今日、俺は何故か日本に居る・・・・
理由は仕事だけど、なんで俺がこんな面倒な仕事をしないといけないんだよ・・・
俺の仕事とは、千冬さんがISの大会「モンドグロッソ」に日本代表として出場する為の話をするためだ
なんで態々日本代表で出場する必要が有るんだろうか・・・千冬さんは今はドイツ国籍なのに
ユウマ
「千冬さん、なんで日本代表で出場するんですか?」
千冬
「私は今回の事は断るつもりだぞ?態々面倒な事を引き受けるほどお人好しではないからな」
ユウマ
「なら、なんで日本に出向くんですか?」
千冬
「今後私達に関わらないように。それと警告の為だな」
ユウマ
「そうでしたか。まぁ、俺は俺の仕事を全うするだけですけど」
千冬
「では話し合いの場所に行こうか」
俺と千冬さんは、日本政府が指定してきた場所に向かった・・・
ユウマ
「ココみたいですね。何で国会議事堂なんだか・・・」
千冬
「大方日本政府のトップが出張ってくるんだろうな。適当に断って帰ろう」
総理
「お待たせしました。織斑千冬さん、今回はアナタにお願いがあります」
「今度行われるISの大会、モンドグロッソに日本代表として出場していただけませんか?」
千冬
「お断りします。私は今ドイツ人です。モンドグロッソに出場するのであれば、ドイツ代表として出場します」
「なので、日本代表にはなりません」
総理
「・・・そうですか。分かりました、ご無理を言って申し訳ありませんでした」
秘書
「総理!良いのですか⁉」
「この機会を逃せば日本は勝てませんよ!!この際人質を取ってでも要求を呑ませるべきです!」
ユウマ
「おい、今聞き捨てならない事を言いやがったな・・・人質を取ってでも?」
「俺の前でよくそんな事が言えたな・・・覚悟があってそんな事ほざいてんのか?」
秘書
「私はキサマのようなガキなど知らん!!お前のようなガキが偉そうにするんじゃない!!」
ピッ
ユウマ
「今の音声はしっかりと録音させてもらったぜ?」
「俺にケンカ売るとは命知らずも良い所だな・・・俺の名前を教えてやるよ」
「俺の名前は、ユウマ・朝霧・ガーシュタイン。ドイツ大統領、レオナ・ガーシュタインの息子だ」
「今ココで起こった事を母さんにチクればお前、どうなるんだろうな?」
秘書
「私を脅す気か⁉」
ユウマ
「人質取ってでも言う事聞かせようとした下種野郎にとやかく言われる謂れはねえよ」
「総理、こんな奴を秘書にしておくと碌な事無いぜ」
総理
「そうだね、悪いが君は今日限りでクビだ。今すぐに荷物を纏めて出ていきなさい」
秘書
「クッ!!俺をクビにしたことを後悔させてやる!!」
千冬
「今ので余計に日本代表になるのは嫌になりましたのでお断りします」
総理
「申し訳ない。今日はお手数をお掛けしました」
「帰りはお送りします」
俺達は、送迎者に乗って空港まで帰ってきた・・・・・
ユウマ
「用は終わりましたし、帰りましょうか」
千冬
「そうだな、お土産を買って帰ろう」
帰りの飛行機内・・・・
ユウマ
「千冬さんは今回のモンドグロッソには本当にドイツ代表で出るんですか?」
千冬
「ドイツから正式な打診があれば出るだろうな。まぁ、ISは戦争の道具ではない事をアピールする為だったら協力は惜しまないさ」
ユウマ
「そうですか・・・俺はISが戦争に使えるという事をアピールしたようなモノだから耳が痛いです」
千冬
「あの時はあれしか方法が無かったんだ。それに私も同罪だ」
「1人で全てを背負おうとするなよ?」
ユウマ
「そうですね。せめてこれ以上ISが悪用されないようにしましょう」
その時、客室後方から爆発音がした・・・
テロリスト
