ラブライブ ~伝説のアイドルと伝説のマネージャーの始まり~ 作:エヌアイ
投稿致します。
ではどうぞ!!
直村Side
あの後3人でソファーにまで連れて事情を
聞くことになった。
9人「スランプ!?」
そう、さっき俺が学と凱にも伝えたことだが
3人はスランプに陥ったのだ。
直村「つまり、今までよりも強いプレッシャーが
かかってるという事なんだ。」
海未「ありがとうございます直村、
気にしないようにはしているのですが……。」
ことり「上手くいかなくて予選敗退になったら
どうしようと思うと……。」
真姫「わ、私はそんなの関係なく進んでたけどね。」
直村「見てても分かったがペンが進んでないし、
進んでたと言うんだったら
あそこにはいなかったと思うけれどな。」
凛「直村君の言う通りだニャ!
それに譜面が真っ白だニャ!」
真姫「って勝手に見ないで!」
希「直村君もBrazeの方は進めてるよね?」
直村「頑張って2曲分は出来た。作詞や衣装も
時々だが学と凱にも手伝って貰った。」
凱がブイサインを、学は親指を立てた。だが
それぞれ出来る事があると言えどどこかでこうなるから
任せっきりにするのは毒だ。
花陽「確かに……6人に任せっきりっていうのは
よくないかも。」
界人「ああ、海未達にも責任が大きくなるから、
負担もかかるだろうからな。」
学「じゃあ皆で意見を出し合って話ながら
曲を作るのはどうだ?」
にこ「そうね、せっかく15人揃ってるんだし
それでいいんじゃない?
しょうがないわね~、私としてはやっぱり
「ニコニーにこちゃん」に曲を付けt―」
希「なーんて15人で話してたらいつまで経っても
決まらないよ?」
絵里「そうね……。」
希「直村君は何か良いのある?」
直村「ならばこれだな。」
14人「あるの!?」
俺が取り出したのはインベントリから取り出したのは
ルーレットだ。
絵里「これって、ルーレット?」
直村「そう、ことりちゃんの班を赤、
海未ちゃんの班を青、
真姫ちゃんの班は
黄色にして別れる。
因みに俺は真姫ちゃんの班、
学は海未ちゃんの班、
凱はことりちゃんの班に分かれるからな。」
そしてルーレットを発動し、ことりちゃんと凱の衣装班は
穂乃果ちゃんと花陽ちゃんが入って、
海未ちゃんと学の作詞班は希と凛ちゃんが、
俺と真姫ちゃんの作詞班は絵里ちゃんとにこが入る。
直村「界人と兄さんと梨子ちゃんはどうする?
別荘で待ってるか?」
梨子「それは退屈になるから
私は直村君の班にいるよ。」
界人「俺はことりのところだな。」
冷地「そして俺は海未のところだな。」
直村「これこそユニット作戦!こうすれば
分担別で作業が出来るぞ。」
穂乃果「よーし!じゃあユニット作戦で、
曲作り頑張ろー!」
12人「おー!」
真姫、梨子「お、おー……。」
真姫ちゃんと梨子ちゃんは掛け声に遅れたがともかく
こうして3つに分かれて作業が始まる。
テント内
今俺達作曲班は別荘から少し離れた別荘にいる。
にこ「って、どうして別荘があるのに外で
テント張らなきゃいけないのよ!?」
絵里「少し距離を取らないと三班に分けた意味が
ないでしょ?ちょうど別荘にも
大量のテントがあったし。」
直村「張ったのは俺と梨子ちゃんだけだが。」
……しかもテントは2つもあって、どっちも俺だけが、
いや梨子ちゃんも手伝ってくれた。
……本当にありがたいな。
直村「ありがとうな梨子ちゃん、俺だけだったら
もっと大変だったよ。」
梨子「ううん、直村君には助けてもらってるから
気にしなくていいよ。真姫ちゃんだけでも
手伝ってくれればいいのに……。」
直村「ツンデレだからな。」
真姫「聞こえてるわよ直村!」
