりました」
真耶
「では、今日はゆっくり休んでくださいね。明日から通常授業が始まりますからね、寝坊しちゃダメですよ?」
そう言って山田先生は、帰っていった・・・・
ユウマ
「一夏、これから整備棟に行くぞ。そこで一夏と俺のISを組み上げる」
「俺の特別データを使うから、その中から好きな量産機を選んで良いぞ。束さんも協力してくれる」
一夏
「分かった」
整備棟・・・
ユウマ
「束さん、居ますか?」
束
「待ってたよ♪早速お宝データを見せて♪」
ユウマ
「はいはい、一夏も入って来いよ」
一夏
「お邪魔します」
束
「早速2人のISを作る為に、ゆ~くんのお宝データを見よう♪」
ユウマ
「えっと・・・俺の秘蔵パスワードを入れて、本人認証を済ませれば・・・これで閲覧できますよ」
「量産機系のデータはこれかな・・・この中から好きな機体を見繕ってみな」
束
「何これ♪凄いよ!こんなテクノロジーが組み込まれたISは束さんでも作れないよ!」
一夏
「俺、このISが良いです」
ユウマ
「ん?アストレイ系が良いのか?」
一夏
「このガーベラストレートって言う日本刀がカッコよかったので」
束
「確かに格好いいね♪他にもカスタムが出来るんだね」
「でも、このアストレイ・レッドフレームが良いの?」
一夏
「これが良いです」
ユウマ
「一夏がレッドフレームを選ぶとは意外だな。俺はどれにするかな・・・無難にジム・カスタムにしようかな」
「外側は量産機でも中身を徹底的に弄ってエースパイロット級の化け物機体に作り変えるのも面白そうだ」
「搭載武装も本来搭載していない武装もガン積みにして、ニュータイプ専用のジム・カスタムに改造しちまおう」
束
「使いたいISも決まった事だし、レッツ・クリエイティブ♪」
一夏
「レッツ・クリエイティブ」
ユウマ
「製作開始」
俺達は、模擬戦までの間は織斑先生が公欠扱いにしてくれたので思う存分開発に専念できた・・・模擬戦は2週間後に行う事になったそうだ
一夏の勉強の方は、俺と束さんでしっかり教えておいた・・・天才と天災のお勉強会はそれはもうしんどかったそうだ
2週間後・・・
束
「出来ました!いっくんのIS、アストレイ・レッドフレームです♪」
一夏
「出来た・・・俺だけのIS」
ユウマ
「レッドフレームは、もう量産機の領域を超えてる機体だから振り回されないように頑張れ~」
一夏
「・・・マジですか・・・」
ユウマ
「本来初心者が使う機体じゃないからな。玄人レベルの機体だからな、毎日鍛錬を頑張れ」
束
「ゆ~くんの方はどんな感じ?」
ユウマ
「出来ましたよ?デタラメスペックの機体が」
「本来搭載されていない武装も満載で正直量産機の面影はありませんね」
「ISの世代的には第五世代くらいの性能かな」
束
「マジで⁉」
「束さんも専用の機体が欲しいよ!!」
ユウマ
「俺を丸め込めたら考えましょう」
束
「ホント⁉なら束さん頑張っちゃう!」
ピコン♪
束
「ん?ちーちゃんからだ・・・そろそろ模擬戦の開始時間だって!」
ユウマ
「なら行きましょうか」
一夏
「ぶっつけ本番でどこまで行けるか分からないけど、頑張ってみるか」
束
「二人とも頑張って行け~!!」
アリーナ管制室・・・
千冬
「そろそろ時間か・・・各員準備は良いか?」
ユウマ
「準備出来てます」
一夏
「問題なしだぜ」
セシリア
「準備完了ですわ」
千冬
「では1回戦は、朝霧とオルコットだ。格納庫から発進して来い」
ユウマ
「朝霧ユウマ、ジム・カスタム出る!」
セシリア
「セシリア・オルコット!ブルーティアーズ行きます!」
ユウマ
「初戦はお嬢様ですか」
セシリア
「私と踊っていただけますか?今回はISでの模擬戦ですが」
ユウマ
「生憎俺はダンスは苦手でね・・・模擬戦で戦う事で良ければお付き合いしましょう」
セシリア
「では、私の円舞曲にお付き合いくださいな♪」
千冬
「それでは試合開始!!」
ブーッ!!!!
