ラブライブ ~伝説のアイドルと伝説のマネージャーの始まり~   作:エヌアイ

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2週間も空いてしまいすみません!!
就職活動やら体の疲れなどで投稿どころか
執筆すら進む様子が微塵もありませんでした。
今回から第5話になりますが
現在アニメのストックは第6話まであります。
ここからまた少しずつ体に気を付けて
投稿、執筆を続けます。

ではどうぞ!!


第41話 アニメ2期5話編

前回のラブライブ

予選を突破し、最終予選に向けて気合が入る僕達。

でもにこちゃんだけは練習を早退。

僕達は尾行すると……。

 

 こころ「矢澤こころです。」

 

 

 ここあ「凱兄!直兄!」

 

 

 虎太郎「ばっくだんさー。」

 

妹達に嘘をついていたにこちゃん、

そこには悲しい過去が。

 

直村、凱「事実を偽るのは違う事だ(よ)。」

 

 

  にこ「この9人でいられる時が……ううん、

     私達を支えてくれる彼氏の凱や直村達

     マネージャーに顧問の冷地先生達14人で

     いられる時が1番輝けるの!

     1人でいる時よりも、ずっと、ずっと……。」

 

にこちゃんの心の扉が開き、僕達μ’sはより

結束を深めたの!

 

※実際は希ちゃんがこれを言ってるよ。

 

沖縄の海

 

冷地Side

 

 穂乃果「海だ!海だ!海だー!」

 

現在俺と2年生の穂乃果達は修学旅行で沖縄に来ている。

でも2年生だけという事だから学達は学校にいる。

因みに海未は「学とも修学旅行に

行きたかったですよ!!」と何度も嘆いていた。

 

  海未「もう!人の名前を何度も呼ばないで下さい!」

 

 

  冷地「後穂乃果、うるさい。」

 

海未と海で紛らわしい。本来これは直村や学が

言いそうだな。

 

 穂乃果「違うよ!海未ちゃんじゃなくて海!」

 

 

 ことり「綺麗だね~!」

 

確かに、ことりの言う通り綺麗な事は間違いない。

だが海未は変わらず「ですがやはりこの景色を

学と見たかったです……。」と言ってる。

 

The学Loveだな海未。

 

  冷地「流石沖縄、青さが違うな!」

 

 

 穂乃果「ねえ!せーので入ろう!

     せーので!冷地さんも!」

 

 

 ことり「うん!」

 

 

  冷地「分かったから……。」

 

別に構わねぇが声が大きいだろうが穂乃果。

海は変わらず「あぁ~学と一緒に

入りたかったです~……。」って

 

 穂乃果「よーし!じゃあ行くよ!せーの!」

 

俺達は沖縄を楽しむ。だが海未はやっぱり

「ですが学がいないのは寂しいです~~!!」

と言っていた。……だが穂乃果も気を紛らすために

海の事を言っただけでバスではずっと

「界君~!!一緒に来たかったよ~~!!!」って

俺は勿論他の先生からもうるさいって

言われたからな。

 

 

……俺の心がきついな……。

 

凱Side

 

穂乃果ちゃん達が修学旅行で沖縄に行っている間に

僕は温水プールにいるの。

 

   凛「にゃーっ!真姫ちゃんとかよちんと

     凱君もおいでよ!」

 

さっきの聞いてのとおりプールに来ているのは

僕と凛ちゃんと花陽ちゃんと真姫ちゃんの

4人なんだよ。直村達は3人は生徒会で仕事に、

そして界人も助っ人として手伝っているの。

一応界人も中学は生徒会の副会長だったからね。

書類とかも出来るよ。

 

  真姫「穂乃果達は修学旅行だからって

     対抗すること無いんじゃない?」

 

 

  花陽「そうだよ、もう秋だよ?」

 

 

   凱「風邪ひいちゃうよ?」

 

 

   凛「いいの?さあ泳ごう?せー……の!」

 

 

  真姫「きゃあっ!?」

 

 

  花陽「ぴゃああ!?」

 

 

   凛「行っくニャ!!」

 

まさかの花陽ちゃんと真姫ちゃんを押したの。

 

 

 

……危なくない?