絵里「ここまで梨子と仲がいいと希に言い方変えて
チクろうかしら。」
直村「対処が大変なのは絵里ちゃんも分かるだろ?」
絵里「あはは……。」
梨子「直村君大変ね……。」
にこ「こんなのでホントに作曲できるの~?」
直村「文句は言わねぇんだにこ。それに結局にこも
絵里ちゃんもテントを張るの
手伝ってねぇだろ。」
にこ「うぅっ……。」
絵里「やっぱり私もなのね……。」
真姫「私達はどうせピアノの所に戻るから。」
直村「だから心配しなくていいぞ。それと食事でも
作るか、俺と真姫ちゃんが
進められるようにな。」
真姫「……!~~!////」
にこ「こいつ女たらしね……。」
梨子「直村君……。」
直村「仲良くしてると言えよ……後梨子ちゃん
ジト目しないの、今でさえ可愛いのに……。」
梨子「!!//////////」
また顔を赤くした。……にこに言われた通り俺って
たらしだな、
……仲良くしてると言う言い方を乗せただけのだが。
にこ「やっぱりたらしね。」
絵里「直村も、真姫と居なさいよ。食事は
私達が作るから。」
にこ「そうよ、曲を作れるのはこの中で
直村と真姫だけなんだから。梨子、
あんたも食事を作るの手伝いなさいよ。」
梨子「は、はい!」
直村「やっぱりにこには慣れないか……。」
梨子「絵里さんや希さん、直村君達1年生なら
ともかくまだね……。」
直村「ゆっくりでいいから仲良くいくんだ。
にこもあんまり強く言いすぎねぇんだ。」
梨子「ありがとう直村君。」
にこ「……分かったわよ。」
絵里「なんか直村の方が年上っぽく思うのは
私だけかしら……。」
真姫「絵里だけじゃないわよ。」
にこ、絵里ちゃん、梨子ちゃんはテントを出て
食事作りに行った。
別荘敷地内 川
凱Side
僕達は川の近くまで移動して、そこにテントを立てた。
直村の別荘に大量のテントがあって絵里ちゃんが
何でこんなにあるかと言ったけれど僕達も見た通り
ここはかなり自然が多く、川や森、山などに
キャンプに行く人もいて、キャンプセットや、
登山セット、釣りセットが数百セットもあるみたい。
皆は「多くない!?」って言ったよ。そして花陽ちゃんと
界人はランニングをしてくるらしい。
……せめて花陽ちゃんの手伝いに行けばいいのに。
界人に聞いたところ「あんまり手伝えることはねぇから
ランニングする。」って、そんなことないのにな……。
ことり「はぁ……。」
凱「まだ出てこないの?」
ことり「うん、場所が変わってもね……。」
凱「ことりちゃん、衣装のここはこういう感じで
どう?」
ことり「ここを?……あ!いいかも!」
僕が思ったころをことりちゃんに行ったら
良かったみたい。良かった……。
ことり「穂乃果ちゃ~ん…。はぅ~……。」
かなり眠っている……。これ手伝う気はないよね?
凱「ねえ、ことりちゃん。」
ことり「が、凱君?」
凱「電気でビリビリにしちゃッテモいいカナ?」
ことり「穂乃果ちゃんが危ないよ!?」
凱「(チッ)…外に出よう?
気分が変わるかもしれないし。」
ことり「いいけど、さっき舌打ちしたよね!?」
外に出て気分を換えるように言ったら賛成はしたけど、
穂乃果ちゃんは何のためにいるんだろう……。
テントの外
ことり「すぅーはぁー。気持ちいい~。」
凱「これは僕もそうだし、直村、界人、学も
そうだけど自然が好きだからこういう所で
何か出来るのは凄くいいよ!」
ことり「そんなに自然が好きなんだ!」
凱「この土地を買った直村の父親は凄いな!」
ことり「……そっか、そういえば直村君の父親
かなりすごい人だったね…。」
前に9人に直村の父親の事を話したら凄く驚いてたよね?
