スーパーロボット・ストラトス(リメイク)   作:暁海斗

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ユウマのお家

 

千冬と協力してミサイルを撃墜した後、束博士と千冬の二人を一時的に匿う為に俺の家がある離島に向かった・・・

 

 

ユウマ

「悪いけど、ココから長距離移動になる。二人は移動手段はあるか?」

 

「束さんはニンジンロケットがあるから大丈夫だよ!」

 

千冬

「私は白騎士が有るから問題ない」

 

ユウマ

「んじゃ、俺の後ろを着いて来てくれよ。迷うと帰れなくなるからな」

 

「R-1展開!続いてチェンジ、R-ウィング!目的地まで飛ばすぜ!!」

 

「レッツゴー!」

 

千冬

「このノリには着いていけん。白騎士出るぞ」

 

 

そんなこんなで・・・俺達は無事に俺の家まで帰ってきた・・・俺達は人が居ない場所に降りてISやロケットを解除して歩き始めた

 

 

「本当に離島なんだね」

 

千冬

「こんな場所に島が有るなんて知らなかったぞ」

 

ユウマ

「いわゆる秘境みたいな島だからね。島に来るのは地元住民の人達と定期的に物資を運んで来てくれる運搬船だけだから本土の人が知らなくても不思議じゃないよ」

 

「んで、ココが俺の家。中にどうぞ、お茶淹れるから」

 

「お邪魔しま~す」

 

千冬

「失礼する」

 

ユウマ

「はい、お茶どうぞ」

 

「ありがと~♪」

 

千冬

「いただきます」

 

ユウマ

「それで・・・暫くは世界中が俺達の事を探しているだろうから、当分は大人しくしていた方が良いと思うけど・・・どうする?」

 

「そうだね・・・暫くは何処かで隠れていた方が良いね」

 

千冬

「だが、そうなると私達の家族が襲われてしまう可能性があるぞ?」

 

ユウマ

「その事だけど、今さっき調べたら、日本は重要人物保護プログラムって言うモノを適用するみたいだよ。これ、その資料ね」

 

「私のせいで家族みんなに迷惑が・・・・どうしよう・・・・」

 

千冬

「束・・・」

 

ユウマ

「プログラムが開始される前に、家族全員を何処かに安全な場所か国に匿って貰えば良いんじゃないか?」

 

「でも、全世界が束さんを探してるんだよ!!そんな状況で私達を匿ってくれる国なんてあるわけないよ・・・」

 

ユウマ

「ヒントをあげよう。束博士が先日記者会見を行った時、唯一興味を示した国があります。その国は何処でしょうか?」

 

「・・・・ドイツだね・・・」

 

千冬

「確かにドイツは束の発表に興味を示していたが何故だ?」

 

ユウマ

「ドイツは今宇宙に関する研究を進めているんだよ。宇宙には未知の金属や未知の分子が存在するのは知ってるかな?」

 

「うん、隕石から地球上には存在しない金属反応が出たんだよね」

 

「それにどの元素記号にも当てはまらない元素、分子も発見されたって」

 

千冬

「それと、今回の束の発表に興味を持つことに何か関係があるのか?」

 

ユウマ

「分からない?今まで宇宙に行くにはスペースシャトルで出発して、宇宙ステーションを拠点にして無人探査機で調べるのが限界だったのは知ってるかな?」

 

「当然だよ!でもISで宇宙に行くのはやっぱりスペースシャトルで行かないと無理だよ?」

 

ユウマ

「またヒントをあげよう。今まで決められた範囲しか調査をできなかった所をISで宇宙探査が出来るようになると、どうなると思う?」

 

千冬

「・・・・そうか!そう言う事か!!」

 

「どうしたのちーちゃん?」

 

千冬

「ISで宇宙探索が出来るようになれば、範囲の制限がかなり緩和される。活動限界時間にもよるだろうが、今まで行けなかった小惑星の調査も出来るようになるという事か」

 

ユウマ

「大正解♪無人機ではサンプル採取も上手くいかない場所でも、有人探査だと確実にサンプルを採取できる可能性が生まれてくるよね?」

 

「その可能性は人類の可能性を大いに広げる可能性を持っているんだ。ドイツはその可能性に着目したんだよ」

 

「束さんはそんな事考えてなかったよ・・・」

 

ユウマ

「多分、いまドイツに連絡すれば喜んで匿ってくれるんじゃないかな?」

 

「その代わり、研究に協力する事が交換条件になるだろうけどね」

 

