ラブライブ ~伝説のアイドルと伝説のマネージャーの始まり~   作:エヌアイ

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そしてここでセンター関連は終わります。
ではどうぞ!


第19話

直村Side

 

メンバーに「なぜ穂乃果先輩がリーダーなのか」

という話をして、翌日に部室に集まり

話をすることになった。

 

部室

 

メンバー7人椅子に座り、俺達マネージャーの4人は

壁に体を預けて寄り添っている状態で聞いている。

ちなみにダンサーの練習は無いから俺は今ここにいる。

 

  にこ「リーダーにはだれがふさわしいか大体私が

     部長についた時点で1度

     考え直すべきだったのよ。」

 

 

  界人「リーダー…。」

 

 

 ことり「私は穂乃果ちゃんでいいけど…。」

 

 

  直村「一応ことり先輩も昨日の穂乃果先輩の取材を

     覚えていますよね?」

 

あれはマジでダメ過ぎる。

 

  にこ「直村の言った通り今回の取材で

     はっきりしたでしょ?この子には

     リーダーにまるで向いてないの。」

 

 

  真姫「それはそうね。」

 

軽く受け流す。

 

  直村「ええ、ひどい場合はμ’sの印象も

     下がってしまう位には。」

 

 

  界人「世間に知られたらグループ的にも学校的にも

     大きな恥になりますね。」

 

 

   学「まるでではなく本当に

     向いてないということも。」

 

 

 穂乃果「直村君だけじゃなくて界人君も学君も

     容赦ない…。」

 

行いが悪い、これにつく。

 

  海未「ですが…。」

 

 

  にこ「そうとなったら早く決めた方がいいわね。

     PVだってあるし。」

 

 

  海未「PV?」

 

 

  にこ「リーダーが変われば必然的に

     センターだって変わるでしょ?次のPVは

     新リーダーがセンター。」

 

 

  真姫「そうね。」

 

 

   学「真姫さん、ちゃんと聞かないと。

     受け流しちゃダメだ。」

 

サンキュー学、俺も思ってたことだ。

 

  花陽「でも誰が?」

 

ここでにこ先輩が立ち上がり近くのホワイトボードを

180度回転した。

 

  にこ「リーダーとはまず第一に

     『誰よりも熱い情熱を持って

      皆を引っ張っていけること』、次に

     『精神的支柱になれるだけの

      懐の大きさを持った人間である事』、

      そして何より

     『メンバーから尊敬される存在である事』。

     この条件をすべて備えたメンバーとなると!」

 

ここまで盛ってしまうとこの後がなんとなく

分かってしまう。フラグ建築士1級を通り越して

特級か?よくこんな流れが出来るな。

 

 

 

……界人達も感じたようだ。

 

   凛「海未先輩かニャ?」

 

 

  にこ「なんでやね~ん!」

 

 

直村、界人、学、凱「ブフッ!!!」

 

 

  にこ「ってあんたら4人マジで吹くな!!」

 

やっぱり来た~~~!!!

ツッコミありがとうございま~~す!!!!

にこパイセン!!!……っていうかやっぱこうなるか、

まさかこんなにも分かりやすくフラグ回収が来るとはな。

まぁここからはそんなツッコミも無視して話が続く。

 

  海未「私が?」

 

 

 穂乃果「そうだよ海未ちゃん、向いてるかも

     リーダー。」

 

 

  海未「それでいいのですか?」

 

 

 穂乃果「え?何で?」

 

 

  海未「リーダーの座を奪われようと

     しているのですよ。」

 

 

 穂乃果「え?それが?」

 

 

  海未「何も感じないのですか?」

 

 

 穂乃果「だってみんなでμ’sをやっていくのは

     一緒でしょ?」

 

 

  花陽「でもセンターじゃなくなるかもですよ?」

 

 

 穂乃果「おお、そうか!う~ん……ま、いいか!」

 

 

海未、ことり、花陽、凛、にこ「えぇ!?」

 

 

界人、学、凱「本当に言ってるんですか!?」

 

 

  海未「そんな事でいいんですか?」

 

 

 穂乃果「じゃあリーダーは海未ちゃん

     ということにして―。」

 

俺はにこ先輩に軽くこう言った。

 

  直村「……こんな決め方は楽観的過ぎませんか?」

 

 

  にこ「それは同感。」

 

 

  海未「ま、待って下さい……。無理です。

 

 

 

 

 

     ……学~。」

 

今の海未先輩、可愛すぎですよ。ってちゃっかり

学の所に行っちゃったよ。……やっぱり海未先輩は

学が気になってると。そして海未先輩は

前のファーストライブが終わってから更に学に対し

積極的になった。もちろん今のこれもだ。

 

  真姫「面倒な人。」

 

あ、真姫ちゃん俺も思ってたからな。

でも海未先輩の性格上こうなることは俺は分かってた。

 

  花陽「じゃあことり先輩?」

 

 

 ことり「ん?私?」

 

 

  界人「俺はことり先輩は

     副リーダーって感じですね。」

 

 

   凛「あ、凛も思ったニャ。」

 

 

   凱「でも1年生でリーダーって分けにも

     いかないでしょ?」

 

 