ここで花陽ちゃんと界人が戻って来た。
花陽「ことりちゃん、凱君、どう進みそう?」
ことり「うん!凱君にアドバイスを聞いてもらった
おかげで良いアイディアが出て来たよ!」
凱「界人も一緒にいたんだ?」
界人「ああ、ランニングしていた所に花陽がいたから
手伝ったんだ。で、この花を
花陽と一緒に拾ってきたんだ。」
凱「……「花」を掛けたの界人?」
界人「俺も気づいていたが言うんじゃねぇよ凱!」
ことり、花陽「本当に仲いいね界人君と凱君。」
界人をからかうのは今は良いとして花陽ちゃんの手には
白い花があったの。何か可愛いな。
ことり「放って、その白い花?」
花陽「綺麗だなって思って。同じ花なのに
1つ1つ色が違ったり、皆それぞれ
個性があるの。今回の曲の
ヒントになるといいな。」
ことり「ありがとう花陽ちゃん!界人君も!」
花陽「フフ。」
界人、凱「優しいな花陽(ちゃん)は。」
花陽「何だか……。」
ことり「うん…。」
花陽「眠くなっちゃうね……。」
ことり「うん!」
凱「じゃあさ、昼寝する?作業途中で
寝ちゃうかもしれないし。」
界人「安心しろ、時間になったら俺達が
起こすから。」
花陽「だったら界人君達も寝よ!」
ことり「凱君も時には……い・き・ぬ・きを
しないとだよ!」
ことりちゃん!?何で僕達も誘うの!?僕はまだしも
界人は穂乃果ちゃんになんて言われるかだよ!?
界人「…………すまん穂乃果。」
凱「界人!?」
界人、諦めちゃったよ……。もういいや、
僕も覚悟を決めよ。
ことり「凱君も、お・ひ・る・ねしよ。」
凱「耳元でささやかなくていいから
ことりちゃん!?」
何でこんなに誘うようなことを言うのかな
ことりちゃんは……。まさかことりちゃんも
僕といたいから…だね(多分)。
結局僕はことりちゃんの膝枕状態で、
界人は花陽ちゃんの膝枕状態で昼寝をした。
……ごめんねにこちゃん……。
学Side
私たち作詞班の5人は山に来ていた。
海未が「山に登りましょう!!」と言って山の途中まで
来ていたが今は丸で
……コントを見ているようだ。
凛「にゃああああああ!!!」
山の中腹当たり(?)で凛さんが落ちそうになるところを
海未が引っ張り上げ希さんが凛さんの後ろを支える姿が
見えた。何か強風が出ているが。
海未「凛!絶対にこの手を放してはなりません!
死にますよ!」
凛「いぃぃぃぃぃやあああああ!!
今日はこんなのばっかりニャ!!!」
希「ファイトが足りんよ!!」
それリ○○タンDのCMか?って直村に突っ込まれそうだし
茶番は言いとか言いそうだな。
冷地「で、お前らのコントは終わったのか?」
あ、冷地さんが言ってくれた。直村の兄だから
こういう事も分かるのか?
希「雲がかかってきた……
山頂まで行くのは無理やんね。」
学「直村がいたら突っ込むぞ、
「そんな事を真顔で言わなくていいから」とか
「希、悪ノリは良いから」って。」
因みに凛さんは女の子座りで泣いていた。
今は冷地さんが慰めている。
海未「そんな……ここまで来たのに……!」
冷地「俺達は登山家じゃねぇんだぞ海未!」
凛「そうニャ酷いニャ!凛はこんな所
全っ然来たくなかったのにー!!」
海未「仕方ありません。」
学「分かったならば今日h―」
海未「今日はここで明け方まで天候を待って、
翌日アタックをかけましょう。
山頂アタックです!」
学「必殺技じゃねぇんだからな!!」
凛「まだ行くの!?」
学、冷地「海未の方が冷静になれよ!!」
海未「当然です!!そして冷地さん、
私は冷静ですよ!!何しにここに来たと
思ってるんですか!」
学、凛、冷地「作詞に来たはずだろ(ニャ)ー!!!」
海未「はっ!?」
学、冷地「……海未?」
凛「まさか忘れてたの!?」
海未「そ、そんな事はありません!
山を制覇し成し遂げたという充実感が、
創作の源になると私は思うのです!」
呆れるぞ、海未は噓をつかないし嘘は吐けないからな。
学「海未、そんなこじつけは辞めろ。」
冷地「海未、登山と曲とじゃ関係なくねぇか?」
希「まあまあ海未ちゃん、気持ちは分かるけど
ここまでにしといたほうがいいよ。」
海未「ですが……。」
希「山で一番大切なのは何か知ってる?