 

   凱「花陽ちゃん、手を掴んで。」

 

 

  花陽「ありがとう凱君。」

 

 

   凱「んしょ…真姫ちゃんも。」

 

 

  真姫「ありがとう凱。」

 

花陽ちゃんと真姫ちゃんを引き上げて僕は

凛ちゃんに軽く注意をした。

 

   凱「凛ちゃん、プールでの飛び込みは

     危ないから気を付けてよ?」

 

 

   凛「は~い。」

 

 

 

……本当かな?

 

部室

 

外が雨だから部室にいる僕達。だけどいるメンバーが

僕と花陽ちゃんと凛ちゃんと真姫ちゃんと

にこちゃんの5人だけ。集まってもこの5人だけで、

冷地さんも沖縄に……。

 

   凛「あ~あ……止まないね~。」

 

 

  真姫「そろそろ練習時間よ?」

 

 

   凱「練習着に着替えよ?」

 

 

   凛「って言っても今日もこの5人……

     もう飽きたニャ……。」

 

 

  にこ「それはこっちのセリフ。」

 

 

   凱「流石に何日もこの状態なら……ね。」

 

 

  花陽「仕方ないよ凛ちゃん。2年生は修学旅行だし、

     直村君と学君は今の生徒会役員、

     界人君は一時的に生徒会の手伝いをして、

     絵里ちゃんと希ちゃんはそのフォローを

     しているし、冷地先生も引率として

     一緒に沖縄にいるんだよ。」

 

 

  絵里「そうよ。」

 

ここで絵里ちゃんと希ちゃん、そして生徒会の

直村と学に、手伝いの界人の5人が戻って来た。

 

  絵里「気合が入らないのは分かるけどやる事は

     やっておかなきゃ。

     それに新たな生徒会役員に直村と学は

     いると言えど単純に人数が

     足りないこともあるからね。」

 

 

  真姫「直村、今日も生徒会?」

 

 

  直村「ああ。」

 

 

  絵里「あ、こんなところにあった。」

 

 

   学「何故部室に書類が?」

 

 

   希「直村君と学君は勿論3人が戻ってきたら、

     運営しやすいように整理しとくって

     張り切ってるんや。」

 

 

  界人「俺もその手伝いをな。」

 

 

   凛「ええ!?また練習凛達5人だけ!?」

 

 

  直村「今週末は例のイベントだろ?

     穂乃果ちゃん達が修学旅行から帰って来た

     次の日だぞ。」

 

確かイベントって、ファッションショーだったよね?

それも向こうが着て欲しいと言う衣装で踊るステージの。

確か直村達Brazeも出たって直村が言ってたね。

いつものステージだと衣装代などが必要だから

大変だったけれど今回は衣装代は払うことなく

向こうの衣装で着ると言う事だから金銭面もいい。

 

いいね!

 

  絵里「直村の言う通りよ。こっちで

     フォーメーションを確認して合流したら

     すぐ出来るようにしておかなきゃ。」

 

 

  真姫「でも、まさかファッションショーで

     歌って欲しいって言われるなんて。」

 

 

  花陽「きっとモデルさん達と一緒のステージ

     って事だよね?気後れしちゃうね……。」

 

 

  真姫「絵里や希は良いけれど……。」

 

 

  にこ「ん……何?」

 

 

直村、界人、凱「ブフッ!!!」

 

 

  にこ「あんたr―って凱!あんたもか!!」

 

 

   凱「これはwwww流石にwwww!」

 

そりゃあそうだよ!にこちゃんには悪いけれど

本当に小学生と変わらないから!!

 

  絵里「別に気にすることは無いわ。彼女と言えど

     あんまりにこに言い過ぎないようにね凱。

     じゃあね。」

 

 

  直村「じゃあ俺達も生徒会の続きをするな。」

 

 

   希「穂乃果ちゃん達は野生のちんすこう探しに

     夢中で、ライブの事なんてすっかり

     忘れているやろうから。

     にこっち達がしっかりしといてね?」

 

5人は部室を出たけど……野生のちんすこう?

