ラブライブ ~伝説のアイドルと伝説のマネージャーの始まり~ 作:エヌアイ
直村Side
希の家 玄関
翌日、俺は説明会の為早く家を出て学校に向かう。
希「直村君、気を付けて。」
直村「ああ、あいつらもいるからしっかり
いい方向に進める。」
俺は希とキスをする。
希「ウチは絵里ち達と会場に向かってるから。」
直村「分かった、行ってくる。」
界人Side
朝起きたら、雪が降っていて何か感動した。
俺は会場に向かう前に穂むらに向かって穂乃果の顔を
見てから会場に向かう。穂乃果達は生徒会役員で
学校に説明会の為に行くようだ。
穂むら
雪穂「わは~!真っ白!凄いね~。」
穂乃果の母「もう、見てるだけじゃなくて手伝ってよ!」
界人「お、雪穂!」
雪穂、穂乃果の母「界人君(さん)!」
界人「会場に向かう前に穂乃果を……
って思いましたけどまだいないんですね。」
穂乃果の母「そうなのよね~。早く起きて
ここの手伝いをすればいいのに。」
界人「代わりに俺が手伝いますよ。」
穂乃果の母「良いの!?それはありがたいわね!」
雪穂「そういえばお母さん、お姉ちゃんは?」
界人「おそらく寝てるんだろうな、あいつは
しっかり休んで体力を整えなきゃ
学園祭の時のように倒れるかも
しれねぇからな。」
穂乃果の母「だからゆうべも早く寝たのよ。」
雪穂「おお…お姉ちゃん……らしくない!」
界人「らしくねぇのかよ!?」
まあ今までの行動からしたらそうだな。
穂乃果の部屋
穂乃果「あと5分だけ……。」
界人、雪穂「穂乃果(お姉ちゃ~ん)!!」
雪穂「いま二度寝しようとしたでしょ?」
穂乃果「してな―」
雪穂「嘘!なんとなく分かるもん!」
界人「姉妹恐るべし……。」
穂乃果「って界君!?」
界人「よ!」
穂乃果「何で!?」
界人「お前の顔を確認してから
会場に向かおうとな。」
雪穂「さっきから界人さんは一緒に
雪かきをしたんだよ!」
穂乃果「そうなの!?」
界人「ああ、そして穂乃果!」
穂乃果「?」
界人「いよいよ今日だな、最終予選。」
穂乃果「うん!」
雪穂「頑張ってね!寒いもう無理!」
界人「戻んのかよ!?」
穂乃果の母「あ!手伝いなさい!」
界人「俺がやりますの―」
???「界人!」
界人「ん?お!直村、学、海未、ことり!」
ここで生徒会役員4人が集まった。
確か直村は希の家にいたがまさかそこから
学達と合流してここまで来たのか!?
結構歩いた気がするが。
穂乃果「雪…神様の悪戯かな……。」
その後に直村達役員の5人は学校に移動し、
俺は雪かきをやった後会場に向かう。
絵里Side
直村達5人は生徒会で学校説明会に、
私達は会場に向かう。今日がラブライブの
最終予選だから。緊張しないといえば
嘘になるけれど希や直村達、皆がいるから少しは大丈夫。
絵里の家 絵里の部屋
亜里沙「お姉ちゃん!」
絵里「亜里沙、おはよう。」
部屋に亜里沙が入ってきた。
何か焦っているようだけれど何だろう?
亜里沙「おはようじゃないよ!行かなくていいの!?
穂乃果さん達は出たって雪穂が!」
成程ね、穂乃果達と学校に行かなくていいのか
という事なのね。
絵里「穂乃果達は学校説明会で挨拶をしなきゃ
いけないから一度学校に行ってそれから
会場に来るのよ。だから大丈夫。
でもまさか雪がこんなに積もるなんて
困ったものね。」
亜里沙「お姉ちゃん…緊張してる?」
絵里「え?」
どういう事?私はこれを言われて何故かと思った。
亜里沙「バレーのコンクールの時と…同じ顔。」
絵里「あ……そうかしら。」
亜里沙「大丈夫、皆お姉ちゃんの味方だよ!
勿論直村さん達も!」
絵里「亜里沙……。」
そうよね、ここまで来るのに皆のおかげで来れた。
高校1年から私だけが抱えていた事が
2年経っても変わらず、その2年後に直村達が
学校に来たり穂乃果達がμ’sを作ったりと
ここから私の歯車が動いたわ。仲間の大切さが
今になって分かるなんて昔の私に説教したいぐらいだわ。
亜里沙「応援行くからね!」
絵里「ありがとう……。」
ピンポーン
家のチャイムが鳴った。誰か来たのかしら?
