スーパーロボット大戦K ~夜霧とミスト~ (旧題:俺をさんづけで呼ばないで )   作:トカGE

34 / 37
ゾイドジェネシスの落としどころが難しい……はぶきまくるのもあれだけど、フルで入れると日が暮れる・・・


バイオゾイドとミストさん

 流石に戦場が村だということで、戦艦は遠くで待機。レヴリアス等リアルロボット組とマジンガーチーム、ジーグが出撃して、ゴーダンナー組とヴァン、ガイキング組は戦艦で待機と言うことになった。邪魔大王国やダリウス軍がエリアZiに来ている以上、何時襲われてもおかしくないからだ。

 そうしてミストさん達はミロード村へ到着した。村ではルージたちとバイオゾイドが戦闘中だったのだが、なんかバイオゾイドの数が多いな。村一つ制圧するためにしちゃちょっと多いな。

 

「貴方達は?」

 

 ムラサメライガーから、レヴリアスに通信が入ってきた。

 

「通りすがりのお人よしさ。確認したいんだけど、アイツらはこの村を襲っているってことでいいんだよね?」

「は、はい! 奴ら、いきなり襲ってきて!」

「解った。俺達は君たちに加勢する!」

「あ、えっと……ありがとうございます!」

「ちょ、ちょっといいの!? いきなり現れた奴らなんか信用して!」

「なんか、悪い人じゃない気がするし大丈夫だと思う。それに、俺達だけじゃあれだけの敵と戦うのは無理だよ」

「彼の言う通りだ。力を貸してくれるというならば、ここはありがたく受けるべきだ。それに、害意があるならば有無を言わさず攻撃を仕掛けているはずだろう」

「うぅ……解ったわよ!」

 

 疑われても仕方ないと思っていたがあっさり受け入れてくれたな。まあ、疑われても困るんだけど。

 

《にしても通りすがりのお人よしは無いんじゃないか?》

「他に言いようもないだろ」

《いやまあ、合ってるといえば合ってるが》

 

 

 

 

 

 そんな訳で始まったバイオゾイド戦。いくら相手が実弾やビームに強いバイオゾイドとは言え、ミロード村に攻めてきているのはバイオラプターが中心の部隊。奴らの装甲はライトヘルアーマー、他バイオゾイドのヘルアーマーの劣化版だ。群れだろうが何だろうがフリーダムの餌食ですわ。などと思っていたのだが。

 

「こいつら、小型なのに邪魔大王国やダリウスの奴らより硬い!? ステアードが弾かれる!」

「ダメだ! フリーダムの武装じゃまともにダメージが入らない!」

「だああ! めんどくせえ!」

 

 なんかめっさ苦戦しとります。いやあ、すごいねヘルアーマー。ライトでもはじくはじく……とか言ってる場合じゃねえ!? 劣化版でも十分硬いじゃねえか! ゾイド組はリーオ製の武装があるからダメージ通ってるけど、ミストさんらはほとんどダメージを与えられていない。どうしようかこれ……俺ゾイド系ってあんま覚えてないんだよなあ。スパロボにあんま出てないし、OEやってないし。あ、でも/0は熱かった……ってそんなことはいいんだよ。何か対策あったような気もするんだが。

 

 

「くっ、一体どうしたら……「おりゃああああ!」ってあれ?」

 

 そんな感じで苦戦しているリアル系とは逆に、片っ端からバイオゾイドをなぎ倒して行くスーパーロボットマジンガーZ。すげえ、バイオラプターが群がってるのに気にせず前進、殴り倒して行く。さすがの鉄の城。

 

「皆! こいつら、硬いのは外側だけだ! 中に衝撃を与えりゃ攻撃は通る!」

《それだ!》

「ああ、なるほど。そう言うことか!」

 

 甲児の言葉を受け、反撃に移るミストさん達。さすが未来の研究者、状況分析は確かなものがあるね。

 

「とにかくボコボコにすりゃいいんだろ? おらおらおら!」

 

 ジーグは猛烈地獄張り手でゾイドの内部構造を揺さぶるつもりのようだ。磁力でいいんじゃね? とは言ったらダメだろうな、うん。

 

「ミスト、私達の武装じゃ効果はいま一つだけど!」

「ああ、動きを止めるくらいなら!」

「あの素早さじゃ足元を崩すって手も使いづらい。なら!」

 

 リアルロボット組は直接ダメージを与えることをあきらめて、射撃で相手の動きを止めることに専念している。ダメージは無いと言っても、着弾の衝撃は無くなる訳じゃない。一応口の中とかはダメージ通りそうだけど、さすがにそれは関節狙うよりきつそうだしなあ。そうして動きが鈍ったゾイドを……

 

「大車輪ロケットパーンチ!」

 

 マジンガーZがぶちのめして行くと。と言うか内部にダメージ与えるって言うより、普通にぶち抜いてるんですがそれは。

 

「さ、さすがのスーパーロボット……」

《やっぱ反則くさいな》

 

 キラのフリーダムにばかり目が行くが、やはりマジンガーも反則くせえ。超合金Zまじ硬い。と言うかこの世界の超合金Z、メタルZiとイコールで結べたりしねえだろうな? いや、超合金Zで修理したステアードが弾かれている以上それは無いし、やっぱり純粋にパワーなんだろうなあ。ほんと、ロボットものの数値はあてになんねえ。

 

「ブレストファイヤー! 光子力ビーム!」

「マグネットプレッシャー! ナックルボンバー!」

「いっけええええ!」

 

 そんな感じでバイオゾイドをボコボコにしていくマジンガーとジーグとゾイド組。どんどんバイオラプターは撃破されて行き、最後はザイリンのバイオメガラプトルのみとなり、

 

「ああ! ジェネレーターが!」

 

後はまあ原作通りの流れと言うか、流れ弾がジェネレーターに当たって戦闘終了となった。壊れたジェネレーターだが、さすがにサコン先生及び自軍メカニック万能説は通じず、やはりルージが職人探しに出ることとなった。

 ルージ達とは戦いの後少し会話をしたが、その後普通に別れることとなった。まあ、ゲートにまとめて吸い込まれるみたいな状況でも無けりゃ、ゾイド組が自軍入りする理由なんて今の所無いよなあ。

 

「ディガルド武国ねえ……今回の件で目をつけられていなければいいけど……」

「まあ、考えても仕方がない。まずは邪魔大王国とダリウス軍を見つけなければ。そして元の世界に戻らないと」

 

 そんな訳で奴らを探すため、ミロード村を発ったアークエンジェルと大空魔竜。だが、この後中々邪魔大・ダリウス軍が見つからず、探すために訪れた先々でルージ達と遭遇し、ディガルドとの戦いに巻き込まれて行くなど誰も予想していなかったのである。

 

 

 

 

 

 と言うかこれ大丈夫なのか? 向こう戻ったら種運命終わってたりしたらどうしようね!?

 




 とりあえず少しエリアZiにとどまってもらいましょう、自軍には。ブレイクザワールド? 待っててくれるんじゃない?(ぇ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。