生徒会長スペシャルウィークちゃん!   作:天宮雛葵

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 今話につきまして、矢神敏一先生に一部の原稿をご寄稿いただきましたほか、設定考証でもご協力いただきました。矢神先生が連載中のウマ娘二次創作『サクラを枯らすな! ~北の大地の線路守は、桜吹雪と共に駆ける~』も是非どうぞ! 矢神先生のTwitterはこちら

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月刊トゥインクルは外せない

月刊トゥインクルWeb出張版

第66回有馬記念直前特集 GI

2021年12月26日(日) 15:25発走

中山レース場 芝2500m 右回り

 

出 走 者 一 覧

1

00

1

00

ファインモーション14番人気逃先・・

― ― ― ― ― ― △4-2-0-1

00

2

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シンボリルドルフ2番人気逃先差・

― ◎ ▲ ○ ― ○ ○12-2-1-0

2

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3

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ゴールドシップ3番人気・・・追

☆ ○ ☆ △ ◎ ☆ ▲5-4-0-2

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4

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セイウンスカイ5番人気逃・・・

▲ △ △ ▲ △ △ ☆1-5-0-0

3

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エアシャカール15番人気・・・追

― ― ― ― ― ― ―4-4-1-5

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メジロブライト9番人気・・差追

◎ △ △ ― ☆ ― △7-3-4-3

4

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エルコンドルパサー6番人気・先・・

△ ― ― △ ― △ ―5-1-0-1

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8

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スペシャルウィーク1番人気逃先差追

○ ▲ ◎ ◎ ○ ▲ ◎10-0-0-0

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9

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エイシンフラッシュ13番人気・先差・

△ ― △ ― ― ― ―4-2-4-5

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ハッピーミーク16番人気・先差・

― ― ― ― ― ― ―3-3-0-2

6

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エアグルーヴ7番人気・先差・

― ― △ ― ▲ ― △6-3-1-1

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グラスワンダー8番人気・・差・

― ― ― △ ― △ ―5-0-1-1

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マチカネフクキタル10番人気・・差・

― △ ― ☆ △ ― ―7-3-1-6

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メジロドーベル12番人気・・差・

― ― ― ― ― ― ―5-2-2-0

8

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ナリタブライアン4番人気・先差・

△ △ ○ △ △ ◎ △11-3-1-3

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ヒシアマゾン11番人気・・差追

△ ☆ ― ― △ △ ―10-4-1-4

ウマ

出 走 者 名

人 気

脚 質

全 戦 績

記 者 予 想

逃先差追

1-2-3-外

 

 

 

 

 

1

1

ファインモーション

14番人気

逃先・・

4-2-0-1

― ― ― ― ― ― △

2

シンボリルドルフ

2番人気

逃先差・

12-2-1-0

― ◎ ▲ ○ ― ○ ○

2

3

ゴールドシップ

3番人気

・・・追

5-4-0-2

☆ ○ ☆ △ ◎ ☆ ▲

4

セイウンスカイ

5番人気

逃・・・

1-5-0-0

▲ △ △ ▲ △ △ ☆

3

5

エアシャカール

15番人気

・・・追

4-4-1-5

― ― ― ― ― ― ―

6

メジロブライト

9番人気

・・差追

7-3-4-3

◎ △ △ ― ☆ ― △

4

7

エルコンドルパサー

6番人気

・先・・

5-1-0-1

△ ― ― △ ― △ ―

8

スペシャルウィーク

1番人気

逃先差追

10-0-0-0

○ ▲ ◎ ◎ ○ ▲ ◎

5

9

エイシンフラッシュ

13番人気

・先差・

4-2-4-5

△ ― △ ― ― ― ―

10

ハッピーミーク

16番人気

・先差・

3-3-0-2

― ― ― ― ― ― ―

6

11

エアグルーヴ

7番人気

・先差・

6-3-1-1

― ― △ ― ▲ ― △

12

グラスワンダー

8番人気

・・差・

5-0-1-1

― ― ― △ ― △ ―

7

13

マチカネフクキタル

10番人気

・・差・

7-3-1-6

― △ ― ☆ △ ― ―

14

メジロドーベル

12番人気

・・差・

5-2-2-0

― ― ― ― ― ― ―

8

15

ナリタブライアン

4番人気

・先差・

11-3-1-3

△ △ ○ △ △ ◎ △

16

ヒシアマゾン

11番人気

・・差追

10-4-1-4

△ ☆ ― ― △ △ ―

 