「でも・・・家族の安全は保障されるんだよね?」

 

ユウマ

「日本の重要人物保護プログラムで家族バラバラになる事も無いだろうし、無理やり研究に付き合わされることも無いんじゃないかな?」

 

「そこら辺は実際にドイツ本国と交渉かな?」

 

「そうと決まったら早速交渉しないと!!」

 

ユウマ

「博士はドイツに伝手はあるのか?」

 

「・・・・無い!!」

 

千冬

「ハァ~・・・全くどうしようもないな・・・」

 

「ちーちゃんが辛辣だよ~・・・」

 

ユウマ

「仕方ないな。まずはドイツとのパイプを作らないといけないだろうね」

 

「手始めにドイツ大使館にでもメール送ってみるか。これで良しっと」

 

「話しは変わるが、束博士は最近いつ風呂に入った?」

 

「ん~・・・一週間前くらい?」

 

ユウマ

「女性なら少しは自分の身だしなみくらい整えなさいよ!風呂を沸かしてあげるから入って来なさい!!」

 

「えぇ~・・・まだ大丈夫だよ~・・・」

 

ユウマ

「千冬さん、博士を連れてお風呂場に連行してください」

 

千冬

「了解した。束、行くぞ」

 

「嫌だ~!!」

 

束博士は千冬さんに連行され、強制的に風呂に入らされた

 

「さっぱりしてきました!」

 

千冬

「綺麗にさせました」

 

ユウマ

「千冬さん、ご苦労様です。束博士、アンタ何徹したんだ?隈が凄いぞ・・・」

 

「ん~・・・大体三週間ぐらいかな?」

 

ユウマ

「天災は自分の健康管理も出来ないのか・・・今日は俺が飯を作ってやるから、飯を食ってさっさと寝ろ」

 

「完全に回復するまで休みなさい。これは命令です」

 

「は~い。それで今日のご飯はなぁに?」

 

千冬

「私も食べて良いのか?」

 

ユウマ

「今日は近所の人達から貰った食材があるから・・・簡単に野菜炒めとご飯と味噌汁と近所のじいちゃんと一緒に採って来たタケノコと山菜の天ぷらかな?」

 

「超豪勢なご飯だ♪」

 

千冬

「そんな豪勢な食事をタダで食べさせて貰う訳には・・・」

 

ユウマ

「気にするな。そろそろ食材を使いきらないと痛んで食べられなくなるからな。それに・・・二人とも料理できないだろ?」

 

束&千冬

「ギクッ!!」

 

ユウマ

「何となく言ったんだけど、まさか正解だとは思わなかったな。将来結婚するなら料理は出来た方が良いぞ」

 

「んじゃ、俺は飯作るから出来るまで待っててくれ。暇ならゲームしてても良いぞ」

 

「パソコンは触るなよ。俺の機密データが入ってるからな。もし見たら・・・どうなるか分かるよね?」

 

「絶対にパソコンは触りません!!」

 

ユウマ

「千冬さん、監視お願いしますね」

 

千冬

「了解した」

 

ユウマ

 

俺は台所に行き、人数分の料理を作り始めた・・・暫くすると居間の方からゲームをする音が聞こえてきたから二人で楽しんでいるみたいだ

 

でも、俺の家にあるゲーム機ってアマテラスさんの趣味なのか結構レトロゲームが多いんだよね。俺は好きだけどね

 

「二人とも、ご飯が出来たぞ。炊飯器の中にご飯が炊けてるから好きなだけ盛ってきて良いぞ」

 

「好きなだけ盛っても良いんだね♪」

 

千冬

「いただきます」

 

ユウマ

「どうぞ、召し上がれ」

 

 

 

 

俺達が夕ご飯を食べ始めている頃、ドイツは少し慌ただしくなっていた・・・

 

秘書

「大統領、先ほど大使館にこんなメールが届いていたそうです」

 

大統領

「大使館にメール?いったい誰だ・・・何々」

 

ドイツ大使館の皆さん、私は今とある離島で篠ノ之束博士を保護しています。

 

今、束博士は日本政府の重要人物保護プログラムにより家族がバラバラになろうとしています。

 

そこでドイツ大使館の方達にお願いがあります。

 

もし可能でしたら、束博士とご家族をドイツで保護していただけませんか。

 

先ほど束博士にそれとなく聞いたところ、保護していただければドイツの宇宙への進出計画にも協力してくれるとの事です。

 

日本で重要人物保護プログラムが施行される前に行動したいので、もし保護していただけるのでしたら早めのご連絡をお願いします。

 

