ラブライブ ~伝説のアイドルと伝説のマネージャーの始まり~   作:エヌアイ

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遅くなってしまいすみません。
ではどうぞ!!


第13話 アニメ4話編

前回のラブライブ

ついにスクールアイドルとして初めての

ライブに挑むことになった私達3人。

 

  海未「よろしくお願いしま~す。」

 

 

 ことり「μ’sファーストライブで~す。」

 

 

 穂乃果「どうかライブが成功しますように。いや

     大成功しますように。

     よろしくお願いしま~す。」

 

でも…

 

  絵里「どうするつもり?」

 

ですが私達は歌います。いつか満員の

お客さんの前で歌うことを夢見て。

 

 

 

 

 

 

直村達は?

 

 

 

 

 

――――――――

 

 

μ’sの初ライブを新入生歓迎会の日に決めた

俺達はそのために曲が出来たから俺の

指導の下3人はダンスをした。俺はダンスの

練習のために界人達と別れて先輩達のことは

3人に任せた。そしてお願いの所で界人達は

3人に俺のことを話した。

 

   学「直村が入っているグループは

     今人気急上昇中の3人組ダンサー

     「Braze(ブレイズ)」です。」

 

 

   凱「Brazeのダンサーでもあり、

     直村はBrazeのリーダーです。」

 

 

   学「前に屋上で練習したときの曲も

     直村が作った曲ですし、

     Brazeの今までの曲も直村が

     作ったんですよ。」

 

色々と俺の話をしたからきっと先輩達は更に

俺を頼りにしてくれるかもな。

 

……すべてやり遂げられるかな?

 

そして9人の女神、いつそろうんだ?

 

直村Side

 

今は英語の授業、俺達4人は一番後ろの席に

いるけど、後ろから見ているからか

小泉が何かに悩んでる。

 

  花陽「うぅ~~、どうしよう…」

 

回想

 

 少女1「ね、花陽ちゃんは何に

     なりたいの?」

 

 

少女花陽「え?わ、私は……」

 

 

 少女凛「凛知ってるよ。かよちんは

     アイドルになりたいんだよね。」

 

 

 少女1「アイドル?すごーい。」

 

 

少女花陽「そ、それは……」

 

 

 少女凛「振り付けとか完璧に

     覚えてるんだよね。」

 

 

 少女2「そうなんだ、頑張ってね。」

 

 

少女花陽「う、うん…」

 

回想終

 

  先生「じゃあここ小泉呼んで。」

 

 

  花陽「は、はい。

     He gave me some advice」

 

 

  先生「もう少し声出して。」

 

 

  花陽「は、はい。」

 

小泉、さっきまで何か考えてると思ったが

指されたら声が小さいぞ。俺達は後ろだから

………いやそれでもギリギリだな。

ありゃ自信がないんだな。

なにか喝を入れようかな。

 

  花陽「I was deeply moved by the…」

 

 

  先生「はいそこまで、じゃあ今の所を

     鍵本読んで。」

 

 

   凱「はい。」

 

 

  花陽「無理だよね……

     こんなんじゃ……」

 

そしてとある昼休みの時。

 

アルパカ小屋

 

 ことり「ほぉわぁ~、ふぇ~~。」

 

 

 穂乃果「ことりちゃん最近毎日来るよね。」

 

 

  海未「急にはまったみたいですね。」

 

 

 穂乃果「ねぇ、チラシ配りに行くよ。」

 

 

 ことり「あとちょっと~。」

 

なんだ?様子見で来たけど穂乃果先輩達が

アルパカ小屋にいるぞ。

 

 ???「それは絶対行かない人の

     いいわけですよね。」

 

 

  海未「ん?あ!直村!」

 

 

 穂乃果「なんで直村君がいるの?」

 

 

  直村「小泉と凱が飼育委員ですので

     様子見と手伝いで来ました。」

 

 

 ことり「えっへへ、か~わいい~な~。」

 

 

 穂乃果「もう…」

 

 

