スーパーロボット・ストラトス(リメイク)   作:暁海斗

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林間学校

 

今日は、林間学校当日・・・

 

千冬

「各自準備は出来たか?準備が出来次第バスに乗り込め。目的の旅館までは半日程で着く」

 

「バスの中では、基本的に何をしても良いが、迷惑を掛けないようにな」

 

ユウマ

「ち~ちゃん、俺もバスに乗らないとダメか?」

 

千冬

「基本的にはバスに乗ってもらいたいんだが・・・お前は自家用車で行っても良いぞ」

 

「その代わり、マドカを一緒に乗せて行ってやってくれ。マドカは、まだ人付き合いに慣れていないからお前が話し相手になってやってくれ」

 

ユウマ

「はいよ。車持ってくるわ」

 

俺は、駐車場からポルシェを持ってくる・・・

 

生徒達

「ウソ⁉ポルシェが自家用車ってお金持ちなの⁉」

 

「私も助手席に乗せて貰いたい!」

 

「ユウマさんって、確か大統領の息子さんなんだよね?」

 

「ゆ~くんは既に束さんの恋人なんだから狙っちゃダメなんだからね!」

 

生徒

「狙いませんよ。束先生とユウマさんがラブラブなのは学園内で有名ですから」

 

「それに、先日の執事とメイドさんの記事が雑誌に載ってましたけど、あんなラブラブな写真見たら応援したくなっちゃいますよ」

 

「だから安心してラブラブしてくださいね♪」

 

「みんな・・・ありがとう~♪」

 

 

マドカ

「ユウマさん・・・よろしくお願いします」

 

ユウマ

「はいよ。助手席に乗ったらシートベルトしてな」

 

「何か曲はかけるか?」

 

マドカ

「なら、セリーヌをかけて欲しい」

 

ユウマ

「洋楽が好みか。待ってろ、今アルバムをダウンロードするから・・・良し、出来た」

 

「んじゃ、安全運転で行きますか」

 

 

 

道中・・・

 

千冬

「マドカも少し人付き合いが出来るようになってくれれば、今後の学園生活に馴染めると思うんだが・・・」

 

摩耶

「こればかりは時間を掛けて少しずつ慣れていくしかないと思いますよ。焦っても良い結果は生まれませんよ」

 

千冬

「そうだな。私達でサポートしていこう」

 

 

 

 

シャル

「ラウラって、ポーカーフェイスでババ抜きやっても顔に出ないから強いよね」

 

ラウラ

「軍人だからな。これ位は出来て当たり前だぞ」

 

セシリア

「ですが、不意打ちには弱いようですわね♪」

 

「ユウマさんの話題を出すと、少し感情が出てくるから分かりやすくなる」

 

本音

「らうらうは、照れると可愛い~♪」

 

「次はポーカーやるわよ!!ロイヤルストレートフラッシュで勝ってみせるんだから!」

 

「イカサマをしないとロイヤルストレートフラッシュは揃わないぞ。余程の幸運の持ち主なら別だが」

 

一夏

「とりあえずトランプ配ろうぜ。ホイホイっと」

 

「それじゃあ、私から行くわよ。順番は時計回りでいきましょう」

 

「オールチェンジよ!」

 

シャル

「僕は2枚チェンジかな」

 

ラウラ

「私は3枚チェンジだ」

 

セシリア

「私は1枚チェンジですわ」

 

「1枚チェンジで」

 

本音

「全部変えちゃいま~す♪」

 

「私はパスだ」

 

一夏

「試しに全部変えてみるか」

 

「それじゃあ、オープン!」

 

「ワンペアね」

 

シャル

「ツーペアだよ」

 

ラウラ

「フォーカードだな」

 

セシリア

「スリーカードですわ」

 

「ツーペアだよ」

 

本音

「フラッシュだよ~♪」

 

「フォーカードだ」

 

一夏

「お?ストレートフラッシュだ」

 

「私が一番役が弱いじゃない!!」

 

ラウラ

「こればかりは運勝負だ。諦めろ」

 

「もう一回よ!!」

 

千冬

「お前達はもう少し静かに遊べないのか」

 

一夏

「千冬姉もポーカー、一緒にやるか?」

 

千冬

「織斑先生だ。まぁ、たまには良いだろう」

 

バスの車内は、楽しそうな声がしていた・・・

 

 

 

ユウマのポルシェ・・・

 

ユウマ

「暑くないか?マドカ」

 

マドカ

「丁度良いぞ。ポルシェというのは乗り心地が良いな」

 

ユウマ

「多少カスタムしてあるからな。乗り心地重視のセッティングにしてあるんだよ」

 

マドカ

「ユウマさんはお金持ちなんだな」

 

ユウマ

「別に大富豪じゃないぞ?働いて、貯金したお金で買っただけだ」

 

「給料は貰い過ぎてる自覚は有るけどな」

 

マドカ

「私も、ドイツの代表候補生になればお給料は貰えるだろうか」

 

ユウマ

「そりゃあ貰えるさ。仕事をしているんだからな」

 

「今度、母さんに打診しとくよ」

 

マドカ

「よろしく頼む」

 

「話は変わるのだが、ユウマさんはその・・・私と同じ強化人間なのか?」

 

ユウマ

「説明すると少し面倒なんだけど、俺は受精卵の時点で遺伝子を弄くって生まれた強化兵って奴だな」

 

