Saga of Creatures〜Battle Galaxy~   作:hinoki08

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第九話

 アナウンスと共に開く、ワッショイエクスプレスの車両の扉。その先に待ち受けていたのは……。

 

「おい、すげーぞ!」

「見てたぜ、お前らの試合!」

「あの大パニックの中、よくやったー!!」

 大勢の様々な超獣たち、観衆たちであった。

 

『予選第二回戦、最大ポイントで通過はパワーフォース・ドラグーン選手となりますが……実況の僕から、そのほかにも! 福腹コダマンマ選手と直接対峙した牛若剣士トドロキ選手、爆獣マチュー・スチュアート選手、ピロロン選手、そしてその場の指揮を執ってくださった斬隠テンサイ・ジャニット選手にも、MVPを贈らせていただきたいと思いまーす! 皆さん、本当にありがとー!』

 

「すげー……」パワーフォースがボソッと呟く。ホームに集まった、大小さまざまな超獣を目の当たりにして。

「これだけのやつらが、オイラたちの試合を見てくれてたんだ……」

「だべな……なんか、照れくさいべ」

 そう、これは戦国武闘会。

 観衆とともに楽しむ、エンターテイメント大会なのだ。

 

 そしてそれは、このコロッセオ・シティについてからはなおのこと。パワーフォースは言う。

「トドロキ! お前とまたここで戦えるの、楽しみにしてるぜっ!」

「オラもだべよ……パワーフォース!」

 そう言い残してパワーフォースは、さっさとホームから降りてコロッセオ・シティの雑踏の中へと消えていった。

 

「ふぃー、やっと到着か……」

「なっ、だから大丈夫、落ち着いておれと言ったでごじゃろう!それがしも『予言者』の端くれ、絶望の未来は見えていなかったでごじゃる!」

「ああ、あんたみたいな胡散臭いのの言葉、信じられなかったが……本当に大丈夫だったな」

 後部車両の方から、ズルメル、キビダンボーラー、フィリッパ、それにベンケイも出てきた。「ベンケイッ!」その姿を見て、トドロキは駆け寄る。

「ベンケイも頑張ったべか?」

「おうよ、オレの《パッパラ・ベンケイ》の力で……パニックになってるやつも大人しくなってくれたぜ」

「マチュー!」フィリッパも、マチューの方に駆け寄った。

「フィリッパ! ありがとうッチュ! 皆を助けてくれて!」

「お安い御用よ……まっ、これも騎士道の内ってやつかな」

 

 

「ねえ、あなた」

 ホームにいたテンサイ・ジャニットに声をかけたのは……ピロロンであった。

「なんジャニか」

「あなた……どうやって、このホームに降り立ったんですか?」

「何言ってるジャニ、普通にドアからジャニね」

「とぼけないでください。私のデータはごまかせませんよ」

 ピロロンは「《フォース・オペレーション》」と唱え、データを過去のものまで分析し映像を端末に投影する。

 そこには……暴走して突っ込むワッショイエクスプレスとそれを制止するアザースの姿。そして……。

 それをはらはらと見守る雑踏の中に突如現れたテンサイ・ジャニットの姿があった。

 

「あなた……なんで、この時点でホームにいるんです?」

「だからどうしたジャニ? 『最終的にホームに降り立った奴が通過』何の問題もないジャニね。あんな、暴走停止が間に合うか間に合わないかもわからん中……列車の中にわざわざ残るのは、馬鹿のすることジャニ」

「あの列車の中には、空間移動術に対する結界が貼られていたはずです!」と、ピロロンは声を荒げて言う。

「あなたは、それを破ったという事……何故です、テンサイ・ジャニット。なぜあなたに、それだけの力があるんです!」

「はー……そんなんもわからんジャニか? ほんと……《こっちの世界》はレベル低いジャニねぇ」

 まっ、一つだけ言ってやるなら。そう、テンサイ・ジャニットは言った。

「『時空』を直結するのは無理でも、間に『次元』の移動を挟めば楽勝ジャニ」

「次元……移動?」

「それじゃあな、これ以上、馬鹿の相手はしたくないジャニ」

 その言葉を最後に……ピロロンが制止する暇もなく、テンサイ・ジャニットの姿は急に、どこかへとかき消えて行ってしまった。

 