  海未「5人にして部として認めて

     もらわなくてはちゃんとした

     部活は出来ないのですよ。」

 

 

 ことり「う~ん、そうだよね~。」

 

 

  直村「この光景が馬鹿馬鹿しく思いますよ。」

 

 

 穂乃果「な、直村君って結構毒舌なんだね。」

 

 

  直村「良い悪い関係なく自分は

     ズバッと言いますので。」

 

 

  海未「その方がありがたいですが一応私達も

     困っていますのであまり言い過ぎては…」

 

 

  直村「……まあ、とりあえずそこは

     分かっていますよ。」

 

そして俺達はアルパカ(茶)を見た。

 

 穂乃果「可愛い………かな?」

 

 

  直村「白い方はまだ………

     ギリギリですね。」

 

 

穂乃果、海未「うっ!?」

 

アルパカ(茶)がうなったよ。

 

 ことり「えぇ~~、可愛いと思うけどな~

     首のあたりとかふさふさしてるし。

     もこもこ。」

 

 

アルパカ(白)「めぇ~~。」

 

 

  直村「それは主に外見的な部分の事

     ですよね。アルパカの習性

     とかではないんですか?」

 

 

 ことり「はぁ~~、幸せ!」

 

無視!!!!!

 

 ???「確かにこの子達

     可愛いですよね~。」

 

 

 ことり「ん?あ!!凱君!」

 

お、ここで凱の登場だ。

 

   凱「この白い子も奥の子も

     どちらも可愛いですよね。」

 

 

 ことり「凱君もこの子達の可愛さが分かるの?」

 

 

   凱「はい、アルパカは小さい頃から

     大好きですし、親が持ってる土地では

     実際に飼っていますし。」

 

 

 穂乃果「え!?そうなの!?ちなみに

     2人共何やってるの?」

 

 

   凱「確か、父さんが俳優で、お母さんが

     アイドル事務所の社長です。」

 

 

  海未「なんだかいろいろと凄いですね…

     凱の家は。」

 

 

   凱「ちなみに土地はお母さんが持っていて、

     お母さんのプライベートで

     アルパカを飼ってます。」

 

凱の話を聞きながらもまだことり先輩はじゃれてるし。

 

 穂乃果「それもそれでまたすごいよ。

     ってことりちゃんダメだよ。」

 

 

  海未「あ、危ないですよ。」

 

 

   凱「大丈夫ですよ。この子達は何も

     ひどいことがない限り

     おとなしい子たちですので。」

 

 

 ことり「そうだよ、そこまで警戒しなくても

     ………ってわぁ、わぁ~~。」

 

 

 穂乃果「ことりちゃん!?」

 

 

  海未「どうすれば!?

     ………っあ!ここは1つ弓で――」

 

 

  直村「なぜ刺すことになるんですか

     学校でそれはダメですよ!!」

 

 

アルパカ(茶)「ヴゥーーーー!!」

 

 

 穂乃果「ほら、変なこと言うから。」

 

お、小泉。そうだった、俺も手伝わないとだな。

 

  花陽「よーしよしよし。」

 

 

 ことり「ふぇ~~。」

 

 

 穂乃果「大丈夫ことりちゃん。」

 

 

 ことり「う、う~~ん……

     嫌われちゃったかな……」

 

 

   凱「それは大丈夫ですよ、楽しく

     遊んでただけですので。」

 

 

  直村「小泉、アルパカの方は自分が

     見てるから水か何か変えた方が

     いいんじゃないのか?」

 

 

  花陽「あ、そうだった。ありがとう火本君。」

 

小泉は手慣れた手つきで水を取り替えた。

 

 穂乃果「アルパカ使いだね~。」

 

 

   凱「いえ、花陽ちゃんと僕は

     飼育委員ですので。」

 

 

 穂乃果「すごいね花陽ちゃん。

     ……って、おぉ!!ライブに

     来てくれた花陽ちゃんじゃない。」

 

嫌な予感しかしない。そして小泉が戸惑ってるぞ。

 

  花陽「え……あ、いえ……」

 

 

