こんな設定もガバガバな作品を読んで頂きありがとうございます
刀奈
「虚ちゃん、どのガンダムが良いと思う?」
虚
「別に無理にガンダムを選ばなくても良いのでは?」
刀奈
「簪ちゃんが、ガンダムを選んだのならお姉ちゃんである私もガンダムを選ぶ義務が有るのよ!」
簪
「お姉ちゃん、シスコンもいい加減にして」
刀奈
「簪ちゃんが辛辣!」
簪
「私は、ガンダムがカッコいいから選んだだけ。お姉ちゃんが、ガンダムを選ぶ義務なんて無い」
刀奈
「だって、折角簪ちゃんと同じガンダムを作れるなら、私もガンダム作りたいんだもん」
本音
「スゴ~イ!!お姉ちゃん、これ見てよ!」
虚
「如何したの本音?」
本音
「今、ゆ~ゆ~から貰った一覧表見てたらね~、ガンダム以外のロボットが載ってるんだよ♪」
「パーソナルトルーパーって言うんだって」
虚
「興味深いわね・・・本音、試しに詳細データを出す事って出来る?」
本音
「え~っとね・・・無理みたい。でも、ロボットのイメージ映像なら出せるみたいだよ~」
虚
「本音、試しにこのヒュッケバインを出してみて」
本音
「は~い」
本音は、ヒュッケバインの外観データを呼び出した・・・
虚
「凄い・・・既存のISの何十倍ものスペックが有る・・・」
「動力源は、ブラックホールエンジン?聞いた事の無いエンジンね」
本音
「お姉ちゃん、エクスバインも有るみたいだよ~」
虚
「派生形の機体が有るみたいね。お嬢様達は、放っておいて私達は色んな機体を調べましょう」
本音
「は~い」
虚と本音は、色んなデータを閲覧し始めた・・・
数日後・・・
本音
「ゆ~ゆ~、少し聞きたい事が有るんだけど良い~?」
ユウマ
「ん?俺に答えられる事なら良いよ」
本音
「パーソナルトルーパーって何~?」
ユウマ
「ココだとマズいから、整備室に行こう」
整備室
ユウマ
「それで、パーソナルトルーパーについて聞きたいんだね」
本音
「うん、この前渡してもらったデータを見てたらパーソナルトルーパーの所が出てきたんだけど、ガンダムとどう違うのか分からないの~」
ユウマ
「なるほどね。簡単に言うと、使ってる技術が違うんだよ」
「ガンダムは、人類同士の戦争用に造られた兵器だし・・・パーソナルトルーパーは、異星人と戦う為に造られた兵器だからね」
「ガンダムには、人間が作り出した技術が多く使われているけど・・・パーソナルトルーパーは、異星人の技術や平行世界の技術が多く使われているのが違いかな」
本音
「ほぇ~・・・ヒュッケバインのブラックホールエンジンも異星人の技術なの~?」
ユウマ
「ブラックホールエンジンは、異星人と人間が共同で作り出したエンジンだよ。俺のISにも同じようなエンジンが搭載されているよ」
本音
「ホント!!それ見せて貰っても良い?」
ユウマ
「見ても分からないよ。今の技術では作れないエンジンだからね」
「それに、簪さんのISに搭載する予定のエンジンも中々にぶっ飛んだエンジンだよ」
本音
「かんちゃんのガンダムに積むエンジンってどんなエンジンなの~?」
ユウマ
「コレだよ。トロニウムエンジンって言う現時点では、規格外のエンジンだよ」
本音
「コレって、動かせるの~?」
ユウマ
「試しに、ココのボタンを押してみ」
本音
「このボタン?」
本音は、ボタンを押すとトロニウムエンジンが淡く光り出して動き出した・・・
本音
「スゴイ・・・キレイだね~」
ユウマ
「それより、お姉さんのISは決まったの?」
本音
「全然決まらないの~!」
「もう時間が掛かってしょうがないから、虚お姉ちゃんと逃げてきたの~」
ユウマ
「逃げてきたのね・・・今日はもう授業は無いし、色々と聞きたい事が有れば教えるよ」
本音