 

  にこ「……野生のちんすこうって何?」

 

 

   凱「ちんすこうは沖縄の伝統の

     お菓子なんだけど……野生は分からない。」

 

 

   凛「あ~あ、沖縄か……今頃穂乃果ちゃん達、

     楽しんでるだろうな~?」

 

 

 

 

 

   凱「それは無いみたいだよ。」

 

 

  花陽「凱君…それどういう事?」

 

 

   凱「これだよ。」

 

僕は4人にスマホの画面を見せた。そこには沖縄に

台風直撃するってあったの。

 

   凛「ええ!?台風直撃!?」

 

 

   凱「ここが雨で外に出られないように

     あっちも外に出られないだろうね。」

 

 

  にこ「残念だったわね穂乃果。」

 

 

   凱「そんな事は言わない。」

 

沖縄 ホテル内の部屋

 

冷地Side

 

 穂乃果「海未ちゃ~ん、早くおいでよ!」

 

 

  海未「アハハ、待って下さいよ!」

 

……かはともかく沖縄の海や観光などをしてるはず

なんだがあいにくの台風だ。俺達もホテルの部屋で

待機だそうだ。

 

 穂乃果「って、何で雨なの!?」

 

 

 ことり「台風直撃するかもだって。」

 

 

 穂乃果「ええ!?海は!?真夏の太陽は?」

 

 

  海未「諦めるしかありませんね。」

 

 

 穂乃果「嫌だよ!高校の修学旅行だよ!

     一生に一度きりだよ!」

 

 

  冷地「来ちまったもんはしょうがねえだろ穂乃果。」

 

ここで俺が穂乃果達のいる部屋に入って来た。

 

 ことり「冷地さん、天気はどうでしたか?」

 

 

  冷地「台風直撃って予報にあった。

     しばらくはここで見てるしかねぇな。」

 

 

 ???「本当に災難だな。」

 

ここで男性が1人入って来た。だけどその男性は

俺達はあったことがある人だ。何故なら……。

 

  冷地「麗夜先生!!」

 

部屋に来たのは麗夜先生だからだ。

 

  海未「何故麗夜さんが?」

 

 

  麗夜「沖縄のある会社の社長さんとの打ち合わせの

     帰りにいきなり大雨が来たんだ。

     ここは俺が予約してたとこだから良かったが

     冷地達がいるのは驚いたな。」

 

 

  冷地「ではしばらくの間俺の部屋で

     話はどうですか先生?」

 

 

  麗夜「お!いいな、数か月ぶりだが

     教え子の今も定期的に知りたいからな。」

 

 

 穂乃果「もうこうなったら……反れろー…

     反れろー…反れろー。」

 

 

  麗夜「……冷地、穂乃果は一体何やってるんだ?」

 

 

  冷地「…念じて台風を逸らしたいようで。」

 

 

  麗夜「……無理じゃね?」

 

 

  冷地「……同じく。」

 

自然には勝てねぇんだ穂乃果、諦めろ。

 

  海未「そんな事しても意味ないと思いますが……。」

 

 

 穂乃果「そっか、反れろー!反れろー!」

 

 

 ことり「それも同じことだと……。」

 

やっぱりアホだこいつ。

 

  麗夜「……本当に穂乃果がリーダー何だよな?」

 

 

  冷地「……ええ、ですが普段はあんな奴なので。」

 

 

 穂乃果「冷地さ~ん!」

 

ここで着信が鳴った。穂乃果のスマホからのようだ。

 

 穂乃果「絵里ちゃんだ、もしもし?」

 

電話は絵里のようだ。というか向こうには

10人だけだが大丈夫だよな?

 

  絵里『あ、穂乃果?どう楽しんでる?』

 

 

 穂乃果「嫌味?」

 

 

  絵里『え?何で?』

 

 

 穂乃果「もういいよ……それより何?」

 

 

  絵里『今週末のイベントだけど……

     ちょっと相談があって。』

 

おそらくは話に合ったファッションショーの事で、

当日までの一時的なリーダーの事だろう。

俺は今のメンバーだと凛がいいって思ってるが。

 

 穂乃果「うん、そっか。確かにそうした方が

     いいかも!」

 

 

  絵里『それで、誰にするかなんだけど…。』

 

 

 穂乃果「う~ん……誰がいいかな?」

 

 

  絵里『私と希と直村で話したんだけどね。』

 

 

 穂乃果「うん?」

 

 

  絵里『あ、それと冷地先生もいる?』

 

 

 穂乃果「冷地先生?一緒にいるけど」

 

 

  冷地「え?俺?」

 

 

  絵里『いるなら変わってもらってもいい?』

 

 

 穂乃果「分かった!冷地先絵里ちゃんからです!」

 

 

  冷地「ああ。」

 

まさか俺にも来るとはな……。一応顧問だから

話を聞いたり意見は言おう。

 

  冷地「絵里、俺にあるのか?」

 

 

  絵里『と言っても、先ほど穂乃果にも

     話したことですけれど。』

 