「普通の人より強靭な肉体・天才的な頭脳・あらゆる兵器を扱える適応能力を持って生み出されたコーディネーターが俺さ」

 

マドカ

「コーディネーターって何?」

 

ユウマ

「ココとは違う世界で発展した遺伝子工学によって、生まれる前の受精卵の段階で様々な改良を施すんだよ」

 

「上手くいけば生まれてくる赤ん坊の見た目も自由に変えられるって謳い文句で流行った、一種の人種改良だ」

 

「俺は、コーディネーターの中でも最高傑作と言われたスーパーコーディネーターなんだよ」

 

マドカ

「スーパーコーディネーター?」

 

ユウマ

「俺が元居た世界は、コーディネーターとナチュラルって言う人種が居たんだ。自然の摂理に従って生まれた人がナチュラルだ」

 

マドカ

「じゃあ、この世界の人達のほとんどはナチュラルなの?」

 

ユウマ

「この世界にコーディネーターは俺しか居ないからな。ナチュラルもコーディネーターも無いさ」

 

マドカ

「それじゃあ、私や千冬姉さんや一夏兄さんは何なの・・・」

 

ユウマ

「プロジェクトモザイカ・・・織斑計画だったか。人工的に天才を作り出そうとした愚かな研究は、篠ノ之束と言う天然物の天才が生まれた事で頓挫した計画だな」

 

マドカ

「私は、千冬姉さんのスペアとしてクローン技術で生み出された存在だから・・・そんな私が生きていて良いのかな・・・」

 

ユウマ

「生まれた理由は人それぞれさ。俺は自分の境遇を恨んじゃいないよ」

 

マドカ

「何で?」

 

ユウマ

「俺の周りには素敵な人達が大勢いるからさ。みんなが俺を認めてくれたから今の俺が居るんだよ」

 

「マドカの事は、俺も束さんも母さんも父さんも千冬も一夏もみんな大切な家族だと思ってる。だからマドカは変な事を考えずに、俺達に甘えれば良いんだよ」

 

「それにクラスのみんなだって良い人達ばかりだぞ。少し心を開けば明るい未来が待ってるかもしれないんだからさ」

 

マドカ

「・・・ありがとう。ユウマさんはお父さんみたいだね」

 

ユウマ

「おいおい、俺はまだ18歳だぞ?父親になるには早すぎるぜ」

 

マドカ

「イヤ♪」

 

ユウマ

「良い笑顔でイヤって言われてもねぇ・・・せめてお兄ちゃんにしてくれよ」

 

マドカ

「兄さんは一夏兄さんが居るから駄目。だからお父さん」

 

ユウマ

「はぁ・・・人前ではお父さんだなんて言うなよ」

 

マドカ

「善処するね」

 

ユウマ

「これでち~ちゃんの悩みの種は1つ消えたのかな?」

 

「お、目的地の旅館に到着したな・・・ち~ちゃん達と合流しますかね」

 

マドカ

「あ、本音ちゃ~ん!部屋まで一緒に行こう」

 

本音

「まどまどだぁ♪良いよ~一緒に行こう♪」

 

千冬

「ユウマ、この短時間にマドカに何があった・・・」

 

ユウマ

「マドカの心に刺さってた不要な楔を抜いたんだよ。これで千冬の悩みの種は消えるんじゃない?」

 

千冬

「そうか・・・お前に任せて正解だったよ」

 

ユウマ

「今度から朝霧ユウマのお悩み相談室でも開こうかな~」

 

千冬

「それはそれで繁盛しそうだな・・・だが辞めておけ。お前に惚れる女が増えるぞ?」

 

ユウマ

「俺は束さん一筋だから大丈夫だもん!」

 

千冬

「その口調は気持ち悪いぞ」

 

ユウマ

「ち~ちゃんってば辛辣なんだから」

 

千冬

「ほら、部屋に案内してやるから行くぞ」

 

ユウマ

「は~い」

 

 

 

 

女将

「遠くからようこそおいで下さいました。どうぞごゆっくりお過ごしくださいませ」

 

ユウマ

「数日間お世話になります」

 

千冬

「ユウマの部屋は1人部屋を用意してある。IS実習に関してはユウマは不要だろう」

 

「釣りをするでも、市街地に行くでも、部屋でのんびり過ごすのも許可する。問題は起こすなよ」

 

ユウマ

「なら、市街地に出掛けてくるわ。ISの部品で欲しいの有るから」

 

千冬

「了解した。夕食までには戻って来いよ」

 

ユウマ

「了解」

 

 

 

市街地・・・

 

ユウマ

「部品屋は何処かな~サイコフレームが売ってたら良いな~」

 

「って、サイコフレームが売ってる訳ないか。ISコアの材料が買えれば儲けもんだな」

 

「とりあえず、チタン合金をインゴットで欲しいな。後は、パラジウム触媒と半導体・・・これで全部か」

 

 

 

 

買い物後・・・

 

ユウマ

「良い物が沢山買えて、俺は大変満足である」

 

「さて、旅館に戻りますかね~」

 

 

 

 

 

 

その頃、林間学校組は・・・

 

千冬

「各自整列!!これよりIS実習を行う!」

 

「専用機持ちは経験の浅いモノにISの使い方を教えてやれ」

 

一夏

「千冬姉、ユウマさんは何処行ったんだ?」

 

