スーパーロボット大戦K ~夜霧とミスト~ (旧題:俺をさんづけで呼ばないで )   作:トカGE

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注)ぎりぎりですが7/3 2本目の投稿です。

キラさん来ちゃったけどいいんかな。収拾くんかなこれ。


自由とゲートとミストさん

《何でキラ来とるん?》

「何でそんな口調なのさ。いや、気持ちはわかるけど。何でキラ君がMSに乗って日本に?」

 

 本当だよ! まさか議長がもう暗殺事件でも起こしたか!? いや、でもそれにしてはタイミング早すぎるしなあ。そんな俺達の疑問を他所に、フルバーストで敵を蹴散らしていくフリーダム。スーパーロボットとまではいかないけど高い火力と、広い攻撃範囲……やっぱ頭おかしいですわあの機体。

 結局敵は今までの倍の戦力を出してきたのに、半分の時間で凹られて帰って行った。幹部連中皆半泣きだったぞ。せっかくセリウス持ちだしたアンジェリカも、ほとんど出番がなくてしょんぼりしていたし……

 

 

 

 

 

 

 戦闘が終わった後、キラ達アークエンジェルクルーがビルドベースにやってきた。どうやら今回はバルトフェルドとラクスは来てないらしい。

 

「なるほど、『彼女』が言っていたのは貴方たちでしたか」

「はい。『彼女』から力になってやって欲しいと言われまして」

 

 司馬博士とマリュー艦長が現在話し合い中。彼女ってカガリだろうなあ……この世界でもKガリさんなんでしょうか。

 

 

 

 

 そんでもって、キラと甲児、ミストさんの三人で現在談話中。

 

「にしても何でお前がここに? お前確か極秘でフェストゥムの調査してたんじゃ?」

「フェストゥム?」

 

 聞きなれない単語に聞き返すミストさん。フェストゥムの名前出たのって初だったか。そういや、Kだとキラってオーブに居る間、フェストゥムの調査してたんだっけ。オーブ行った時は特に言ってなかったからすっかり忘れてたな。あの時のミストさんは飯に呼ばれただけの客だし、言うことでも無かったんだろうけど。

 

「近年出現が確認されている生命体なんです。まだ詳しいことはよくわかっていないんですが、こちらに対して攻撃を仕掛けて来ているのは確かです。彼らによって少なくない被害が出ているんで、僕たちアークエンジェルクルーが調査してたんです」

「そんな奴らの事、初めて聞いたよ」

「奴らが現れているのは地上の、それもまだごく狭い範囲だからな。プラントに居る人は知らなくても不思議じゃねえよ」

「ですね」

 

 しかしこの世界のファフナー勢ってどうなるんだろうなあ、Kのバッドエンドまっしぐらはさすがに勘弁してほしいとは思うんだが。

 

「それで、何でこっちに来たかをまだ聞いてないぞ?」

「カガリに頼まれたんだよ。オーブとしては手伝えないけど、どこにも所属してないアークエンジェルならいいだろうって。フェストゥムについての調査もオーブ軍に引き継いだしね」

「あれ、キラ君はオーブ軍所属じゃないのか?」

「はい。元々アークエンジェルは連合からの脱走兵って扱いなんで、オーブに所属するのは色々問題が。なので、ダンナーベースに名義だけ貸してもらって、オーブに駐留って形にしてたんです」

「何でダンナーベース?」

「スーパーロボットはその戦力から、中立的立場に立つことを義務付けられているんですよ。だから、僕たちが中立でこの星を守る為だけに戦うってことを証明するのに丁度良かったんです」

「なるほど」

「そう言う訳で、これからここでお世話になるんでよろしくお願いします」

「そんな堅苦しい挨拶はいいぜ。よろしくな、キラ!」

「こちらこそよろしく、キラ君。心強いよ」

 

 どうやらもう一つの地球に行く前にアークエンジェル組正式加入っぽいなあ。心強いんだが、どんどん敵が可哀想になって行くのは気のせいか?