『チャレンジする勇気』やない、
『諦める勇気』
……分かるやろ?」
海未「希……。」
冷地「凛、下山の準備だ。晩御飯はラーメンにしよ。
学もだ。」
凛「ホント!?」
希「下に食べられる草がたくさんあったよ。
海未ちゃん、学君、手伝って?」
そして私と冷地さんは互いに見て思った。
学、冷地「希(さん)、「草」とた「くさ」んを掛けた?」
希「ウチも思ったけれど
言わんといてええやろ!?」
希さんも思っていたらしい。
学「希さん、このメモを渡しておく。」
私は希さんにあるメモを渡した。
希「このメモは?」
学「私が調べた食べられる草だ。
希さんも分かるかもしれないが収穫するときに
少しでも役立ってくれたらと思っている。」
希「ありがとう学君!」
学「冷地さんは凛さんと共に
準備をしてください。」
冷地「ああ、凛俺達は準備をするぞ。」
凛「はいニャ!」
海未「それにしても、こんなことまで
詳しい希って……。」
凛「謎ニャ……。」
希さんはあらゆる話題に詳しいからな、
それ故に色んな話をしても会話が出来るからな。
不思議だ。
直村もどこまで知ってるんだと言う位だものな。
森の中
直村Side
火も暗くなり俺達はテントの前に火をつけて
焚火をした。
……これ合宿じゃなくてキャンプだよな?
絵里ちゃんが声を掛けてきた。
絵里「ねぇ?」
直村、真姫、にこ、梨子「ん?」
絵里「このままだと、火を消したら真っ暗よね?」
何か不安があるのか?……ああ、暗いのが苦手なのか。
絵里「何?不味いの?」
にこ「不味いの?」
絵里「まさか……!待っててね……
ちょっとだけ、待ってて……。」
そのままテントに入り、ライトをつけた。
後さっき四つん這いで戻っていたからかお尻が良い。
梨子「直村君……。」
直村「何だ?」
梨子「さっき、絵里さんのお尻を……。」
直村「まずこの状況で意識をせざるを
得ないからな。」
梨子「だとしても……変態。」
直村「勝手に言ってろ。」
にこ「直村、あんた……。」
真姫「最低ね……。」
直村「これも俺と言う男の「運命(さだめ)」だ。」
真姫、梨子「堂々としてる(わ)ね……。」
中々心には来たがな。
梨子「でもあの絵里さんの苦手な物って。」
直村「ああ、暗い所……暗所恐怖症だな。」
真姫「フフッ絵里にあんな弱点が
あった何てね……。」
にこ「この年にもなって暗いのが怖いなんて。」
直村「にこも知らなかった事だろ?」
にこ「最初から一緒って訳じゃなかったから
しょうがないじゃない!ってうわぁっ!?」
慌てて息を吹きかける。呆れながらも真姫ちゃんは言う。
真姫「全く……こんな「3年生の為」に
曲考える方の身にもなってよ。」
にこ「え?」
真姫「ん?」
にこ「今なんて言った?」
真姫「え?」
にこ「今、「3年生の為」って言ったわよね?」
真姫「だったら何よ?」
にこ「そうじゃないかと思ってたのよね~。
「3年生の為に良い曲作って」、
「3年生の為に勝とう」って。」
真姫「そ、そんな事……。」
直村「にこ、真姫ちゃんは素直じゃないから
照れ隠しするんだ。」
真姫「直村!あんたは黙ってなさい!」
直村「これもその1つ。」
真姫「直村!」
梨子「なんか真姫ちゃんの意外な一面が見れた
気がする。」
そしてにこが下を向いたまま話した。
にこ「曲はいつも、どんな時も、
全員の為にあるのよ。」
梨子「全員の……為…。」
真姫「な……何偉そうに言ってんのよ?」
にこ「部長だもん。当たり前でしょ?」
直村「そしてそんな真姫ちゃんの負担を少しでも
減らすために俺が手伝っているんだ。」
梨子「私も、教室で時々だけど手伝っているわよ。」
直村「そこ張り合う事?」
梨子「張り合ってないわよ!?」
にこ「こっちも仲良いわね……。」
そんな事言いながらもにこが真姫ちゃんに
焼き芋が刺さった木の棒を差し出す。
真姫「これは?」
にこ「焼き芋よ。焚火と言ったら焼き芋でしょ。」
真姫「あっ!あっち!あちち!フー、フー……。」
にこ「直村と梨子も食べなさい。」
俺達にも焼き芋1個渡してくれたにこ。
直村「どうもな。」
半分に割ると湯気がぶわって出てきた。
もう少し冷ましてからだな。
直村「ほら梨子ちゃんもだ。」
梨子「ありがとうね直村君。」
半分を梨子ちゃんにも渡した。
梨子「あ、熱いわね……。」
直村「さっき出来たばかりだ、当然だろ。」
真姫、にこ「これは恋人と思われても
違和感ないわ……。」
そんな事を言いながらも真姫ちゃんは焼き芋を
半分割った後にこに渡す。
真姫「はい。」
にこ「え?あ……ありがと。」
直村「はぁ~……どっちも素直じゃねぇんだから。」
真姫、にこ「直村は黙ってなさいよ!!」
直村「自分達が素直になれないとしても…
理不尽だ……。」
梨子「あははは……。」
苦笑いかよ梨子ちゃんは。そしてだいたい覚めたので
俺達4人は少し焼き芋を食べる。
絵里「どうかしたの?」
絵里ちゃんにも渡さないとだな。
にこ「食べたわね~!食べた以上は
にこを1番目立つようにしてよ!