「ヤッタ~!!それじゃあね、分からない技術とか教えて貰いたいの!」
ユウマ
「良いよ。今から特別授業を始めま~す!」
こうして、俺の特別授業が始まった・・・
刀奈
「虚ちゃ~ん・・・あれ、居ない」
簪
「虚さんも本音も、お姉ちゃんに付き合いきれなくて出て行ったよ」
刀奈
「そんな~!!」
簪
「お姉ちゃんが悪い。いつまでもグダグダやってるから」
刀奈
「だって、こんなに選択肢が有るから迷っても仕方ないじゃない!」
簪
「もっと簡単に選べばいいのに・・・」
刀奈
「・・・なら決めた!!私は、イージスガンダムにするわ!!」
簪
「コッチにパーソナルトルーパーの一覧も有るのに、そんなに簡単に決めちゃうんだ」
刀奈
「パーソナルトルーパーって何⁉」
簪
「お姉ちゃんが自分で見れば?」
「私、お腹すいちゃったから食堂に行ってくる」
刀奈
「だったら、お姉ちゃんも一緒に~」
簪
「お姉ちゃんは、さっさと自分の機体を決めてよ!!先生たちに迷惑かけてるのを自覚してよ!!」
刀奈
「申し訳ありません・・・」
簪
「これ以上、無駄に時間かけるならユウマさんと束先生にお姉ちゃんの話は無かったことにしてもらうから」
刀奈
「そんな~!」
簪
「だったら、この一覧見て早く決めて。お姉ちゃんのせいで私のヘビーアームズが未完成のまんまなんだから!」
刀奈
「早急に決めます!」
刀奈は、パソコンとにらめっこしながらデータを閲覧していった・・・
刀奈
「やっぱりガンダムが一番ね。バランス重視でストライクガンダムに決めるわ」
「そうと決まれば、ユウマさんと束先生に連絡しないと」
刀奈は、事前に教えて貰っていた番号に電話をした・・・
束
「もすもすひねもす~束さんだよ~」
刀奈
「束先生、私の作るガンダムを決めました」
束
「そうなんだ~それじゃあ、作るの頑張ってね~」
刀奈
「本当に手伝ってくれないんですね・・・」
束
「それは、ゆ~くん次第かな~」
「とりあえず頑張ってね~バイビー!」
刀奈
「ユウマさんは、如何かな」
ユウマ
「は~い、どちら様?」
刀奈
「刀奈です。ストライクガンダムに決めました」
ユウマ
「そう。作り方は書いてあるから頑張ってね~」
刀奈
「手伝ってくれないんですか?」
ユウマ
「だって君のガンダム製作は、本来予定にはない事だもん。そんな事にまで協力する理由は無いよ」
「俺だって暇じゃないんだし」
刀奈
「・・・分かりました」
ユウマ
「さて、本音ちゃん・・・君の出番だぜ?」
本音
「あいあいさ~!!かんちゃん、今行くよ~!!」
簪
「お姉ちゃん、何落ち込んでるの?」
刀奈
「2人共手伝ってくれないって・・・」
簪
「当然じゃない?突然無理言ってこんな事してるんだから」
「そんな無理な事言ってる自分が、2人に手伝ってもらおうなんて虫が良すぎるでしょ」
刀奈
「確かにそうだけど・・・」
本音
「かんちゃんお待たせ!!ゆ~ゆ~からエンジン預かって来たよ!!」
簪
「ホント!!」
本音
「早速エンジンをヘビーアームズに搭載しようよ~!」
簪
「付け方は知ってるの?」
本音
「ゆ~ゆ~から教わって来たよ~!」
「胸部分を空けるとスペースが開いてるからそこに、このトロニウムエンジンを搭載すればヘビーアームズは完成だって!」
「早速作業をやっちゃおうよ~!!」
簪
「うん!!」
本音
「ところで、お嬢様はなんで落ち込んでるの~?」
簪
「放っておいていいよ。自分の思い付きでこうなってるだけだから」
本音
「かんちゃんがそう言うなら気にしな~い」
「早速整備室にゴ~!」
簪
「ようやくヘビーアームズを目覚めさせられる・・・目覚めて、私のガンダム!」
簪は、ヘビーアームズの胸部分の空いているスペースにトロニウムエンジンを入れた・・・
ピキュ~ン!!!