 

 

編集長のひとこと

 

 トゥインクル・シリーズ、年末の風物詩。有馬記念の時期が今年もやってきた。

 

 今年のトゥインクル・シリーズはスペシャルウィークが創った一年だった。昨年のホープフルステークスに始まり、皐月賞・NHKマイルカップ・日本ダービー・菊花賞の勝利によって既に五冠ウマ娘となった彼女が、年末に再び中山の地へ舞い戻ることとなる。

 

 もしもスペシャルウィークが勝利すれば、トゥインクル・シリーズにおける連勝記録を11に伸ばし、歴代最高記録タイとなる。*1しかし彼女の前に立ちふさがるのは、二人のクラシック三冠ウマ娘に始まり、ドリームメンバーと呼ぶに相応しい面々。これで彼女を止められなければ、果たして誰が止められるというのか。『あらゆる競走ウマ娘にスポットライトを』という月刊トゥインクルの大原則に逆らうのは承知の上で、あえて言おう。

 

 誰もがスペシャルウィークを見ている。虎視眈々と狙っている。スペシャルウィークが勝つか、負けるか。このグランプリレースはそれこそが焦点だ。

 

 彼女たちがどのような戦いを見せてくれるのか、期待は膨らむばかりである。……そして誰もが知っての通り、レースで生まれる悲喜こもごもは決して観客たる我々にも無関係ではない。そう、他ならぬ勝ちウマ娘投票券である。

 

 予想を的中させないことには、ウイニングライブのSS席も個数限定のレアグッズも手に入らない。いっそ全員分の単勝投票券をオッズに応じて買ってしまえば、と考える読者もいるのではないだろうか。だが、そんな読者のために本誌の敏腕記者二名が貴重な予想を携えてきてくれた。手堅く投票して確実にライブチケットやグッズを手に入れるもよし、大穴の三連単で夢を見るもよし。

 

 この有馬記念で悔いのない投票券購入を行うため、ぜひ参考にしてほしい。

 

 

 

八神俊一の必勝アナライズ

 

◆レース概況

 年末の大一番。多くのクラシックウマ娘にとって、これが初の混合戦になることもあり、新しい時代の試金石にもなる一戦と言える。一大旋風を巻き起こしたスペシャルウィークをはじめとし、クラシックとは思えないハイレベルな戦いを見せてくれたウマ娘たちは、来期に向けた課題と向き合うことになる。そんなクラシック勢を迎え撃つシニア期の面々も人気と実力を兼ね備えた面々ばかりであり、例年以上の好戦を期待してよいだろう。

 

◆バ場状況

 コースは例年通り、中山レース場の右回り2500mとなる。内側・外側ともに特段の不良はなく、良好な状態であると言える。すなわち、できるならば小回りを選択したい状況であり、その点で言えば内枠発走が有利だろう。

 ただし、今回は2500mの長距離戦であるため、スタート時のハナ争いはそこまで後半に波及しない。その点を鑑みると、枠順による有利不利はそこまでのモノではないと見るべきか。

 

◆展開予想

 セイウンスカイとシンボリルドルフがハナを主張するか。ファインモーションもできれば前の位置を確保したい構え。スタート勝負ではやはり若いセイウンスカイに分がありそうだ。

 その後ろの好位をスペシャルウィークなどが追走。エルコンドルパサーやメジロドーベルなどはこの少し後ろの位置か。

 後方集団にはメジロブライトやエイシンフラッシュが控え、シンガリはゴールドシップという展開になるだろう。

 

◆評価のポイント:スタミナ

 有馬記念は中盤からのロングスパート合戦が見どころのレース。このレースを制すには、このロングスパートをしのぎ切れるだけのスタミナが必要。

 中盤まで少し後ろの位置で脚を溜め、最後のロングスパートに耐えられるだけのウマ娘が最も勝利に近いと言えるだろう。

 