「アンタ達全員手ぇ挙げな!!この旅客機は我々ブルーコスモスがジャックさせて貰ったわ!!」
「アンタ達は全員人質よ!!大人しくしなさい!!」
ユウマ
「なんで俺はこうもトラブルに遭遇するんだ・・・今度アマテラスさんに頼んで俺の運を上げてもらおう・・・」
テロリスト
「アンタ、何ブツブツ言ってんのよ!!男の癖に生意気なのよ!!」
ユウマ
「今話題の女尊男卑主義者か・・・俺は女尊男卑って考えがキライだ」
「自分自身が強くなってもいないのにISを使えるだけで偉そうに・・・お前殺すぞ?」
テロリスト
「ヒッ!!!」
千冬
「ユウマ、落ち着くんだ。この場所で何かあれば大勢の人達が危険な目に遭う」
「ココはなるべく手短に済ませよう」
ユウマ
「そうしますかね、ちーちゃん」
千冬
「ユウマまでその呼び方は辞めてくれ・・・」
ユウマ
「ごめんごめん、それじゃあ始めますか?」
千冬
「ああ、行動開始だ」
ユウマ
「了解!!テメェ等、覚悟しやがれ!!全員刑務所にぶち込んでやるぜ!!」
テロリスト
「男が舐めるんじゃないわよ!!ISも使えない存在の癖に偉そうにするんじゃないわよ!!」
テロリストの女は、ナイフを取り出して俺に襲い掛かって来た・・・
ユウマ
「俺相手にナイフ一本で勝てるわけねぇだろ!!」
俺は、女の腕をつかみクイッと捻ってナイフを落として遠くに蹴っ飛ばした・・・
テロリスト
「クソッ!!こうなればISを使ってでも殺してやる!!」
女は、腕に着けていたバングルを掲げるとISを纏った・・・
ユウマ
「この狭い客室内で正気かよ!!お前何考えてんだ!!」
テロリスト
「五月蠅いのよ!!アンタがこの旅客機に居なければこんな事にはならなかったのよ!!」
千冬
「そのISはフランスの第一世代・ラファールゼロだな・・・となるとお前達はフランス系のテロリストだな」
ユウマ
「お前達はISを戦争にしか使えないのか!!博士の夢を侮辱しやがって!!」
テロリスト
「夢?そんな下らないモノなんかに使うより、こんな風に戦争に使った方がよっぽど役に立つわ!!」
千冬
「・・・ユウマ、悪いが今から私がやる事に目を瞑ってくれないか?」
ユウマ
「大丈夫ですよ、母さんには内緒にしておきますから」
千冬
「ありがとう」
千冬さんは、女に近づくとおもむろに頭を掴んで持ち上げた・・・
千冬
「キサマ等は束を夢を馬鹿にした・・・生きて帰れると思うなよ?」
ミシミシ!!!
テロリスト
「ギャアアアア!!!」
ユウマ
「片手でISを纏った相手をアイアンクローって・・・俺も頑張れば出来るかな?」
俺が千冬さんを見て考え事をしていると、奥からもう一人のテロリストの女が出てきた・・・
テロリストB
「どうなってるのよ!!全然ハイジャック出来てないじゃない!!」
ユウマ
「まだいたのかよ・・・五月蠅いからもう制圧させてもらうぞ」
テロリストB
「男の癖に!!」
ユウマ
「だから五月蠅いんだよ!!」
俺はテロリストの後ろに回り込み、首と叩いて気絶させて拘束しておいた・・・
ユウマ
「これで制圧完了かな?」
千冬
「そっちは終わったか?」
ユウマ
「えぇ、千冬さんの方は・・・」
千冬さんの後ろを見ると、テロリストが白目を剝いて泡を吹いて倒れていた・・・・
ユウマ
「千冬さん、どんだけ力込めたんですか」
千冬
「安心しろ、殺してはいない」
ユウマ
「それなら良いですけど・・・ハァ、国に帰った後が面倒だな」
「母さんに報告しないと」
千冬
「もうじきドイツに着く、コイツ等の身柄を警察に引き渡してからにしよう」
ユウマ
「そうですね。その後報告に行きましょう」
