グリーフシードの在処5
大昔、自分の兄として現れた少年と出会ったリリィは、その少年の持つ不思議な力に惹かれる。
だが、そんな生活も長く続かず......見滝原へと再び訪れた時、既に魔法少女となっていた少女達と出会う事となる。 次回、第十章:廃墟
水底都市 - 第2話:廃墟の街で - ジナ『魔女のいない世界で』0009.
マミさんはキュウべえを殺しました - ジナ(さやか)/intermemory
of
the
dead)0203.
水の中に沈む死体 - ンは水を苦手とするのです。-
-2021.11.06
深夜-
見滝原市某所にある廃墟の中で、黒いローブをまとった少年が倒れていた
この少年は、先程自らが殺した女から奪っていたソウルジェムを手にし、自らの魂であるそれを体内に取り込む事で生き長らえる。
しかし、彼の体はもう限界であり、このまま放置していれば彼は息絶えてしまうだろう事は誰の目から見ても明らかであった
「どうしてこんな事に......」 彼が何故こうなったのか、それは彼自身にも解らない。 ただ一つ分かる事があるとすれば、自分はこの廃墟となった場所で目覚めたという事だけだった。---------------------------------------
「まどかぁ!!」
「あっ!
さやかちゃん!」
時刻は既に夜中11時を過ぎており、辺りには人気がなく不気味な雰囲気が漂っている中、黒髪ロングストレートヘアーの少女が金髪ショートヘアーの少女の名前を大声で叫びながら駆けてくる姿が見えた 彼女の名前は美樹さやか、鹿目まどかと同じ中学二年のクラスメイトにして親友同士だ
そして彼女達が来たのはとある廃工場跡地だったここには今二人の友人である巴マミが魔女狩りの為に戦っている筈なのだ。
そう、二人は既に他の魔法少女によってここに連れ去られてしまったマミを助け出そうとしていたのだ。--------------------------------------【同日】 ほむらは今日も学校へと向かう為に電車内に乗り込んでいたのだが、そこで突然眩暈を起こしたと思ったら次の瞬間には電車内には自分一人しかおらず周りを見渡せばそこは全く見覚えのない場所だったのだ
「一体どうなっているの!?」
困惑するほむらだったが、そこへ白いぬいぐるみのような何かがやって来る
「やあ。君が暁美ほむらだね」 「!?
あなたは......?」 「......僕はキュゥべえ!
僕と契約して魔法少女になって欲しいんだ」 『キュゥべえ』 その名を聞いた瞬間、ほむらの記憶の中からひとつの情報が引き出された 「まさか、インキュベーター......!」 かつて自身の願いで叶えてしまった“死なせない為の魔法”を与えてくれた存在・・・それが目の前にいるのだ
2021.11.6 マギカ大百科より
あとがき
magicabettchille ~fate~ - 第4話: ジナのいなくなった世界で - ンッッ!!ンンッ!! (前略・後編) - ンと2日目......-2022.03.2- - んはっ!
memory of thedeath - 第5話 少女は過去を振り返らず、現在のみを見つめて生きる事にした - ンと3日目
02.06.07 放課後
ほむら(さて、これからどうしましょうか......)
今日の授業を終えたほむらはその足で帰宅するのではなく近くのショッピングモールにある本屋へと来ていた。 彼女がこうしてここにいる理由はもちろんある一人の少女を探す為なのだが、彼女は現在行方不明となっていてその行方がまったく分からない状態なのである 故に彼女にとって最優先すべき事として少女の捜索を行っている最中という訳だが、一向に手がかりになりそうなものは見つかっていない
「あの子ももう中学生になったのだから自分の事は自分で出来るでしょうし......」 ほむら自身も何度か捜索の手を広げて探したりはしてみたものの成果はまるで無く半ば諦めかけていた所であったのだ「せめて手掛かりだけでも見つかればいいのだけどね......」 結局今日は見つからずに帰る事となったほむらであったが翌日になると再び同じ場所へ足を運んでいた 何故かと言われればただもう一度会いたいと思ったからであり特に理由などは無いが何となくまた会えるような気がしているのだ「あら?」 するとそこにはベンチに腰掛ける小さな女の子の姿が見える。その容姿を見て思わず目を見開いた何故ならその子の姿はまどかの姿そのままだったからである。更に言うなら彼女のすぐ側にいる白くて小さい生き物もまた間違いなく彼女の知る鹿目まどかと似た姿をしていた「......」 一瞬別人なのかとも思ったもののあの姿はまぎれもなくまどかだった もしかしたら彼女なら何か知っているかもしれないと考えたほむらはまどか達の元へと駆け寄った「......あなた達、こんなところで何をしているのかしら? 学校の帰りとかではないわよね」「......えっと...私はこの子と一緒に買い物に行ってたんですけど途中で