◎本命:メジロブライト

 天皇賞(春)などでの好走が際立つ同ウマ娘を堂々の本命に選出。

 長距離戦での勝利から、それなりのスタミナが有るタイプと評価できる。同時に、戦う位置も中団から後方と今回においては最適である。

 あまりトップスピードが速い方ではないが、中団でペースを作り最終コーナーに追い込むという戦い方ができるウマでもあることを鑑みると、充分勝利を飾ってもおかしくはない。

 むしろこれだけの戦績を挙げながらこの評価はあまりにも過小すぎる。オッズ的にも素晴らしいウマ娘と言えるだろう。

 少々末脚のキレの悪さが心配か。それ以外は問題ない。

 

○対抗:スペシャルウィーク

 やはり外せない現役最強ウマ娘。これだけの戦績、そして揃った好状況と、評価しない理由が存在しなかった。

 人気が集中しすぎていることが気がかりだが、大半が単複の応援投票券である可能性を考えると、2連・3連では意外と良いオッズが付く可能性がある。意外なうま味が期待できるところも含めて、対抗での選出とした。

 

▲相手:セイウンスカイ

 強力なクラシック世代をここでも選出。

 スペシャルウィークの後塵を拝し続けるセイウンスカイだが、各クラシックレースでの好走は見事。スペシャルウィークより高く評価することはできないが、素晴らしい実力があるとみていい。

 逃げ戦術を取りうるシンボリルドルフやファインモーションには不安点があり、そして両ウマ共に逃げなくても戦える素質がある。すると、セイウンスカイが単独で逃げてしまう可能性も否定できない。こうなると逃げ切ってしまう可能性が否定できない。

 

△相手:エルコンドルパサー

 今クラシック戦線のダークウマ娘。

 陣営・本人共に適正距離・バ場が未だ読み切れていない中での参戦であり苦しい状況だが、その実力自体は何ら劣るものではない。21世代の強さが光る中、ぜひとも注目したい一人だ。

 

△相手:ヒシアマゾン

 オークスや京都大賞典など、スタミナが求められる場面でしっかりと勝利している同ウマ娘を最後に選出。

 2500mは距離延長となるが、追い込みタイプの彼女にとってはむしろチャンスが広がると言える。決定力に不安があるが闘争心は十分であり、高いパワーで不利を覆すことも可能だろう。

 

 

 

乙名史悦子の悦楽ルポルタージュ

 

◆レース概況

 今年のトゥインクル・シリーズはクラシック世代が脚光を浴び続けた一年となった。無敗変則三冠・無敗クラシック三冠を達成し未だに無敗連勝記録を伸ばし続けるスペシャルウィークを筆頭に粒揃いの名ウマ娘たちが揃う、まさしく『黄金世代』。無論シニア勢も負けじと優勝レイを掴み取りに来るだろう。どのようなレース展開になろうとも、世紀の一戦となることは間違いない。

 

◆バ場状況

 例年通りのコースであり、芝も内側がそれほど荒れていないため、全体的に見て特異な要素はほぼないと言ってよい。唯一気になる点としては、明日の関東地方に降雨の予報が散見されること。

 現時点では中山レース場に雨が降る可能性は低いものの、もし降雨によるバ場の悪化が発生したならば、良バ場しか経験したことのないウマ娘たちにとっては大きな試練となるかもしれない。

 

◆展開予想

 歴戦のシニア組に主導権を握られたくないセイウンスカイの一人旅になる可能性高。

 先行組は二番手を確保できるかが焦点だが、シンボリルドルフが抑える形になるか。差し・追込ウマ娘が多いため、先行策を選択できるウマ娘はシンボリルドルフを見つつ前目に構えたい。

 スペシャルウィークやナリタブライアンは囲まれるのを嫌って先行集団やや後ろ、それに差し組・追込組が順当に続く布陣だろう。

 

◆評価のポイント:パワー

 中山は総合力の求められるレース場であり、特に有馬記念はその傾向が強く出る。年末のグランプリレースに相応しいといえるが、ここではパワー、すなわち脚力に着目する。

 待ち構える急坂はもちろんのこと、コーナーの多い有馬での減速リカバリー、また万が一の荒天でも対応できるウマ娘の評価を高めに見積もりたい。

 