  花陽「もちろんマネージャーの4人の

     誰かがリーダーは違うよね。」

 

 

  直村「あくまでステージではみんなが立つからな。

     ステージで立たない自分達マネージャーが

     リーダーは違い過ぎる。」

 

 

  にこ「仕方ないわね。」

 

 

 ことり「やっぱり穂乃果ちゃんがいいと思うけど。」

 

 

  にこ「仕方ないわね~!」

 

 

   学「どうにかして海未先輩が

     リーダーになるように説得しないとですが。」

 

 

  にこ「仕方ないわね~!!」

 

 

  花陽「と、投票がいいんじゃないかな?」

 

 

  直村「それじゃなりたくない人がなることも

     あるかもしれないし、花陽ちゃん達1年生が

     リーダーになることもあるかもしれないぞ。」

 

 

  花陽「そっか、そしたら私がなる

     なんてことも……。」

 

そしたらサッといつの間にかあったメガホンを

取り出して……。

 

  にこ「し~か~た~な~い~わ~ね~!!」

 

さっすがネタメンバーにこ先輩。これだけでも面白れぇ。

 

   凛「で、どうするニャ?」

 

よくこの空気でそれ言えるな凛ちゃん。

 

 穂乃果「どうしよう……。」

 

Brazeだったら即満場一致で俺がリーダーだけど

こうなると違うし、曲もリーダーがセンター

という事とは限らないし。

 

 

 

そして場所は変わって今はカラオケにいる。

 

カラオケ

 

  にこ「分かったわよ、じゃあ歌とダンスで

     決着を付けようじゃない。」

 

部室で皆で話しても穂乃果先輩、海未先輩、

ことり先輩の誰がなるかの

無限ループになるからにこ先輩は

「歌とダンスで上手い人がセンターだ。」と言って

今11人でカラオケにいる。

 

 ことり「決着?」

 

 

  直村「皆で得点で競うってことですよ。」

 

 

  にこ「その通りよ直村!一番歌とダンスが

     上手い者がセンター。どう?それなら

     文句はないでしょ?」

 

 

  海未「でも私カラオケは…。」

 

 

  真姫「私は特に歌う気はしないわ。」

 

 

  にこ「なら歌わなくて結構、リーダーの権利が

     消失するだけだから。」

 

 

   学「海未先輩、真姫さん、せっかくみんなで

     カラオケに来ましたので1曲ぐらいは

     歌いましょう。

     リーダーの権利とかは置いて。」

 

 

  海未「学……分かりました、自信はないですが

     歌います。」

 

 

  真姫「まぁいいわよ、せっかく来たんだもの

     1曲ぐらいならね。」

 

おやおや、真姫ちゃんも少しだが学を意識してるからか

少し顔が赤いぞ、まぁ学は昔からモテモテだからな

仕方ない。海未先輩も結構顔が赤くなってるぞ。

そしてにこ先輩はしゃがんでつぶやく。

 

  にこ「フッフッフ、こんなこともあろうかと

     高得点の出やすい曲のピックアップは

     既に完了してる。これでリーダーの座は

     確実に。」

 

 

  直村「にこ先輩、全部自分達は丸聞こえです。」

 

 

  にこ「な、何でもないのよ。」

 

そしてすぐに録音を再生する

 

レコーダー『フッフッフ、こんなこともあろうかと

      高得点の出やすい―』

 

 

  にこ「ちょ、いつの間に撮ったのよ!?」

 

 

直村(黒)「先輩から対決をすると言いましたので

     ズルハナシデちゃんと歌ってクダサイ。」

 

 

  にこ「…わ……分かりました。私の中の最大の歌を

     歌わせてもらいます。」

 

 

  直村「ええ、そうして下さい。」

 

そしてにこ先輩は自分の頬をバチンとやって

心を切り替えた後に始める合図をした。

 

  にこ「さあ、始めるわ。」

 

 

   凱「と言いましても…。」

 

 

   学「今の状況じゃ…。」

 

 

  にこ「……え?」

 

なぜなら一応名目では「対決」だが今の状況は

完全なオフの放課後と変わらないからだ。

 

 穂乃果「カラオケ久しぶりだよね。」

 

 

  にこ「あんたら緊張感無さすぎ!」

 

 

  直村「では1人ずつ歌いましょう。」

 

穂乃果、海未、ことり、花陽、凛、真姫

    「は~い(そうね)。」

 

こうして1人ずつ歌い始めた。

 

※海未ちゃんまでダイジェスト

 

  界人「穂乃果先輩の得点は……92点!」

 

 

 穂乃果「おお!結構いった!」

 

 

   凱「ことり先輩の得点は……90点!」

 

 

 ことり「やった!結構高い!」

 

 

   学「真姫さんの得点は……98点!」

 

 

  真姫「このくらいはね。」

 

 

  界人「凛の得点は……91点!」

 

 

   凛「やったー!90点超えたよかよちん!」

 

 

  直村「花陽ちゃんの得点は……96点!」

 

 

  花陽「ここまで見てもいい得点だよ凛ちゃん!」

 

 

   凱「にこ先輩の得点は……94点!」

 

 

  にこ「まぁ、こ…この位は…ね。」

 

※ここから本編です。

 