  直村「っというか今更ですか…。」

 

 

 ことり「駆けつけてくれた1年生の女の子の。」

 

 

  花陽「は、はい……」

 

そしたら穂乃果先輩がいきなり小泉に

近づいて声をかけた。

………強引にだが。また俺が止めないと。

 

 穂乃果「ねえ、あなた。」

 

 

  花陽「は、はい?」

 

 

 穂乃果「アイドルやりませんか?」

 

 

 ことり「穂乃果ちゃん、いきなり過ぎ。」

 

 

  直村「度が過ぎましたら自分が

     止めますので。」

 

 

 ことり「やり過ぎないようにね。」

 

 

 穂乃果「君は光ってる、大丈夫悪いようには―」

 

グイッ

 

やっぱり強引な手にいったから俺は

穂乃果先輩の両脇を抱えて

「強引」に離した。

 

 穂乃果「うわわわ、って直村君またなの!?」

 

 

  直村「当然です、いきなりあんな

     悪人のような誘いはNGですし、

     なにより小泉が脅えてる

     じゃないですか。」

 

 

 穂乃果「でも少しぐらい強引にいかないと。」

 

 

  直村「ですので自分も「強引」な勧誘は

     しないように「強引」に

     引き剝がしましたので、そして

     「強引」なことはもうやめて

     くださいよ穂乃果センパイ。」

 

 

 穂乃果「ご、ごめんなさい……」

 

 

穂乃果、ことり、海未

    「(なんか直村(君)から

     悪意を感じたんだけど

     ……怖い。)」

 

 

   凱「(たまに出る直村の黒いオーラの

     ようなもの、あれは流石に

     僕達も止められないよ。)」

 

空気が怪しい風になっちまったな。なにやら

穂乃果先輩達は脅えてる。そんな空気の中

小泉が話をした。

 

  花陽「あ、あの……西木野さんが。」

 

 

 穂乃果「あ、ごめん…もう一回いい?」

 

やっぱり穂乃果先輩も聞こえづらいか

…こればっかりはしょうがないな。

 

  花陽「に、西木野さんがいいと思います。

     す、すごく歌…上手なんです。」

 

 

 穂乃果「そうだよね~、私も大好きなんだ

     あの子の歌声。」

 

 

  海未「だったらスカウトに行けば

     いいじゃないですか?」

 

 

 穂乃果「行ったよ~、でも絶対やだって。」

 

 

  花陽「え…あ、すみません。

     私余計なことを…」

 

 

 穂乃果「いや、ありがとう。」

 

 

   凛「かーよちーん、火本くーん、

     凱くーん。早くしないと

     体育遅れちゃうよ。」

 

 

  花陽「失礼します。」

 

 

  直村「それでは自分達も。」

 

 

   凱「僕も失礼します。」

 

 

  花陽「行こ。」

 

軽くお辞儀をした後俺達は

アルパカ小屋を去って行った。

 

  海未「私達も早く戻りましょう。」

 

 

 ことり「そうだね。」 穂乃果「うん」

 

あの後授業も終わって、そして今は放課後。

 

1年教室

 

  先生「それじゃあまた明日。」

 

 

1年生徒「はーい。」

 

 

   凛「かーよちん。」

 

 

  直村「あれ、小泉に星空じゃないか。」

 

そう、小泉の様子が気になるからということで

界人と学には先行っててと言い俺は

小泉の元に行った。凱も個人的に気になるから

ということで俺と共に来た。

 

  花陽「あ、火本君に凛ちゃん、凱君も?」

 

 

   凛「かよちん、部活決まった?