◎本命:スペシャルウィーク

 説明不要の本年クラシック最強ウマ娘。札幌記念・毎日王冠ではシニア勢にも勝利、メイクデビュー以来伸ばし続けた連勝数は前走の菊花賞で10の大台に達する。

 申し分ないパワーとスタミナはもちろんのこと、変幻自在の脚質によってどのような展開にも対応力が強く、彼女へのマーク戦術は困難を伴うものになる。自由にさせてはいけないウマ娘である彼女をほぼ間違いなく誰もが野放しにせざるを得ない点から見ても、本命は揺るがない。

 

○対抗:シンボリルドルフ

 こちらもまた説明不要の七冠ウマ娘。長い沈黙を破り、二年ぶりにレース場の芝を踏むこととなった。気になるのはやはりシニア4期目というキャリアから来る競走能力の低下、そして空白期間の長さか。

 しかし筆者独自の取材とインタビュー*2の最中では、そのような心配を見事に払拭するような走りを垣間見ることができた。『三人の三冠対決は、この有馬記念が最初で最後となるだろう』という取材中の言葉からも意気込みは見て取れる。比較的有利な内枠に恵まれたこともあり、人気通りの位置とした。

 

▲相手:ゴールドシップ

 危険。彼女を一言で表すならこの他にない。本人の言動や行動もさることながら、注目すべきはその破天荒な競走成績である。

 クラシック期に欧州レースへの出走を選択し、英エプソムダービーで1着の快挙。その後英KGVI & QES、仏凱旋門賞でも掲示板内。帰国後も宝塚記念の1着など活躍。しかし前走ジャパンCではまさかの15着と大敗。☆とすべきか難しいところだが、前走とはいえ掲示板外はこの一戦のみなので▲とした。

 日本芝への適性を疑う声もあるが、宝塚記念制覇を軽く見ることはできない。強烈な追込を可能にするパワーも鑑みればこの評価が妥当だろう。

 

△相手:ナリタブライアン

 本レースに出走する三冠ウマ娘最後の一人。『皇帝』シンボリルドルフ、『流星』スペシャルウィークと並ぶ『怪物』の強さはやはり語るべくもない。

 投票券人気で皇帝と流星に一歩遅れを取るのは、シニア期以降GIで勝ちきれない不振からか。しかし本年の阪神大賞典における勝ちっぷりは見事で、彼女の実力が健在であることを世間に見せつけた。現役随一の膂力も特に評価でき、二年ぶりに中山の地で勝利を掴む可能性は充分ある。

 

△相手:エアグルーヴ

 本年の天皇賞(秋)を鮮やかな勝利で飾った女帝を最後に選出。

 掲示板内を堅守する競走成績は当然として、札幌記念の2着と毎日王冠の4着に着目したい。どちらもスペシャルウィークの勝利レースであり、現状彼女と二度対戦した唯一のシニアウマ娘がエアグルーヴだ。対スペシャルウィークの情報面では他のシニア勢と一線を画すと言えるだろう。

 

 

 

ウマ娘! 私たちはこう見るッ! 

 

