レオナさんにスカウトされてから数日・・・・
俺は新しく借りた家でのんびりと過ごしていた・・・
俺がうたた寝をしかけていた時、電話が鳴った・・・
ユウマ
「はい、ユウマです」
レオナ
「ユウマ君、急で申し訳ないんだけど、お仕事を頼みたいの」
「引き受けてくれるかしら?」
ユウマ
「どんな内容ですか?」
レオナ
「ドイツ国内で禁止されている違法な人体実験を行っている研究所が見つかったの」
「その研究所は、子供達を監禁して薬物による人体実験を行っているらしいの」
「ユウマ君には、その研究所に乗り込んで子供達を救出して貰いたいの。それと研究の資料などが有れば回収をお願いしたいわ」
ユウマ
「その研究所は何処にあるんですか・・・」
レオナ
「詳しい事は直接説明するから官邸まで来てくれるかしら?」
ユウマ
「スグに行きます」
俺は事前にレオナさんから貰った特務隊の識別バッジを身に着けて官邸に向かった・・・
特務隊のバッジは、官邸に入る事を許される許可書も兼ねている為、これが無いと官邸に入れない。俺専用の識別バッジだ
官邸前
警備員
「朝霧特尉、お話は伺っています。このまま執務室まで向かってください」
ユウマ
「ありがとう、いつも警備ご苦労様」
警備員
「勿体ないお言葉です!」
執務室
ユウマ
「朝霧ユウマ、入ります」
レオナ
「ユウマ君、待ってたわ。早速だけど説明を始めても良いかしら?」
ユウマ
「お願いします」
レオナ
「先日、とある研究所から内部告発の情報が出てきたの。内容はさっき説明した通りの非人道的な人体実験よ」
「被験者は幼い子供達、それと違法にクローン技術を応用して人工的に超兵を作ろうとしている計画も進行中だそうよ」
ユウマ
「・・・・クソッタレが」
レオナ
「我々ドイツ政府は、事の重大性を鑑みて早急に子供達の救出と研究者達の摘発を決めたわ」
「ユウマ君には研究所に乗り込んで、子供達の救助と違法研究の証拠を集めて来てもらいたいの」
ユウマ
「了解しました。研究所の場所は分っていますか?」
レオナ
「北西部の山の中に研究所が有るみたいだけど、先日空軍が調査した時は建物らしいモノは発見できなかったそうよ」
「おそらく地下深くに研究施設がある筈よ」
ユウマ
「地下か・・・俺なら何とか見つけられるか・・・」
レオナ
「大統領からの正式な依頼として朝霧ユウマ君にこの任務をお願いしたいです」
ユウマ
「分かりました。目的地までの地図などがあったら下さい」
レオナ
「これが目的地までの大まかな地図よ」
ユウマ
「それでは今から行ってきます。救護スタッフの準備だけお願いします」
「来い、R-1。R-ウイングに変形、目的地まで飛翔する」
俺は、目的地付近の山付近に向かった・・・・
北西部の山
ユウマ
「目的地周辺に到着。これより地下の研究所を捜索する」
「T-LINKセンサー起動!地中深くの建造物を探知する」
俺は、今使える最大範囲でT-LINKセンサーを起動して捜索していった・・・・
ユウマ
「駄目だ、センサーに反応が無い・・・相当地下深くに施設を作ったみたいだな」
「このままじゃジリ貧になる。もっと効率のいい方法が有る筈だ・・・考えろ」
「・・・ん?そういえばアトラスガンダムは水中対応型だからもしかしたら機体にアクティブソナーが搭載されてるかもしれない!」
「来い!アトラスガンダム!」
俺がアトラスガンダムを展開すると、モニターにデフォルメアマテラスさんが出てきた
デフォルメアマテラス
「お話は聞いていました!ユウマさんのご要望にお応えして、超強力ソナーを追加しました♪」
「これさえ有れば深海でも、地中深くでも、どんな場所でも隠れることなど出来ません!ユウマさんのご武運をお祈りしていますね♪」
ユウマ
「やっぱりアマテラスさんは最高の神様だぜ!!」
「アクティブソナー起動!!地中深くに建造された研究所を見つけ出せ!!」