他の6人も歌が終わり、最後の海未先輩も歌い終わった。

 

  海未「恥ずかしかった…。」

 

そして結果は……。

 

穂乃果、花陽、凛「おお!」

 

 

 穂乃果「海未ちゃん93点!」

 

 

 ことり「これでみんな90点以上よ。

     皆毎日レッスンしているものね。」

 

 

  花陽「ま…真姫ちゃんと直村君が苦手なところ、

     ちゃんとアドバイスしてくれるし。」

 

 

   凛「気付いてなかったけど、

     みんな上手くなっているんだね。」

 

 

  界人「ああ、凛もしっかりと上手くなってるぞ。」

 

 

   凛「界人君……ありがとうニャ!!」

 

 

  にこ「こいつら、化け物か……。」

 

 

  直村「いえ、みんなしっかり練習していますし、

     実際アイドルにしても何にしても

     ここまで上の人たちがいるのは

     にこ先輩も分かっているはずですよね?」

 

 

  にこ「うぐっ……そ、そうねそうでなくちゃ

     面白くないわよ。」

 

 

  直村「……実際は楽しむ事が大事ですけれど。」

 

 

 穂乃果「そうだ!みんな歌ったんだから

     直村君達4人も歌ってみてよ!」

 

 

界人、学、凱「え!?」

 

 

  直村「まあこうなるわな、俺達も歌うぞ。」

 

 

  界人「いつぶりかな、歌なんて。」

 

 

   学「こうして歌うのは大体半年以上だ。」

 

 

   凱「僕アニメしか歌えないからな…。」

 

 

  海未「アニメでも構いませんよ。

     私達は4人の歌が聞きたいですので。」

 

 

  直村「分かりました、じゃあ3人の中でも

     誰が歌うんだ?」

 

 

  界人「じゃあ俺から行くぜ。」

 

 

   凱「次は僕かな。」

 

 

   学「その次は私で。」

 

 

  直村「俺が最後か。」

 

 

  にこ「ってとっても早く決まったわね。」

 

 

 ことり「なんで直村君が最後?」

 

 

   学「この4人の中では一番上手いからですね。」

 

 

  界人「それに現役のBrazeですのでその歌唱力も

     最後に聞きたいですよね?」

 

 

  花陽「現役ダンサーの歌をこの部屋で聞けるんだね。

     それはいい!!」

 

 

  直村「それじゃあまずは界人だ。」

 

 

  界人「おう!」

 

 

  直村「おっとそうだった。点数機能は消すんだ界人。」

 

 

  界人「だな、お前の拘りだもんな。」

 

 

  海未「点数機能を消すんですか?」

 

 

  直村「ええ、歌に点数を付けるよりも、

     自分の歌いたい歌い方でいきたいですので。」

 

そして界人はボカロ系の「秒針を噛む」を歌った。

 

  界人「はぁ~!やっぱり歌ったのは久々だ!」

 

 

 穂乃果「なんか明るくなれそうだよ界人君!」

 

 

   凛「かっこよかったニャ!」

 

 

  界人「凛、サンキューな。穂乃果先輩も

     俺の励みになります。」

 

他のみんなも良かったと言ってるがその中でも

穂乃果先輩と凛ちゃんがすごいいいって言ってるな。

やっぱり穂乃果先輩と凛ちゃんは界人を

意識してるんだな。やっぱり。っというかすごい界人に

2人は甘えているからな。

 

  直村「次に凱だな。」

 

 

   凱「僕が歌う曲はこれだね!」

 

凱はアニメ曲の「創世のアクエリオン」を歌った。

こっちも分かってた。

 

   凱「やっぱり僕の歌と言えばこれだね。」

 

 

  直村「いい歌だ凱。」

 

 

 ことり「とっても良かったよ凱君。」

 

 

  花陽「まさかこの曲を知っているなんて

     もっと凱君と話がしたくなった。」

 

 

  にこ「結構歌上手いのね凱は、それも

     ダンス付きで踊ったとはね。」

 

やっぱり、ことり先輩とにこ先輩は凱を

意識しているんだな。花陽ちゃんは純粋に

もっと仲良くなりたいようだな。

 

  直村「これくらいは当然だよ花陽ちゃん、

     凱はアイドルオタクなだけでなく

     アニオタでもあるからね。

     じゃあ次は学だな。」

 

 

   学「そうだな、私はアニメか昔のしか

     知らないがこれでいいか。」

 

何かつぶやきながらも学は「Redo(リゼロOP)」を歌った。

 

   学「やっぱ久しぶりだから緊張したな。」

 

 

  海未「素晴らしくかっこいいです学!!」

 

 

  真姫「いい歌じゃない学、今度の練習からは

     私があなたに歌の指導をしてあげるわ。」

 

どうやら真姫ちゃんと海未先輩は顔を赤くしながらも

コメントを送ったな。まぁここは前からこうだったから

分かる。

 

   学「あ、ありがとう。最後は直村だな。」

 

 

  直村「お、もう俺が最後か。

     そうだ気になる曲もあるから

     1曲だけじゃなくて3曲でもいいか界人?」

 

 

  界人「お!3曲歌うのか!いいねお前の歌

     俺は超好きだからな。」

 