ウマ

出 走 者 名

八神俊一コメント

乙名史悦子コメント

1

1

ファインモーション

今年の秋華賞覇者。二千を超えての

勝利はなく、二千五百のレースに耐

えうるだけのスタミナがあるとは考

えにくい

秋華賞ウマ娘。トップスピードには

光るものがあるものの、シンボリル

ドルフとの先行争いが避けられない

のは厳しい

2

シンボリルドルフ

三年前の有馬覇者。スピードが抜き

んでており押し出されるようにして

逃げて勝つ。ただし休養前の有馬

敗れており、キャリアを鑑みても高

い評価はできないか

七冠ウマ娘は未だに健在。内枠の有

利もあり、グランプリレース慣れし

た走りに期待を持てる。対抗候補の

大半が内にいないのは好都合

2

3

ゴールドシップ

海外戦線上りで宝塚を制するなど、

非常にタフなウマ娘。しかし日本の

高速バ場に合わない可能性も否定で

きない。宝塚の勝利をどれだけ重く

見るべきか。今回の有馬を勝利でき

れば実力は本物だが、今のところ飛

び入り参戦の海外ウマ以上の評価は

できない

本レースの予想問題児筆頭。欧州で

結果を残したことからパワーは充分

と見ていいが、本人のやる気と調子

に大きな波がある。ポテンシャルは

本物なので有馬に向けてどこまで調

整できているか次第。ハマれば三冠

ウマ娘たちを差し切りうる

4

セイウンスカイ

圧倒的逃げウマ。スペシャルウィー

クに全ての場面で逃げ負けており、

高い評価は取れない。スペシャルを

高く評価するか、あるいはオッズの

ついたスペシャルの代わりにカラマ

せるなら選択の余地はある

メイクデビュー以降全レースでスペ

シャルウィークに次ぐという成績。

ダービーではハナ差5cmと決して劣

らない実力を見せており、無視でき

ない。しかし菊花賞では不調が目立

ち、どちらかと言えば要注意枠

3

5

エアシャカール

皐月賞・大阪杯と二千二百以下で見

事な追い込みで勝利している。しか

しそれ以外では振るわず。早熟傾向

がみられるため、今回は厳しいか

浮き沈みが激しく、勝つときと負け

るときの差が大きい。今回は後方の

ポジション争いが激しくなることも

予想され、それを切り抜けたうえで

前を目指すのは相当難しい

6

メジロブライト

天皇賞(春)・京都大賞典で勝利を

飾るなど、長距離の勝利とそれ以外

の敗戦が目立つ。長距離の戦績だけ

を見てスタミナがあると判断するの

は早計だが、違うタイプの長距離戦

で成績が良いのは高評価。オッズは

不釣り合いなほど良い

長距離で最も輝くウマ娘。彼女から

見れば有馬も短めの距離になる。エ

ンジンが掛かりきる前にレースが終

わってしまうパターンさえ避けられ

れば掲示板も見えるが、中山での末

脚勝負は不利か

4

7

エルコンドルパサー

マイルから長めの中距離まで幅広く

勝利。今回が本格的な長距離戦とし

ては初参戦で、本人にとっても陣営

にとっても適正距離・バ場が見えて

いない状態での出走と思しく今回は

あくまで叩きと見られる

これまではマイラーと見られていた

が、ジャパンカップの勝利は見事。

スピード・パワー共に申し分なく中

山での勝利もある。一方でスタミナ

は未知数であり、距離延長がどう響

くかは判断し難い

8

スペシャルウィーク

クラシック最強ウマ娘。デビュー以

来ここまで全勝。少々過大評価の気

があるが、実力は本物か。もうすで

にシニアとの初顔合わせも済んでお

り、勝利に向けて視界良好。脚質も

評価基準に合致

ここまで無敗の五冠ウマ娘。文句な

しの同期最強であり、シニアの名立

たる面々にも勝利している。どこか

らでもレースができる脚質もさるこ

とながら、キレ味のある末脚と揺る

がないロングスパートを使い分けら

れるのは驚異的。大本命と言える

5

9

エイシンフラッシュ

昨年のダービー覇者。天皇賞(春)

