IS実習が終わって・・・夕ご飯
ユウマ
「空を自由に飛ぶのは最高に楽しかったぜ!」
一夏
「また新しいガンダム作ったんですね」
ユウマ
「良いだろ。乗ってみるか?」
一夏
「レッドフレームを完全に使いこなせてないのに、新しいガンダムなんて乗れませんよ・・・」
ユウマ
「男なら、常に挑戦だぜ?」
一夏
「俺をユウマさんと一緒にしないでくださいよ」
ユウマ
「なんだよ、俺を人外みたいに言いやがって」
一夏
「十分人外なんですよ!!」
ユウマ
「マジか…」
箒
「一夏、ユウマさん、少し良いか?」
一夏
「如何したんだ?」
ユウマ
「急用か?」
箒
「2組に転入してきた、もう一人の転校生を紹介しようと思ってな」
鈴
「アナタ達が噂の男性のIS操縦者ね。私は中国の代表候補生の凰 鈴音よ」
ユウマ
「随分と変な時期に転校してきたんだな」
鈴
「専用機の開発が大幅に遅れてたのよ。オマケに、親の金で私から代表候補生の座を奪おうとするクズ女も居るしで、もう最悪よ」
一夏
「そのクズ女はどうなったんだ?」
鈴
「勿論徹底的にボコボコにして病院送りよ」
ユウマ
「対人戦闘でか?」
鈴
「ISでの模擬戦に決まってるじゃない。私と違って、努力もせずに親の権力にしがみついてたクソ女なんて相手にならないわ」
ユウマ
「女は怖いね~」
箒
「だが、鈴は普通にしていれば物凄く良い奴なんだ。怒らせると怖いと思う・・・」
鈴
「失礼ね。私だって、無暗に怒ったりするつもりは無いわよ」
「女尊男卑主義者は問答無用でブッ飛ばすけどね」
一夏
「出来れば敵に回したくないタイプだな・・・」
ユウマ
「普通に接してれば大丈夫だろ。俺は朝霧ユウマだ」
一夏
「織斑一夏です。織斑先生の弟だ」
鈴
「2人とも、代表候補生か何かなの?」
ユウマ
「俺はドイツの代表候補生扱いなのかな・・・特殊部隊の隊長だし・・・分かんねぇ」
一夏
「俺は特殊部隊預かりだから・・・如何なんだろう?」
鈴
「はっきりしないわね~」
「ドイツに聞いてみれば良いじゃない」
ユウマ
「それもそうか」
俺は携帯を取り出して母さんに電話を掛けた
レオナ
「もしもし、急に如何したの?」
ユウマ
「あ、母さん・・・俺ってドイツの代表候補生扱いになってるの?」
レオナ
「何言ってるのよ。代表候補生な訳ないじゃない」
ユウマ
「だよね~!」
レオナ
「国家代表以上の立場に決まってるじゃない」
ユウマ
「・・・もう一回言ってくれない?」
レオナ
「国家代表以上の立場よ。だって、ドイツを代表する男性IS操縦者なんだから」
「オマケにゴースト小隊の隊長よ?」
「そんな人材を代表候補生の枠に収める筈が無いわ」
「だから今は、国家代表と言っておけば問題ないわよ」
「近い内に特別な役職作るから待っててね」
ユウマ
「・・・分かった・・・クーちゃん達によろしく言っておいてね」
レオナ
「夏休みには帰って来てね~」
ピッ!