玄関
絵里「希!凱!」
凱、希「おはよう!」
絵里「直村は生徒会に行ったのね?」
凱「うん、後で会場に行くって。」
希「それにしてもまだ着替えて無かったん?」
そういえば起きてから着替えて無かったわ。
絵里「あ……すぐ用意してくるわ。」
着替えに行こうとしたら凱が。
凱「絵里ちゃん、緊張してるの?」
絵里「さっきまでね!」
着替えた後一緒に3人で移動した。因みに凱が何故
希と一緒にいるというと、今日希が
「ウチもにこっちと一緒に行くけど凱君も行く?」
と電話して、共にいるらしい。
界人Side
俺は雪穂達と雪かきが終わってそのまま会場に行こうと
したが凛から電話が来て「界兄と一緒に会場に
向かいたいから真姫ちゃんの家に来て!」と
電話があった。まあこのまま会場に向かっても
つまらないから家に行く。そして現在既に家の前にいる
凛と花陽と共に真姫の家の前にいる。
真姫の家前
凛「寒いニャ!これで本当に
ライブなんてやるの?」
花陽「予定通りやるみたいだよ。」
凛「ええ!?」
界人「思い切ってるな本当に。」
そう、まさかの大会実行だ。雪が激しくなるかも
しれないというのに。あいつには悪いが
ネジが飛んでんだろ?
花陽「昼から晴れる予報だし
大丈夫じゃないかって。」
凛「寒いだけでも辛いニャ!!」
界人「今も寒いなら俺のそばにいるか凛?」
凛「ありがとう界兄!!あったかいニャ~~。」
サッと俺のそばに来た凛。あんまり穂乃果が
近くにいることが少ないからなんか嬉しいな。
穂乃果もこうしてくれればいいのに。
花陽「でも凜ちゃん、頑張ろうね!」
界人「そうだぞ凛、俺達も見守っているんだ。」
凛「勿論ニャ!界兄もだよ!」
界人「当たり前だろ!」
家の門が開いて真姫が出てきた。
真姫「お待たせ。」
凛「遅いよ!」
真姫「だから言ったでしょ、待ってなくていいって。
というか界人も来てたのね。」
界人「凛が一緒に行きたいって言ったからな、
というか俺はついでかよ真姫。」
真姫「先に一人でいるかと……って冷た!」
凛「待たせた罰、そして界兄を
ついでで言った罰!」
真姫「離しなさいよもう!しょうがないでしょ!?」
界人「どういう事だ真姫?」
そういえば手に手提げを持っているな。
真姫「これ、お母さんが皆にって。」
界人、花陽「何だ(これは)?」
真姫「……カツサンドよ!」
にこSide
にこの家
ここあ「にっこにっこにー!」
こころ「にっこにっこにー!」
にこ「にっこにっこにー!」
こころ、ここあ「うわー!」
ここあ「本物は違うね!」
こころ「ええ、さあもう一度お姉さまにエールを!」
ここあ「うん!」
こころとここあはラブライブ最終予選に向けて
にっこにっこにーで私を応援している。
今も何回もやっていて、2人のエールを
しっかりとたっぷり受け取る。
にこ「ありがとう!絶対最終予選突破
するからね!!」
こころ「そうですよね!お姉さまがいての
μ’sですからね!」
にこ「え!?」
前に3人にステージを見せたけれどそれでもまだ
私が中心と思っている。今となっては本当に
申し訳ないわ……。
ここあ「一緒になったとはいっても
お姉ちゃんがセンターなんでしょ?」
でも一番上の姉としてしっかりするしかないわ!
にこ「え!?あー…と、当然でしょ!
私がいないとμ’sは始まらないんだから。」
その時ベランダの扉がガバッと開いた。
外にいたのは虎太郎。
にこ「ひいっ!?こ、虎太郎!?」
ここあ「静かにしなよ!」
虎太郎「……できた。」
にこ「え?」
何があったのかと思ってベランダに出ると
13個の雪だるまがあった。
それぞれに見覚えがある。
にこ「これって……。」
虎太郎「……μ’s、それとマネージャー達。」
まだ幼いこともあって口数は少ないけれど
虎太郎の私達に対する思いは本物。
それがとっても私は嬉しかった。
にこ「ありがと。」
虎太郎「がんばれ~。」
にこ「うん!お母さんに会場に
連れてきてもらいなさい。
私がセンターで思いっきり歌うから!」
こころ「うわー!」
ここあ「本当!?」
にこ「ええ!だってμ’sは
全員がセンターだから!!」
こころ「その全員に凱様達マネージャー、
顧問の先生も入ってますよね?」
にこ「当たり前よ!あいつらもいて私達
μ’sなんだから!」
ピンポーン
そこにチャイムが鳴った。誰が来たのかと
玄関に出たら……。
にこの家 玄関
凱Side
希ちゃんと絵里ちゃんと共に移動してにこちゃんの
家の前に到着した僕達。
僕はにこちゃんと一緒に行ければそれでいいと
思っていたけれど希ちゃんもにこちゃんと共に
行きたいという事だから行き先が同じなら
ちょうどいいと思って僕も一緒に
今にこちゃんの家の前にいる。
希「にこっち、おはよ。」
にこちゃんは顔を出したけど、何か不機嫌そう。
え!?僕何かやらかした!?