も好走するなど高評価だが、ジャパ

ンCでの敗北が気がかりなところ

本年は勝ちきれないレースが続く。

前々走・前走では掲示板を外してお

り、不調の只中か

10

ハッピーミーク

戦績を見ると、全体的にマイル向き

という印象。スタミナがモノを言う

有馬の距離は合わないのでは

マイルでは歴戦のシニア組とも張り

合える実力だが、中距離以上は現状

スタミナ不足。有馬での掲示板入り

は厳しい

6

11

エアグルーヴ

二千前後で一番輝くウマ娘。中長距

離でも勝ち鞍はあるものの、中長距

離が主戦場のクラシック路線組との

混合では厳しいか

前々走の天皇賞(秋)は素晴らしい

走り。これまで掲示板を外したこと

はなく、シニアとしてはスペシャル

ウィークと二度以上対戦した唯一の

ウマ娘。若干のパワー不足だけが気

になるところ

12

グラスワンダー

マイル以上の距離に壁がある。エリ

女では勝利できたが、果たして有馬

の距離に通用するか

マーク戦術が成功したレースでは良

好な成績。唯一失敗した毎日王冠で

は大きく沈んだので、闘争心が強く

好走にはライバルが必要か

7

13

マチカネフクキタル

長距離で驚異的な結果を残したが、

近走では振るわず。既にピークは終

わったとみるべきだろう

勝利したレースは全て凄まじい差し

足を見せる一方、負けるレースは見

所なく沈むことが多い。応援投票券

をお守りにする選択肢はある

14

メジロドーベル

オークスの勝利など、長めの中距離

に自信があるとみていい。今回も可

能性が無くはないが、距離延長にど

こまで耐えられるか

オークスウマ娘。本年ティアラ組の

中では最もスタミナに余裕がある。

しかしトップスピードには不安が残

る。ハイペースについていけるか

8

15

ナリタブライアン

二年前の三冠・有馬覇者。だが、近

走はいまひとつ振るわず既に最盛期

は過ぎたか。阪神大賞典での勝利は

見事で油断ならないが、現状のとこ

ろ良くて掲示板までか

有馬の優勝経験がある三冠ウマ娘。

パワーは間違いなく今回の面子でも

飛びぬけており、その他基礎的な能

力には全く不安がない。阪神大賞典

のような走りを中山で再び見せる可

能性も充分

16

ヒシアマゾン

オークスや京都大賞典の勝利など、

それなりに中長距離が得意。過去の

有馬は勝ちきれないレースが続いた

が果たして

パワーはあるが、有馬を勝ち切るた

めにはスタミナがあと一歩足りない

印象。終盤の競り合いには強いので

それを活かせれば

ウマ

出走者名

八神俊一

コメント

乙名史悦子

コメント

1

1

ファインモーション

今年の秋華賞覇者。二千を超えての

勝利はなく、二千五百のレースに耐

えうるだけのスタミナがあるとは考

えにくい

秋華賞ウマ娘。トップスピードには

光るものがあるものの、シンボリル

ドルフとの先行争いが避けられない

のは厳しい

2

シンボリルドルフ

三年前の有馬覇者。スピードが抜き

んでており押し出されるようにして

逃げて勝つ。ただし休養前の有馬

敗れており、キャリアを鑑みても高

い評価はできないか

七冠ウマ娘は未だに健在。内枠の有

利もあり、グランプリレース慣れし

た走りに期待を持てる。対抗候補の

大半が内にいないのは好都合

2

3

ゴールドシップ

海外戦線上りで宝塚を制するなど、

非常にタフなウマ娘。しかし日本の

高速バ場に合わない可能性も否定で

きない。宝塚の勝利をどれだけ重く

見るべきか。今回の有馬を勝利でき

れば実力は本物だが、今のところ飛

び入り参戦の海外ウマ以上の評価は

できない

本レースの予想問題児筆頭。欧州で

結果を残したことからパワーは充分

と見ていいが、本人のやる気と調子

に大きな波がある。ポテンシャルは

本物なので有馬に向けてどこまで調

整できているか次第。ハマれば三冠

ウマ娘たちを差し切りうる

4

セイウンスカイ

圧倒的逃げウマ。スペシャルウィー

クに全ての場面で逃げ負けており、

高い評価は取れない。スペシャルを

高く評価するか、あるいはオッズの

ついたスペシャルの代わりにカラマ

せるなら選択の余地はある

メイクデビュー以降全レースでスペ

シャルウィークに次ぐという成績。

ダービーではハナ差5cmと決して劣

らない実力を見せており、無視でき

ない。しかし菊花賞では不調が目立

ち、どちらかと言えば要注意枠

3

5

エアシャカール

皐月賞・大阪杯と二千二百以下で見

事な追い込みで勝利している。しか

しそれ以外では振るわず。早熟傾向

がみられるため、今回は厳しいか

浮き沈みが激しく、勝つときと負け

るときの差が大きい。今回は後方の

ポジション争いが激しくなることも

