その空間は一言で言うならば、地獄であった。家は壊れ、車は真っ二つに分かれ、血を流しながら変身を解除された仮面ライダーやスーパー戦隊の人達が一人、また一人と倒れていく。まさに弱肉強食。この空間には強さだけが絶対であると言わんばかりに。とそこでゲーム画面のような物が現れ、その場にいるすべての仮面ライダースーパー戦隊達が完全に体力を回復した。画面上に黒いフードを被った顔も見えない男か女かもわからない人物が現れる。
『僕の名前はSとでも今は名乗っておこうか、君達仮面ライダー、スーパー戦隊達のことはある程度僕は知っている。この空間から脱出する方法はただ一つ戦って最後の一人になるまで生き残れそうすれば元の世界に帰れるだろう。では行ってらっしゃい』
画面がプツリと途切れると、その場にいた仮面ライダーやスーパー戦隊達の足元に魔法陣のようなものが現れ、その場にいた仮面ライダーやスーパー戦隊達は瞬間移動した。瞬間移動先は海洋油田基地にあるSERAPH(セラフ)と全く同じであるがまた別のセラフ一言で言うとしたならばSERAPH2(セラフツー)とでも名付けようかそこに256人の仮面ライダーやスーパー戦隊達が集まった。ただ、転移の弊害なのかわからないが自分自身と自身の変身後の仮面ライダーかスーパー戦隊についてしか記憶がなくなってしまった。
『ぶっちゃけ、ギアトリンガーとセンタイギアあるしなんとか元の世界に帰れるか?』
16バーンのセンタイギアとギアトリンガーを持った赤いキカイノイドジュランが周りを見渡しながらそう独り言を呟いた。
『あいつらのところに戻らないと… ん?あいつらって誰だ?』
ジュランはあいつらのことを思い出そうとしているが全く思い出せずにいた。と、またゲーム画面のようなものが現れ、
『あっ、一つ伝え忘れていました君達の寝床は用意はしてありますが、仲間と食事に関してはポイント(これからの表記はP)を使ってもらいます。Pの獲得方法は他の仮面ライダーやスーパー戦隊を倒せばPがもらえるからあとは最初なので10万Pあげるから頑張ってね。』
とぶつ切りのようにゲーム画面が消えた。ジャランはスマホを取り出すと本当に配布されているのか確認の為であった。
『あら、本当に10万P来てるじゃん。とりあえず早くここから出ないと。』
とジュランの後ろから黒いパーカーにフードを被った顔も見えない男が女かもわからない人物が現れる。
『あんさん、何者?』
ジュランが謎に包まれた人物に問うが、謎の人物は答えを示さない。謎の人物はジュランに向かって走り出す。ジュランはあたふたしているが謎の人物に蹴飛ばされ、周りを見るとそこには誰も居なかった。
『なんだったんだ一体?』
ジュランの問いかけるが、誰一人として答えるものは居ない。そして謎の人物に居たと思われる場所にはアデューと書かれたカードが落ちていた。それを遠くから見ていた一人の男性がいた。その男性の腰にはソードライバーが巻いてあり、手にはブレイブドラゴンのワンダーランドブックを持っていた。