 

   学「私もいいぞ。」

 

 

   凱「僕も!」

 

 

  直村「皆さんはどうですか?」

 

全員いいよと言った。そしてBrazeのメンバーとして

スイッチを切り替えた。

 

  直村「それではBrazeのエヌとしてここからは

     歌わせてもらうぜ!」

 

皆イェーイとテンションも上がりこの部屋限定の

ライブ会場のようになった。

 

  直村「確かここにはあの曲もあったような

     ……あった!やっぱこれだな!」

 

俺の選んだ曲はBrazeの始まりの曲「Braze」、

俺のお気に入りの2曲「怪物」と

「拝啓ドッペルゲンガー」を歌った。

そして3曲歌い終わった。

 

 穂乃果「歌を聴けて良かったよ直村君!」

 

 

  海未「心が暑くなりました!」

 

 

 ことり「これからはBrazeの曲をもっと聴くよ!」

 

 

  花陽「聴いちゃったよ聴いちゃったよ!!!

     直村君の生の歌声を!!!!」

 

 

   凛「直村君の歌を聴いたら凛も歌いたく

     なっちゃうニャ!」

 

 

  真姫「驚いたわ、まさかここまで素晴らしい

     歌とは。」

 

 

  にこ「やっぱりBrazeは最高!!直村、

     この色紙にサインして!!」

 

 

  界人「久々に直村の生歌を聴けたぜ!」

 

 

   学「直村の歌、なんか嫉妬しそうだ。」

 

 

   凱「僕達4人だけだったら

     オールしそうな位だよ!」

 

 

  直村「……やっぱり俺の歌はみんなの油なのか?」

 

どうやらみんなかなりの高評価のようだ。

穂乃果先輩、海未先輩、凛ちゃん、真姫ちゃん、界人は

良かったと言い、ことり先輩は俺のファンになり

家で更にBrazeの曲を聞くようだし、

花陽ちゃんとにこ先輩は最早ファンだし、

学は俺の歌に嫉妬(いつも)だし、

凱は本当にオールしそうだ。このテンションを

崩さないように俺と界人で料金を払った後に

ゲームセンターに行って次の対決を

発表をするようだ。

 

……だがここまでもみんな俺の歌の虜のせいか

対決することは一時的に忘れていたようだ。

 

 

 

……恥ずかしいが俺も結構抜けてた。

 

ゲームセンター・フリーダム

 

そしてゲームセンターに着いてダンスゲームの前に

にこ先輩達が到着した後に次のダンス対決の説明をする。

 

  にこ「次はダンス、今度は歌の時見たくは

     甘くないわよ。使用するのはこのマシン

     『アポカリプスモードエキストラ』!」

 

 

   学「盛り上がってるところ悪いのですが

     にこ先輩……。」

 

 

  にこ「どうしたのよ学?」

 

 

   学「あれ……。」

 

 

  にこ「?」

 

学が指したのは俺達がクレーンゲームや

シューティングゲームで遊んでいる様子だ。

 

穂乃果、ことり、凛のグループ

 

 穂乃果「ことりちゃん、もうちょっと右!」

 

 

 穂乃果、凛「取れた!」

 

 

  にこ「だから緊張感もってって言ってるでしょ!?」

 

直村、界人、凱のグループ

 

  直村「界人、右側を頼む!」

 

 

  界人「ああ、いいぜ!」

 

 

  直村「凱、逆の左をやってくれ!俺はこのまま

     正面で耐久戦だ!」

 

 

   凱「分かった!いっくよ~!」

 

 

  にこ「あんたらもこっち来なさいよ!」

 

にこ先輩のツッコミもあったがまあいいだろう。

あ、ちなみに俺達はシューティングゲームがいい感じで

終わったからもうみんなの所にいるぞ。

 

   凛「凛は運動は得意だけど、

     ダンスは苦手だからな……。」

 

 

  花陽「これどうやるんだろう……。」

 

 

   凱「画面の上から流れる各足の形を

     前後左右に踏んでいくゲームだよ。

     でも操作場所が4つあるから

     中々慣れないかもしれないけれど

     ゆっくりやろ?」

 

 

  花陽「凱君……分かった、頑張ってみるよ。」

 

だがにこ先輩はま~た何かつぶやいてる。

 

  にこ「プレイ経験ゼロの素人が挑んで

     まともな点数が出るわけ無いわ―」

 

 

直村(黒)「にこセンパイ?」

 

 

  にこ「な、ななな直村!?」

 

 

直村(黒)「影でコソコソしないでサッサと行ったら

     ドウデスカ?皆さんモウヤッテマスヨ。

     後皆さんゲーム経験はナクテモ

     馬鹿ニスルコトハヤメテクダサイ。」

 

 

  にこ「ご、ごめんなさい。」

 

即土下座したにこ先輩、だがもう2回目だ、許せん。

 

穂乃果、ことり「すごーい!」

 

 

   凛「なんか出来ちゃった!」

 

 

  にこ「え……。」

 

 

 ことり「面白かったね。」

 

 

  直村「この結果を見ると1人1人の得意不得意が

     分かりますね。」

 

 

   学「そしてそれぞれを元に少しずつ伸ばせるな。

     直村もやりがいがあるだろ。」

 

