ラブライブ!サンシャイン!~ダブルな二人~   作:ぷよでっせMARK Ⅱ

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第十四話です!
ついに、ダイヤさんと翔の回想回!

正体が謎だった黒澤道八も登場します!(過去編では既にでていましたが…)

それではどうぞ!


Dのメモリー~二人の過去~

ダイヤ視点

私は今日のことを聞いてから帰りました。

今は私の家となります。

 

「ただいま帰りましたわ…」

「お帰りなさい。どうしたのですか?」

お母様が私の顔色を気にして話しかけてきました。

 

「…大丈夫ですわお母様、少し考え事ですので…」

無意識に顎らへんにあるほくろをさわってしまったダイヤ。

その事もあり、ダイヤ母はなにかを察したようだ。

 

「わかりました…でも、一人で考えすぎるのも体に毒ですのよ。冷蔵庫にプリンあるからお食べなさい」

「はい…」

私の大好物のプリンがあるのにかなり凹んでいました。

そんなこんなで自室に着きました。

 

 

「…どうしてこんなことに」

バッグを置き、そのまま椅子に座りました。

ふと、目に入ったのは翔さんと小さいときに撮った写真…

 

「貴方は一体どこに…」

わかってる、翔さんは今同じ沼津にいることは…でも、記憶を失っている。

 

「私はどうすれば…」

深いため息をした。

 

「…翔さんとの出会いは確か」

昔の思い出に想いを馳せた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

???

 

私が小学二年生の時。

 

陽来小学校

 

 

私が二年の時、まだ友達もいないときでしたわ。

そんな夏のある日…

 

「か、返してください!」

 

学校の校舎裏、私は大切な妹のルビィからもらった髪止めを一つ学年が上の先輩数人から盗まれ、いじめられていました。

 

 

「やなこった!ほらほら!取ってみろよ!」

背が高いことを良いことに相手はジャンプしながら笑っている。

 

「返してっ!…ピギッ!」

ダイヤは転んでしまい、それを見た数人は……

 

「ダサっ!ピギッ!だってよ!?」

 

「うわ…泣いてる…ないわ…」

 

と言葉の刃を向けた。

 

 

(誰か…助けて)

だけどダイヤの足は動かない…恐怖心が勝ってしまい立つことができない。

 

ダイヤは諦めかけてしまったその時…

 

 

救世主(愛人)は現れた。

 

 

「な、なにやってるの!?」

 

そこに現れたのは小さい頃の翔さん…

 

「…なんだ?誰だこいつ」

 

「こいつ…確か孤寺院のやつじゃねえか!」

「孤寺院って…親居ねえのかよ!ドンマイ!」

盛大に煽りだしたが翔は聞いていない。

 

 

「あのさ、髪止め返したら?」

 

翔の一言で笑い声が止まった。

そしてダイヤのとなりに立った。

 

「お前、この状況わかんないのか?…バーカ」

するとボス格の人は翔にパンチをしたが、うまく交わした。

 

 

「はぁ!?なんだこいつ!?」

「返してよ!」

翔は相手が体制を崩したところで運良く髪止めを捕まえた。

 

「なんだよこいつ!行こうぜ?」

悔しかったのか地団駄を踏んでリーダーは帰っていき数人も付いていったようだ。

 

 

 

「…よかった……はい、これ!」

翔はダイヤに髪止めを渡した。

 

「もう取られないようにね?じゃあお姉ちゃん待ってるから!」

 

「……待ってください!」

 

翔は行こうとしたが、ダイヤに呼び止められて止まった。

 

「?何~?」

 

「わ、私は!黒澤ダイヤです!お礼がしたくて!」

「…お礼?」

翔は考えている。そして十秒後…

 

「だったらさ!友達になってよ!」

 

 

「と、友達?」

ダイヤは口が開いていた。それは嬉しそうだった。

 

 

「うん!僕左翔!…あっ時間が、ごめん!明日にでもまたここで会おう!じゃあバイバイ!」

翔は走りながら後ろにいたダイヤに手を振った。

 

 

ダイヤはそんな翔の背中を見て笑っていた。

 

「友達…ですか…」

ダイヤは涙を流しながら笑顔になっていた。

 

その一方……

 

 

「へぇ…明日か」

と不適に笑う影が……

 

 

そのときの私は嬉しかったんですはじめての友達が出来たことが…!