「・・・見つけた!!地下300メートルも深い場所に研究所を作るなんてよっぽど見つかりたくないんだろうな」
「でも、どうやって地下300メートルまで掘り進めて行けば良いんだ?」
「ビームサーベルじゃ圧倒的に長さが足りないし・・・何処かに入口が有る筈だ」
「お、あそこから研究者が出てきたからあそこが入口だな」
「それじゃあ入りますか・・・子供達を助けに」
研究所内
ユウマ
「あまり人気は無いな・・・それにしてもミラージュコロイドを追加してくれるとは、今度アマテラスさんにお返ししないといけないな」
研究員A
「おい、今日の被験者はどいつを使うんだ?」
研究員B
「今日は銀髪のガキとこの前エクステンデッド化に成功した3人のガキ共を使うらしいぜ」
研究員A
「今日はナノマシンの適応実験だったな」
研究員B
「あぁ、これが成功すれば超兵が完成するぜ」
ユウマ
「・・・・救いようのない屑共だな。こいつ等の後を着いて行けば研究施設まで行けそうだな」
「今に見てろよ・・・地獄の底まで叩き落としてやる」
「その前に研究データを丸々コピーしておこう。それにしてもコーディネーターの演算能力はこんな時しか使いどころが無いな」
「今回は大助かりだけど・・・・それにしても念能力者とニュータイプとコーディネーターって俺はどんだけのバケモノなんだよ・・・普通の人間として生きていきたいのにこの有り様だと自信無くすな」
「これで研究データのコピーは終わりっと。さて、子供達を助けに行きますか」
研究室
博士
「これよりナノマシン適応実験、ならびに超兵への進化実験を始める」
「ナノマシン注入」
助手
「ナノマシン注入します」
少女
「う・・・ん・・・・」
助手
「ナノマシン適応率50%を突破しました」
博士
「良い傾向だ。このままいけばナノマシンに完全適応した治療要らずの超兵完成だ!!」
助手
「博士!!ナノマシンの適合率が120%を突破しました!このまま実験を行えば被検体が死にます!」
博士
「構わん!そのまま実験を続けろ!!」
助手
「しかし!!」
博士
「私が続けろと言っているんだ!!」
ユウマ
「おっと、非道な人体実験はそこまでだ。ドイツ政府直属の特務部隊所属、ゴースト1だ」
「これより違法な人体実験を行っている者たちを逮捕・抵抗するなら排除する」
博士
「ココまで来て邪魔をするな!!」
ユウマ
「聞き訳が無い野郎は早死にするぜ!!」
「喰らいやがれ!スタングレネード!!」
ボンッ!!
博士
「グァアアア!!目が、目がァ!!」
助手
「ギャアアアア!!耳が!!!」
ユウマ
「ホイっと、悪いがアンタ達を拘束させてもらうぜ」
俺は博士っぽいジジイと、助手っぽい男を気絶させて拘束した
「この子が被検体にされていた子だな。ナノマシンの過剰適合とか言ってたけど・・・」
少女
「ここは・・・クゥ!!目が!!目が痛い!!」
ユウマ
「落ち着いて、これから君をドイツの病院まで運ぶから」
少女
「待って・・・私の他にも子供達が居ます・・・その子達も助けて・・・」
ユウマ
「エクステンデットとか言う子供達の事かい?」
少女
「そうです・・・その子達も過度な人体実験で憔悴している筈です。今助けないと死んでしまいます」
ユウマ
「場所は分るかい?」
少女
「はい、案内します」
ユウマ
「分かった。俺は朝霧ユウマだ。君の名前は?」
クロエ
「クロエ・クロニクルです」
ユウマ
「クロエちゃんだね。長いからクーちゃんって呼んでも良い?」
クロエ
「はい、他の子達はアッチです」
俺とクーちゃんは一緒に子供達が監禁されている監禁部屋に向かった・・・
クロエ
「ココが他の子達が居る場所です」
ユウマ
「ご丁寧に頑丈に施錠しやがって・・・壊してやる!」
「IS部分展開、R-1展開。ビームソードアクティブ!」
俺は、ビームソードでドアノブと鍵部分を抉りぬいた・・・
ユウマ
「これで良し。子供達は無事か⁉」
???