千冬

「アイツは買い物だ。国家代表レベルのアイツにIS実習は必要ないからな」

 

ラウラ

「確かに、兄さんにIS実習は要らないな」

 

セシリア

「今日の実習は何をするのですか?」

 

千冬

「もうじき来るさ」

 

真耶

「キャア~!!誰か止めて下さ~い!!」

 

千冬

「またこのパターンか・・・何をやってるんだ・・・」

 

ユウマ

「ち~ちゃん、ただいま~」

 

真耶

「朝霧君、退いてくださ~い!!」

 

ユウマ

「嫌だね♪Hi-νガンダム展開!ワイヤーアンカー!」

 

真耶

「キャア~!!」

 

ユウマ

「真耶ちゃんってばドジっ子さんなんだから」

 

真耶

「ドジっ子呼びは辞めてください!」

 

ユウマ

「だって事実だし。元代表候補生なのにIS操縦で盛大に間違えるって教師としてどうなのさ」

 

真耶

「面目有りません・・・」

 

千冬

「教師としての面目が無くなったところで話は変わるが、代表候補生たちには模擬戦をやってもらう」

 

「相手は、山田先生が務める。精々頑張れよ、小娘達」

 

セシリア

「ユウマさんはお相手をするのですか?」

 

ユウマ

「俺?別に良いけどセシリア達の心が折れると思うよ。俺、勝負となるとマジで相手するから」

 

ラウラ

「辞めておけセシリア。兄さんと模擬戦をすると誰も勝てんぞ」

 

「私でさえ10分持ちこたえるだけで精一杯だからな」

 

セシリア

「・・・でしたら遠慮させていただきますわ」

 

ユウマ

「その方が良いさ。俺とタイマン張れるのはち~ちゃんだけじゃない?」

 

千冬

「ほぉ・・・なら私の専用機を用意するとしよう。それでタイマンといくぞ」

 

ユウマ

「この前ち~ちゃんにインパルスガンダムあげたじゃん。それをち~ちゃんの専用機にカスタマイズしてあげるから我慢しなさいよ」

 

「何なら俺のIS並にオーバースペックにしても良いよ」

 

千冬

「では頼もう」

 

ユウマ

「はいよ」

 

「ち~ちゃん!ゆーくん!ISのカスタマイズするなら束さんも混ぜてよ!」

 

千冬

「なら、大人しく仕事をしろ」

 

「あいあいさー!!」

 

千冬

「さて、最初は誰に模擬戦をしてもらうか・・・」

 

ユウマ

「セシリア、鈴、行って来い」

 

セシリア

「私と鈴さんですか?」

 

ユウマ

「セシリアは中距離から長距離向けのISだろ?」

 

「鈴は近距離から中距離向けのISだ。コンビネーションを意識する組み合わせだからな」

 

「実戦だと思ってやってこい。勝てなくても構わないよ」

 

「もし真耶ちゃんに一発でも攻撃が当たれば、俺が特別にセシリアと鈴に適性を測って専用武器を作ってやるよ」

 

セシリア

「ホントですか⁉」

 

「冗談じゃないわよね!」

 

ユウマ

「ユウマ君嘘つかない」

 

「行くわよセシリア!」

 

セシリア

「参りましょう、鈴さん!」

 

ユウマ

「頑張ってね~」

 

千冬

「2人を焚きつけるのは良いが、山田先生に勝てる勝算は有るのか?」

 

ユウマ

「無いよ。あくまで若人の成長の為だよ」

 

「強い人と戦う事と、場数を踏んで経験値をあげるしか成長は出来ないからね」

 

「何事も当たって砕けろだよ、ち~ちゃん」

 

千冬

「お前なぁ・・・」

 

ユウマ

「それじゃあ、俺は旅館に戻るね~。結果は後で教えてね~」

 

キュピ~ン!!

 

ユウマ

「何だか面倒事が起きそうな予感・・・」

 

「ゆ~くん大変だよ~!!」

 

ユウマ

「束さん、どうかしました?」

 

「今さっき、レオナさんから緊急メッセージが届いたんだよ!!」

 

「アメリカで開発中だった戦闘用ISの銀の福音《シルバリオ・ゴスペル》が暴走したみたいで、日本に向かってるんだよ!!」

 

「しかも、テロリストが犯行声明を出してISをジャックしたんだって!!」

 

ユウマ

「また面倒な事しやがって・・・」

 

「今スグに対処しないと大変な事になっちゃうよ!」

 

ユウマ

「一夏達じゃ荷が重すぎるか・・・千冬と真耶ちゃんに協力してもらうか・・・」

 

「ち~ちゃんはインパルスガンダムが有るけど、ま~ちゃんは専用機が無いよ?」

 

「束さんのビルトファルケンは改装中だし」

 

ユウマ

「俺の手持ちのISは今Hi-νガンダムしか無いからなぁ・・・試作中のISなら有るけど、完成までは程遠いし」

 

「ビルトビルガーは、システム面で問題が有って使えないし」

 

「箒ちゃん達のIS借りる?」

 

ユウマ

「無理だな。箒たちのISは操縦者専用に設定されているから、今から設定を変えると元に戻るかの保証がない」

 

「なら如何すれば・・・」

 

真耶

「何かありましたか?」

 

千冬

「さっきから如何した?」

 

「実はね・・・」

 

束は、2人に状況を説明した・・・

 