     今日までに決めるって昨日言ってたよ。」

 

 

  花陽「そ、そうだっけ?」

 

 

   凱「へぇ~、そういう話だったんだ。」

 

 

  花陽「やっぱり、明日決めようかな。」

 

 

   凛「そろそろ決めないとみんな

     部活始めてるよ。」

 

 

  直村「確かに1年生はもうほとんどの人が部活

     始めてるし、入部もしているな。」

 

 

   凱「まあ、僕達は気付いたら一緒に

     活動してるって感じだからね。

     傍から見たらスクールアイドル部に

     入部してるって見られても

     おかしくないね。」

 

 

  直村「ちなみにだが星空は

     どの部に入るんだ?」

 

 

   凛「凛は陸上部かな~。」

 

 

  花陽「陸上……か…」

 

 

  直村「小泉、自分が前に話していたの

     覚えてるか?」

 

 

  花陽「前の、話?それってもしかして。」

 

 

  直村「ああ、「何事も焦っちゃだめだ、

     ゆっくり考えて自分の本当に

     やりたいことを考えてほしい。」

     っていう事だ。少しは考えてみたのか?」

 

 

  花陽「う、うん…火本君に言われて

     考えてみたけどまだ分からない……。」

 

 

  直村「……まさかと思うが先輩達のライブを

     きっかけにスクールアイドルをやろうと

     思っているんじゃないのか?」

 

 

  花陽「え!?そ、そんなこと………ない。」

 

そして星空は小泉の手元をじっくり見た。

 

   凛「ふ~んやっぱりそうだったんだね。」

 

 

  花陽「そんなこ―」

 

星空がすぐに口に指をあてて制止した。

何かわかったような感じだな。

 

   凛「ダメだよかよちん、嘘つくとき必ず

     指合わせるからすぐ分かっちゃうよ。」

 

 

   凱「いわゆる「幼馴染だからわかる癖」

     ということだね。」

 

 

   凛「うん!だからかよちん一緒に

     行ってあげるから凱君達と共に

     先輩達の所に行こ。」

 

 

  直村「1人じゃなくて、星空や凱、自分だっている。

     今はいないが界人と学もだ。それに

     小泉だって本来はアイドルになりたいん

     じゃないのか?「本当にやりたいこと」

     を自分から無くすのか?」

 

 

  花陽「え!?あ、ち違うのほんとに私じゃ

     アイドルなんて…」

 

 

   凛「かよちんそんなに可愛いんだよ、

     人気出るよ。」

 

そういって星空は小泉の手を取り強引に

行かせようとした。

 

   凱「そうそう本当にかわいいよ、だけど本当に

     アイドルやりたいんだったら1歩を

     踏まないと。」

 

でも小泉はそれを制止する。

 

  花陽「でも待って、待って!!

     あ、あのね…凛ちゃん、

     わがまま言ってもいい?」

 

 

   凛「しょうがないなぁ、何?」

 

 

  花陽「もし私が、ア、アイドルやるって

     言ったら凛ちゃんも一緒にやってくれる?」

 

 

   凛「凛が?」

 

 

  花陽「うん。」

 

 

   凛「無理無理無理無理凛はアイドルなんて

     似合わないよ。ほら女の子っぽくないし、

     髪だってこんなに短いし…」

 

 

  直村「アイドルは可愛いからとか髪の毛が短いから

     とかそんなのないけどな。」

 

 

  花陽「そうだよ、私もそこは火本君と同じように

     凛ちゃんだって……」

 

 

   凛「ほら、昔だって…」

 

 

   凱「何かあったの?」

 

 

  花陽「うん、実は…」

 

回想

 

少女花陽「うわぁ~、可愛いよ!凛ちゃん

     スカートすごい似合うよ!」

 

 

 少女凛「そうかな?えへへへ。」

 

 

 少年1「あぁー、スカートだ。」

 

 

 少年2「いっつもズボンなのに、

     スカート持ってたんだ。」

 

 

 少年3「あぁー、校門まで競争。」

 

 

 少女凛「や、やっぱり凛着替えて来るね。」

 

回想終

 

   凛「アイドルなんて、凛には

     絶対無理だよ。」

 

 

  花陽「凛ちゃん……」

 

 

   凱「…それはとても悲し過ぎるよ。」

 

 

  直村「それじゃあ自分達はこの後先輩達の

     練習に行くけど、2人は?」

 

 

  花陽「ううん、このまま家に帰って

     火本君の言ってた本当にやりたいことを

     考えてみる。」

 