 

  冷地「ファッションショー当日までの事なのか?」

 

 

  絵里『!!はい、そうですよ。』

 

そして穂乃果に話したことを俺にも話した。

やっぱ思った通りだな。

 

  冷地「今いるメンバーなら俺は―」

 

 

  絵里『意見をありがとうございます先生。

     では失礼します。』

 

絵里と話したことを海未とことりにも伝えたら

同じく賛成のようだ。麗夜先生も同じだ。

 

1年教室

 

直村Side

 

   凛「ええ~~!?凛がリーダー!?」

 

これは絵里ちゃんと希とも話していたことで、

穂乃果ちゃんがメンバーのリーダーだが

穂乃果ちゃん達がいない間一時的なリーダーを

やるという事だが凛ちゃんがリーダー代理に

決まった。

 

……だけどそんなに驚く事か?前に花陽ちゃんから

聞いたあの事も少しは関わるかもしれんが。

 

  直村「ああ、暫定でもリーダーを決めていた方が

     まとまるだろうし、練習にも力が

     入るだろうからな。」

 

 

  絵里「勿論穂乃果達が修学旅行からまでよ。」

 

 

   凛「で、でも……。」

 

 

   希「穂乃果ちゃん達や先生にも連絡して、

     相談した結果なんよ。ウチと絵里ちと

     直村君も皆、凛ちゃんが良いって。

     5人はどう?」

 

 

  真姫「良いんじゃない?」

 

 

  花陽「私も凛ちゃんが良いと思う。」

 

 

  直村「にこも良いか?」

 

 

  にこ「ええ、私も良いわ。」

 

 

   凛「界兄は?」

 

 

  界人「凛なら絶対出来るぜ!」

 

 

   凛「ええ!?学君と凱君は!?」

 

 

   学「私も賛成だ。」

 

 

   凱「うん!僕もいいよ!」

 

 

   凛「ちょ、ちょっと待ってよ……何で、凛?

     絶対他の人の方がいいよー!」

 

こっちもこっちで面倒臭せぇな……。まさかの

自分の事は向いてないと言うのか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何か凱も似たようなことがあったな。

 

   凛「絵里ちゃんとか!」

 

 

  絵里「私は生徒会の手伝いとかあるし、

     それに今後のμ’sの事を考えたら、

     1年生がやった方がいいでしょ?」

 

 

  直村「で、その中で適任だと思ったのが

     凛ちゃんという事だ。」

 

 

   凛「ううんそれは無い!というか直村君か

     学君がいいニャ!!」

 

 

   学「凛さん、私達は生徒会があるから

     あまり顔は出せなくなるぞ。」

 

 

  直村「俺か学じゃなくてもそもそも

     マネージャーがリーダーは変だからな、

     俺達よりも凛ちゃん達3人のメンバーが

     いいはずだ。」

 

 

   凛「それだったら真姫ちゃんが良いニャ!」

 

 

  真姫「ヴェェェ!?」

 

 

   凛「歌も上手いし、リーダーっぽいし―」

 

 

直村、界人「凛!!!!!」

 

 

  8人「!?」

 

流石に皆がやっていいって言ってる中で無理矢理否定、

いややらずに否定するのはダメだからな。

あと俺初めて凛ちゃんを呼び捨てで言った。

 

  直村「話を聞いてなかったのかよ?

     皆凛が良いって言ってんだ!」

 

 

   凛「な、直村君……でも凛は……。」

 

 

  界人「なあ凛、リーダー嫌なのか?」

 

 

   凛「界兄……嫌って言うか、

     凛はそういうの向いてないよ。」

 

やっぱり。昔の凱も可愛いものを作るなどは

向いてないとか男らしくないとか言われてた事が

小学校あったから凱も悲しそうだ。

 

界人、凱「凛(ちゃん)……。」

 

 

  にこ「以外ね、凛だったら調子よく

     引き受けるかと思ってたけど。」

 

 

  花陽「凛ちゃん、結構引っ込み思案な所も

     あるから……。」

 

 

  界人「特に、凛は自分の事に関しては更に。」

 

 

  絵里「凛、いきなり言われて戸惑うのは分かるけど

     皆適任だと考えてるのよ。その言葉、

     ちょっとだけでも信じてみない?」

 

 

   凛「でも……。」

 

凛ちゃんは全体を見渡し、笑みを浮かべてどこまでも

応援するという眼差しを見て。

 