3年生なんだし!」
真姫「何よそれ!台無し!」
にこ「何が台無しなのよ?」
真姫「台無しだから台無しって言ったの。」
どっちもまだまだガキじゃねぇかよ……。
……1人は体など何もかもがだがな。
にこ「何ですって~!焼き芋返しなさ~い!!」
絵里「フフッ!」
俺はアルミホイルに包んである焼き芋を
絵里ちゃんに渡す。
直村「絵里ちゃんも焼き芋食べるか?」
絵里「あ、出来たのね!食べるわ(^^♪」
直村「ほら。」
絵里「ありがと♪」
こんな風にあの2人も素直になってくれればな……。
真姫ちゃんやにこも可愛いが絵里ちゃんも
めっちゃ可愛いな。
絵里「直村……今夜……。」
直村「ん?……一緒に寝ろという事か?」
梨子「まだたらしが続くの直村君!?」
絵里「たらし?」
直村「またややこしくなりそうだ……。」
そもそもここのグループはいま男1の女4だ。
これだけでも理不尽級な別れ方だぞ。
他のところは男2なのに俺だけ1……。
作詞が出来るのは俺だけだから仕方ないにしても
それでもこれだぞ。
梨子「ともかく絵里さんは私達と寝ましょう!」
絵里「え、ええ……。直村のテントの方は
明かりを付けなくて良いの?」
直村「特に平気だからあのままだ。」
そして2つのテントのうち俺だけと梨子ちゃん達
女子4人でテントは別れることになった。
……と思ったけれどまさかの絵里ちゃんと梨子ちゃんも
俺のテントで寝ることになった。
別荘の温泉
界人Side
昼寝をしていたが俺が先に起き、そのまま
穂乃果達を起こして現在。俺達は別荘の
露天風呂に入ってる。
……しかもホテルでよく見る複数の温泉に。
当然だが男女に分かれて入っている。
ことり「直村君の別荘にたくさんのお風呂が
あったなんて~……。」
花陽「気持ちいいね~。」
穂乃果「でもここ以外にもいろんな温泉があったのは
いいな~。でも眠くなっちゃうけどね~。」
ことり「また?」
花陽「他の皆、今頃どうしてるかな?」
ことり「どうだろう……私、まだ出来てない。」
穂乃果「出来るよ!」
ことり「でも……。」
穂乃果「だって14人もいるんだよ!」
ことり、花陽「穂乃果ちゃん!?」
ザバンって音が聞こえたからきっと
立ち上がったんだろうな。
穂乃果「誰かが立ち止まれば誰かが引っ張る。
誰かが疲れたら誰かが背中を押す。
皆少しずつ立ち止まったり、
少しずつ迷ったりして、
それでも進んでるんだよ!」
チャポンと音が聞こえたからまた浸かったんだろうな。
穂乃果「だからきっと出来るよ!ラブライブの
予選の日はきっと上手くいくよ!」
きっととかじゃなく絶対って言った方が
いいんじゃないかと思ったが。
ことり「うん!」
花陽「そうだね。」
何て穂乃果達が話をしていた。その頃俺達はというと。
界人「しかし、ここに入ったのは久々だよな。」
凱「確かに、だけど温泉に入る機会は
本来は多くないはずだよね。」
界人「ああ、だが直村の家や別荘に温泉があるから
良く入れるな。」
そう、直村の別荘は勿論直村の家もお風呂が
温泉なので逆にいつものお風呂に入る機会が
直村は少ない位だ。
界人「ここからの大会がどうなるかだよな。」
凱「でも僕達14人が力を合わせたら
いけそうじゃない?」
界人「だな、あの直村がいるからな。」