ヘビーアームズのツインアイに光が灯った・・・
本音
「これで完成だよ~」
「後日、ゆ~ゆ~と束先生が色々と調整してくれるって~」
簪
「これで完成・・・みんなで作ったガンダム・・・」
本音
「さ~て、面倒だけどお嬢様のガンダムも作らないとね~」
簪
「作り方分かるの?」
本音
「ゆ~ゆ~に特別授業で、作り方を教えて貰ったんだ~」
「整備方法もしっかりとマスターしてきたんだよ~♪」
簪
「お姉ちゃん相当落ち込んでたから・・・仕方ない、私達で手伝ってあげよう」
本音
「そう言うと思って、フェイズシフト装甲の作り方と内蔵バッテリーの作り方もバッチリ習得済みなのだ~!!」
「お姉ちゃんも今頃、ゆ~ゆ~から色々と教わってると思うよ~」
その頃、虚は・・・・
虚
「ユウマさん、この整備方法はこのやり方で合っていますか?」
ユウマ
「大丈夫ですよ。ガンダム系は、そこまで消耗品は出ない設計なんで頻繁に部品を交換する機会は無いと思いますよ」
「パーソナルトルーパーも同じです。それでも整備回数を減らしたいなら、マグネットコーティングとかを施せば関節部の摩耗を大幅に減らせますよ」
虚
「そんな技術が有るんですね・・・他に何か特殊な技術は有りますか?」
ユウマ
「色々ありますよ。ビームコーティング、I・フィールド、ラミネート装甲、VPS装甲とかが特殊技術ですよ」
「まだまだありますけどね。武装も選択肢が多いのが特徴です」
虚
「こんなに特別な技術が・・・」
ユウマ
「会長さんがストライクガンダムを作りたいそうなんで、みんなで助けてあげてください」
「本音ちゃんにも、色々と教えておきましたんで」
虚
「分かりました。早速馬鹿お嬢様にお説教ついでに、助けに行ってきます」
ユウマ
「作るなら、第3整備室使ってください。俺が使ってる特殊工具とかそのままにしてあるんで」
虚
「ありがとうございます」
生徒会室・・・
刀奈
「私1人でも、ガンダムを作らないと・・・みんなに迷惑は掛けられないわ・・・」
「なんで私は、こうみんなに迷惑を掛けちゃうのかな・・・折角暗部の仕事を捨てて、簪ちゃんとの仲も良くなったのに・・・」
虚
「刀奈が、思い付きで物事を言い出すからです。少しは反省して自分勝手な思い付きは辞めなさい」
刀奈
「虚ちゃん・・・」
虚
「今スグに改善しないと、私も本音も更識家と永遠に縁を切ります」
刀奈
「それじゃあ、私のお世話をしてくれる人は居なくなるの?」
虚
「当たり前じゃないですか!!私は、永遠に刀奈の世話をする義務はありません!!仕事だからしているだけです!!」
「それが嫌なら、今後絶対に自分勝手な思い付きをしないと誓いなさい!!」
刀奈
「誓います!!もう今後自分勝手な思い付きは言いません!!」
虚
「全く・・・整備室に行きますよ」
刀奈
「なんで整備室に行くの?」
虚
「刀奈のガンダムを作らないといけないからでしょ!!さっさと来なさい!!」
刀奈
「ハイ!!」
第3整備室
虚
「早く中に入りなさい」
刀奈
「はい・・・」
簪
「本音、そこの工具取って」
本音
「かんちゃん、この工具で良いの~?」
簪
「ありがとう」
本音
「これで基本骨格は完成だね~」
「でもゆ~ゆ~が、試作で作った製作途中の骨格分けてくれて良かったね~」
簪
「そうじゃないと、短期間でガンダムなんて作れないよ。外部装甲は、束先生がお遊びで作った装甲分けてくれたから」
本音
「フェイズシフト装甲は、3Dプリンターでも作れるみたいだから時間短縮だね~」
刀奈
「簪ちゃん・・・本音ちゃん・・・何で」
簪
「そこで立ってないで手伝ってよ。私達だって暇じゃないんだから」
