銀河怪獣育成TRPGギャラクシラ   作:マイナー星人

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このTRPGは魔導書大戦RPGマギカロギア等、冒険企画局発行のシステムを元に作られております。
初心者GMの作者が知人や知り合いが読める様に作った物ですので、過度な期待と批判はご遠慮下さい。


銀河怪獣育成TRPGギャラクシラ

 

 無限に続く宇宙の中。

 

 我々の住む星、地球から何億光年の離れた先には多くの宇宙人が存在している。

優れた科学技術を有する彼らだがその発展には多くの犠牲があり、満足に住める星は増え続ける人口と半比例する形で減り続けている。

 

 そんな彼らにとって地球という惑星は掛け替えのない理想的な星であり、それが原住民である地球人がかつての宇宙人と同じ様に削り、汚していくのが我慢ならない。または、その地球人の持つ感情と言う未知のエネルギーに利用価値を見出した多くの宇宙人は地球の侵略や支配を試みた。

 

 しかし、そんな勝手は許さないと地球を愛した多くの守護者達がこれまで侵略者達と戦い、地球とそこに住む人々を守り続けてきた。

 

 そんな守護者達に立ち向かうべく、侵略者達は怪獣を使役して兵器とする作戦を幾度となく企てる。

 

 個人や一種族では駄目だと、遂には星人同士で手を組む時代へと突入した。

 

 だが、傲慢な侵略者である彼らが友好的な関係が取れる筈もなく、同じ目標を持ちながら煽り、小競り合い、裏切り合う……これはそんな宇宙人達の敗北の歴史である。

 

1.用語

 

宇宙人・星人:

 プレイヤーもしくは、NPCの種族。手が挟みだったり、肌が黒かったりと様々な姿が存在する。また、機械の体を持つ機械生命体や金属生命体、特定の姿を持たない精神生命体等も存在する。

 性格に関しては以下のモノから1つを選ぶ。

 

傲慢 自分が一番強いと思い込んでいて、他者を軽んじる。持ち上げられると喜ぶ。予想外の事態に慌てふためく事が多い。

 

腹黒紳士 冷静で、どんな罵詈雑言を受けても怒らない……が、内心怒ってるし、大体のモノを見下している。嘘は吐くし、約束も破る。

 

マッド 怪獣や兵器の開発に余念がない研究者。金や研究材料になりそうなものがあれば結構簡単に力を貸す。倫理観が欠如している場合もある。

 

マイペース 自分の価値観で世界を見ているので、他の星人より反応が鈍かったり、過剰だったりする。楽観主義者だったり、キザだったり、特色は様々。

 

孤高 余り他者と群れたがらない。他人の意見には「下らん」と返す事が多い。利害が一致する場合は「ふん、良いだろう」と言って協力する。プライドが高いが、周りに利用できそうなモノがあれば目聡く利用する。ツンデレもあり。

 

仕切りたがり どんな星人が相手でも取り合えず手綱を握ろうとする。他者を巻き込みやすいトラブルメーカー。大体が無能だが、まれに本物のリーダーシップを発揮する。

 

戦う理由:

 宇宙人達は傲慢で、自己中心的な考えで行動する者が多い。

 しかし、そこには他の宇宙人を出し抜いたり、裏切ってでも地球を独占しようするだけの理由が存在する。

 滅びゆく種族の命運を背負っていたり、寿命を迎える前に宇宙に轟く偉業を果たしたいと願っていたり、守護者や地球人、他の星人に復讐を誓っていたりと各々の事情が原因で彼らは自分自身をより大きな存在だと豪語し、利用し合っているのだ。

 プレイヤーの書いた理由はゲーム終了時に貰える名声に影響し、理由に基づいた行動を心掛ければボーナスを獲得出来る。

 

育成方針と分野:

 星人はそれぞれ1つの育成方針と2つの分野を持っている。

 育成方針は人(人脈)・知(知識)・育(育成)・遊(遊戯)・力(力こそ全て)・悪(邪悪)の中から1つ選び、分野は自分の育成方針の中のいずれか1つとそれ以外から1つずつ選ぶ。