真耶

「如何しましょう・・・そんな事に生徒の皆さんを巻き込む事は出来ませんし」

 

千冬

「何処のテロリストだ・・・そんなバカげた事をしでかす奴らは」

 

ユウマ

「如何する・・・一夏達じゃ戦闘用ISの相手は無理だぞ」

 

「ゆ~くんとち~ちゃんにお願いするしかないよね・・・」

 

千冬

「仕方ない・・・ユウマ、行くぞ」

 

ユウマ

「はいよ、ち~ちゃん」

 

千冬

「真耶、生徒達の事頼んだぞ」

 

真耶

「はい!」

 

「必ず帰って来てね!」

 

 

ユウマ

「朝霧ユウマ・・・Hi-νガンダム出る!!」

 

千冬

「織斑千冬・・・ソードインパルスガンダム出るぞ!!」

 

真耶

「束先生・・・生徒のみんなには内緒にしないといけませんね・・・」

 

「そうだね・・・束さんも出撃出来たら良かったんだけどね・・・」

 

 

 

上空・・・移動中

 

ユウマ

「いくら内蔵エンジンが縮退炉搭載していても、スペックが分からない相手に何処までやれるか・・・」

 

千冬

「何世代かも分からないISが相手だからな・・・セカンドシフトでもされたら更に面倒な事になるぞ」

 

ユウマ

「そればっかりはISのコア次第だからなぁ・・・コアと対話でも出来れば戦わない道も有るんだろうけど」

 

千冬

「来たぞ!」

 

福音

「・・・・・・・」

 

ユウマ

「生体反応アリ・・・パイロット乗せた状態で暴走してるのかよ!」

 

千冬

「これではコアを破壊して止めたとしても、パイロットを殺してしまう・・・シールドエネルギーを削って止めるしかないか」

 

ユウマ

「暴走してるISにシールドエネルギーの概念が有るとは思えないけどな・・・」

 

福音

「・・・・・・・」

 

ピピッ!!

 

ユウマ

「クソッ!!ロックオンしてきやがった!」

 

「そっちから手を出して来たんだから、壊れても文句言うんじゃねえぞ!!」

 

「ターゲットロック!!行け、フィンファンネル!」

 

千冬

「高速で動く相手にソードシルエットは不向きだな・・・換装、フォースシルエット!」

 

「並のISの装甲でビームサーベルの威力に耐えられるか試してやろう!」

 

福音

「ピピピッ!!」

 

バシュン!!

 

バララララ!!!

 

ユウマ

「おいおい・・・広範囲のオールレンジ攻撃って、正気の沙汰じゃねえぞ!!」

 

千冬

「VPS装甲で耐えられるのか・・・」

 

ユウマ

「今は考えるのは後回しだ!!フィンファンネル展開!Iフィールドバリア―!」

 

千冬

「この・・・ブリュンヒルデを嘗めるな!!」

 

その時、一瞬だけセンサーに不審な反応が有った・・・

 

ユウマ

「何だ、今の反応・・・」

 

フレイ

「死になさい!!このクソ野郎!!」

 

千冬

「ユウマ!!後ろだ!」

 

ユウマ

「クソッタレ!!何で俺の察知能力に引っ掛からないんだよ!」

 

フレイ

「よくも私を刑務所にぶち込んでくれたわね・・・」

 

ユウマ

「お前は・・・フレイ・アルスター!」

 

フレイ

「私は強化人間に生まれ変わったのよ!」

 

「アンタなんかもう怖くないのよ!!」

 

ユウマ

「この野郎!!フィンファンネル!」

 

フレイ

「サイコフィールド!!」

 

ユウマ

「ウソだろ⁉俺のフィンファンネルを無効化しやがった⁉」

 

千冬

「ユウマは下がっていろ!接近戦なら如何だ!!」

 

フレイ

「今の私に勝てる奴は居ないのよ!!」

 

「サイコブレード!!行きなさい!」

 

ユウマ

「こんな武装知らねえぞ!!軌道が可笑しくて読めねえ⁉」

 

 

ザシュ!!

 

ユウマ

「ガハッ!!」

 

バチバチッ!!

 

フレイ

「ISのコアを破壊できたみたいね・・・これでアンタは終わりよ!」

 

「あれから最悪だったわ・・・でも、ハデスって邪神って言う男と契約したら、こんなに凄いチカラとISを手に入れる事が出来たわ」

 

「これでアンタを殺してあげるわ!」

 

千冬

「ユウマから離れろ!!」

 

「ココは一旦撤退するぞ!」

 

ユウマ

「クソッ!!Hi-νガンダムのコアが破壊された・・・オマケに腹に風穴開けられたぜ・・・」

 

千冬

「喋るな!出血が止まらなくなるぞ!」

 

ユウマ

「もう止血は出来てるよ・・・でも、マズい事になったな」

 

千冬

「あの女は誰だ⁉」

 

ユウマ

「オータムとスコールと桜花とマドカを従わせて、テロ行為を行ってたクソ女・・・フレイ・アルスターだよ。刑務所にぶち込んだはずなんだがな・・・」

 

千冬

「アイツがマドカを・・・許さんぞ!」

 

ユウマ

「今は作戦を考え直さないと無理だな・・・」

 

 

 

 

旅館・・・

 

「衛星映像が確認できないよ~!!」

 