凱「……でもあいつらどうなるんだろう?」
界人「あいつら?」
凱「前に梨子ちゃんをさらった
集団のような奴ら。」
界人「……大丈夫だ。」
凱「界人?」
界人「ぜってー俺達が守る、直村が体を張った
あん時のように。」
凱「……絶対あの9人は守ろうね。」
界人「当然だ。」
互いに拳を合わせてあん時の集団のような奴らが来ても
ぶっ倒せる準備をする。
そして俺達も風呂から上がった。
山の道中
冷地Side
凛「綺麗だニャ~。」
希「星はいつも自分の事を見てくれる。
星空凛って言うくらいなんやから、
星を好きにならないとね?」
凛「うん!」
俺達は地面に寝転がっていた。
順番としては左から俺、希、凛、海未、学という
順番だ。
……海未は学の左腕に抱きながらだが。
天体観測何て全然してないからな。
別荘や家でもやってみようか。
というか本当に希はいろんなことを知ってるし、
いろんなとこに行ってるんだな。
海未「星座も詳しいみたいですね……。」
冷地「希の1番好きな星座とかあるのか?」
希「そうやねぇ……。」
目を瞑った星座を考えてる希。
希「印象に残ってるのは南十字星かな。」
海未「南十字星?」
冷地「それって南半球でしか見れない星だよな?」
希「流石先生、そしてその星をペンギンと
一緒に見たんやけどね。」
海未、凛「南極!?」
希「あれ、学君達は驚かんの?」
学「言った事もあるし……。」
冷地「直村も行ったが俺もあれは驚いたぞ。」
希「な、直村君に何が!?」
冷地「希落ち着け!?」
希「す、すみません……。」
食いついたから話すか。
冷地「南極にいた時にペンギンの1匹が
羽のところが怪我をして海に落ちたんだ。」
海未「わ、私に!?」
学「南極だぞ、海未はいなかっただろ。」
海未「「海未」と言いましたので。」
学「(多分漢字が違う。)」
冷地「戻すがそのペンギンが海に入っても
泳げなかったんだ。そして他のペンギンも
自分達の事で精一杯だからか助けることが
出来なかったんだ。そこに出たのが直村だ。」
凛「何をしたんですか!?」
冷地「上半身裸になって海に入ってそのペンギンを
助けたんだ。
……まだ小学5年ほどだったが。」
海未、凛、希「小学5年で!?」
本当に俺もあれは驚いた、勇気ある行動だったが
俺達の口がポカーンと開いたもんな。
海未「直村は!?」
冷地「一応建物内で温まったが南極の海から
出て来ても凄くピンピンしてて大人全員
「信じられん」なんて言ったからな。
何ならば海に入った後の方が元気だ。」
海未「……学も一緒に行ったんですよね?」
学「界人と凱も一緒に行ったが話は
「直村ならやっぱりやるよな」とか
「あのぐらいならばな」って話した。」
凛「直村君だけじゃなくて
学君達も怖いニャ……。」
希「あ、流れ星!」
海未「え?」
凛「何処何処!?」
希「南に向かう流れ星は、物事が進む暗示……。」
海未「希……。」
冷地「一番大切なのは、本人の気持ちだぞ海未。」
海未「冷地さんも……。」
希「先生に言われちゃった。」
テヘペロしてテントに入る希。
凛「あ~……流れ星見損なったニャ。」
海未「いいえ、元々なかったですよ。流れ星何て。」
海未は優しく微笑んだ。この組み合わせもいいな。
「海未凛」、ってとこか?