 

   凛「凛は部活を見て来るよ。」

 

 

  直村「じゃあ自分達はこの後屋上に行くよ。

     じゃあね。」

 

 

   凱「花陽ちゃん、誰かに流れるように

     なったって面白くないからね。

     やりたいことはちゃんと自分で強く

     思って自分から踏み出してね。

     じゃあね~。」

 

 

花陽、凛「じゃあね。」

 

俺と凱は小泉達と別れて2人で廊下を移動中だ。

 

1年廊下

 

  直村「……凱、お前星空の事

     気にしているだろ。」

 

 

   凱「……やっぱり直村は分かっちゃうんだね。

     でも直村は花陽ちゃんでしょう?」

 

 

  直村「……凱も分かっちゃうのか。ああ、

     小泉は迷ってる。で、星空は自分のことを

     下げてるって俺は思ってる。」

 

 

   凱「でもこの後練習でしょう?

     どうするの?」

 

 

  直村「…あいつらに連絡して

     今日は休むよ。」

 

 

   凱「分かった。連絡は僕が言っておくからさ、

     直村はこのまま花陽ちゃんのことを

     見て来れば?」

 

 

  直村「ああ、それはありがたい。

     …凱はこの後練習に行くのか?」

 

 

   凱「うん、でも何か手伝えることがあったら

     僕達に行ってね?「親友」なんだからさ。」

 

 

  直村「…ああ、ありがとな、凱。」

 

 

   凱「っふふ。」

 

俺と凱は廊下の途中で別れた。このまま凱は

屋上に行って先輩達と練習を見ている。そして俺は

このまま教室付近まで戻って小泉の様子を見に戻った。

 

余談だが、俺が基本的にダンスの指導をしているが

俺がいないときには海未先輩と学がダンスを見ている。

一応日本舞踊を学はやっているからダンスの

フォーメーションなども少しは分かるようだ。

 

 

…流石にダンスと日本舞踊は色々と違うようだが。

 

1年廊下

 

  花陽「西木野さん?今の………これ?」

 

 

  直村「小泉、か?」

 

 

  花陽「うひゃあ!?か、火本君?

     なんで?」

 

 

  直村「教室に勉強するための道具を

     忘れたからここに来た。

     (勉強をするってとこは嘘じゃないからな。)」

 

 

  花陽「練習もあるのに?」

 

 

  直村「たとえ練習があってもそれを理由に

     勉強しないはないからな。それに

     学生の本来は勉強をすることだからな。

     ……で?なんで小泉はここに?」

 

 

  花陽「さっきここで西木野さんがいて、

     でこの場所にこれが…」

 

 

  直村「それで小泉は学生証を

     本人に返すのか?」

 

 

  花陽「この後実際に家に行って。」

 

 

  直村「……自分も一緒に行っていいか?」

 

 

  花陽「か、火本君も?」

 

 

  直村「純粋に同じクラスだけどまだ

     知らないこともあるからな。

     僅かでも知りたいからな。」

 

 

  花陽「練習は今日はいいの?」

 

 

  直村「ああ、さっき連絡を入れたら、

     分かったって。」

 

 

  花陽「じゃあこのまま行こ、幸いにも

     住所はこれに乗ってるから。」

 

 

  直村「だな、行こっか。」

 

俺と小泉は一緒に西木野の家に行った。

 

理事長室

 

  絵里「生徒は全く集まりませんでした。

     スクールアイドルの活動は

     音ノ木坂学院にとって

     マイナスだと思います。」

 

 

 理事長「学校の事情で生徒の活動を

     制限をするのは…」

 

 

  絵里「でしたら学院存続のために生徒会も

     独自に活動をさせてください。」

 

コンコン

 

 理事長「どうぞ。」

 

 

 ???「取り込み中失礼します。要件は

     こちらに来ているであろう

     生徒会の2人についてです。」

 

 

 理事長「何か問題でもあったの?火本先生。」

 

 

火本先生「いえ、問題とかではなく、理事長に

     直談判を行っていると思い、

     止めに来ましたが手遅れでしたね。」

 

