スーパーロボット大戦K ~夜霧とミスト~ (旧題:俺をさんづけで呼ばないで )   作:トカGE

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 Kだとカイザー居ないけど、カイザーじゃなくてもマジンガーは最強だと私は思うのですよ!



 ……ZEROっちゃう?(やめろ


ダンナーベースのミストさん

 どうも、日本の味覚が恨めしい夜霧翔也です。とまあ冗談はさておき、オーブから日本にやってきたミストさん。原作では記憶喪失ってことで雑用係行だったけど、今回は表向き『プラントが開発した《スーパーロボットの技術を応用した新型機》のテストパイロットとして出向』と言う形で来ている。だからそれっぽい扱いになると思っていたのだが……

 

「ミスト、これそっち持ってってくれ!」

「ちょっと待ってくれ、まだこっちの運び終わってない!」

「ミスト、こっちも頼む」

「それは光司が頼まれた奴だろ!」

「サボってるんじゃない!」

「やべえ、見つかった!」

「人に押し付けようとするからだぞ、鉄也」

 

 絶賛雑用中。いやまあ、レヴリアスが修理な以上他にやることも無いから仕方ないんだけどね? ちなみにレヴリアスの修理はもうすぐ終わるとのこと。本編には間に合うかねえ?

 ちなみにダンナーベースで一番仲良くなってるのは光司鉄也だ。元ネタの兜甲児とも仲良くなってるし、当然っちゃ当然かもしれない。スパロボKだと苗字はともかく名前の方は居ないのが残念だけど。

 

「と言うか俺達パイロットなのに……」

《諦めろ、機体に乗れない時のパイロットなんでそんなもんだ。防衛隊もそうだったろ? お前、割と機体壊してたし》

「それを言うなよ!」

《巨大生物に斬りかかって、ぷちっと押し潰されたり》

「うっ」

「おい、スクラップの片づけは終わったのか?」

 

 ミストさんと話してたら、急に視界が揺れた。声からしてどうやらメカニックの芝草さんに頭を小突かれたようだ。うん、味覚共有は欲しいけど痛覚はいらねえな。

 

「あ、今やってます。すいませんおやっさん!」

「誰がおやっさんだ!」

 

 いや、どう見てもおやっさんだろ、芝草さんは。

 

「え、だってみんなが」

「おやっさんは尊敬語っス!」

「そうですよ、おやっさん!」

《まあ、おやっさんだよな》

「いいじゃねえかおやっさん!」

 

 俺を含め、皆の総意って奴である。まあ悪意があるわけじゃないし、良いと思うんだがねえ。その後片づけもひと段落したところへ、甲児がやってきた。珍しいく礼服姿……そうか、もうそんな日なのか。何か包みを持っているが、祝いの品か何かか?

 

「お、甲児じゃないか。どうしたんだ? 珍しくマトモな格好して」

「おいおい、それじゃ普段がふざけた格好みたいじゃねえか。こっちに来るとき話してたろ? 知りあいの結婚式に出るんだよ」

「そう言えばそうだったな。でも、何でダンナーベースに?」

「ここから教会は近いからな。マジンガーを置かせてもらいに来たんだ」

 

 本当は教会までマジンガーZで行こうと思ったのだけど、何考えてるんだと皆に突っ込まれたからダンナーベースに置きに来たそうな。そりゃそうだ。結婚式が行われている教会の真後ろに鉄の城がそびえたつとか嫌すぎる。一部のスパロボファンからすりゃ感涙ものかもしれんけど。ちなみに俺は大歓迎である。

 

「後はこいつを届けにな」

 

 そう言うと甲児は手に持っていた包みをおやっさんに渡した。教会に持ってく物じゃなかったのか。

 

「甲児それは?」

「ああ、お前の機体の関節部用の部品だよ。マジンガーと同じ超合金Z製だから、光子力研究所で作ってたんだ。後はこいつをつければ修理完了らしいぜ。だよな? おやっさん」

「お前までそれか……まあ、そう言うことだ。この後レヴリアスにこれを取りつければとりあえず動けるようになるだろう。明日からは慣らしながら調整ってことになるな。ミスト、お前も明日からパイロットの方の仕事に戻れるってことだ」

「本当ですか! ありがとうございます!」

 

 むう、今日本編開始なのに完全に修理終わった訳でもないんか。まあ、元々ゴーダンナー原作ではゴーダンナーだけでどうにかなるし、ミストさんが居なくても問題ないかな?