ですが次の日にあんなことが起こるなんて……

 

 

 

 

次の日…

 

 

雲は強くなり、回りが暗くなってきた。

ダイヤは放課後になるとすぐに昨日の校舎裏に来た。

掃除も早く終わらせてランドセルも持っている。

 

そこに…

 

「ごめん!遅れちゃった!」

翔さんが来ましたわ!

 

「いえ、待っていませんわ!」

翔はその言葉でよかった…と安堵したのかため息をした。

 

その後、二人は体育座りをしながら色々な事を話していた。

 

 

「……やっぱり親の顔は見たいんですか?」

「そうだね、お姉ちゃんがいるけど、やっぱりパパとママと炎お姉ちゃんの顔も見たいな!」

 

と翔は空を見上げていった。

するとポツリとダイヤの顔に雨のしずくが降ってきた。

 

「ん…雨ですわね」

「そう…だね、じゃあまた明日話そうよ!休み時間に僕が二階の教室行くからさ!」

 

「いいんですか!?だったら…これいたしませんか?」

ダイヤは小指を出してきた。

「…そう言うことか!わかった!」

翔もわかったらしく小指を出した。

 

 

 

「「指切りげんまん嘘付いたら針千本飲ーます!」」

 

二人は笑いながら済ました。

そして帰ろうとすると……

 

 

 

 

 

「まだ帰れると思うなよ?」

と昨日聞いた声がした。

 

 

「…あ、貴方は!」

「あの坊主をやっちまえ!」

現れた昨日のボス格の男は回りにいた数十人の男に指示してバットなどを持った三年の人らが翔に襲いかかった。

 

「翔さん!?」

「逃げて!」

ダイヤは足が固まっている。

 

(どうして…私の足は!)

足を動かそうとするが動かない。そして…

 

「オラァ!」

翔の顔面にバットが当たり、血が吹き出た。

 

「だ、ダイヤちゃん…早…く逃げ…て」

「っ!はい!」

一歩!一歩を早く!

 

そう思いダイヤは緊張で足にはびついていた呪縛から解放され走り出した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

数分後…

 

 

私は先生を二人呼んで戻ってきました。

雨はかなり強くなっていて一つ一つがレーザーのように痛かったですわ。だけど、それ以上に酷い惨状を見てしまいました…

 

「翔さん!先生を連れてき…て……」

そこには

 

 

 

 

 

 

 

頭から血を流し、ぐったりと倒れていて、服は自分の血に染まっており、しまいには吐血までしている先程とは似ても似つかない翔の姿があった。

 

 

 

「嫌………

 

 

 

 

 

いやぁぁぁぁ!」

 

 

 

あまりの酷さに私は叫んでしまいました…

辛かったのは翔さんの方だというのに。

 

「お前ら!何をしている!?」

「やっべ、先生じゃん…逃げろ!」

いじめていた集団は一目散に逃げ出し、一人の体育の先生は追いかけた。

 

もう一人の私の担任は翔さんの元に近付き、安否を確認すると…電話をし始めました。

 

 

 

「翔さん…!起きてください!翔さん!」

私は翔の血が手に付きながらも揺らして起こそうとした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

病院

 

 

あの後、翔さんは病院に行きました。

結果は二週間程の入院、骨は折れていなかったようですが、脳震盪などを起こして未だに気絶しています…

 

 

そして今翔さんの病室には私と父、そして翔さんのお姉さんがいます。

 

 

「ねぇ、なんでよ…翔」

翔さんのお姉さんは翔の手を握り、涙を流していました。

 

 