 

  絵里「火本先生!?なぜここに?」

 

 

火本先生「絢瀬、やっぱり直談判していたな。」

 

 

  絵里「当然です、私はこの学校での

     スクールアイドル活動は認めてませんので

     スクールアイドルが出来るのならば

     生徒会もと―」

 

 

火本先生「だから俺はそれを止めに来たんだ。」

 

 

  絵里「ですが!!」

 

 

   希「絵里ち、ここで言い合っても

     意味ないや。」

 

 

  絵里「あっ……」

 

 

火本先生「すみません理事長、このような場で

     言い合ってしまい。」

 

 

 理事長「いいえ、ですが話題を戻します。

     生徒会も独自に活動をするということ、

 

 

 

     それはダメよ。」

 

 

火本先生「その意見には俺も同じだ絢瀬。」

 

 

  絵里「なぜ、そして火本先生まで

     肩を持つことを?」

 

 

火本先生「そういうわけじゃないからな、理事長。」

 

 

 理事長「ええ、分かってるわ。スクールアイドルの

     μ’sは全然人気がないわけじゃ

     ないみたいですよ。」

 

 

火本先生「これは驚いたな。」

 

 

   希「この前のライブの……

     ……誰かかが撮ってたんやな。」

 

西木野家前

 

幸いにも住所が学生証にあったから実際に

俺と小泉は西木野の家に行ったが……

 

  花陽「ほぇ~~。」

 

 

  直村「こりゃあでけぇーな。」

 

 

  花陽「す、すごいな。」

 

 

  直村「こりゃあ家というよりも屋敷じゃん。

     とりあえずチャイムを鳴らすぞ。」

 

 

  花陽「う、うん。」

 

ピンポーン

 

 ???「はい。」

 

  直村「あの、西木野さんと同じクラスの、

     火本直村です。」

 

 

  花陽「同じく小泉です。」

 

すぐに「リビングで待ってて。」と

西木野のお母さんが対応してくれた。だけど

いたるところにメダルやトロフィーがあって

小さい頃から賞を取ってるのか?と俺は思った。

 

西木野母「あら、あなたもしかして共学生の生徒?」

 

 

  直村「はい、今はある先輩達と共に

     アイドル活動の手伝いをしています。」

 

 

西木野母「……あなたもしかして人気ダンサーの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     「エヌ」じゃないの?」

 

まさかダンサーとしての名前も広がってるなんてな。

でも平然とした対応でいこう。

 

  直村「まさかダンサーの自分も知られてる

     なんて驚きですよ。」

 

 

  花陽「えぇ!?あのダンサーの!?

     なんか見たことあると思ったけど…」

 

 

  直村「……気付かなかったの?」

 

 

  花陽「う、うんなんか見たことあるで

     止まっちゃって……。」

 

 

西木野母「「エヌ」もとい直村君達のダンスは

     とても熱く何か心が燃え上がるような

     ライブでいつもパワーを貰ってるわ。」

 

 

  花陽「ちなみに何か決まったコンセプト

     みたいなのはあるの?」

 

 

  直村「確か「心も体も熱くなる」だな。」

 

 

西木野母「なるほどね、それだったら確かに

     パワーがみなぎる感じね。

     あ、話し過ぎちゃったわね、悪いけれど

     ちょっと待っててもらってもいいかしら?

     病院の方に顔を出しているところだから。」

 

 

花陽、直村「病院?」

 

 

西木野母「ああ、うち病院を経営していて

     あの子が継ぐことになってるの。」

 

 

  花陽「そう……なんですか。」

 

 

西木野母「良かったわ、高校に入ってから友達1人

     遊びに来ないからちょっと心配してて。」

 

ガチャ

 

  真姫「ただいまー。誰か来てるの?