 そんなことを考えている間に甲児は去って行った。

 

「うっし、じゃあレヴリアスの修理を始めるか」

「お願いします。俺も手伝うんで」

 

 おやっさんとミストさんがレヴリアスの修理に取り掛かろうとしたとき、おやっさんの携帯に電話がかかってきた。どうやら葵博士からのようだ。

 

「忘れ物? 真珠のネックレス?」

 

 どうやらここらは原作通りの様だ。

 

「ミスト、博士が忘れ物届けて欲しいそうだ。今手が空いてるのお前だけだし、頼んでいいか?」

「いいですけど、レヴリアスの方は……」

「これつけるだけだからな。正直俺一人でもすぐ終わるさ」

「解りました。こいつをよろしくお願いします」

 

 そしてミストさんはネックレスを持って、教会へ向かって走って行った。

 

《ってちょっと待て。教会の場所聞いたのか?》

「あ!」

 

 ちなみに途中で甲児を見つけたので、彼と一緒に行くことで何とかなりました。

 

 

 

「それにしても猿渡さんの結婚相手が、あんなに若くてかわいい人だなんて思わなかったよ」

《高校生だものなあ……》

「本当、犯罪だよって言いそうになったよ」

《俺が止めなきゃ言ってたろ》

「だって言いたくもなるって。猿渡さん冴えないおっさんなのに……」

 

 いや、俺も同意なんだけどさ。何だよあの年の差カップル。俺だって生前?彼女居なかったのに! 今の状況だと輪をかけてもう絶望的なのに!

 

「あれでも巨神戦争の英雄なんだぜ? まあ俺がマジンガーに乗ることになったのはその後だから肩を並べて戦ったことはないけど、それでも映像で見たあの人の強さは今も覚えてるぜ」

「へえ、そんなに強かったんだ」

「まあ、いろいろあったらしくて今はパイロットやってないみたいなんだけどな。それでも、ロボット乗りの後輩ってことでいろいろ教えてもらったりしたんだよ」

「なるほどなあ」

 

 なるほど、そう言う繋がりなのね。巨神戦争とDr.ヘルの世界征服の時期がずれてるから、どこで知り合ったかちょっと不思議だったが。

 

「ま、それは別にして俺もうらやましいぜ。俺なんて女の子と禄に付き合ったことも無いのに」

「甲児君? 私はどうだっていうの?」

「あ、ちょ、それは……」

「今のは甲児が悪い」

 

 さやかさんに詰め寄られる甲児を見て笑うミストさん。いや、こういう場面について君は偉そうに言えないと思うよ? アトリームに居た頃、デリカシーが無いとアンジェリカに怒られていただろうが。 

 

「まあ、二人が幸せなら俺たちがとやかく言うことじゃないさ」

「そうだな。さ、式が始まるぜ。さやかさんもいい加減機嫌直してくれよ」

「まったくもう」

 

 そうして始まる結婚式。そこからは予定通りと言うか何というか。届く通信。ダンナーベースに向かう猿渡さんと、それを追いかける杏奈。彼らの後に続き駆けて行く甲児とさやか、そしてミストさん。今回は森の中じゃなくてダンナーベースに置いてある上、戦う覚悟は決まっていたから行動は迅速だった。

 

 

 

 ダンナーベースにつくと、既にゴーダンナー、そしてネオオクサーは出撃した後だった。甲児は外に置いてあるマジンガーの元へ、ミストさんは格納庫のレヴリアスの元へ走って行く。

 

「おやっさん! レヴリアスの修理終わってる!?」

「おう! 来ると思ってたぜ。慣らしはまだだから最初から飛ばしたりはするなよ?」

「状況次第で!」

「ったく、行って来い!」

 

 

「システムオールグリーン、各部問題無し! さすがおやっさん、これならいける! レヴリアス、ミスト・レックス! 出撃します!」

 

 ブースターを吹かし、先に出撃し空を行くマジンガーZを追うレヴリアス。

 

 (TIME TO COME……時は来た。さあ、本編開始と行こうか!)

 

 いや、俺が気合い入れてもまるで意味ないんだけどね? 俺脳内で騒ぐくらいしか出来ないし。と言う訳でがんばれ皆! がんばれミストさん!

 




 本編開始!……戦闘描写苦手なのに何で戦闘メインな作品ばっか元ネタにしたがるの俺……
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