   凛「分かったよ、絵里ちゃんが

     そこまで言うなら。」

 

 

  直村「じゃあそろそろ雨も止みそうだからな、

     放課後の練習をやるんだ!」

 

そして俺は界人の肩を軽く叩いて

界人を教室の隅に呼んだ。

 

  直村「界人、ここからは練習の方に参加してくれ。」

 

 

  界人「……良かった、俺も気になっていたし、

     直村にも言いたかったから安心した。」

 

 

  直村「絵里ちゃん達には俺が話しておくからな。」

 

 

  界人「ああ、ありがとう直村。そっちは頼むぞ。」

 

こうして界人も練習に参加することになって

今参加できるメンバーは6人だ。勿論界人の事も

絵里ちゃん達に俺から話した。

 

屋上

 

界人Side

 

直村達4人が生徒会室に戻ってここから俺も

練習に参加し、凛がリーダーに決まった初練習。

 

   凛「え、えーと……では練習を

     始めたいと思います。」

 

 

  花陽「わあああ!!」

 

まさかの花陽が拍手した。……その必要ってあるのか?

 

  真姫「拍手するところじゃないでしょ?」

 

お、まさしく俺が言いたかったことだ。手間が省けた。

 

  花陽「エへへ。」

 

 

界人、凱「尊い笑顔……。」

 

 

  にこ「そこのマネージャー、戻りなさいよ。」

 

 

界人、凱「ハッ!!」

 

あまりの尊さに思考が止まってしまったが

にこが言ってくれたおかげで思考が戻った。

 

  にこ「(凱は彼女の前でよく

      うっとり出来るわね……。)」

 

 

   凛「え、えーと……では最初に、ストレッチから

     始めて行きますわ。皆さん、

     お広がりになって。」

 

 

界人、凱、花陽、真姫、にこ「……。」

 

流石にこれは俺達も固まっちまう。

これこそまさに猫被ってるな。

 

   凛「それが終わったら次は発声ですわ……。」

 

これはおかしいと思って、俺は凛に問いかけた。

 

  界人「おい凛、どうしたんだ?」

 

 

   凛「ど、どうしました界人お兄様?」

 

口調は変わっても俺を界兄と呼んだあの時のように

兄は言うんだな。

 

  界人「……あのな、いつもの話し方でいいんだぞ。」

 

 

   凛「話し方?何か?」

 

 

   凱「……これ大丈夫かな界人?」

 

 

  界人「……俺にもどうにも出来ねぇぞ。」

 

俺も凱も悩みの種が出来た。

 

   凛「凛なんか変なこと言ってた?」

 

 

  界人「凛、リーダーだからってかしこまることは

     無ぇんだ?普通にしてろ。」

 

 

   凛「界兄……え~と~では、ストレッチを

     ……はっじめるニャ!」

 

 

界人、凱、花陽、真姫、にこ「……。」

 

 

  真姫「もう、ふざけてる場合じゃないでしょ?」

 

 

界人、凱「直村にも相談してみよう……。」

 

今回の事は直村にも話をしよう。出来るかどうかは

別として。とりあえず俺達でストレッチを始める。

 

  花陽「ちょっと緊張してる?」

 

 

   凛「ちょっとじゃないニャ。」

 

 

  界人「ダンス何か危なくね?」

 

 

   凱「危ない?そうなの?」

 

 

  界人「大体リズムを取るのは直村、学、海未、

     絵里だろ?俺達もあんまりリズムは

     出来るわけじゃねぇからな?」

 

 

   凱「……やばい。」

 

全員大体ストレッチは終わったのでダンスに移る。

そしてリーダーの凛がリズムを取ることになった。

 

   凛「1、2、3、4……1、2……3。」

 

 

  界人「凛、テンポがずれてる。」

 

 

   凛「ニャ!ニャ!ニャニャニャ!