差出人 A・Y

 

 

大統領

「大使、今すぐにこのメールを送ってきた人とアポを取ってくれ。アポが取れ次第スグに行動に移るぞ」

 

大使

「畏まりました」

 

 

 

ユウマの家

 

ユウマ

「デザートもあるけど食べるか?」

 

「デザートはなぁに?」

 

ユウマ

「近所のばあちゃんから貰ったリンゴだよ。時期は少しずれてるけど十分美味しいぞ」

 

「いま剥くから待っててくれ」

 

「リンゴ、ウサギさんに出来る?」

 

ユウマ

「出来るぞ。ウサギが好きなのか?」

 

「うん♪」

 

ユウマ

「千冬さんは何か好きな形はあるか?」

 

千冬

「綺麗な飾り切りは出来るか?」

 

ユウマ

「お任せで良ければ出来るよ」

 

「少し待っててくれ」

 

 

俺は、自分に出来る飾り切りを施してお皿に盛りつけた後、ウサギさんに切ったリンゴを同じお皿に盛りつけて持っていった

 

 

ユウマ

「ほい、お待ちどうさん」

 

ピコン♪

 

「ん?メールか、リンゴ食べて待っててくれ」

 

「うん♪」

 

千冬

「いただきます」

 

ユウマ

「さて、誰からのメールかな・・・・」

 

「随分と行動が早いな。束博士、ドイツから連絡が来たぞ。博士の家族全員を纏めて面倒見てくれるってさ」

 

「その代わり、宇宙計画に協力をお願いします・・・だって」

 

「いつの間に連絡とったの⁉」

 

ユウマ

「さっきドイツ大使館宛にメール送っといたんだよ。それなのにこの対応の早さは想像以上だな」

 

「どう返信する?」

 

「よろしくお願いしますって送ってもらえるかな?」

 

ユウマ

「了解、送信っと」

 

「後は、向こうから何かしらの指示が来るだろうから、それまでに博士のご家族を一度ココに連れてきた方が良いな」

 

「なら、束さんがバビューンっと迎えに行ってくるよ!」

 

「そういう訳で行ってきまーす!!」

 

ユウマ

「ちょっと待てぇ!!!行っちまったよ・・・俺が居ないとこの島までのルート分からないのに如何するんだ?」

 

千冬

「束が迷惑を掛けてスマン・・・」

 

ユウマ

「仕方ない、暫く待っているか・・・」

 

俺らが待っている間にもドイツから再度連絡があり、三日後にプライベートジェットを極秘に手配してくれることになった

 

それからまた待っていると、今度は千冬さんの携帯に束博士から連絡があり迷ったとの事だった・・・・

 

俺が少し呆れながら迎えに行くと、泣きじゃくりながら博士が俺に抱き着こうとしてきたが俺が華麗に躱したことで顔面から砂浜に突っ込んだ

 

 

その後は、俺からのお説教だ。人の話を最後まで聞けだの、落ち着いた行動をしろと少しキツメに怒っておいた

 

 

お説教後は、博士のご家族と千冬さんの弟さんとそれぞれの自己紹介をした後はドイツからお迎えが来るまで待機だ・・・

 

 

待機中は、博士が俺のISを見せてくれとちょっとワガママを言って来たのでコメカミを少しグリグリしてやると痛みで大人しくなった・・・

 

 

千冬さんは、博士のお母さんと自分の弟から料理の手ほどきを受けていた。そのおかげか簡単な料理は出来るようになったようだ

 

 

相変わらず博士はフリーダムだが、昨日お母さんに怒られて少し行動が変わったようだ。前より落ち着いた行動を取るようになった・・・・

 

 

そして、極秘にドイツに旅立つ日・・・・

 

ユウマ

「それじゃあ、お気をつけて」

 

「ゆ~くんも一緒に行こうよ!」

 

ユウマ

「俺には俺の生活があるので無理です。それに、俺はあまり目立った行動は出来ないんで我慢してください」

 

千冬

「色々と世話になったな」

 

ユウマ

「千冬さん、博士の事お願いしますよ。目を離すと何するか分かりませんから」

 

千冬

「分かっているよ。ではな」

 

ユウマ

「さて、俺は戻るかな・・・・」

 

この時、俺はまだ知らなかった。この後ドイツで自分が大いに巻き込まれる騒動が起こる事を・・・・・

 

 

 

 




少し短いですがココで区切っておきます

誤字などがありましたら報告よろしくお願いします
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