俺達は無事にドイツに着いたあと、馬鹿共を警察に引き渡してから今回の事を母さんに報告しに行った
官邸・・・
コンコン
レオナ
「どうぞ」
ユウマ
「朝霧ユウマ、入ります」
千冬
「織斑千冬、入ります」
レオナ
「2人共、今日はお疲れ様。日本とのお話はどうだったかしら?」
千冬
「モンドグロッソで日本代表で出場して欲しいとの事でしたが、勿論断りました。その際に色々ありましたが」
レオナ
「何があったのか聞いても良いかしら?」
ユウマ
「人質を取ってでも千冬さんに要求を呑ませようって言ったお馬鹿が居ました」
レオナ
「へぇ~・・・抗議した方が良いかしら?」
ユウマ
「そこは大丈夫だと思います。総理大臣が謝罪してくれましたから」
レオナ
「それなら良いわね。他には何かあった?」
ユウマ
「帰りの飛行機でハイジャックに遭遇しました」
レオナ
「ハイジャック⁉それでハイジャック犯はどうしたの⁉」
千冬
「私とユウマで制圧し、警察に引き渡しました」
ユウマ
「他の乗客の方達には特に被害は出さずに制圧しました」
レオナ
「二人が無事で良かったわ。千冬さんはドイツ代表でモンドグロッソに出場する?」
「もし出場するなら、専用機を準備しないといけないけど」
千冬
「そうですね、出場した方が良いのであれば出ると思います」
「でも、今はあまり興味はありませんね。ISの本来の使い方ではないので」
レオナ
「ISは宇宙に行くための翼だものね。ユウマ君のISは宇宙に行けるの?」
ユウマ
「ロケット等で大気圏を突破すれば単機での宇宙空間での活動は理論上は可能だと思いますよ」
「試した事無いので分かりませんけど」
レオナ
「その事は博士は知っているの?」
ユウマ
「教えてません。分解して調べさせろって言いそうだったので」
レオナ
「それもそうね。この事は内緒にしないとね」
千冬
「そうですね、この事を束が知ったら大変な事になりそうですし」
レオナ
「報告ありがとね、後の事は私の方でやっておくから」
千冬
「失礼します」
ユウマ
「それじゃあ母さん、無理しないでね」
レオナ
「ありがとう、ユウマ♪」
帰り道・・・
千冬
「ユウマはこのまま家に帰るのか?」
ユウマ
「帰りますよ。子供達の夕ご飯作らないといけないんで」
千冬
「子供達?いつの間に結婚したんだ?」
ユウマ
「俺、まだ18歳ですよ?結婚なんてする気はありませんよ」
千冬
「18歳⁉私と同い年だったのか・・・」
「大人っぽいからてっきり年上かと思っていた・・・」
ユウマ
「俺は普通じゃないんで」
千冬
「学校は行っているのか?」
ユウマ
「学校は行ってません。行かなくても大学院を卒業できるほどの学力は持っているので」
千冬
「ユウマも束と同じ天災タイプだったのか・・・」
ユウマ
「俺は博士みたいに常識知らずじゃありませんよ!!」
千冬
「そうだったな、すまない」
「子供達は何人居るんだ?」
ユウマ
「4人で、一緒に暮らしてます。母さんも一緒にですけど」
千冬
「そういえば大統領がお母さんだったな」
「今度会いに行っても良いか?」
ユウマ
「いつでも来てください、みんなも喜びます」
千冬
「分かったよ。それではまたな」
「困った事があれば言えよ?相談ぐらいは聞いてやるからな」
ユウマ
「えぇ、その時はお願いしますね」
俺は千冬さんと別れて家に帰り、子供達のご飯を作った
ご飯を作って皆に食べさせた後、お風呂に入れて寝かしつけて俺もウトウトしていたら母さんが帰ってくるまで一緒に寝ていた
その時の姿を帰ってきた母さんに写真に撮られて携帯の待ち受けにされていた
寝顔を写真に撮られるなんて恥ずかしすぎるだろ!!
上手く考えが纏まりませんでした