セシリア
「お行きなさい!ブルーティアーズ!!」
ユウマ
「ファンネルか?ISにはサイコミュ技術でも搭載してるのか?」
「まぁ、俺相手にファンネルは無意味だぜ!」
「インコム射出!!ターゲットを撃ち落とせ!!」
セシリア
「クッ!!高機動状態で動きながらBT兵器を使えるなんて⁉」
「私でもまだ出来ていないのに!」
ユウマ
「動きながらの攻撃は基本中の基本だぞ、お嬢さん」
「ファンネル使っている時に本体が動いてない状態なのは狙ってくれって言ってるようなもんだぜ!」
「目標補足!ビームライフル発射!!」
バシュン!!
セシリア
「ティアーズが撃墜された!!でもまだティアーズは生きていますわ!!」
「お行きなさい!!」
ユウマ
「う~ん・・・インコムだと射程に限界があるな・・・」
「こうなったら本来コイツには搭載されていない武装を解放するか!」
「シールドビット射出!!目標を追い詰めろ!!」
セシリア
「新しいBT兵器⁉」
「一体幾つのBT兵器を搭載しているんですの⁉」
ユウマ
「コイツ以外にも他の機体に色々積んでいるぜ!」
「今回はインコムとシールドビットだけしか積んでないぜ」
セシリア
「ドイツはそこまで技術革新が進んでいるのですか・・・」
「ですがイギリスも負けてはいませんわ!!」
「相対位置予測・・・ターゲットロック!フルファイア!!」
ユウマ
「おわ!!俺の行動を予測してきたのか・・・だったら俺は連射で受けて立つぜ!」
「シールドビット射出!!ターゲットロック!乱れ撃つぜ!!」
バシュシュシュ!!!
セシリア
「キャアアア!!!」
「物凄い弾幕ですわ・・・でも私は負けるつもりは毛頭ありません!」
「目標は既に見えていますわ!!スターライトシュート!!」
パァン!!!
セシリア
「まさかダミー⁉」
ユウマ
「君は凄いな・・・初めて見た攻撃にここまで食いついて来るなんて」
「でも今回は俺の勝ちだ」
俺は、ビームサーベルを引き抜きセシリアを攻撃した・・・
アナウンス
「ブルーティアーズ、シールドエネルギーEMPTY。朝霧ユウマ君の勝利です」
セシリア
「負けましたわ・・・お強いですね」
「流石ゴースト小隊に所属されているだけの事はありますね」
ユウマ
「ココだけの話、ゴースト小隊の隊長は俺だよ」
セシリア
「では、巨大タンカー船から人々を救い出したのは・・・」
ユウマ
「俺だよ」
セシリア
「後でその事でお話ししたい事が有ります。お時間を頂けますか?」
ユウマ
「分かった。後でエントランスで合流しよう」
セシリア
「えぇ、では失礼しますわ」
千冬
「次は織斑、お前の番だ」
一夏
「ぶっつけ本番でどこまで行けるか分からないけど、やるしかねぇか」
ユウマ
「頑張れ若者よ。何事も経験だ」
千冬
「一夏、勝ってこいとは言わん。負けても良い、自分が成長できるような勝負をして来い」
一夏
「分かった。頑張ってくるよ千冬姉、ユウマさん」
ユウマ
「ここで重大事実だ。一夏、お前のレッドフレームは機動性はそれなりに高いが装甲が薄いからな」
「攻撃には当たるなよ、当たれば中々のダメージが来るぞ」
一夏
「マジですか⁉」
ユウマ
「発泡金属は、軽くて使いやすいが装甲が紙っぺら同等と思ってくれて構わない。まぁ、防御シールドが有るから致命傷にはならないさ」
「男は度胸だ!当たって砕けろ!」
一夏
「何の励ましにもなってないですよ!!」
セシリア
「織斑先生、コチラ準備完了しました」
千冬
「了解した。織斑、カタパルトで発進しろ」
一夏
「織斑一夏、レッドフレーム行きます!」
セシリア
「お待ちしてました、織斑様・・・では始めましょうか」
一夏
「俺じゃあ相手になるか分からないけど、お相手お願いするよ」
千冬
「それでは試合開始!」
セシリア
「インターセプト!接近戦でどこまで行けるか試させていただきますわ!」
一夏
「接近戦ならコイツの得意分野だ!!ガーベラストレート!!」
ガキンッ!!!