 

  直村「ああ、これからもまた俺が中心に

     ダンスや歌の指導をしないとな。」

 

ここまでの7人の結果をまとめると

 

・穂乃果 歌 92点 ダンス A

 

・ことり 歌 90点 ダンス B

 

・海未  歌 93点 ダンス A

 

・花陽  歌 96点 ダンス C

 

・凛   歌 91点 ダンス AA

 

・真姫  歌 98点 ダンス B

 

・にこ  歌 94点 ダンス A

 

という結果のなった。本当に得意不得意が分かれてるな。

 

   凛「でもなかなか差がつかないね。」

 

 

  にこ「こうなったら……。」

 

って言って今度はスクールアイドルショップの前に

移動して次の対決を行う事らしい。

 

スクールアイドルショップ前

 

  にこ「歌と踊りで決着がつかない以上

     最後はオーラで決めるわ。」

 

 

 穂乃果「オーラ?」

 

 

  にこ「そう、アイドルとして1番必要と言っても

     過言ではないものよ。」

 

 

  直村「よくテレビでも見かけると思いますが

     ダンスや歌が下手、そこ以外の事でも

     不器用であったとしてもその人に

     引きつける物があります。それこそが

     オーラとかビジュアル的なものです。

     人を引き寄せて止まない何かがあるんです。」

 

 

  にこ「直村、説明ありがとうね。」

 

 

  花陽「わ、分かります。

     なぜか放っておけないんです。」

 

 

  海未「でもそんな物どうやって競うのですか?」

 

 

  にこ「フッフッフ、これよ。」

 

皆に渡したのはμ’sを知ってもらうためのチラシだ。

ちゃっかり俺達マネージャーについても書かれてるよ。

「μ’sをよろしくね。」だけじゃなくて

「マネージャーも応援してね。」

と下の行に書かれてるよ。

 

  直村「成程、引き寄せるオーラがあれば

     黙っていても人が寄ってきますね。」

 

 

  にこ「直村ありがとね、そして1時間で1番多く

     このチラシを配ることが出来たものが

     1番オーラがあるってことよ。」

 

 

 ことり「今回はちょっと強引なような……。」

 

 

 穂乃果「でも面白いからやろうよ。」

 

 

   学「対決でもありながら町の人たちに

     μ’sを知ってもらう

     活動でもありますので。」

 

 

  にこ「ちなみにマネージャーの4人もやるのよ。」

 

 

  界人「え!?俺達もですか!?」

 

 

  にこ「当然よ、あんた達もマネージャーであるから

     チラシ配りでμ’sの宣伝にも

     手伝って貰うからね。」

 

 

  直村「界人、俺達もやってみようぜ。

     学が言ったようにこれも

     μ’sの活動の一環なんだからな。」

 

 

  界人「分かった、俺もやるぜ。」

 

またまたにこ先輩はブツブツ言ってるよ。

……最早心では安定でタメで言ってるよ。

 

  にこ「今度こそチラシ配りは前から得意中の得意、

     このにこスマイルで。」

 

そして俺達はチラシ配りを始めた。

 

   凛「お願いしま~す。」

 

 

   凱「μ’sをお願いしま~す。」

 

 

  にこ「にっこにっこにー、これお願いするにこ!」

 

界人Side

 

いきなり男性の腕をつかんだにこ先輩。

直村はあれはダメだと判断して

俺にお願いして止めてくれといった。

 

バシッ

 

俺の手刀がにこ先輩の頭に決まった。

 

  にこ「いた!ってあんた界人!?」

 

 

  界人「チラシ配りを行ってるのに腕を掴んで

     強引に渡すのは違いますよね?

     部活仲間がいきなりこのような事を行い

     申し訳ありません。」

 

俺が謝った後に俺の持っているチラシを1枚

男性に渡して男性は去って行った。

 

  にこ「あの人がチラシをもらわな―」

 

 

  界人「おーい直む―」

 

 

  にこ「真面目にチラシ配り頑張るわ。

     界人、あんたも頑張りなさいよね!」

 

 

  界人「(にこ先輩が強引に腕を掴まず

     ちゃんとチラシ配りをすれば

     いいことを……。)」

 

そんなこんなで俺達はチラシ配りを続けた。

 

直村Side

 

始まって30分、俺の元にすごい人が集まってるな。

男女関係なく集まってる。これはヤバいが

頑張って全員に対応しよう。

 

女子高生1「あの、Brazeのエヌさんですよね?