ユウマ
「だってさ」
鈴
「アンタ・・・普通じゃないわね・・・」
一夏
「ユウマさんは、自覚が無い人外の人なんだぜ」
ユウマ
「やめんか!!」
一夏
「事実じゃないですか!!」
箒
「確かに、あの姉さんと同じレベルでISを使えて、ISを一から作れるユウマさんは・・・人外としか言えないな」
ユウマ
「箒まで・・・」
一夏
「いい加減認めてください」
ユウマ
「仕方ない・・・今後は少し自重するとしよう」
鈴
「ねぇ、試しに私と模擬戦してくれない?」
ユウマ
「イヤだ」
「IS壊して、怒られるの嫌だもん」
鈴
「私が、そんな簡単に負けると思ってるの?」
箒
「鈴、悪い事は言わん・・・・辞めておけ」
一夏
「自信を失うぞ・・・100%」
鈴
「そこまでヤバイの?」
一夏
「だって、単機でテロリストの襲撃を防ぐし、テロリストを速攻で無力化させるんだぜ?」
「オマケに生身でも強いときた・・・正直勝てる可能性はゼロだ」
箒
「それに、私達は本気のユウマさんを知らないんだ・・・どうなるか分からん」
鈴
「・・・やっぱりやめておくわ・・・・」
ユウマ
「そうしておいた方が良いぞ。俺、ガチになるとどうなるか俺自身も分からないし」
「多分、国を1つ消し飛ばす可能性も有るかもしれないし」
鈴
「絶対に敵にしちゃダメな人ね・・・」
シャル
「・・・ちょっと良いかな」
ユウマ
「どうかしたのか?」
シャル
「ユウマさんは、ドイツの国家代表レベルって事は分かったんだけど・・・ドイツのIS開発ってかなり進んでるの?」
ユウマ
「普通だと思うぞ?俺達の使ってるISは特注で作ってる奴だから、あんまり基準にはならないからな」
シャル
「確か・・・ガンダムだっけ?あれって、世代的には何世代になるのかな?」
ユウマ
「・・・第六世代?」
シャル
「ちょっと待ってくれないかな・・・世界情勢的には、第三世代がようやく出来たんじゃないのかな」
ユウマ
「だから言っただろ。特注で作ってるから、基準にならないって」
一夏
「俺のレッドフレームも、第六世代相当のスペックだしな」
箒
「私は、お守り代わりに先日姉さんにブルーフレームを貰ったんだが・・・一夏のレッドフレームと同じ第六世代相当なのか?」
ユウマ
「束さん、俺の許可なしでガンダム作ったな・・・後でお話しないといけないかな・・・」
箒
「あんまり厳しくしないでもらえないか・・・」
ユウマ
「大丈夫だ。ただ、ちょっと怖い思いをしてもらうだけだから・・・」
箒
「・・・姉さん、強く生きてくれ・・・」
鈴
「ドイツって、人外の人が多いの?」
ユウマ
「人外は俺と束さんだけだ」
箒
「クロエ達は・・・普通の子供達で良いのか?」
ユウマ
「クーちゃん達は普通の良い子達だろ?」
箒
「そうだな・・・他と少し違っても普通の子達だな・・・」
ラウラ
「兄さん、ようやく見つけたぞ。兄さんにお届け物だ」
ユウマ
「お届け物?なに?食べ物?」
ラウラ
「姉さんからのお手紙だ」
ユウマ
「クーちゃんからの手紙?何が書いてあるんだ・・・」
クーちゃんからのお手紙
クロエ
「お兄ちゃん、お元気ですか?」
「私達は、お母さんとお父さんに沢山可愛がってもらっています」
「ステラちゃんとアウル君とスティング君は、無事にお薬の副作用を克服して、普通に過ごせるようになりました」
「私の目の方も落ち着いてきました。お母さんに眼鏡を選んでもらったんですよ」
「最近は、オシャレなカラーコンタクトが沢山売っているので、色々とオシャレをするようになりました」
「ステラちゃんと一緒に、お母さんの着せ替え人形のように色んなお洋服を着せてもらっています」
「アウル君とスティング君は、お父さんに機械いじりを教わっているんですよ」
「近い内に、お兄ちゃんと同じメカニックになるかもしれません。もし、メカニックになったらお兄ちゃんと一緒にISを作りたいそうです」
「当分会えないと思いますが、夏休みに帰って来てくれるのを楽しみに待っています・・・クロエ」
ラウラ
「兄さん・・・お父さんとは誰だ?」
ユウマ
「何言ってるの・・・俺達の父さんはタスク・シングウジだろ」
ラウラ
「いつ結婚したのだ?」
ユウマ
「母さんがクーちゃんを纏めて養子にした辺り」
ラウラ
「私は会った記憶が無いんだが?」
ユウマ
「父さん、エンジニアで世界を飛び回ってたからなぁ・・・子供が出来たって聞いた途端に転職して、ドイツに戻って来たんだけど・・・ラウラと実際に会ってるぞ」
ラウラ
「・・・もしかして、あの優しいお兄さんか?」
ユウマ
「そうそう」
ラウラ
「私にお父さんが・・・」
ユウマ
「ラウラ、今からドイツに帰るぞ!」
ラウラ
「了解した!」
千冬
「そんな事を認められる訳が無かろう!!」
パァン!!!
ユウマ
「痛っ!!」
ラウラ
「痛い!」
千冬
「夕食の時間が終わるのを知らせに来たら・・・何を勝手な事を言っておるか!!」
ユウマ
「家族の貴重な時間を過ごす為ですよ!!」
ラウラ
「そうですよ!!お父さんとお母さんと姉弟達と幸せな時間を過ごすんです!!」
千冬
「帰省するなら、夏休みにしろ!!」
ユウマ&ラウラ
「嫌だ!!」
千冬
「全く・・・なら、今週の土曜日に帰省しろ。特別に外泊許可を出してやるから」
ユウマ
「ち~ちゃん、ありがとう♪」
ラウラ
「ありがとうございます!ち~ちゃん!」
千冬
「ち~ちゃん呼びをやめんか!!」
こうして、土曜日に帰省する事になった・・・・