学「私達も寝ますか?」
冷地「いや、俺はもう少しここにいて星を見てる。」
学「分かりました。」
海未「学。」
学「海未?」
海未「私も一緒にいいですか?」
学「冷地さんがいるが。」
海未「いいえ、別荘です。」
学「ああ、いいぞ。」
学と海未は一緒に別荘に行くようだ。
ここの監視は俺が見ておくか。
森の中
直村Side
寝てる途中だが目が覚めたので焚火のあった所にいた。
そこに。
梨子「直村君?」
梨子ちゃんも目が覚めたらしい。
直村「梨子ちゃん、目が覚めたのか?」
梨子「何か音がしたからね。」
直村「邪魔しちゃったか?」
梨子「ううん、私も眠れなかったから良かったわ。」
直村「そっか。」
梨子「……まだ何か考えてるの?」
直村「ああ、Brazeの曲だ。」
梨子「やっぱり考えこんじゃう?」
直村「プレッシャーが凄いからな、ネットからの。」
梨子「何曲ぐらい曲は作って来てるの?」
直村「20曲ぐらいからは数えきれてないな。」
梨子「むしろよくそこまで曲があるね。」
直村「あらゆる形で曲を使う所もあるからな。」
小学校から曲作りを俺はやってきた。でもその時は
あくまで趣味として、中学になってBrazeを始めた時から
曲は仕事になった。そして仕事としての曲作りで
小学校の時のような軽く、自分の思うように
作ることが出来なかった。
直村「いろんな楽器を駆使して曲の個性を作るのは
良いが、最初付近の曲が良すぎて
もっともっとってプレッシャーが
かかったんだ。」
梨子「……何か今の私みたい。」
直村「俺にもそんな時期があったという事だ。
……弱気になっちまったな。」
梨子「ううん、そんな事もきっとあるから。
直村君の思いを私に吐いて。力になりたいの。
曲などの事でも、直村君の精神面でも。」
直村「……いいんだな。」
梨子「……いいよ。」
この時の梨子ちゃんが心強い。
直村「思いを吐くという事だったら
もう1つあるけどいいか?」
梨子「私にいっぱい話して。」
???「私にも話しなさい。」
その時に後ろから聞き覚えのある声が聞こえた。
直村、梨子「真姫ちゃん。」
真姫ちゃんだ。
真姫「同じ学年として支えたいのよ。
作曲仲間として、友達として。」
深呼吸した後2人に俺の思いを話した。
直村「2人はあの集団の事を覚えてるか?」
真姫「あぁ……梨子をさらった奴らね。」
梨子「!!」
直村「あの集団の中に俺をクソいじめた奴がいねぇ。
多分第2第3の集団のとこにいるって
思ってる。」
真姫「私達も時々格闘系の練習もしてるから
今度は前よりも戦えるわ。」
直村「あの腕時計、しっかりと
付けてくれてんだな。」
真姫「ええ、皆直村に感謝してたわ。」
梨子「でも、また来たら。」
直村「だからこそ俺達13人で
あいつらの計画を無しにするんだ。」
真姫、梨子「直村(君)……。」
直村「そうだ、梨子ちゃんあの腕時計は付けてるよな?」
梨子「それって、直村君達も着けてる腕時計?」
直村「それを付ければ俺達と共に戦えるし、
そうでなくともいろんな機能があって便利だ。
ただ戦いに関しては命に
かかわることにもなるが。」
梨子「何も出来ずに直村君達を失うのは嫌だ!
だから私も戦う!」
真姫「梨子……。」
何か、誰かに俺の思いを少しでも話すことが出来て
すっきりしたな。
直村「真姫ちゃん、曲作りは進みそうか?」
真姫「大体わね、梨子の意見もあったから
進んだわ。」
梨子「私の何て……。」
直村「真姫ちゃんの作曲が進んだのも梨子ちゃんの
アドバイスのおかげだ。自信を持つんだ。」
梨子「直村君……ありがとう。」
直村「……まだ前のあのことが引っ掛かるのか?」
梨子「!!……まだ抜けられない。」
真姫「あの時のピアノコンサートね。」
直村「いちいち言わなくても……
だがゆっくりでいいからな。」
梨子「直村君……。」
直村「μ’sの曲作りなどを通して
ゆっくりでいいからピアノに目を向けるんだ。
もし怖いと思ったら俺の勇気を
分けるからな。」
梨子「ありがとう直村君。」
真姫「(こいつは本当にたらしね……。
でも誰かに手を差し伸べて、
どこまでも隣に寄り添い、
一緒に悩んでいくあの姿勢、
あれこそ直村の優しさだわ。)」