真耶

「束先生、あまり画面に咬み付いても進展しませんよ?」

 

「だって~」

 

千冬

「束!!急いで手当の用意をしろ!!」

 

「え・・・ゆ~くん⁉」

 

真耶

「急いで医療セットを持ってきます!」

 

「一体何があったの⁉」

 

ユウマ

「俺が前に刑務所にぶち込んだクソ女が復讐しに来やがった・・・お陰でISが壊れちまった」

 

「ゆ~くんが負けちゃうなんて・・・」

 

ユウマ

「俺だって負けること位あるだろ・・・急いでISを用意しないと」

 

「駄目だよ!!今は休んでなきゃ!」

 

真耶

「朝霧君、今すぐに手当てしますね!」

 

千冬

「私は少し今後の事を考える」

 

 

臨時の医務室・・・

 

真耶

「血は止まっていますけど、無理はダメですからね!」

 

ユウマ

「・・・少し眠ります」

 

俺が眠ると、真っ白な世界に意識を飛ばされた・・・

 

 

ユウマ

「さて、あのクソ女をぶっ飛ばすには如何したらいいかな~」

 

???

「お前はチカラを手に入れたら、破壊を楽しむのか?」

 

ユウマ

「誰か知らないけど、俺は破壊に興味は無い。誰かの可能性と未来を守れればそれで十分なんだよ」

 

???

「そうか・・・お前なら託しても良いかもしれねえな。受け取るか?神にも悪魔にもなれる魔神皇帝のチカラを」

 

ユウマ

「魔神皇帝・・・まさかアンタは⁉」

 

兜甲児

「自己紹介が遅れちまったな。俺は、兜甲児だ」

 

「マジンガーZとマジンカイザーのパイロットをやってるぜ!」

 

ユウマ

「知ってるさ。兜甲児の活躍は、俺が居た世界ではゲームやアニメで描かれていたからな」

 

「ドクターヘルとの戦いの事もある程度は知っているよ」

 

甲児

「なら話が早いぜ!!ISってのは良く分かんねえけど、神様が協力してくれるってんだから大丈夫だと思うぜ」

 

ユウマ

「神様・・・それってアマテラスさんか?」

 

甲児

「その人だぜ。今からマジンカイザーの操縦方法のレクチャーといこうぜ」

 

ユウマ

「頼むよ、甲児さん」

 

甲児

「甲児で良いぜ。その方が呼びやすいだろ?」

 

ユウマ

「ならそうさせてもらうよ、甲児」

 

 

 

 

 

 

 

緊急作戦会議室・・・

 

真耶

「朝霧君は眠ってしまいましたよ」

 

千冬

「ユウマがやられる以上、我々では太刀打ちが出来ない可能性が高い」

 

「それに、手持ちのISほとんど無い以上束さん達じゃ対処できないよ・・・」

 

一夏

「千冬姉!!ユウマさんが怪我したって本当なのかよ⁉」

 

ラウラ

「兄さんは無事なんですか⁉」

 

千冬

「お前達は部屋に居ろ。今は作戦会議中だぞ」

 

シャル

「織斑先生、今回暴走しているISってアメリカのISなんですよね」

 

千冬

「そうだ」

 

「なら、アメリカに協力要請は出来ないんですか?」

 

千冬

「並のISでは勝ち目はない。それこそ戦略兵器を以てしても勝てはしないだろうな」

 

「国家代表が戦ってもダメなんですか?」

 

「ゆ~くんは、今現在の世界最強のIS操縦者だよ?国家代表が出張って来ても役にたたないよ」

 

千冬

「それに、あのクソ女を地獄に叩き落とす必要が有るからな・・・」

 

キュイン!キュイン!キュイン!

 

 

真耶

「織斑先生!2機のISがコチラに向かって来ています!」

 

千冬

「チッ!!禄でも無い奴らが今変わろうとしている世界を破壊する気なら、私は鬼になってでもお前達を地獄に落とすだけだ!」

 

 

 

 

ユウマの部屋・・・

 

ユウマ

「戻って来たか・・・さて、捕らわれてるパイロットを助けて、ビッチ女を地獄に落としてやるか」

 

俺は、旅館を出て・・・浜辺に向かった・・・

 

ユウマ

「いきなり本番だけど、男は度胸だぜ!!」

 

「カイザーパイルダー!ゴ―!」

 

俺が、その言葉を叫ぶと・・・俺の体は赤い光に包まれて、カイザーパイルダーに姿を変えた・・・

 

「マジンゴー!!」

 

次に、マジンガー好きなら一度は叫んでみたい言葉を叫ぶと・・・海の中からマジンカイザーが現れた

 

「パイルダーオン!!」

 

マジンカイザーの頭部にドッキングすると、カイザーの目が光り・・・システムが完全起動した

 

「良し!!カイザースクランダー!ゴ―!」

 

そうすると、背中から量子変換されたカイザースクランダーが出てきた・・・

 

「待ってろよクソビッチ・・・お前は必ず地獄に叩き落としてやる!」

 

 

 

 

 

 

上空・・・

 

フレイ

「アイツ等は何処に行ったのよ!!こうなったら、辺り一帯破壊して炙り出してやるわ!」

 

「アンタもさっさと攻撃しなさいよ!!」

 

ユウマ

「そうはさせるかってんだよ!!ターボスマッシャーパンチ!」

 