     ……あ。」

 

 

  花陽「こ、こんにちは。」

 

 

  直村「いきなりですまないが

     お邪魔してる。」

 

 

西木野母「お茶入れて来るわね。」

 

 

  直村「すまない、いきなり家に来て。」

 

 

  真姫「何の用?というか火本まで。」

 

 

  直村「小泉。」

 

 

  花陽「う、うん……これ、落ちてたから。

     西木野さんの、だよね?」

 

小泉はカバンから西木野の学生証を出して、

西木野に渡した。

 

 

  真姫「な、何であなたが?」

 

 

  花陽「ごめんなさい…」

 

 

直村、真姫「なんで謝るの(よ)?」

 

まさかのハモッタ。でも西木野は

学生証を受け取った。

 

  真姫「あ、ありがとう。」

 

 

  花陽「μ’sのポスター…」

 

 

  真姫「おぉ!?」

 

 

  花陽「見てた…よね?」

 

 

  直村「え?そうなの?」

 

 

  真姫「あたしが!?知らないわ、

     人違いじゃないの!?」

 

 

  直村「ってかめっちゃ動揺してんじゃん。」

 

 

  真姫「してない!!」

 

 

  花陽「でも、手帳もそこに落ちてたし。」

 

 

  真姫「ち、違うの!ち―うぅ、いぃ、

     あぁぁ!うわぁぁ!!」

 

 

  直村「おい、西木野!」

 

 

  花陽「大丈夫!?」

 

 

  真姫「へ、平気よ。全く、

     変なこと言うから。」

 

 

  直村「それは素直に「そうだ」と

     言わないからだろ。」

 

 

  真姫「火本は黙ってて!!」

 

 

  直村「なんか自分にはアタリが強すぎねぇか?

     素直じゃねぇからこうなるんじゃん。」

 

 

  真姫「だからー!!」

 

 

  花陽「うぅ、っふふふ。」

 

 

  直村「あっははははは!はっははははは!!」

 

これには俺も流石にすげー笑っちまうよ。

自業自得過ぎだぞ!

 

  真姫「笑わない!!っていうか火本、

     あんたどこまで笑えば気が済むのよ!

     ……んん。」

 

なんか拗ねちまったな。でもこれもまた可愛いな。

そして椅子も元に戻して話をする。

 

 

………俺もようやく落ち着いたよ。

 

 

 

………はぁ、本題に入ろう。

 

  真姫「私がスクールアイドルに?」

 

 

  花陽「うん、放課後いつも

     音楽室の近くに行ってたの

     …西木野さんの歌…聞きたくて。」

 

 

  真姫「私の?」

 

 

  花陽「うん、ずっと聞いていたいくらい

     好きで、だから―」

 

 

  真姫「私ね、大学は医学部って

     決まってるの。」

 

 

  花陽「そうなんだ。」

 

 

  真姫「はぁ、だから私の音楽は

     もう終わってるってわけ。」

 

これには流石に俺も一言ぐれぇは言うさ。

 

  直村「本当にそれで終わりなのか?」

 

 

  真姫「え?」

 

 

  直村「だから、お前の音楽はそれで

     おしまいなのかって言ったの。」

 

 

  真姫「そうよ、それで―」

 

 

  直村「だとしたら小さい頃から賞を取った

     今までも無意味だとでも言うのか?」

 

 

  真姫「はぁ?そんなわけないでしょう?」

 

 

  直村「そんときのピアノは

 

 

 

 

 

     楽しかったんじゃないのか?」

 

 

  真姫「……!!」

 

どうやら何か思ったようだな。

 

  花陽「なんで火本君は西木野さんに

     あの質問を?」

 

 

  直村「なんか引っかかるからだな。」

 

 

  花陽「引っかかる?どういうこと?」

 

 

  直村「さっき西木野は

     「私の音楽はもう終わってる『ってわけ』」

     って言った。それも断言したかのように。」

 

西木野の「ってわけ」を俺は強調して話した。

 

  真姫「というよりそのつも―」

 

 

  直村「そこで自分は思ってしまったんだ。

     丸で決められた道に従っているかのように。」

 

 

  真姫「……!!あんたに何が分かるの?」

 

 