 

「しかしこれだけの戦力が居るとなると、邪魔大王国やダリウス軍が可哀想になってくるな」

《ちょ、ミストさん!?》

「それは……」

「ああ、ちょっと思わなくもないけど……」

「え?え?」

《空気読もう!?》

 

 読めるようになったと安心してたらこれだよ!? この後、二人が持ち直すまで1時間ほどかかりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二日後、また邪魔大王国とダリウス軍が攻めてきた。流石に今回も多い多い。戦艦が一隻と、一機で凄まじい殲滅力をもつMSが加わったから当然っちゃ当然なんだが。

 

「どうだジーグ! これだけの戦力! この前みたいにはいかんぞ! 本当にこの前みたいにはいかんぞ!?」

「へっ、壱鬼馬! これだけの戦力でいいのか? もっと持ってきてもいいんだぜ? 全部マッハドリルでぶち抜いてやる!」

「おっぱい特訓の成果、見せてやれ! 剣児!」

「……甲児、その件に関しては二度と触れるな。いいな?」

「お、おう」

 

 おっぱい特訓、昨日やりました。邪魔大王国はこなかったけど、それ以外は結局原作通りと言うか……剣児は犠牲になったのだ。早乙女の胸筋、その犠牲にな。

 

 

「ガイキング! 今日こそ貴様らの最後だ!」

「へっ、俺達がこの程度で負けると思うなよ!」

 

 こっちもこっちで燃えてるねえ。……ってこれってもしかして、もう一つの地球への転移今日やるのか? いや、待った。キラ達がこっち来てるって、いいのか? これこのまま飛ばされても。あっち行ってる間にオーブ滅びたりしねえだろうな?

 

「行くぞ! アンジェリカ!」

「ええ! 一昨日は出番無かったけど、今回はキッチリやって見せるわ!」

《燃えてるねえ》

 

 こっちもこっちでやる気十分だし、とりあえずは様子見るしかないか。……次飛ばされた時、また変な誰かに憑りついたりしないだろうな?

 

 

 

 

「アンジェリカ! 今だ!」

「落ちなさい!」

 

 レヴリアスとセリウスの連携攻撃によって、蜂の巣になって崩れ落ちるハニワ。流石に雑魚どもじゃ相手にならないな。

 

「やるじゃないか、アンジェリカ。1年とちょっとサボってた様には見えないな」

「そう言う貴方は最近まで戦いっぱなしだった割に、腕が鈍ってるんじゃない?」

「ちょ、そんなことないだろ!」

「はいはい、いちゃつくのはその辺にしといてねー」

「だ、誰がいちゃついてなんか!」

「そ、そうよ!」

「はいはい」

 

 あ、ちなみに今は幽霊モードです。転移するかもだし、一応周囲には気を配っておきたかった。決して、他の機体の活躍を見たいからではない、いいね?

 

「にしても数本当多いな」

 

 フリーダムがフルバーストしまくってるし、他スパロボが無双してるのに一向に数が減ってる気がしない。流石に自信満々だっただけはあるな。

 

「ったく、キリがないぜ」

「ぼやくな甲児。この程度で」

「ゴオちん、そんなこと言ってもやっぱり多いよぉ」

 

 うーん、倒されるほどでもないけど、うんざりしてくるって感じだなあこりゃ。

 

「あれは!」

「何だありゃ!」

 

 そんなふうに思っていたら、いつの間にか超空間ゲートが開いていた。やっぱりここで転移か。原作だと飛ばされた所の近くにキンゲ組が居た訳だけど、今回はどうなるやら。

 

「きゃああああ!」

「くそ、またかよ!」

 

 おっと、飛ばされる前にミストさんの中に戻らんと。そうしてその場に居た全ての部隊は、ゲートに吸い込まれて行ったのだった。

 

 

 

 

 

 

「く、大空魔竜は?」

「反応ありません! 通信も通じなくて……」

「ダンナーベースの人達も居ないだなんて……」

「心配するなってキラ。猿渡さん達なら大丈夫だよ」

「そうさキラ君。俺達は俺達にできることをしよう」

「ミストの言う通りよ。がんばりましょう」

 

 うん、場所が違うって予想してたけど、戦艦ごとに分断されるのは予想外だよ!?




 現在の編成

母艦 アークエンジェル

ユニット レヴリアス セリウス マジンガーZ ダイアナンA ボスボロット フリーダム

他全部別んとこです。AA組が原作通りの所にいるか、別の所なのかは次回。
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