フレイ

「キャアア!!!この、よくも私を殴り飛ばしたわね!!」

 

「死になさい!!」

 

ユウマ

「誰が死ぬか、このクソ女!!」

 

 

 

 

 

 

旅館・・・

 

真耶

「織斑先生⁉正体不明のロボットが福音たちと交戦しています⁉」

 

千冬

「何⁉」

 

「あんなロボット、束さん知らないよ⁉」

 

ラウラ

「・・・マジンカイザー・・・」

 

千冬

「ラウラ・・・何か知っているんだな⁉」

 

ラウラ

「以前、兄さんが好きなロボットの絵を描いている時に見せてくれたスーパーロボットだ」

 

「まさか・・・兄さんなのか?」

 

真耶

「朝霧君が居ません!!」

 

千冬

「あのバカ!!真耶、お前も来い!」

 

真耶

「分かりました!」

 

 

 

 

 

上空・・・

 

フレイ

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・何で私の武器が効かないのよ!」

 

ユウマ

「超合金ニューZαがお前のショボい武装で傷つくわけねえだろ!!」

 

福音

「・・・・・」

 

ズガガガガッ!!

 

ガキンッ!!

 

ユウマ

「無駄無駄無駄!!」

 

フレイ

「なら、ミサイルを喰らいなさい!!」

 

ユウマ

「ミサイルなんて、あっという間にスクラップにしてやるぜ!」

 

「ルストトルネード!!」

 

フレイ

「ミサイルが一瞬で風化したって言うの!!ならビーム兵器で!!」

 

ユウマ

「効かねえって言ってんだろうが!!」

 

フレイ

「何なのよ!!私は選ばれた人類なのよ!!虫けらが邪魔するんじゃないわよ!」

 

ユウマ

「俺が虫けらなら、お前は役に立たねえゴミ野郎だ!!」

 

「ゴミは処分しねえとなぁ!!」

 

フレイ

「嫌よ!!コッチに来るんじゃないわよ!」

 

「アンタ!!私を助けなさいよ!」

 

福音

「・・・いい加減に私の可愛いISを操ってるんじゃないわよ!!」

 

「この子に破壊活動なんて絶対にさせない!!」

 

フレイ

「この!!私の支配から逃げられると思わないでよ!!」

 

ユウマ

「お前はココで終わりなんだよ!!至近距離でコイツを喰らいやがれ!!」

 

「ファイヤーブラスター!!」

 

フレイ

「キャアアアア!!」

 

福音

「最後にケジメだけは付けてもらうわよ!!シャインスコール!」

 

バララララッ!!

 

フレイ

「・・・こんな所で死ぬわけにはいかないのよ・・・ハデス、私を助けなさいよ!」

 

アマテラス

「残念ですが、邪神ハデスは私が消滅させましたよ」

 

フレイ

「は?」

 

アマテラス

「死神系の神の分際で、創造神である私の管轄する世界に手を出すと如何なるかを身をもって証明してもらいました」

 

「アナタの魂は既にハデスの呪いで穢れています・・・ユウマさん、その愚か者を消滅させて魂を私の元に送ってください」

 

ユウマ

「まるで死神だな・・・分かりました」

 

「覚悟しやがれ、フレイ・アルスター!!」

 

「光子力エネルギー、フルチャージ!!」

 

フレイ

「イヤ~!!」

 

ユウマ

「魔神皇帝の怒りを思い知れ!!」

 

「カイザーノヴァ!!」

 

バシュン!!

 

フレイ

「ギャアア!!!」

 

アマテラス

「・・・魂の回収は完了しました」

 

「ユウマさん、お体は大丈夫ですか?」

 

ユウマ

「今は大丈夫です。この後は暫くは休みますけど」

 

アマテラス

「今回は、私の管理が至らず申し訳ありませんでした」

 

ユウマ

「済んだ事ですし、もう良いですよ」

 

アマテラス

「それと、ご報告しなければいけない事が有ります・・・ハデスの仕業で、2機のガンダムのISコアが破壊されました・・・」

 

「それにより修復する事が出来なくなりました・・・幸いRシリーズはコアは無事でしたが、IS本体を破壊されてしまい、修理する場合バンプレイオスの状態でしか修復する事が出来ません」

 

「Rシリーズを作り直す場合は、かなりの時間を要します・・・如何しますか」

 

ユウマ

「俺の方もHi-νガンダムを破壊されました。なので、当面はマジンカイザーは目立って使えないので・・・何かしらの機体をコチラで用意します」

 

「その間に、バンプレイオスの修復をお願いします」

 

アマテラス

「畏まりました・・・今回は、本当に申し訳ありませんでした」

 

ユウマ

「俺は気にしていませんよ。それではまたお時間が有りましたらお話ししましょう」

 

 

 

福音

「ふぅ・・・ウイルスの除去を完了。一度福音のシステムを消去しないといけないわね」

 

「そっちのアナタ、怪我は大丈夫?」

 

ユウマ

「ISのお陰で傷は塞がってるから大丈夫だ」

 

福音

「申し訳ないんだけど、私のISはこれから初期化させるから、私を浜辺まで運んでくれないかしら?」

 

ユウマ

「それくらいならお安い御用だ。背中に乗ってくれ」

 

ナターシャ

「自己紹介が遅れちゃったわね。私は、ナターシャ・ファイルスよ」

 