「だれ?」
???
「また実験なのかよ・・・」
???
「いい加減にしろよ!!」
ユウマ
「安心しな、俺はドイツ大統領から正式に依頼されて君達を助けに来た。子供達は君達だけか?」
クロエ
「他にも何人も子供達が居ました。でも、過酷な実験で大勢の子供達が亡くなりました・・・」
「亡くなった子供達は処分されていきました」
ユウマ
「クソッタレが!!何で命をそんな風に蔑ろに出来るんだ!!」
「頭に来た!この研究所を跡形もなく消し飛ばしてやる!!」
俺はインカムを操作してレオナさんに通信を繋いだ
レオナ
「ユウマ君、どうしたの?」
ユウマ
「子供達を保護しました。研究のデータもコピーしました」
「これから子供達を連れて地上に出ます。子供達の保護をお願いします」
「今から座標を送ります」
レオナ
「了解したわ。子供達の名前は分かるかしら?」
ユウマ
「ちょっと待ってください・・・君達の名前を教えてくれる?」
ステラ
「ステラ・ルーシェ」
アウル
「アウル・ニーダ」
スティング
「スティング・オークレー」
ユウマ
「子供達の名前が、クロエ・クロニクル。ステラ・ルーシェ。アウル・ニーダ。スティング・オークレーだそうです」
レオナ
「スグにこっちで照会を掛けてみるわ」
暫くすると・・・・
レオナ
「照会結果だけど、その子達の登録データは無かったわ」
「恐らくその子達は孤児か試験官ベビーの可能性が高いわね」
ユウマ
「俺・・・頭に来たんで、この研究所を纏めて消し飛ばしたいんですけど良いですか?」
レオナ
「構わないわ。消し飛ばすなら他の研究員達を全員連行してね」
「他にも違法な人体実験をしている研究所が有るかもしれないし、色々と聞きたい事もあるからね」
ユウマ
「了解です」
「これから君達を地上に連れて行くけど、何か心配事は有るかい?」
クロエ
「私は目がおかしいのでこのまま地上に上がる事は出来るのでしょうか?」
ユウマ
「クーちゃんの目はナノマシンの過剰適合が原因だろうから、病院で詳しい検査してみないと分からないけど、大丈夫だと思うよ」
「今はアイマスクを付けておけば過剰に見えすぎる事は無いと思うから付けておきな」
クロエ
「ありがとうございます」
ステラ
「私達は定期的に薬を投与しないと動けないよ?」
アウル
「禁断症状って奴?」
スティング
「ジジイ達が言うには肉体強化薬って言う薬らしい」
ユウマ
「筋肉増強剤の進化薬か・・・君達の体から一度薬を抜かないとダメそうだな」
「3人は暫くリハビリ生活になるかもしれないけど、ドイツ政府が最大限サポートしてくれる筈だから安心して良いよ」
「とりあえず、この天井をブチ破って君達を助け出すから、俺の近くに来てくれるか?」
クーちゃん達は俺の側に寄ってきた
ユウマ
「さて、天井と岩盤をぶち抜くには・・・高出力のビーム兵器に限るでしょ!!」
「てなわけでカモン!Hi-νガンダム!!」
「エンジンに縮退炉積んでるんなら単機でも余裕でぶっ放せるだろ!ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー!アクティブ!」
「アマテラスさん!上空に障害物は有る?」
AI
「上空には何もありませんよ。念のために各地の飛行場と空軍基地に通達しておきますね」
ユウマ
「上空の安全確保!ターゲットロック!ハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー!発射!」
ドカーン!!!!!