予想され、それを切り抜けたうえで

前を目指すのは相当難しい

6

メジロブライト

天皇賞(春)・京都大賞典で勝利を

飾るなど、長距離の勝利とそれ以外

の敗戦が目立つ。長距離の戦績だけ

を見てスタミナがあると判断するの

は早計だが、違うタイプの長距離戦

で成績が良いのは高評価。オッズは

不釣り合いなほど良い

長距離で最も輝くウマ娘。彼女から

見れば有馬も短めの距離になる。エ

ンジンが掛かりきる前にレースが終

わってしまうパターンさえ避けられ

れば掲示板も見えるが、中山での末

脚勝負は不利か

4

7

エルコンドルパサー

マイルから長めの中距離まで幅広く

勝利。今回が本格的な長距離戦とし

ては初参戦で、本人にとっても陣営

にとっても適正距離・バ場が見えて

いない状態での出走と思しく今回は

あくまで叩きと見られる

これまではマイラーと見られていた

が、ジャパンカップの勝利は見事。

スピード・パワー共に申し分なく中

山での勝利もある。一方でスタミナ

は未知数であり、距離延長がどう響

くかは判断し難い

8

スペシャルウィーク

クラシック最強ウマ娘。デビュー以

来ここまで全勝。少々過大評価の気

があるが、実力は本物か。もうすで

にシニアとの初顔合わせも済んでお

り、勝利に向けて視界良好。脚質も

評価基準に合致

ここまで無敗の五冠ウマ娘。文句な

しの同期最強であり、シニアの名立

たる面々にも勝利している。どこか

らでもレースができる脚質もさるこ

とながら、キレ味のある末脚と揺る

がないロングスパートを使い分けら

れるのは驚異的。大本命と言える

5

9

エイシンフラッシュ

昨年のダービー覇者。天皇賞(春)

も好走するなど高評価だが、ジャパ

ンCでの敗北が気がかりなところ

本年は勝ちきれないレースが続く。

前々走・前走では掲示板を外してお

り、不調の只中か

10

ハッピーミーク

戦績を見ると、全体的にマイル向き

という印象。スタミナがモノを言う

有馬の距離は合わないのでは

マイルでは歴戦のシニア組とも張り

合える実力だが、中距離以上は現状

スタミナ不足。有馬での掲示板入り

は厳しい

6

11

エアグルーヴ

二千前後で一番輝くウマ娘。中長距

離でも勝ち鞍はあるものの、中長距

離が主戦場のクラシック路線組との

混合では厳しいか

前々走の天皇賞(秋)は素晴らしい

走り。これまで掲示板を外したこと

はなく、シニアとしてはスペシャル

ウィークと二度以上対戦した唯一の

ウマ娘。若干のパワー不足だけが気

になるところ

12

グラスワンダー

マイル以上の距離に壁がある。エリ

女では勝利できたが、果たして有馬

の距離に通用するか

マーク戦術が成功したレースでは良

好な成績。唯一失敗した毎日王冠で

は大きく沈んだので、闘争心が強く

好走にはライバルが必要か

7

13

マチカネフクキタル

長距離で驚異的な結果を残したが、

近走では振るわず。既にピークは終

わったと見るべきだろう

勝利したレースは全て凄まじい差し

足を見せる一方、負けるレースは見

所なく沈むことが多い。応援投票券

をお守りにする選択肢はある

14

メジロドーベル

オークスの勝利など、長めの中距離

に自信があるとみていい。今回も可

能性が無くはないが、距離延長にど

こまで耐えられるか

オークスウマ娘。本年ティアラ組の

中では最もスタミナに余裕がある。

しかしトップスピードには不安が残

る。ハイペースについていけるか

8

15

ナリタブライアン

二年前の三冠・有馬覇者。だが、近

走はいまひとつ振るわず既に最盛期

は過ぎたか。阪神大賞典での勝利は

見事で油断ならないが、現状のとこ

ろ良くて掲示板までか

有馬の優勝経験がある三冠ウマ娘。

パワーは間違いなく今回の面子でも

飛びぬけており、その他基礎的な能

力には全く不安がない。阪神大賞典

のような走りを中山で再び見せる可

能性も充分

16

ヒシアマゾン

オークスや京都大賞典の勝利など、

それなりに中長距離が得意。過去の

有馬は勝ちきれないレースが続いた

が果たして

パワーはあるが、有馬を勝ち切るた

めにはスタミナがあと一歩足りない

印象。終盤の競り合いには強いので

それを活かせれば

*1
2021年12月上旬時点での最高記録は全国競馬連盟時代のクリフジ(生涯成績11戦11勝、生涯無敗最多勝記録としては唯一)ほか4名。日本中央ウマ娘競走協会(URA)設立後の最高記録はトキノミノル(生涯成績10戦10勝)及びスペシャルウィーク(現在10戦10勝)の2名。

*2
月刊トゥインクル2021年12月号巻頭に掲載。




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