ユウマ

「朝霧ユウマだ。それじゃあ出発するぞ」

 

ナターシャ

「よろしくね」

 

 

 

 

 

千冬

「ユウマの奴・・・どうして危険を冒してまで出撃するんだ!」

 

真耶

「まぁまぁ・・・朝霧君は、何か考えが有ったんじゃないですか?」

 

千冬

「帰ったら説教だ!」

 

ユウマ

「あ、ち~ちゃん!福音の暴走止めて来たよ~」

 

千冬

「この大馬鹿者が!!病み上がりの状態で出撃するな!」

 

ユウマ

「仕方ないでしょうが!!マジンカイザーじゃなきゃ、あのクソ女をブッ倒せなかったんだから!」

 

千冬

「なら、せめて一言くらい言ってから出撃しろ!」

 

ユウマ

「緊急事態だから大目に見なさいよ!」

 

千冬

「やかましい!!」

 

真耶

「まぁまぁ・・・お2人共少し落ち着きましょう。今は、大事にならなかった事を喜びましょう」

 

「それに、そちらの女性に事情を聴かないといけませんし」

 

千冬

「仕方ない・・・今回は大目に見るが、今度同じ事をしたらお仕置きだな」

 

ユウマ

「分かったよ・・・ち~ちゃんのお仕置きは受けたくねえよ・・・」

 

 

 

 

旅館・・・

 

ユウマ

「ただいま~」

 

「ゆ~くんのお馬鹿~!!」

 

ユウマ

「ゴヘッ!!」

 

「束さんを心配させたんだから、ゆ~くんは束さんの事をお嫁さんにしないといけません!」

 

「ゆーくん覚悟は良いかな?」

 

ユウマ

「結婚は卒業してからじゃダメですか?」

 

「束さんをお嫁さんにしてくれるなら許しましょう!」

 

千冬

「話しは終わったか?」

 

ユウマ

「終わったんじゃない?」

 

ラウラ

「兄さん!!怪我は大丈夫なのか⁉」

 

ユウマ

「大丈夫大丈夫。傷は塞がってるから」

 

ラウラ

「しかし、マジンカイザーをこの目で見られる日が来るとは思わなかったぞ」

 

ユウマ

「俺だって、まさかマジンカイザーに乗るとは思わなかったよ」

 

「ユウマさん、一応傷の手当てをしますので、お腹を見せてください」

 

ユウマ

「多分大丈夫だと思うけど、よろしく頼むよ」

 

一夏

「あれが俗にいうスーパーロボットなんですか?」

 

ユウマ

「男のロマンのスーパーロボットだな。俺が大好きなロボットがマジンカイザーだ」

 

「アンタばかり狡いわよ!!ISを乗り換え放題なのが不公平よ!」

 

セシリア

「鈴さん、ユウマさんは特別な方ですわ。私達は、ISの全ての能力を引き出せてはいません」

 

「そんな私達がISを乗り換えても、宝の持ち腐れになってしまいますわ」

 

シャル

「ユウマさんは凄いね。僕達代表候補生が子供にしか思えなくなってくるよ」

 

千冬

「代表候補生は子供同然だからな。技術的にも未熟だから精進しろよ、小娘達」

 

真耶

「私も元代表候補生ですが、まだまだ至らない所が多くて困っているんですよ?」

 

「代表候補生なんて無くしちゃえばいいのにね~」

 

ユウマ

「仕方ないだろうね。何処の国もISの色んなパターンのデータは欲しいだろうからな」

 

「今後のISの発展に乞うご期待ってね」

 

「ユウマさん!マジンカイザーを見せてください!」

 

ユウマ

「良いよ~。マジンゴー!」

 

「・・・カッコいい!!」

 

本音

「かんちゃん、良かったね~♪」

 

「マジンカイザーって凄いね~。ちょっと調べても良い?」

 

ユウマ

「駄目ですよ⁉」

 

「だよね~」

 

ナターシャ

「御取込み中の所大変申し訳ないんだけど、私の福音の解析を手伝ってもらえないかしら」

 

「あのクソ女のウイルスが少しでも残ってたら、大変な事になりそうだから」

 

マドカ

「フレイ・アルスターの事か?」

 

ナターシャ

「そうよ!!アイツのせいで、私の可愛い福音が大量殺戮兵器になる所だったんだから!」

 

「そういう事なら、束さんがウイルス除去をしてあげようじゃないか♪」

 

ユウマ

「大丈夫ですか?仮にも、邪神が作ったウイルスですよ?」

 

「束さんは神様は信じてないもん♪」

 

「仮にも神社の娘が言ってはいけない事を言わないでください!」

 

「箒ちゃんが怒った~!!」

 

ユウマ

「今のは束さんが悪いです」

 

千冬

「確かにな」

 

一夏

「女将さんからお茶貰ってきたぞ~」

 

千冬

「これから私とユウマと束は、福音の解析に入る。お前達は、真耶の言う事に従うようにな」

 

一夏

「分かったよ」

 

 

 

 

即席の解析室・・・

 

「さて、パパっと解析しちゃいますか♪」

 

ユウマ

「俺の方で、ウイルスの除去を並行して進めていきますから、束さんは解析の方よろしく~」

 

「この天災束さんに任せなさい!」

 

ナターシャ

「束博士って、いつもこんな感じなの?」

 

千冬

「そうだな・・・子供の頃からこんな感じだ」

 

