銀ドルマスター~働けプロデューサー!?~   作:ルシフェル

1 / 8
初めましての方、初めまして
にじファンで知ってる方お久しぶりです
今回銀魂とアイドルマスターのクロスを書きました
あらすじにも書きましたが、アイマスはアニメ版しか知りません
そして一部キャラたちがキャラ崩壊する可能性があります
それでもいい方はどうぞ
無理な方は戻るボタンをどうぞ


第0話

――――――『侍の国』

 

 

僕らの国がそう呼ばれたのは、今は昔の話。

二十年前、突如異世界から舞い降りた天人(あまんと)の台頭と廃刀令によってに侍は衰退の一途をたどっていた。

そんな時代に侍魂を持った男が一人、その名は『坂田(さかた) 銀時(ぎんとき)

そこに『志村(しむら) 新八(しんぱち)』と『神楽(かぐら)』を加えた万事屋3人。

 

今日もこの3人での日常が続くと思われたのだが――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日、ある男はいつも通り朝からパチ○コ屋を打っていた。

 彼は銀髪天然パーマに死んだ魚ような目に腰には洞爺湖と書かれた木刀が特徴的な男であった。

 

 彼の名は"坂田銀時"。

 一応この世界の主人公である。

 

 そんな彼、銀時は今は源外の家に来ていた。

 なぜこんなところに来ているかというと珍しく依頼である。

 

 

「おい、じじい来たぞ」

 

 

 銀時は少々不機嫌そうに言う。

 不機嫌なのはここのじじいがろくでもない依頼であると確信しているからである。

 それでもここに来るのは生活費を稼ぐため……だけではなくパチ○コ代も稼ぐためであった。

 

 そうしているとシャッターを開けて1人の老人が出てきた。

 

「おー、来たか銀の字。嬢ちゃん達は来ていないのか?」

 

 この老人の名前こそが平賀源外。

 江戸一番のからくり技師と言われている人物である。

 もっとも今は指名手配もされていたりするのだが今は関係ないので割愛しておこう。

 

 そんな彼だが、いつも一緒についてきている新八や神楽が銀時についてきていなことに疑問に思う。

 

「ああ、神楽は定春と散歩。新八は道場の手伝いとかででかけてらー」

 

「ふむ、じゃあ今回はお主1人か……。まあそれでもかまわんだろ。とりあえずついて奥に来てくれ」

 

 そう言うと源外は奥に引っ込んでいった。

 銀時もそれを見てしぶしぶとついていく。

 

「で、依頼って何をやればいいんだ?」

 

 銀時が聞くと源外はある機械に目を向けながら依頼の内容を話し出す。

 

「俺が昨日でやっと完成させた装置があるんだが……その装置というのが『瞬間移動装置』だ」

 

「おいおい、そんな装置を作ったんかよ……」

 

 銀時はそれを聞いて源外が見ている装置を見るが……

 それはどうみても怪しさが漂う装置であった。

 それを見てますます不安に狩られる銀時。

 

「でだ。お前にはその装置に入ってもらって瞬間移動してもらう」

 

「つまりに実験台になれってことか?」

 

「他に頼める奴がいねーんだ。金はちゃんと払うから頼む銀の字よ」

 

 どう考えても胡散臭い話である。

 いくら江戸一番のからくり技師であっても『瞬間移動装置の実験』となると誰もしたくはないだろう。

 ましてや平賀源外は、江戸一番のカラクリ技師などと呼ばれているが実際には木刀を醤油差しに改造したりなどと変な発明ばかりである。

 そのため銀時はこの依頼を断ろうとする。

 

「あー、俺はその装置の実験体は嫌だぜ。信用がないからな。やるなら他の奴にでも――」

 

「おいそういえば銀の字。この前直した原付の金は……」

 

「受けさせてもらいます」

 

 断れなかった……

 できれば断りたい依頼であったが、借金の分。そして生活費(パチ○コ代)があるためしぶしぶ依頼を受けることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 その後銀時はめんどくそうにしながらも装置の中に入った。

 

「おい、じじい。本当大丈夫だろうな……」

 

 銀時はこの時になってもまだ不安で仕方がなかった。

 1人ごとでも言わなければこの気持ちを抑えられないのだろうか。

 

「銀の字起動させるぞ」

 

 源外がそう言った直後装置から音が聞こえた。

 どうやら正常に起動したようである。

 

「銀の字、銀の字」

 

「あ? 何だ、じーさん」

 

「そこに、赤いスイッチがあるだろ」

 

 銀時は嫌な予感がした。

 これには何かあると。

 

「……どうせこれに触れると危ないことになるんだろ? そんな手には引っかからないぜ」

 

 そう考えた銀時は両手を挙げて、そのボタンを触れないように後退る。

 

 

 

 しかし

 

 カチッ 

 

「あ゛っ?」

 

 銀時の後ろから音が聞こえた。

 と、それと同時に中が赤く光り出しサイレン音とが鳴り出した。

 これはどこからどう見てもマズい状況である。

 

「銀の字、そのボタンは中から扉を開けるボタンじゃ。で今銀の字が押したボタンは装置の出力が最大になって制御できなくなるものだな」

 

 源外はこの状況にあまり動揺していないのか淡々とボタンの説明をしていた。

 普段から変な発明をしてることだけはある。

 

「おぃぃぃ!! そういうことは先に言えぇぇぇ! そうだ、扉の開閉ボタン……」

 

「ちなみに出力最大時は開閉ボタンは使えなくなるから注意しろよ」

 

「ジジイィィィ!!」

 

 銀時は何とか脱出しようと開閉ボタンを押すが、源外から今は使えないと説明される。

 銀時はもはや叫び声しか出せなかった。

 

「しかし急に最大出力にしたせいで制御ができなくなっちまったわい……。でもお前ならどこ飛ばされても大丈夫だろ」

 

「おいぃぃぃ!! やっぱりこういう展開か! 俺にはこういう展開しか待ってないのかぁぁぁ!!」

 

 銀時は若干メタ発言している気がするが気のせいのはずだ。

 銀時がこういう状況になるのは……彼がこういう運命だからであろう。

 

 そして銀時が最後にハラの底から叫び上げた瞬間――――

 

 

 

――――装置の中から突如強い光とドンッという大きな音が響いた。

 その音によって銀時の声はかき消される。

 

 しばらくすると光が治まってきた。

 源外も今になって装置を止めたのか、急いで装置の中にいるであろう銀時の姿を確認しに来る。

 

 だが装置の中をのぞいて見るとそこにいるはずであろう銀時の姿はない。

 先の音と光とともにどこかに消えた銀時。

 

 しばらく呆然していた源外は顔をボリボリと掻くとこう呟いた。

 

「まっ、大丈夫だろ」

 

 普通なら心配するであろう状況だが源外は平常運転であった。

 

 

 




ということでプロローグです
1話はすぐにでも投稿します
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。