 分野は育成イベントや戦闘でスキルに関する判定に使われる。

 

判定:

 育成イベントやスキルの発動もしくは抵抗の際に2d6を振って成否を決める。

 例1:

 指定されたのが分野の《適正》で自分が《適正》を持っているなら目標値は5になり、出目が5以上なら成功。4以下なら失敗。

 例2:

 指定されたのが分野の《実験》で自分が《実験》を持っておらず《適正》をもっているなら、理由を説明する事で《適正》で判定する事が出来る。

 その際の目標値は5+《実験》と《適正》の離れたマスの数、つまり2増えて7になる。

 

星人スキル:

 キャラクター作成時に下記の3つの内どれかを選ぶ。選んだ星人スキルはシナリオ中に1度だけ使える。

神技-カミワザ- 判定を自動成功にする

見通-ケンツウ- 育成フェイズで好きなイベントを発生させ、成功にする

超強-チョウキョウ- 好きなスキルを1つを怪獣に獲得させる

 

怪獣:

 星人がその科学力で手駒にした生物や科学技術で生み出された兵器。総じて巨大な体を持っており、地球人の兵器だけでは太刀打ち出来ない。

 しかし、その多くは守護者達に倒されており、星人達による育成なしでは使い物にならないと考えられている。

 

 基本的に育成途中の怪獣は縮小光線で小さくする事で育成コストを抑えており、戦闘の際には成長促進光線で戦闘可能な姿にまで成長させて戦わせている。

 

 怪獣は2回のシナリオでしか成長出来ない。

 それ以降は控えの怪獣として、戦闘に参加させたりイベントの中でその存在を仄めかす事が出来る。

 

 なので実践で感じるストレスは大きく、ERRが溜まりやすい。

 また、縮小光線が使用できないロボット怪獣は金が掛かる。

 

野良怪獣:

 初期ステータス HP5 ATK1 DEF1 SPD7 ERR50/100 いずれかのステータスに+1

 何処かの惑星から連れてこられた巨大生物。大人しいモノから狂暴な獣等様々な種類がいるが、このままでは守護者に勝つ事は難しいだろう。

 

宇宙怪獣:

 初期ステータス HP6 ATK1 DEF1 SPD5 ERR50/100 好きなスキル1つを獲得

 宇宙人の手によって品種改良された巨大生物。育成しやすいが、手に入れるには特殊な取引や略奪等の犯罪行為に手を染める必要がある。

 

ロボット怪獣:

 初期ステータス HP5 ATK1 DEF1 SPD5 ERR30/100 資金+50DS

 未知の技術によって開発されたロボット兵器。育成で強くならないが、多くの資金を使う事で怪獣よりも更に強く強化する事が可能。

 

スキル:

 主に怪獣が育成フェイズで獲得し、戦闘で使用出来る特殊能力の事。

 常時発動のパッシブスキル以外は、基本的に戦闘中に使用を宣言をして指定の分野の判定を行い、成功したら同じ分野で抵抗の判定をして効果の成否を決める。

 発動制限として:

 ・同じスキルは同じターンに2回発動できない。

 ・同じターンにスキルの対象(自分・対戦相手・他のプレイヤー等)が重なってはいけない。

 ・アシストキャラクターはスキルをターンに1つだけ使用できる。

 がある。また、スキルによっては発動するタイミングが異なる。

 

必殺技:

 怪獣や守護者が持つ必殺技。

 HPがゼロになっても、怪獣や守護者は死なないが大きな隙が生まれてしまう。

 そこで必殺技を受けると重症を負ったり、死亡して2度と戦えなくなってしまう。

 必殺技を放つ際、怪獣の主である星人は必殺技の名前を叫び、命令するのが決まり。

 

撤退:

 戦闘中に敵から逃走する事。

 撤退ではランダムに選ばれた分野で判定に成功した上で、1ターンの間防御のみを行った上でもう一度ランダムに選ばれた分野で判定に成功しなければいけない。

 味方のターン中に撤退する事も出来る。その際は防御を行わず1度の判定だけで逃げられる為、星人は複数で行動している事もある。正し、その状態で判定が失敗した場合、マウント値が他の星人に5点加点され、身代わりや捕食の対象になる場合がある。