ナターシャ

「天災って凄いのね・・・」

 

ユウマ

「何だよ、このウイルスは・・・デタラメな法則で組まれてるな・・・頭悪そうな構造してるぜ」

 

「こんなウイルスは消去して、ゴミ箱にポイっとね」

 

「ISの方はシステム系に問題は無さそうだよ~」

 

ユウマ

「ウイルスの除去は完了っと・・・コッチのお仕事は完了であります」

 

「束さんのお仕事も完了であります!」

 

「はい、もう大丈夫だよ。システム系に問題は無かったし、ゆ~くんがウイルスを除去してくれたから暴走する心配も有りません!」

 

「この子を一度解体して新しくIS作るのも有りだし、この子をこのまま使うかは君次第だよ」

 

ナターシャ

「ありがとうございます・・・」

 

ユウマ

「お仕事も終わった事だし、俺は寝る!」

 

「束さんもお仕事が一段落したので、ゆ~くんと一緒に寝ます!」

 

千冬

「1時間だけだぞ」

 

ユウマ&束

「おやすみなさい!」

 

千冬

「さて、ナターシャと言ったか?」

 

ナターシャ

「えぇ」

 

千冬

「これから如何するんだ?」

 

ナターシャ

「如何しようかしら・・・アメリカに戻っても、また福音が戦闘兵器にされそうだし、退職して何処かのテストパイロットにでもなろうかしら」

 

千冬

「なら、ドイツに来ると良い」

 

ナターシャ

「ドイツに?」

 

千冬

「ドイツは今、優秀な人材を募集しているからな。ユウマに頼めば大統領と交渉してくれるからな」

 

ナターシャ

「そうね・・・一度聞いてみようかしら」

 

千冬

「私の方から簡単に伝えておく。後は頑張れよ」

 

ナターシャ

「えぇ」

 

 

1時間後・・・

 

ユウマ

「少し寝て、目も覚めた事だし・・・マジンカイザーの詳細スペックの洗い出しをやりますか」

 

ナターシャ

「少しお話良いかしら?」

 

ユウマ

「どうぞ~」

 

ナターシャ

「君って、ドイツの大統領の息子さんなのよね?」

 

ユウマ

「義理の息子ですけどね~」

 

ナターシャ

「もし私がドイツに行きたいって言ったら、出来るかしら」

 

ユウマ

「出来ますよ~。俺は、一応スカウトの権利も持っているんで」

 

「特務隊のメンバーの任命は俺の一存で決められるようになっているんで。如何します?ドイツに移住します?」

 

ナターシャ

「お願い出来るかしら?」

 

ユウマ

「なら、俺の方で手続きしておきますね。数日後に、大使館の人が説明に来ると思うんで、色々聞いてみて下さいね」

 

ナターシャ

「ありがとう」

 

ユウマ

「それまでは、IS学園の俺の部屋に滞在して良いですよ。俺は、束さんの部屋に転がり込みますから」

 

ナターシャ

「色々とありがとう」

 

ユウマ

「お気になさらずに」

 

「良し!マジンカイザーのスペックの洗い出し終わり!!我ながら規格外のスペックしてるよなぁ・・・」

 

「マジンカイザー以外のISを用意しないといけないんだよなぁ・・・何作ろうかな」

 

「話しは聞いちゃったもんね♪」

 

「ゆ~くんの新しいISは束さんが作ってあげるよ♪」

 

ユウマ

「なら、束さんにお任せします。ビルトビルガーは結局システム面の不具合で完成は当分見送りの状態ですし」

 

「束さんの任せなさい!!それじゃあ待っててね、ゆ~くん!」

 

ナターシャ

「嵐のような人ね、束博士って」

 

ユウマ

「底抜けに明るい人ですよ~。でも、繊細な人です」

 

「俺の恋人でも有ります」

 

ナターシャ

「若いって良いわね・・・」

 

ユウマ

「ナターシャさんだって、十分若いじゃないですか」

 

ナターシャ

「私は、今まで軍一筋だったから・・・あまり出会いが無かったのよ」

 

ユウマ

「ナターシャさんは美人だから、相手は引く手数多だと思いますよ」

 

ナターシャ

「そうだと良いんだけどね・・・」

 

ユウマ

「さて、俺はココに居てもやる事はもう無いんで帰りますね~」

 

ナターシャ

「合宿はやらないの?」

 

ユウマ

「一応負傷者扱いなんで、帰ってのんびり療養します!」

 

「ち~ちゃんに一言言ってから帰りますかね~」

 

 

 

千冬

「福音の解析も終わったな・・・アメリカに抗議のメールを送らなければな」

 

「束さんにお任せ♪猛烈に批判するメール送っておくね!」

 

ユウマ

「お疲れ様です。俺の方は終わったんで、IS学園に帰ります」

 

千冬

「一応病み上がりだからな、安全運転で帰るんだぞ」

 

「林間学校が終わったらデートしようね♪」

 

ユウマ

「ナターシャさんの事を学園長に紹介しないといけないんで、俺の車に乗ってもらえますか?」

 

ナターシャ

「お願いね」

 

ユウマ

「それじゃあ、帰ります」

 

 

俺は、ナターシャさんを助手席に乗せて・・・IS学園に戻り、学園長にナターシャさんが暫く俺の部屋に滞在する事を伝えると無事に許可を貰う事が出来た・・・

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