幼馴染を絶対追放したい勇者と勇者に絶対追放されたくない幼馴染 作:苺1円
オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
タグ:R-15 残酷な描写 テンプレガン無視 だいたいあらすじ通り 曇らせのようなもの 追放 悲観 独白
未来予知勇者VS死に戻り幼馴染
オリジナル小説の練習がてら書いたのでクオリティはお察しレベル、しかも一発ネタというオマケつき
いつか面白い作品書きたいな〜
分かっていたはずなのに……
次第に体温が失われていく‘’あいつ‘’の身体
ごめん、そんな言葉が聞きたかったわけじゃない
ただ俺は‘’お前‘’に生きていてほしかっただけなんだ
どこで間違えた……?
それが理解できるなら‘’あいつ‘’の最期を看取ることもなかった
全てを守れとは言わない、ただ目の前の不幸は打ち払ってやれよ!勇者だろ?
なんで、言った本人が1番不幸な結末を迎えて、俺は今も生き残ってるんだ
もう嫌だ、全て投げ出してしまいたい
それができたら、どれだけ楽なんだろう
勇者は人々の希望でなければいけないのに
こんな絶望しきったやつが勇者でいいのか
そんな疑問を表したのは言葉ではなく行動で
‘’あいつ‘’が普段から使う愛剣を握るその手にはもう力が込められることはない
だから借りることは簡単だった
あとはこれを自分に振り下ろすだけ
「やめろ勇者、それが命をかけてお前のことを守った■■に対する返答だっていうならお前の幼馴染は心底不幸なやつだと私は思うが?」
そうだ、俺は何を血迷っているんだ
‘’あいつ‘’は俺に生きてほしくて……
でもさ、だったら俺のことこんなに悲しませるなよ
なんて身勝手がすぎるよな
ただ許せないのは……何故君は平然な顔して客観的な意見が言える?
それで助かったのは間違いない、感謝している
それでも、君は‘’あいつ‘’のことが好きだっただろ?
「そもそも、■■の剣で自害をしようだなんて、なんとも冒涜的な話じゃないか、それなら、私が殺してやるからそこに座ってろ」
そう言葉にする彼女の声はひどく怒りが滲んでいて……
そうだよな、悲しくないわけがないんだ
でも‘’あいつ‘’が死んだことより‘’あいつ‘’が死んでまで示した意志を尊重しようとするところ
君のほうが勇者なんて呼ばれてる俺より余程立派なやつだよ
だって俺なんて……
「なあ神様、1度だけでいいから、チャンスをくれないか?」
震える声で、ただ願う
勇者になったときに誓った、前に進み続ける覚悟
もう涙は流さない、そのはずなのに……
まるで氾濫する川のように、目から溢れる雫が止まることはなかった
ずっと‘’お前‘’が死ぬところを‘’視ていた‘’はずなのに、結局救えないなんて、ほんとに馬鹿らしくて笑えるよな
……………
対象者■■の死亡を確認、世界の逆行を開始します
……………
「お前を勇者パーティーから追放する」
おいおい、待ってくれよ、‘’前回‘’はそんな展開なかったはずだ
どこで間違えた?いや間違いはなかったはずだよな?
そもそもこの時点で何か変わることなんてなかった
つまり予想外の何かがあったってことか?
現状は答えが出ない問題ってことだろうか
周囲を見回せば勇者以外のパーティーメンバーは全員がひどく驚いた顔をしていた
つまり彼女たちにもこの宣告内容は知らされていなかったということになる
ということは勇者の独断、だけどお前と俺は結構仲が良かったと記憶してるぜ?
冗談だって取り消すなら今のうちだと思うが
「悪いな、決定事項だ、これは覆らない」
その言葉も声音も、どこまでも冷酷さを漂わせていて……じゃあなんでお前は
そんなに何かに耐えるような表情をしてるんだ?
どれだけ長い時間一緒にいたと思ってる?幼馴染なんだから、分からないはずがないじゃないか
「お前に秘密があるように俺にだってあるんだ、だからこれで、お互い様だ」
そう言葉にした勇者は、目前で呆然と立ち尽くす俺のことを押しのけて宿屋を去っていく
この能力のことを言えたなら解決したのかね?もしそうなら……
本当に呪いみたいな力だよな
それでも俺はお前のことを救えるっていうなら、もう関係ない存在だと言われようとパーティーに居座る気でいる
さて、そうと決まったら勇者以外のパーティーメンバーの説得でもはじめようかね?
幼馴染のところ、三人称のほうがよかったかな?とか
ストーリー構成とか、反省点は多いよね!
追記、作者は読者様のおかげで゛じゃなくて‘’の打ち方を覚えた!ほんとに感謝ですね