  直村「何かまでは分からん、だが親から

     言われたことをそのまま従っている

     人形みたいだと感じた。高校卒業したら

     その道に進んで将来なるからそこはまだ分かる。

     だがお前も自分達もまだ高校1年生、

     まだ出来ることはあるのに自分から

     突き放しているようだと思った。

     ……小泉はどう思う?」

 

 

  花陽「……!!火本君に言われて確かに今思った。

     やりたいことを自分から封じ込めてるように。」

 

 

  直村「……小泉も思ったか、……西木野、

     きっとお前の親だって高校生活では

     勉強はもちろんやりたいことにしっかりと

     やってほしいって思ってる。」

 

 

  真姫「………私は今もやりたいことをやってるわ。

     勉強をして医学部の道に進む―」

 

 

  直村「それは絶対に違う。」

 

 

  真姫「だから何であんたはいろいろツッコむの?」

 

やっぱりそういうがこれは俺の中学が実際に

あったことだから俺は言う。

 

  直村「………つまらない人生を送って

     ほしくないから。思い出が詰まった

     生活だったって思って欲しいから。」

 

 

花陽、真姫「!!」

 

何か俺の暗い雰囲気を2人は感じたようだ。

 

  直村「自分の中学時代は今のような雰囲気は

     微塵にも感じないぐらい暗かった。いつも

     学校に行くのが嫌になるくらい。

     学校に行ってもサンドバッグ要因として

     いたから自分は今の生活がこれほどまで

     楽しいとは思わなかった。」

 

 

花陽、真姫「………」

 

流石に黙ってしまうか。西木野も何か

言いたいこともあったが俺の話を聞いたら黙った。

 

  直村「だから小泉にも言ったが

     「自分の本当にやりたいこと」をまた

     改めて考えてほしい。……頼む。」

 

 

  真姫「……いくら考えても変わらないわよ。」

 

 

  直村「…それならそれでいい。それじゃあ

     自分達は失礼する。」

 

 

  花陽「火本君!中学校……過去のことは―」

 

 

  直村「まだ話せない、でも時が来たら話すよ。

     それまで待ってて。」

 

 

  花陽「……うん。」

 

ここで話題を変えるかのように西木野が話をした。

 

  真姫「……そういえばあなた、

     アイドルやりたいんでしょう?」

 

 

  花陽「え?」

 

 

  真姫「この前の時夢中で見てたじゃない。」

 

 

  花陽「え?西木野さんもいたんだ。」

 

 

  直村「ああ、講堂の入り口あたりでな。」

 

 

  真姫「あぁ、いや、私はたまたま通りかかった

     だけだけど…やりたいなら

     やればいいじゃない。」

 

 

  直村「自分の話を無視したな。」

 

 

  真姫「そしたら少しは応援、

     してあげるから。」

 

 

  花陽「ありがとう。じゃあ私達は帰るね。」

 

 

  直村「そうだ、最後にこれだけ言っておく。」

 

 

  真姫「まだあるの?」

 

 

  直村「これは自分の幼馴染にも言ったことだが、

     「好きなことは絶対に離すんじゃない、

     好きなことを離したら自分じゃなくなる」と。」

 

 

  花陽「!!!」

 

 

  直村「それじゃあ、いきなりで

     すまなかったな西木野。お邪魔しました。」

 

 

  花陽「…お邪魔しました。」

 

西木野家玄関

 

西木野母「あら、直村君達もう帰るの?それと

     真姫が大声で何か言ってたけど…」

 

 

  直村「「自分の本当にやりたいこと」を

     考えてと話しました。」

 

 

西木野母「確かに、真姫は何か抑えてるようだから

     アドバイスありがとうね。私の方でも

     真姫を気にするから。」

 

 

  直村「ありがとうございます。」

 

 

西木野母「それと直村君、Braze頑張ってね。

     私も楽しみにしているから。」

 

 

  直村「ありがとうございます。では

     今回は失礼いたします。」

 

 

  花陽「お邪魔しました。」

 

 

西木野母「いつでも来ていいのよ。」

 

俺達は西木野家を出た。




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