本音
「お姉ちゃん、手伝って~。ストライクガンダムって装備が多くて大変なの~」
虚
「待ってて。刀奈、アナタも手伝いなさい。自分で蒔いた種なんだから自分で後始末しなさい」
刀奈
「ハイ!!」
こうして、更識家と布仏家の少女たち共同でストライクガンダムの製作が始まった・・・
それから数週間後・・・
刀奈
「ようやく出来たのね・・・」
虚
「ひどく不格好ですね。刀奈は、不器用過ぎて話になりませんね」
刀奈
「そこまで言わなくても良いじゃない!!」
本音
「でも、このままだと手直し箇所が多すぎてまだ時間が掛かっちゃうよ~」
簪
「時間を掛けてでも直すしかないね」
束
「や~や~!調子は如何かな~?」
簪
「こんな感じです」
束
「ありゃ~随分と不格好だね~。装甲の継ぎ目も甘いし、塗装もムラが有るね」
刀奈
「ごめんなさい・・・私が、勝手な事言いだしたから・・・」
束
「自分達で頑張ったんだね。良し!!ココからは束さんとゆ~くんが協力してあげよう!!」
「カモン!ゆ~くん!!」
ユウマ
「俺は、スーパーロボットじゃないんだから変な呼び方しないでください」
「話しは大体把握してるから、残りは俺と束さんで仕上げるよ。半日あれば終わるかな」
束
「束さんに、時間外労働させるんだからお返しは期待しちゃうからね!!」
「ゆ~くんは、またハグしてね~」
ユウマ
「はいはい」
束
「後、添い寝希望します♪」
ユウマ
「襲いますよ?」
束
「良いよ。優しくしてね?」
ユウマ
「冗談言ってる暇が有ったら手を動かしてください」
束
「ハ~イ」
そんなこんなで、半日が経過して・・・
束
「完成しました!ストライクガンダムです!」
ユウマ
「駆動系は、大容量バッテリーとエンジンどっちがいい?」
刀奈
「エンジンでお願いしても良いですか?」
ユウマ
「なら、このエンジンをあげるよ。電気エンジンのプラズマ・ジェネレーター」
「コイツは、核融合エンジンの技術を使って作った安心・安全のジェネレーターだ」
「フェイズシフト装甲の最大の欠点は、バッテリーが切れると装甲が一切機能しなくなるのが欠点だけど、電気エンジンだからバッテリーが切れる事は無い」
「フェイズシフト装甲を、無限に使えるって事だ」
「精々コイツを使いこなして、俺と束さんを驚かせてみな」
刀奈
「ありがとうございます・・・」
束
「さて!お仕事も終わったし、ゆ~くん帰ろうよ~♪」
ユウマ
「そうですね。食堂寄って帰りましょう」
虚
「ありがとうございました。手を差し伸べてくれて」
束
「束さんとゆ~くんは、努力する子の味方なのさ♪」
ユウマ
「頑張ってる子には協力してあげないとな。後日フィッティング調整するから予定を開けとけよ~」
束
「じゃあね~バイビ~!!」
刀奈
「みんなありがとう・・・協力してくれて」
虚
「ここまで協力するのは今回だけですからね。今後は、自分でもメンテナンス等をやってもらいますから」
簪
「迷惑料として、私の欲しい特撮ヒーローの変身ベルトの高いCSMシリーズ全種類買ってね」
本音
「私には、お菓子1年分お願いしま~す♪」
刀奈
「お金が飛んでいく!!」
簪
「これでもまだ安い方だからね?本当なら戦隊アイテムとウルトラレプリカシリーズも要求しても良いんだよ?」
本音
「私も、地方限定のお菓子をお願いしようかな~?」
刀奈
「喜んで買わせていただきます!!」
虚
「これに懲りて、自分の事は自分でしてください」
刀奈
「はい・・・」
こうして無事に、刀奈のストライクガンダムは完成した・・・
刀奈がストライクガンダムを選んだ理由は、何となくです