ユウマ
「レオナさん、今から地上に上がります」
レオナ
「了解よ。スグに回収班を向かわせるわ」
ユウマ
「サブフライトシステム起動、ドダイ展開。クーちゃん、ステラ、アウル、スティング、この飛行台に乗ってくれる?」
クロエ
「分かりました」
ステラ
「みんなで乗ると狭いね」
アウル
「落ちそうなんだけど」
スティング
「もっと大きいのは無いのか?」
ユウマ
「悪いけど、今はこのサイズしかないんだよ。近い内に大型サイズの飛行台作るから」
「クーちゃんは俺が抱えれば大丈夫かな。それじゃあ地上に上がりま~す」
地上
レオナ
「ココがユウマ君が送ってくれた座標の場所ね」
ユウマ
「レオナさん!朝霧ユウマ、任務完了で御座います!!」
レオナ
「おかえりユウマ君。その子達が助け出した子供達ね」
ユウマ
「はい、クーちゃんはナノマシンの過剰適合で目に障害があります。ステラたちは薬物中毒の傾向があります」
レオナ
「急いで病院に運びましょう。精密検査をしてから治療を始めるわ」
ユウマ
「では、この子達をお願いしますね」
レオナ
「ドイツ政府が責任を持ってこの子達を治してみせるわ!」
クロエ
「もうユウマさんには会えないんですか?」
ステラ
「私もまたお兄ちゃんに会いたい」
アウル
「俺らもまた兄ちゃんに会いたいよ」
スティング
「これでお別れかよ・・・」
ユウマ
「時々お見舞いには顔出しに行くよ」
ステラ
「お兄ちゃんと一緒に居たい」
ユウマ
「俺まだ未成年だからクーちゃん達の保護者にはなれないぞ」
レオナ
「そうよね~。ユウマ君まだ17歳だから法律的に保護者にはなれないし・・・そうよ!みんな私の養子にすれば良いのよ♪」
「勿論ユウマ君もね♪」
ユウマ
「俺もですか⁉」
レオナ
「当然よ!そうすればみんな兄妹になるじゃない♪」
「それなら誰も悲しまないし、離れ離れにもならないから問題解決よ♪」
ステラ
「えっと・・・お母さん?」
レオナ
「そうよ♪今日からみんなのお母さんよ♪」
ユウマ
「相変わらず母さんは強引なんだから」
レオナ
「・・・・ユウマ君、今なんて言ったの?」
ユウマ
「母さんって言いましたけど・・・」
レオナ
「母さん・・・なんて良い響きなのかしら♪」
「ユウマ君もっと言って頂戴!」
ユウマ
「それはまた今度にしましょうね~。今はクーちゃん達を病院に運びましょう」
レオナ
「そうね!思いっきり忘れてたわ。みんな救急車に乗ってくれる?」
クーちゃん達は救急車に乗り、病院に運ばれた
それから精密検査の結果、クーちゃんの目は治る事は無いが、治療の甲斐もあり日常生活を送れるようになった
でも、ナノマシンのせいで目の色が金色になってしまった・・・
クーちゃんは自分の目が金色になってしまった事に悩んでいたが、俺がアマテラスさんに相談して同じ金色の目にしてもらうと悩む事は無くなったようだ
ちなみに俺は毎日カラーコンタクトを付けるようになったのは言う迄もないだろう・・・だって世界中探しても目の色が金色の人なんて居ないもん!
ステラ達も無事に薬から解放されて、普通の生活が送れるまでに回復した・・・
みんなが回復した後は、レオナさんが手続きを済ませて無事にみんなレオナさんの養子になった
普段は俺が住んでいる家に暮らす事になり、レオナさんも大統領専用の家を離れて俺達と一緒に暮らす事になった
俺はドイツに来て、何故か大家族の仲間入りを果たしてしまった・・・
俺が養子になった頃、束博士はと言うと・・・・
母
「束、今日もテストの結果は悪いですね。毎日10点から20点の間をウロウロとしていますが、キチンと毎日復習はしているのですか?」
束
「天災の束さんが道徳の勉強がこれほどまでに出来なかったなんて・・・」
母
「もっと厳しく行くべきでしょうか・・・」
束
「束さん生きていられるかな・・・ゆ~くん、助けて・・・・」
束博士がテストで100点を取るのはまだまだ先になるようだ・・・
中々にカオスになってしまった・・・・
もう少ししたら原作に入りたいな