      ファンなんです!サインをお願いします!」

 

 

女子高生2「私にも!」

 

 

  男性「俺にも!」

 

 

  直村「順番に対応しますのでお待ちください。

     後このチラシもお願いします。」

 

とこんな感じで軽く70人以上の人達に

俺は対応していた。

 

 ことり「ありがとうございました。ふぅ~。」

 

 

  直村「ありがとうございました。

     μ’sとBrazeをよろしくお願いします。」

 

 

   学「ありがとうございました。」

 

そしてチラシ配りが始まって1時間後に

俺とことり先輩と学が同時にチラシが終わった。

 

 穂乃果「ことりちゃんと直村君と学君

     同時にチラシ終わったよ!全部配ったの?」

 

 

 ことり「う、うんなんか気付いたら無くなってて。」

 

 

   凱「学もいつものように女性中心に

     受け取ってもらえたね。」

 

 

   学「減ったのは嬉しいが小学校からこれは

     ……男性が来ないのがなんか悔しい。」

 

 

  界人「そして直村は………お疲れさん。」

 

 

  直村「はぁ………はぁ………はぁ。

     久々に……囲まれた。」

 

 

  花陽「あっはは……お疲れ様直村君、水飲む?」

 

 

  直村「ああ、ありがとう花陽ちゃん。」

 

 

  花陽「どういたしまして。」

 

この笑顔は天使なのか?あれ?俺このまま

天界に行っちゃうのか?

……ってなるぐらい花陽ちゃんが可愛すぎる。

 

  海未「界人と凱もかなりチラシが減りましたね。」

 

 

  界人「ええ、前にファーストライブの時の

     やり方もあってか結構減りました。」

 

 

   凱「なんか僕には直村ほどではありませんが

     結構人が来ましたね。」

 

遠くにいるにこ先輩は……。

 

  にこ「おかしい、時代が変わったの?」

 

 

直村、界人、学、凱「それはありません!」

 

 

  にこ「そこの4人うるさいわよ!!」

 

そして俺達11人は部室に戻った。

 

部室

 

最初の時と同じ形で話をしていた俺達。

 

 穂乃果「結局みんな同じだ。」

 

 

  直村「ええ、ダンスの点数が低い花陽ちゃんは

     歌の点数が高く。」

 

 

   凱「歌の点数が低いことり先輩は

     チラシ配りの点数が高いですね。」

 

なんか全体的にバランスがいいということだな。

個人で見たら得意不得意が明確だが

7人の平均として見るとそうではないということだな。

 

   学「こう見るとみんな能力としては同じですね。」

 

 

   凛「にこ先輩も流石です、みんなよりも

     全然練習してないのに同じ点数なんて。」

 

おいおい、凛ちゃんそれは無意識な煽りなのか?

 

  にこ「あ……ああ、当たり前でしょ。」

 

なんかひきつってる顔だ。皆の能力が高すぎるようだな。

 

  真姫「でもどうするの?これじゃ決まらないわよ。」

 

 

  花陽「やっぱりリーダーは上級生の方が。」

 

 

  直村「花陽ちゃん、それじゃ結局

     最初と戻ってるぞ。」

 

 

  花陽「あ……。」

 

 

  にこ「仕方ないわね。」

 

 

   凛「凛もそう思うニャ。」

 

最早にこ先輩の意見もガン無視して話す凛ちゃん

やっぱ元から心が冷たいのか?

それとも馬鹿能力発揮しているからか?

 

 

……くそどうでもいいが。

 

  真姫「私はそもそもやる気ないし。」

 

 

  にこ「あんた達ぶれないわね。」

 

 

 穂乃果「じゃあいいんじゃないんかな?無くても。」

 

 

海未、ことり、花陽、凛、真姫「え!?」

 

 

  にこ「無くても?」

 

 

  界人「本気ですか?」

 

 

 穂乃果「うん、リーダー無しでも全然平気だと思うよ。

     みんなそれで練習してきて

     歌も歌ってきたんだし。」

 

 

  海未「しかし…。」

 

 

   学「リーダーのいないグループは

     グループではないんじゃ。」

 

 

  にこ「学の言う通りリーダー無しって

     グループ聞いたこと無いわよ。」

 

 

  真姫「大体センターはどうするの?」

 

 

  直村「その案としてはこれしかないのでは?」

 

 

   凱「?直村、何かあるの?」

 

 

  直村「俺の案は7人全員で歌うということだ。」

 

 

 穂乃果「おお!それだよ直村君、

     私もそれを思ったんだ。」

 

 

  直村「やっぱり。」

 

 

  にこ「みんな?」

 

 

  界人「いまいち話がついていけん。」

 

 

 穂乃果「家でアイドルの動画見ながら思ったんだ、

     なんかねみんなで順番に歌えたら

     素敵だなって。そんな曲作れないかなって。

     直村君もそんな感じ?」

 

 

  直村「ええ、ダンサーでもセンターまたは1人だけに

     拘らずみんなで歌ったりダンスをする

     グループもありますので今回の皆さんの能力を

     見たときにみんなが一緒にそれも

     1人1人順番にやるのはどうかと

     思いました。」

 

 

  花陽「順番に?」

 

 

 穂乃果「そう、無理かな?」

 

 

  海未「まあ、歌は作れなくはないけど

     …学、手伝って貰ってもいいですか?」

 

 

   学「ええ、いいですよ。」

 

 

  真姫「そういう曲、なくは無いわね。

     直村、あんたにも手伝って貰うわよ。」

 

 

  直村「ああ、自分の力が役立てるのならば。」

 

 

 穂乃果「ダンスはそういうの無理かな?」

 

 

 ことり「ううん、今の7人なら出来ると思うけど。

     直村君、界人君、話に付き合ってもらうよ?」

 

 

  直村「ええ、曲もダンスも皆やりますからね。」

 

 