まだ梨子ちゃんの問題が直るのは時間がかかるが
それでも俺達は梨子ちゃんに寄り添い続けるぞ。
真姫「じゃあ私はピアノの所に行くわね。」
直村「俺も行くぞ。」
真姫「当然よ。」
梨子「私もいいかしら。」
直村「俺は別にいいが真姫ちゃんは?」
真姫「……好きにすれば。」
という事で俺達3人は別荘に向かい、作曲を始めた。
学Side
私達は別荘からピアノの音が聞こえたので
一緒に別荘に向かう。
学「直村と真姫さんがいるかもな。」
海未「そうかもしれませんね。」
別荘の入り口に着くとことりさんと凱もやってきた。
凱達もピアノの音を聞いてここに来たという事だ。
4人は一緒に別荘に入る。
別荘内
直村Side
真姫「いつもどんな時も、全員の為に……か。」
直村「進みそうか?」
真姫「ええ……直村、梨子……ありがとう。」
直村、梨子「どういたしまして。」
扉が開いて誰かと思ったら学、海未ちゃん、凱、
ことりちゃんの4人が入って来た。流石に梨子ちゃんが
いたことには驚いていたが。ここからは7人で各々の
作業に取り掛かる。その合間で俺と学が
紅茶を入れてそれぞれに渡す。
界人Side
あの後眠った俺達は朝起きたが目を覚ましたら
穂乃果とことりがいなかった。
花陽「おはよう界人君、2人しかいないね?」
界人「おはよう花陽、ことりも穂乃果も
どこにいるんだよ?」
外にも出たが誰もいない。
花陽「穂乃果ちゃんもことりちゃんもいない?」
界人「俺探してくる。」
花陽「気を付けて。」
花陽は母親っぽいな、優しいぜ。
穂乃果とことりを探すべく俺達は移動した。
とある崖
嫌な予感しかないと思って崖に言ったらまさかの
崖の所に穂乃果がいた。何でここに!?
界人「穂乃果―――!!!!!!!」
穂乃果「え!?わわわわ!?!?!?界君!?」
界人「何でここにいんだよ!!」
穂乃果「何でって、私も分かんないよ。」
界人「ともかくいったん集まるぞ。」
皆がいそうな所に俺達は移動した。
とある広場
希「穂乃果ちゃん、界人君。」
界人「凛、希、冷地さん。」
既に冷地さんたち3人も集まっていた。
絵里「皆。」
ここで絵里とにこと花陽も集まった。
だが直村達7人がいないな。
花陽「起きたらことりちゃん達が
いなくなっていて。」
にこ「あと、さっき界人の声が響いたけれど
あれは?」
界人「こいつのいたとこがヤバかったからな。」
冷地「そんなにか?」
界人「だって、探しに行ったが
崖の所にいたからな。」
冷地「危ないだろ!!」
絵里「一旦別荘に行きましょう。」
俺達は別荘に移動した。
別荘 玄関
直村Side
夜通し作業したが海未ちゃん、ことりちゃん、
真姫ちゃん、梨子ちゃん、凱はピアノの部屋で眠って、
今は学と共に玄関にいる因みに2人で軽く朝食は
調理済みで、リビングに置いてある。
直村「大丈夫か学?」
学「大丈夫だ。」
その時に玄関から扉が開いた。開けたのは兄さんだ。
冷地「直村、学、ここにいたのか。」
学「すみません冷地さん。」
冷地「いいんだ、何となく曲関連の事だと
思ったからな。」
直村「流石兄さんだな。」
冷地「お前らは平気か?」
直村「ああ、俺達は平気だ。」
冷地「他の奴らは?」
学「こっちです。」
俺と学で凱達がいる部屋に向かう。
リビング
冷地「……成程な。」
直村「梨子ちゃんは驚いたからな。」
5人が寝ている近くのピアノにある歌詞カードと
衣装が掛かれたスケッチブックを見て俺達は微笑む。
絵里「でも起きたらすぐ練習よ。
……ミッチリとね?」
直村「俺達も手伝うからな。」
俺達の1次予選用の曲は完成した。曲、歌詞カードの
タイトルには『ユメノトビラ』とあった。
因みにあの後は別荘から学校に戻った後は俺、
海未ちゃん、絵里ちゃんと順番にリズムを取りつつ
練習したり、学校でもライブの事で盛り上がったり、
……にこのリストバンドのことがあったりと。
リストバンドは凱が拾ってきてくれたようだ。
次は第3話になります。そして明日
しずくちゃんの誕生日ですので
誕生日物語を投稿致します。
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