にこ「凱はまだともかく何で絵里と希まで
来るのよ?」
凱「僕はやっかいなの!?」
にこ「絵里と希がいることよ。」
ガタン!
にこちゃんはすぐに扉を閉めたけれど希ちゃんは
足を延ばして閉まるギリギリで止めた。痛そうだけど!?
にこ「うあ!?」
凱「希ちゃんがね、4人で行きたいんだってさ。」
にこ「何で!?私は凱と行くんだかー」
希「ウチやないよ。カードやね。
凱君を巻き込んででもウチら3年生3人で
後悔が残るかもしれないって。」
凱「僕はついで!?」
希「ち、違うよ凱君!?ウチら3人+彼氏の
凱君がいて幸運が来るという事なんよ?」
凱「……怪しい。」
希「酷い!?」
にこ「何よそれ。」
絵里「素直じゃないでしょ?」
凱「それは絵里ちゃんへのブーメラン。」
絵里「え!?」
にこ「待ってて、すぐ準備するわ。」
扉を閉じようとした直前で手を止めて、僕たちに言う。
にこ「……寒いから、中に入ってなさいよ。」
凱「~!!にこちゃ~ん!!」
にこ「凱!?飛びつかないの!」
希、絵里「恋人というより姉弟みたい……。」
僕も年的に気にしてるから言わないで!?
直村Side
生徒会室
どうにか学校に来れた俺達5人。説明会に来た人達が
次々と入っていく様子を生徒会室の窓から見ている。
直村「雪だってのに人がすげー来るな。」
ことり「うん!」
風が吹いてきたので穂乃果ちゃんは急いで窓を閉めた。
穂乃果「寒い!雪は嬉しいけど寒いのはやだよ!」
学「雪が降って寒いのは当たり前だろ。」
海未「それより、そろそろ講堂の方へ
向かいましょう。」
直村「そうだな。」
穂乃果「挨拶ビシッと決めて、ライブに弾みを
つけるよ!」
講堂に行こうとしたとき扉が開いて1人入ってきた。
兄さんだ。
冷地「お前ら、ちょっといいか?」
5人「?」
兄さんから話を聞いたときは驚いた。
5人「ええ!?(マジか……。)」
学「1時間遅れる……。」
穂乃果「何でですか!?」
直村「この雪なんだろ。」
冷地「この調子じゃまともには出来ないからな。」
直村「この事は俺から絵里ちゃん達に伝えてくる、
皆は案内を頼む。」
冷地「俺はまた教員達と準備をしてくる。」
皆も頷き、俺は建物の陰に隠れて絵里ちゃんに
今回のことを知らせる。
界人Side
会場付近
直村達はどうしているかと待っていたら
絵里に電話が来た。
絵里「そう、それは仕方ないわね…
というか先生も残っているのね。」
直村『理事長は俺達どころか兄さんも説明会を
欠席していいって言ってくれてるんだが……
そういうわけにはいかねぇ。
特に兄さんは尚更だ。』
絵里「分かったわ、私から事情を話して今いる
8人で進めておくわ。」
電話が終わった。どうやら直村達の所は来れねぇ事情が
あることが分かった。
絵里「ひとまず控室に向かいましょう。」
界人「だな、ここにいても俺達の体が冷える
一方だからな。ってあれ?凱h―」
凱、にこ「ええ!?(うわーー!!)」
界人「凱?にこ?何があったんだ?――嘘だろ!?」
会場に着いたんだがやっべー事になった。
直村Side
電話が終わってから5人で会場案内を行った。
だが途中で電話がまた来た。
今度は界人からだ。
直村「界人?どうしたんだ?」
界人『すまねぇ直村、俺達会場に着いたんだが…。』
界人Side
会場前
直村との電話したまま皆で会場前にいる。
会場に着いた時、あまりの大きさに俺も驚いてる。
花陽「ここが最終予選のステージ……。」
凛「大きいニャ…。」
にこ「あ、当たり前でしょ、ラブライブの
最終予選なんだから。何ビビってるのよ?」
凱「にこちゃん、足が震えてるよ。手繋ぐ?」
にこ「……ええ、ありがと。」
真姫「凄い人の数になりそうね。」
希「これは9人揃ってじゃないと……。」
直村Side
音ノ木坂 昇降口
界人『とにかく、説明会が終わり次第会場に
来てくれ。』
直村「俺達の方でも急ぐ。」
界人『頼む!』
俺は電話を切って皆の元に移動した。
直村「わりい。」
ことり「来た人達の案内終わったよ。」
海未「後は遅れて来られる方への案内ですね。」
穂乃果「うん!」