  界人「俺はダンスというよりはPVに向けての

     みんなのメニューぐらいですが。」

 

 

 ことり「それでもお願い出来る界人君?」

 

 

  界人「了解しました。」

 

それぞれ出来る事をみんなやることになるな。

本格的に界人が練習メニューの考え、

学は歌詞づくりと飲み物準備、

凱が衣装作り、俺は作曲を始めとした全般的なサポート。

 

 穂乃果「じゃあそれが一番いいよ。

     皆が歌って皆がセンター。」

 

界人、お前顔が赤いぞ。きっとこの姿が

界人は可愛いと思ったんだろうな。

 

 ことり「私賛成。」

 

 

  真姫「好きにすれば。」

 

 

   学「私も賛成だし、真姫さんも

     賛成ということだ。」

 

 

  真姫「もう、学余計なことは言わないの。」

 

と言いつつも顔を赤くする真姫ちゃん。素直じゃねぇな。

 

   凛「凛もソロで歌うんだ!」

 

 

  界人「期待してるぜ凛!」

 

 

   凛「あわわわ、そんなにプレッシャーを

     かけないでよ界人君。」

 

凛ちゃんも顔を赤くしてる。

 

  花陽「わ、私も?」

 

 

   凱「自信を持ってよ花陽ちゃん、花陽ちゃんは

     とっても歌が上手いんだからさ。」

 

 

  花陽「凱君……。が、頑張るね。

     な、直村君も見ててくれる?」

 

 

  直村「しっかり見ているがその分

     練習も大変になるぞ。」

 

 

  花陽「が、頑張る!」

 

おお、いいねその意志。これならば

俺も指導のし甲斐があるぞ。

そして俺に話しかけられてから顔赤い。

 

  海未「直村の言う通りやるのは

     大変そうですけどね。」

 

 

  直村「海未先輩も手を抜かずに指導しますので

     覚悟を。」

 

 

  海未「分かってますよ。直村も私達をしっかり

     指導してくださいね。」

 

 

  直村「もちろんです。後は…。」

 

俺が言ったらみんなにこ先輩の方を見た。

 

  にこ「仕方ないわね。ただし私のパートは

     かっこよくしなさいよ。」

 

 

 ことり「了解しました!」

 

 

凛、花陽「うっふふ!」

 

 

海未、真姫「ふふ。」

 

 

  直村「俺達4人もやるぞ!」

 

 

  界人「当たり前だろ!」

 

 

   学「声がでかいぞ界人、でもそうだな。」

 

 

   凱「僕もこれからが楽しみだな。」

 

3人も気合は十分のようだな。

 

 穂乃果「そうと決まったら早速練習だ。」

 

もう穂乃果先輩は出た。皆が後を追っていく中

海未先輩は俺に質問をしてきた。

 

  海未「そういえば直村、Brazeの曲などは

     大丈夫なのですか?」

 

 

  直村「家や皆との練習の合間でも

     しっかり歌やダンスをやっていますし、

     最低週3程メンバー達と

     ダンスを合わせていますので。」

 

 

  海未「成程、しっかりと自分のやることを

     やってるようですね。では直村!」

 

 

  直村「う、海未先輩!?」

 

 

  海未「穂乃果達の元に行きましょう。」

 

 

  直村「ええ、そうですね。」

 

ちゃんとやることをやっていると安心したからか

俺の手を引っ張って穂乃果先輩達の後を追った。

そして階段で皆と話をしながら屋上に向かった。

 

屋上への階段

 

 ことり「でも、本当にリーダー無しでいいのかな?」

 

 

  直村「ことり先輩、もう決まってますよ。」

 

 

  真姫「不本意だけど。」

 

 

   学「でも真姫さんもそうなんだろ?」

 

 

  真姫「嫌でもそうなるわよ。」

 

 

  海未「何にもとらわれないで1番やりたいこと、

     1番面白そうなものにひるまず

     まっすぐ向かっていく。それは

     穂乃果にしかないものかもしれません。」

 

 

 穂乃果「じゃあ、始めよう!」

 

ここからはμ’sのPVだ。

 

「これからのSomeDay」

 

  海未「私達の思いが集まればなんとかなるかも」

 

 

 ことり「小さな力だけど育てたい夢がある」

 

 

  花陽「分からないことだらけ

     ポケットに地図なんて持ってない」

 

 

   凛「少しずつでもいいんだね胸張って進もうよ」

 

 

  真姫「つまずいたらどうする」

 

 

  にこ「笑ってみる笑顔でワイワイワイ」

 

 

 穂乃果「大丈夫飾らずに素直な声で

     one、two、three、fourみんなこっちです!」

 

  7人「SomeDayいつの日か叶うよ願いが

     SomeDayいつの日か届くと信じよう

     そう泣いてなんかいられないよだってさ

     楽しみはまだまだこれから!」

 

火本先生Side

 

生徒会室

 

音ノ木坂のスクールアイドルμ’sのPVを見た

俺と東條と絢瀬。結果はかなりPVは良かったが

絢瀬があまりいい風に思わない。

 

  絵里「何を言ったの?」

 

 

   希「ウチは思ったことを素直に言っただけや。

     誰かさんと違って。」

 

 

火本先生「いい加減素認めたらどうなんだ絢瀬?」

 

 

   希「先生の言う通りもう認めるしかないんやない?