     ニャニャニャニャ!」

 

 

   凱「凛ちゃん一旦止まって!」

 

そして次にダンス練習をする。

 

  真姫「ねえ、私はここから後ろに下がって

     行った方が良いと思うんだけど。」

 

ダンスの案を出した真姫。そこににこが。

 

  にこ「何言ってんの逆よ。ステージの広さを

     考えたら、前に出て目立った方がいいわ!」

 

ここで小さな言い争いが始まる。

 

  真姫「だからこそ引いて、大きくステージを

     使った方が良いって言ってるんじゃない!」

 

 

  にこ「いーや、絶対前に出るべきよ!」

 

 

  真姫「むぅ!」

 

 

  界人「真姫!にこ!言いあってる場合じゃ

     無ぇだろ!」

 

 

  花陽「ちょ、2人共落ち着いてよ!」

 

 

   凱「確かにどっちも正しいような事

     だからなぁ……。」

 

 

  にこ「界人、凱、あんたらはどう思う?」

 

 

  界人「どうって……おれはステージも含めて

     豪快に見せたいから真姫の方かもな。」

 

 

   凱「僕はにこちゃんのように自分をよく

     アピールした方がいいと思うけど……。」

 

 

  にこ「凱、やっぱりあんたは分かっているわね。」

 

 

  界人「俺達の案もいいが、凛はどうなんだ?」

 

 

   凛「え?」

 

 

  にこ「そうよ界人よく言ったわ。リーダー!」

 

 

  花陽「凛ちゃん!」

 

そんなに凛を見る事無くね?凛も戸惑ってるぞ。

 

   凛「え…あぁ……穂乃果ちゃんに

     聞いた方がいいんじゃないかな?」

 

 

  真姫「それじゃ間に合わないでしょ。」

 

 

   凛「……じゃあ絵里ちゃんに。」

 

 

界人、にこ「凛!」

 

 

   凛「はい!」

 

 

  にこ「リーダーはあなたよ、あなたが決めなさい!」

 

 

  界人「直村も生徒会の仕事をしてるから

     あんまり頼れねぇぞ。」

 

 

   凛「そ、そっか……えっとー……

     ぁ、明日までに……考えて来るよ……。」

 

 

   凱「……まさかあの時の話の…。」

 

 

  界人「凱?」

 

 

   凱「界人、これって中学の僕にも

     何か似てるよね?」

 

 

  界人「……ああ、そういえばあったな。」

 

 

   凱「それに、前に花陽ちゃんから聞いた話も

     関係するかもしれないの。」

 

結局ここで俺達は解散となった。

 

帰り道

 

直村Side

 

まだ生徒会の仕事があったが絵里ちゃんと希が

最後に残ってやるという事だから俺と学も先に帰った。

帰る時に界人と凱から屋上の練習の様子を聞いたので

俺と学も一緒に帰ることにした。現在は1年生7人だ。

 

   凛「はぁ……疲れるニャ……。」

 

 

   凱「頑張ったね、凛ちゃん。」

 

 

   凛「やっぱり凛にリーダーは無理だよ……。」

 

 

  花陽「そんな事ないよ。きっと段々慣れていくよ。」

 

 

  真姫「そうよ、まだ初日でしょ?」

 

 

  界人「俺達もサポートしていくからな凛。」

 

 

   凛「そんなこと言って、2人共自分が

     リーダーになりたくないから凛に

     押し付けたんでしょ?」

 

 

  花陽「え!?」

 

 

  真姫「何言ってるの?本当に向いてると思ったから

     凛を推薦したの。」

 

 

  花陽「そうだよ!私穂乃果ちゃん達が別の人

     推薦しても凛ちゃんがいいって言ってたと

     思うよ。」

 

 

   凛「直村君達も真姫ちゃんやかよちんに

     しなかったの?」

 

 

  直村「まず花陽ちゃんだと優しすぎる故に

     周りに流されやすくなってしまう。」

 

 

   学「真姫さんだとあたりが強いからだ。」

 

 

  界人「だから俺達4人共一致で

     凛がいいって思ったんだ。」

 

 

   凛「えぇ?嘘だ~、だって凛なんか

     全然リーダーに向いてないよ。」

 

 

   凱「何でそう思うの?」

 

 

   凛「だって……ほら凛……中心にいるような

     タイプじゃないし。」

 

 

  真姫「ふん!」

 

ここで真姫ちゃんのチョップ。結構重いと思うぞあれは。

 

   凛「い!?ててて……真姫ちゃん?」

 

 

  真姫「あなた、自分の事そんな風に思ってたの?」

 

 

  花陽「そうだよ!μ’sに脇役も中心も無いの!