セシリア
「間合いはそちらの方が有利ですが、懐に入ってしまえばコチラの独壇場ですわ!!」
一夏
「ナイフの使い方が上手い⁉」
「だったら俺もナイフに切り替えるだけだ!アーマーシュナイダー!」
セシリア
「私の得意な間合いに飛び込んでくるなんて・・・流石日本男児ですわね♪」
「ですが、格闘戦はココまでにしましょう・・・織斑様は射撃戦は出来ますか?」
一夏
「あまり得意ではないけどな・・・」
セシリア
「では私と射撃戦をしましょう、お互いに全力を尽くして」
一夏
「分かった。ビームライフルアクティブ!」
セシリア
「お行きなさい!ティアーズ!」
一夏
「これってファンネルか⁉」
「撃墜するしかねぇか!!バルカン!!」
バララララ!!
セシリア
「その程度ではティアーズは落とせませんわ!」
「撃墜させてもらいますわ!」
一夏
「クソッ!!狙いが定まらない!こうなったら本体を狙うしかないよな・・・」
「至近距離からの射撃なら外さねぇ!!喰らえ!」
セシリア
「甘いですわ!ティアーズはまだ残っていましてよ!」
一夏
「マズイ!!」
セシリアは、本体に残していたティアーズからミサイルを発射した
ドカ~ン!!
一夏
「グァアア!!」
アナウンス
「レッドフレーム、シールドエネルギーEMPTY。セシリア・オルコットさんの勝利です」
一夏
「負けちまったか・・・」
セシリア
「初めてISを使ったのに、このレベルで操縦できるのは凄い事ですわ」
「自信を持ってくださいな。これからは共に切磋琢磨していきましょう、織斑様」
一夏
「俺の事は一夏で良いよ。これからよろしくな、オルコットさん」
セシリア
「私の事もセシリアで構いませんわ。これからクラスメイトとして、ライバルとしてよろしくお願いしますわ、一夏さん」
一夏
「コチラこそよろしく、セシリア」
試合後・・・・
セシリア
「お待ちしていましたわ、朝霧様」
ユウマ
「ユウマで良い。それで話ってのは何だ?」
セシリア
「では、私の事はセシリアとお呼びください。お話は巨大タンカー船の事です」
ユウマ
「タンカー船がどうした?」
セシリア
「そのタンカー船に私の両親と私とメイドのチェルシーが乗っていました」
「ユウマさんのお陰で皆が助かりました、本当にありがとうございました」
ユウマ
「ちょっと待て、俺が助けたのは動力室に取り残されていた人達だけだぞ」
「家族一行を助けた覚えは無いぞ」
セシリア
「その動力室に取り残されていた一人が父です」
「父は貴族でしたが、元は船の操舵士をしていたんです」
「母と結婚してからは船乗りは引退していたんですが、火事の知らせを受けて消火に向かったのですが煙に巻かれてしまい意識を失っていたそうです」
「そんな時、ユウマさんが助けに来てくれたそうです」
「父は感謝していました。直接お礼が言いたいと」
ユウマ
「気持ちだけ受け取っておくよ」
セシリア
「この事は父に伝えても構いませんか?」
ユウマ
「俺の名前は伏せておいてくれ。色々と面倒な事になるのは嫌いなんだ」
「それと礼も要らないと伝えておいてくれ。俺はあくまで困っている人を助けただけだからな」
セシリア
「分かりました。そのように伝えておきますわ」
ユウマ
「話しは終わりで良いのかな?」
セシリア
「はい、お時間を取らせてしまい申し訳ありませんでした」
ユウマ
「気にしないでくれ。何か困った事があれば相談には乗るよ」
「俺に出来る範囲に限られるけどね」
セシリア
「その時はお願いしますわ♪」
ユウマ
「これからは友人としてよろしくな、セシリア」
セシリア
「えぇ、こちらこそよろしくお願いしますユウマさん」
この日、俺は新しい友人と出会った・・・
ユウマの使ったジム・カスタムの簡単スペックですが
機体 ジム・カスタム(0083版)
武装 ドッツライフル(AGE)
ビームマシンガン(ハイペリオンガンダム)
シールドビット(シールド内蔵型・シールドのモデルはダブルオークアンタム)
インコム(モデル・ドーベンウルフ)
ビームサーベル(ジム・カスタム標準装備)
ダミーバルーン(νガンダムとかに搭載されているのと同じモノ)
他量子変換されている武装が多々ある