「…この度は娘がご迷惑をおかけしました。まことに申し訳ない」

父は土下座をして謝っています。そんな父の姿ははじめて見ました…

 

「…貴方達が気にすることないわ。それに、悪いのはダイヤちゃんじゃないでしょ?謝らないでください」

風野は涙を流しながら答えた。だが、こちらを見ていないため、どうなのか二人にはわからなかった。

 

 

その後も私は翔さんが目を覚ますまで待っていました。

 

ついに目を覚ましたのは午後の二十三時頃…

 

 

「…お姉…ちゃん」

「か、翔?翔!?」

風野は翔を抱き締めた。

「よかった…!もう、どれだけ心配したと思ってるよ!…一人にしないでよ」

 

話は翔さんと色々な話をした時に聞きました。

確か翔さんは火事で風野さん以外を失い、失った家族の顔がわからないらしくて…

 

「…お取り込み中のところすまない、私はダイヤの父の黒澤道八だ。娘のダイヤが迷惑をかけた、本当にすまなかった」

翔には小学生であるため、頭だけを下げた。

 

「なんも…ダイヤちゃんは悪くないよ?庇ったのも僕の本能でやったことだし…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、話などが終わり、私は帰ることにした。

道八は次の日も翔の病室に来たらしいが何故か翔と仲良くなったらしい。

さらに私には今回の事件で新たな気持ちが生まれました。

翔さんを見ると、胸が締め付けられるようにいたくなってドキドキする気持ち…

 

 

私は翔さんにこの頃から恋をしていました。

 

 

気づいたのは半年後でしたが…

それもあり、私は翔さんに思いを伝えることが出来ず一年後に翔さんは東京に……

父の話によれば私は夜に家を出て一人で駅に行って東京に向かおうとしていたようで…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒澤家 ダイヤの部屋

 

今までの想いを馳せ終わり、私は懐かしさに浸っていました。

 

私は絶対に翔さんを守ります。

それがいじめてきた人であっても、はたまたそれが鞠莉さんでも…!

 

「ダッテ、翔さんの隣は私だけの特等席デスモノ…♡」

 

 

その時、ダイヤの瞳は光を完全に失い、今まで以上に黒く濁っていた………

 

 

一方……

 

 

 

翔視点

 

「…なるほどな」

翔は曜の家に行き、曜の父からクビにした人の話などを聞いた。

 

一応、探偵をしているときに、偶然担当した事件で曜に恨みを持っていた人が犯人であったと伝えたため、嘘ではあるがバレてはいなく、一応話を聞けた。

 

 

翔は曜の家を出てバイクで走っている。

 

 

「…犯人の名前は富蔵踏秋で聞いたとおり、喧嘩をして同僚に怪我を負わせてクビにされたらしい…か」

「やっぱりただのバカだな。逆恨みで関係のない友人の曜を襲ったなんて絶対に許せない」

翔の目付きは鋭くなっていた。

「ただな…相手のメモリの正体が分かればな…」

そうである。一応メモリの正体を突き止めなくても戦うことはできるが逃げられたりすることもある。なので、いち早く特定させたいところである。

 

しかし、数日すると、そのドーパントと戦うことになるのだった。




ということで第十四話でした!
道八さんは仮面ライダーダブルの霧彦さんを少し改造して、味方になった霧彦さんという形になります!
ナスカドーパントⅡになるのは大体善子加入前になるかと…

そして現在アンケートを募集しております!期限は次回来月の初投稿まで!詳しくは前回の『Oの帰還』をご覧ください!

次回予告~!


ライブの準備!
「とりあえずチラシはこれでオッケーだな」


四人で初のチラシ配り!
「じゃあ、全速前進!」


迫られる質問!?
「あの!…グループ名はなんと言うんですか!?」

ダブルな二人 スーパースター編作ったら見たいですか?

  • ヤッテイーヨ(見たい)
  • 間に合ってます(早く進めろ)
  • 俺に質問するな(自分で決めろ)
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