 

DS(ダークスター):

 資金の通貨。多くの宇宙人の中で取引されている。10DSで小惑星が取引される程の高額レート。

 

 

2.ゲームの流れ:

1-プロローグ

 プレイヤー達と怪獣の出会い、もしくはシナリオの発端となる事件の発生、それにプレイヤー達がどう関わるのかが描かれる。初対面であるならば星人同士の顔合わせも此処で行われる。

 

2-育成フェイズ

 シナリオごとに決められた回数のサイクルの中で、いずれかのアクションを行い、ターンを進める。

 

・育成

 初めに上昇させたいメインパラメーターとサブパラメーターを1つずつ選んで6面ダイスを2回振り、その結果に応じてイベントが発生する。その多くは育成の為のイベントだが、中には他の怪獣や守護者と戦ったりする場合もある。

 判定に成功すれば怪獣のステータスが上昇する。また、ステータスの上昇はないが、他のプレイヤーの育成イベントに参加する事が可能であり、戦闘のサポートやマウント値の獲得が行える。

 ランダムで追加イベントが発生する場合もある。

 

・裏工作

 6面ダイスを1回振って裏工作イベントを発生させる。

 他プレイヤーへの妨害工作や敵の情報収集を行える。行うには資金が必要。

 マウント値を獲得する“マッチポンプ”、次の戦闘でラストヒットを自分の物にする“横取り準備”、シナリオボスを攻略するヒントを得る“宇宙占い相談”のいずれかが選べる。

 

・スキル獲得

 獲得可能スキルの中から1つ選び、指定された分野の判定に成功すれば自分の怪獣にスキルを獲得させる事が出来る。

 失敗してもERR値を10上昇させる事でもう一度判定を行える。

 

3-マスターフェイズ

 ゲームマスターが育成フェイズに差し込む特殊なイベント。

 何らかの条件を満たしていたり、そのシナリオの伏線、事態の転換などの理由で元々仕組まれている場合がある。

 育成フェイズのサイクルは消費しない。

 

4-決戦フェイズ

 守護者や怪獣等、そのシナリオのラスボスとの決戦。

 プレイヤーは全員参加であり、1ターン毎に代表者が入れ替わる。

 

5-事後処理

 育成フェイズと決戦フェイズを得て、星人や怪獣がその後どうなったかを語るフェイズ。星人は逃げ足が速く、狡賢い為、例え手塩にかけて育てた怪獣が敗れたとしても守護者達から無事逃げ切ってみせる事だろう。

 そして、少なくとも彼らは同じ怪獣では駄目だと学習し、次の侵略計画を練り始める。

 

3.戦闘システム

 

 戦闘は基本的にプレイヤーの怪獣と守護者、もしくは怪獣や同じ大きさの巨大生物同士で行われる。エネルギーや燃料の消費が激しいので、シナリオボス以外との戦闘はターンプレイヤーが代表となり、他のプレイヤーは参加するかを決めて防御の際にアシストを行う事が出来る。

 シナリオボス戦では、代表プレイヤーと敵NPCの攻撃と防御が交互に行われた後にプレイヤーは他の生存プレイヤーと代表を交代し同様に攻撃と防御を行う。

 

 基本的にSPDの値が速いキャラが先に攻撃を仕掛けられる。

 攻撃の際にはATKと同じ数のサイコロの数字を選び(同じ数字を幾ら選んでも構わない)、防御側も同様にDEFので数だけサイコロの数字を選ぶ。公開し合った数字の中で攻撃側と防御側で被った数字はダメージとしてカウントせずに防がれ、被らなかった分が防御側のダメージとなる。

例:

攻撃側のATKが3でサイコロは1・2・3

防御側のDEFが4でサイコロは3・4・5・6の場合、3だけが被ったの防御側が受けるダメージは2点になる。

 

バトルの流れ

ターン開始

1-ダッシュステップ(SPDにより先攻と後攻を決定する)