直村「二手に分かれてここからやろう。」
学「二手?」
直村「ああ、俺と穂乃果ちゃん、海未ちゃんで会場、
資料の最終チェック。」
穂乃果、海未「うん(はい)!」
直村「学とことりちゃんは外の雪の確認、
遅れた人がいないかをしてきてほしい。」
学、ことり「任せろ(分かった)!」
ここから人数を分けて全体的な確認を行う。
学Side
私とことりさんで外に出て外にいる人達の手伝いに行く。
学「お~い!」
外ではヒデコさん達が雪かきをしている。
ヒデコ「学君!?ことり!?」
学「手伝いに来た!」
ことり「どこからやればいい?」
ヒデコ「何言ってんの!?」
フミコ「そうよ、貴方達今日何の日だと思ってるの?」
ミカ「最終予選よ最終予選!忘れたの!?」
学「いや、そうでは無いが……。」
ヒデコ「だったら尚更こんな所で体力使っちゃ
ダメでしょ?さ、行った行った。」
学「だが私達は生徒会だからー」
ヒデコ「だから余計ダメなの!しかもそんな恰好で
雪かき出来るわけないでしょ!
風邪でもひきたいわけ?」
確かに、現在制服姿なだけで防寒着は
全く来ていない状態だ。
自分から風邪引きに来てるものだな。
ヒデコ「全員はいないけど貴方達5人は
ラブライブに出て、生徒会もやって、
音ノ木坂の為に働いてきたんでしょ?」
フミコ「だから、今日は私達が助ける番。」
ミカ「私達も協力したいから。」
ヒデコ「私達だけじゃない、皆もだよ。」
周りを見ると音ノ木坂の生徒達も雪かきをしている。
確かに今まで学校関連は私達μ’sが何かと
メインでやっていたからな。他の人たちが来ることも
あまりなかったな。
ミカ「ここは私達に任せて。中に直村君達が
いるんでしょ?合流してきたら?」
フミコ「学君達は説明会の挨拶と予選の事だけ
考えてて。ね?」
ことり「皆……。」
学「暖かいな、この学校は。」
ことり「学君……うん!」
???「学君!ことりさん!」
学「ん?……!梨子さん!?」
梨子「私も学君達を信じてここでやってるから
お願い!目の前の事に集中して!」
ヒデコ「というか梨子ちゃん、だっけ?
一緒に行ったら?」
学、梨子、ことり「!?」
ヒデコ「何か私達よりも凄くμ’sのライブを
見てくれているからもしかしてと思ったけど
やっぱり気にしていたんだね。
学君、梨子ちゃんも一緒に連れてって。
梨子ちゃんが応援代表だから!」
フミコ「間に合ったら私達も会場に行くからさ!」
ことり「いい?梨子ちゃん?」
梨子「はい!大丈夫です!」
学「ありがとう梨子さん!」
私達も学校内に入り、直村達と共に説明会の準備を行う。
梨子さんはこの近くで雪かきを行うらしい。
界人Side
通路
俺達は時間近くになるまで控室にいる。
凛「わー!」
花陽「凄い!今からここで歌うなんて!」
凱「何か神秘的な気がする!」
真姫「本当にここが一杯になるの?この天気だし。」
絵里「きっと大丈夫よ。」
界人「後は直村達だがな。」
絵里「……問題はそこね。」
そこにあらわれたのはA-Rizeだ。
ツバサ「びっしり埋めるのは間違いないわ。」
あんじゅ「完全にフルハウス、最終予選にふさわしい
ステージになりそうね。」
こいつらが言ってるから会場が埋まるのは少しは
そうだと思っちまうが、一番は何なんだよ
「完全にフルハウス」って……ポーカーじゃねぇんだぞ。
凱、にこ「あ、A-Rize……。」
真姫「ダメよ、もう対等。ライバルなんだから。」
英玲奈「どうやら、全員揃ってないようだが。」
界人「ああ、直村達は学校の用事で遅れてるんだ。
本番までには何とかする。」
絵里「なので今はこの8人だけです。」
ツバサ「そう、じゃあ穂乃果さん達に伝えて。
『今日のライブでこの先の運命は決まる。
互いにベストを尽くしましょう。』」
今度はツバサは俺の近くに来て、
ツバサ「直村君には別で、
『前以上に成長した私達を見なさい。
今までのミスも受け止め、
私達は進化する』と。
でも、私達は負けない。」
そのまま3人は歩いて行った。
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