     絵里ちが力を貸してあげれば

     あの子らはもっと―」

 

 

  絵里「なら希と先生が力を貸してあげれば?」

 

 

火本先生「……絢瀬、過去に何かあったんだろ?」

 

 

  絵里「!!」

 

 

火本先生「やっぱりな、良い悪い関係なく

     過去を思うのはいい。だがな

     いつまでも過去の事にとらわれ過ぎては

     道は止まったままだぞ。」

 

 

   希「ウチやない、カードが言ってるの。

     あの子たちに必要なのは絵里ちや。」

 

 

  絵里「ダメよ……。」

 

 

火本先生「お前の過去に何があったのかは知らん。

     だがな、いつまでも過去に

     とらわれているような感じじゃ

     暗闇の中を彷徨うだけだ。なあ絢瀬、

     過去に何があったんだ?」

 

 

  絵里「……。」

 

 

火本先生「もう素直になれ、そして心の鎖を

     いい加減開放しろ。じゃなければ

     お前に未来はないぞ。

     今俺が言えるのはここまで。

     後どうするかはお前次第だ。」

 

 

   希「せ、先生……。」

 

 

火本先生「とりあえずそばにいてやってくれ東條、

     そしてお前でももう無理だったら直村を、

 

 

 

 

 

 

     いやμ’sのみんなを頼って欲しい。」

 

 

   希「……分かりました。」

 

そのようなことを言った後俺は仕事のために

職員室に戻った。そして廊下を歩きながら俺は思う。

 

火本先生「(絢瀬、お前が「元バレエ」の選手なのは

     知ってる。だけどそこで努力しても

     賞を取れなかったからなのか?

     それだからあいつらにも同じことを

     しないように認めないという事なのか?

     ……って言ってもこれは俺の勘だから

     実際は知らん。でもあの反応からするに

     努力しても賞が取れないっていう

     結果との比例反比例が生じたからか?

     ……あいつの中の鎖をちぎるのは直村達

     μ’sのメンバーだ。俺が言って

     救ってもいいがそれ以前に

     本心や過去まではいけない、

     ……悔しいがやっぱり直村達が

     鎖をちぎるしかないのか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     ……すまない直村、絢瀬を……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     絵里を救ってくれ……。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな思いを胸に俺は職員室に行った。

 

直村Side

 

廊下

 

  花陽「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……。」

 

 

 ヒデコ「ほんとに?」

 

 

 フミコ「うっふふ!」

 

 

ヒデコ、フミコ「わわ!」

 

 

  花陽「す、すいません!」

 

いきなり花陽ちゃんが廊下を走って

どこかに移動しようとしていた。

  直村「花陽ちゃん!」

 

 

  花陽「あ、直村君!大変なの!」

 

 

  直村「大変?何がだ?後廊下は走らないで欲しい。」

 

 

  花陽「そういうわけにはいかないの!

     部室に来て!」

 

 

  直村「……ゆっくり向かうか。」

 

 

 ヒデコ「直村君!」

 

ヒデコ先輩とフミコ先輩が俺の所に来た。

 

  直村「ヒデコ先輩、フミコ先輩。」

 

 

 ヒデコ「あのこって、小泉さんだよね?

     何があったの?」

  直村「何か急いでいたようで部室に来てとしか

     言われてないですのでさっぱりです。」

 

 

 フミコ「とりあえず部室に行って見たら?」

 

 

  直村「そのつもりです、失礼します。」

 

俺も部室に向かった。「歩いて」な。

 

花陽、真姫「あぁ!」

 

 

  真姫「花陽。」

 

 

  花陽「ま、真姫ちゃん?大変、大変なの。

     すぐに部室に来て!」

 

 

  真姫「えぇ!?」

 

俺が階段を降りたところに真姫ちゃんがいた。

 

  直村「あれ?真姫ちゃん?」

 

 

  真姫「直村?」

 

 

  直村「さっき花陽ちゃん来た?」

 

 

  真姫「ええ、部室に来てって。」

 

 

  直村「とりあえず自分達も行くぞ。」

 

 

  真姫「そのつもりよ。ってあれ、あの3人は?」

 

 

  直村「先に部室に行ってる。

     花陽ちゃんに部室に来てって言われて

     急いで行ったんだ。」

 

 

  真姫「あなたも一緒に行かなかったんだ?」

 

 

  直村「あいつらは廊下を走って行ったが

     そうはいかないから歩いてここまで来た。」

 

 

  真姫「……良かった。あなたがまともで。」

 

とりあえず俺達もこのまま部室に向かった。

 

部室

 

  花陽「はぁ……はぁ……はぁ……。」

 

 

  界人「どうしたんだ花陽?」

 

 

   学「とりあえず水飲んだら?

     これを飲んでほしい。」

 

 

  花陽「うぅ……うぅ……うぅ……はぁ……

 

 

 

 

     じゃなくて!!た、た、助けて!」

 

 

   凱「助けて?」

 

 

  花陽「んっじゃなくて大変!

 

 

 

     大変です!!」




ということで第6話終わりました。
ここからは第7話に移ります。

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