     グループにいる限り、みんな一緒だよ!」

 

 

  直村「センターの時にも穂乃果ちゃんだって、

     「皆が歌って皆がセンター」って

     言ってたぞ。」

 

 

   凛「それはそうだけど……でも、凛は別だよ。

     ほら、全然アイドルっぽくないし。」

 

 

  花陽「それ言ったら、私の方がアイドル

     っぽくないよ!」

 

 

   凛「そんなことは無いよ。だって、かよちんは

     可愛いし、女の子っぽいし。」

 

やっぱり、凱から花陽ちゃん達がスクールアイドルに

入る前の話が関わるかもって聞いたが確かにそうかもな。

 

  花陽「え!?凛ちゃんの方が可愛いよ!」

 

 

   凛「そんな事ないー!!!」

 

 

  直村「叫ぶな凛ちゃん、目立つぞ!」

 

 

  真姫「はぁ~、よほどの自惚れ屋でもない限り、

     自分より他人の方が可愛いって

     思ってるものでしょ?」

 

 

   凛「違うよ!凛は違うの!!」

 

 

界人、凱、真姫「凛(ちゃん)……。」

 

 

   凛「引き受けちゃったし、穂乃果ちゃんが

     帰ってくるまでだからリーダーはやるよ?

     でも、向いてる事なんて絶対無い!」

 

 

  花陽「凛ちゃん!」

 

 

  直村「おい勝手に行くな!界人、凱!」

 

 

  界人「分かってる、凱!」

 

 

   凱「凛ちゃんは僕達が!」

 

界人と凱も凛ちゃんを追いかけて行った。

そして4人が残された。

 

  花陽「もしかしたら、まだ昔の事……。」

 

 

  直村「あの時の話か?」

 

 

  花陽「直村君と凱君は聞いていたよね?」

 

 

  真姫「どういう事?」

 

 

  花陽「凛ちゃん、小学校の頃、ずっと男の子

     見たいって言われてて、スカートとか

     履いてくとからかわれたりして……

     もう気にしてないのかなって

     思ってたんだけど。」

 

 

  直村「俺もその話を聞いた時はそいつらが

     悪いって思ったからな。」

 

 

  真姫「そういえば、私服でスカート履いてるの

     見た事ないわね。」

 

 

   学「直村、凱があそこまで関わるのって……。」

 

 

  直村「……きっと、小学校の自分を重ねたから

     かもな。」

 

 

  花陽「昔の、凱君?」

 

 

  真姫「何があったの?」

 

 

  直村「ここじゃ何だから公園で良いか?」

 

ここだと道の真ん中での事だから公園に移動して、

ベンチに座って凱の事を話した。

 

公園

 

  直村「まず今凱がリボンなどの小物を作るのが

     好きなのは知ってるよな?」

 

 

  真姫「衣装係だもの、凄く上手だわ。」

 

 

  直村「衣装や小物などはどう思う?」

 

 

  花陽「どうって、とっても可愛いけど?」

 

 

  直村「『今』の凱はそうだが、

 

 

 

     『昔は』そうじゃなかった。」

 

花陽、真姫「え?!」

 

 

  直村「昔の凱は可愛い者とかを全面的に

     見せる事は無かったんだ。」

 

 

   学「これは私達4人が小学校5、6年ぐらい

     だったな。」

 

 

  直村「今でも凱は可愛いものが好きだ。

     最初の頃は特に気にすることは無かったが

     小5ぐらいから男子共から

     かわかわれたんだ。」

 

 

  花陽「!!」

 

 

   学「凱が可愛いものが好きという事を

     からかわれてかなり悲しくしてたんだ。

     勿論私達はそいつらを止めたが。」

 

 

  直村「そして俺は凱に言ったんだ。

     「他の人達がああ言ってるがお前は

     お前を貫け、お前の好きな事を否定する奴は

     俺達が守る。だからお前の好きを失うな。」

     と言ったんだ。」

 

 

  真姫「……なんか、今の凛に似てるわね。」

 

 

  花陽「だから…凱君は凛ちゃんをすごく

     心配してたんだ。」

 

 

  直村「俺も凱の様子を見て、昔の自分を

     照らし合わせたんじゃないか

     って思ってるんだ。」

 

 

   学「あのトラウマをどうにか出来なければ

     ライブは失敗するな。」

 

あの後界人と凱がどうなったか俺は電話したが

凛ちゃんと一緒にいるようだし、凱は凛ちゃんに

俺が話した小学校のいじめを話したようだ。




来週に愛の誕生日がありますね。
流石に今回はもう書き終わってますので
後は当日を待つのみです。
Liellaの誕生日はまだまだ保留です。
新たなオリキャラなどもありますので
流石に出せません。

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