2-ファーストステップ(先攻キャラクターの攻撃)

3-セカンドステップ(後攻キャラクターの攻撃)

 1へ シナリオボスで尚且つプレイヤーが複数生存なら↓

4-チェンジステップ(ターンプレイヤーを攻撃していないプレイヤーと入れ替える)

ターン終了(戦闘が続く場合ダッシュステップに戻る) 

 

 また、プレイヤー側の防御の際に他のプレイヤーがいればサイコロの数字を1つ選んでアシストする。この際、相手の攻撃を防げれば代表プレイヤーに対してマウント値が1点上昇する。

 

4.マウント値

 同じシナリオに参加しているプレイヤー間にはマウント値が存在する。

 顔合わせての際に1d6を互いに振り、その結果が其々の初期値になる。RPやイベントに参加すると獲得の機会がある。

 これが高い程そのプレイヤーよりも上の存在(だと勝手に思い込んでいる)で、判定に成功すると戦闘中に他者の怪獣を利用する事が出来る。

 

差が+1以上なら 自分の怪獣が受けるダメージを肩代わりさせる “身代わり”

(差が1より多い場合、その分だけ相手の抵抗判定が難しくなる)

差が+3以上なら 対象の怪獣のHPを1d6減らして同じ分回復する “捕食・吸収”

差が+5以上なら 対象の怪獣のHPが3以下の場合、犠牲にATKとDEFを上乗せし、1つの合体怪獣にする “融合・合体”

 

5.ERR

 エラー。育成等のイベントや戦いの最中に増減するステータス。

 判定(2d6)で1以外のゾロ目を出せば30減り、ファンブル(1のゾロ目)が出たら30増える。

 育成中に80を超えると怪獣が家出をして探索に1ターン消費してしまう。

 戦闘中には毎ターン終了時に5ずつ上昇し、ダメージを受けていれば更に5増える。

 100を超えると1ターンの間、攻撃、防御、スキルの発動が封じられてしまう。

 いずれの場合も、ERRは0になり、再び特定のポイントまで到達すると効果が発動する。

 

6.名声

 シナリオ終了時、プレイの結果に応じて名声が貰える。

・セッション中の敵に止めを刺したら1点、ラスボスなら3点

・星人(プレイヤー)の生存で1点、怪獣の生存で2点(他の怪獣が死亡しているならその数だけ倍の名声点が貰える)

・マウント値が一番多い者が3点

・戦う理由に沿った行動を心掛けた、もしくは目的に近付いたなら2点 

・RPやプレイを評価して自分以外のプレイヤーに任意で1点を与えられる

 

 所持している名声各7点ごとに、育成ボーナスを持った状態で次のゲームに参加出来る特典が付与される。

‐育成設備充実 怪獣に好きなパラメーターを+1

‐懸賞金 初期資金+30DS

‐適応装置 初期ERR値を-10

 

7.怪獣の死亡

 プレイヤーである星人は常に戦場から遠い場所で戦いを見下ろしている上にしぶとく、逃げ足が速い為死亡は難しいが、怪獣は闘いでHPが0になったり撤退に失敗した場合、必殺技を受けて死亡する。

 

 死亡した怪獣は今後育成する事も戦闘に参加する事も出来ないが、いずれかのアイテムを手に入れる事が出来る。

・再現怪獣アイテム-シナリオ中に一度だけ死亡した怪獣の最後の戦闘開始時と同じステータスの怪獣を1ターンだけ呼び出せる。アイテムの形は何でもいい。(人形、カード、記憶領域に保存)

・怪獣データ-同じ種族の怪獣を育成する際に、1d3のボーナスパラメータを貰える。以降、データを使用した怪獣が死亡した際に獲得するとボーナスパラメーターを+1する。

・兵器転用-怪獣の主な武器や特徴的な器官をスキルとして保存する。同じ種別の怪獣を育成する際に、そのスキルを習得させられる。兵器転用で保存出来るスキルは1つまで。新たなスキルを保存する場合、古いスキルは消滅する。

 

また、“吸収・合体”の犠牲となった怪獣はアイテムの入手が出来ない。

 

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