「おい、ピロロン」

そして残されたピロロンに、声をかける姿がある。ベンケイだ。

「ベンケイさん」

「おめーさんに最後に聞いときたいことがあるんだ」彼ははしゃぐトドロキからは少し離れて、ピロロンに問いただした。

「結局、なんでトドロキを選んだんだ、あんたは?」

「ああ、それは……別に、大した理由ではないですよ。全選手を解析した結果、トドロキさんが一番たんじゅ……素直さと強さのバランスがいいと判断したからです」

「……今、なんか言いかけたな」

でも、失敗しました。そうピロロンは笑った。

「これで戦わずとも勝ち残れると思ったのに……結局、かなりの戦いに巻き込まれてしまいましたからね。私のデータ分析能力も、まだまだみたいです」

 

 

「マチュー、フィリッパ」

 そして、雑踏の陰でひっそりと行われていたその会話に誰もが気が付かないまま……マチューとフィリッパの前に歩みでる集団があった。

 

「お前たち二人なら、あの大パニックの中も生還できるとは信じていたけど……まさか喰われたみんなを助けるために、あれだけやってくれるとはな、すごいぞ。お前たちは爆獣騎士団の誇りだ!」

 そこに居たのは、7人の超獣。先頭に立ってその台詞を発したのは、ヒューマノイドの青年であった。

 

「リーダー!」

「ヴァルアーサー!」マチューとフィリッパが、そちらの方へ駆け寄る。「リーダー?」トドロキが目を瞬かせた。

「マチュー、この子は……あのサムライの」

「兄ちゃんたち、ナイトなんだべな! オラは牛若剣士トドロキ!」

「ナイト……」

 そのヒューマノイドはその言葉を反芻するように繰り返し、そして……軽く笑った。

「まあ、まだそれを名乗れるだけの実力も証明してはいないがな」そのリーダー、と呼ばれた超獣は笑いつつも……自信と誇りに満ちたような態度で言う。

「だが、いずれ呼ばれるつもりさ……正式なナイト、正式な騎士団として。マチューとフィリッパをありがとう、俺の名前は《爆獣装甲ヴァルアーサー》」

「おれは《爆獣イナバ・ギーゼ》。ここのナンバー2やらしてもらってるぜ」と言ったのは、一人の装甲を纏ったドラゴノイドだ。

「俺は《爆獣ダキテー・ドラグーン》だ!」と、一人のティラノ・ドレイクも名乗る。

「おいらは《爆獣パプラ・プーラプラ》だっピよ」白い《ファイアー・バード》がそう言った。

「わ、私は 《爆獣の式神ブラッキー》と申します~よろしくお願いします」トランプ型の《ワンダー・トリック》が臆病がちにそう名乗る。

「僕は《爆獣パンダ・ブーリン》。よろしくな」大柄なパンダのドリームメイトも、続けて名乗った。

「マグはねー! 《爆獣マグヌスグレンオー》! ナイトって呼んでくれてありがとねー!」岩肌のような《フレイム・モンスター》も元気に挨拶。

 

「リーダー! 皆の予選二回戦は……」

「勿論、全員通過さ! あとは、《ウィンザー》だけだが……それも、決着がつきそうだ」

 

 とたんに響くは、5つのコロシアムの中の一つ『ブルー・コロシアム』から響く、ヘビー級予選第二回戦の実況。

 

 

『きまりました、文句なしっ! 謎の魔弾使い集団《爆獣》の一角、《爆獣の超人(ウィンザー・ジャイアント)》選手、見事1位で予選を通過―ッ!』

 

 オーロラビジョンを通じてそこに映し出されるのは、ジャイアントにしては小さな体格をした、若いジャイアント。

 彼に、マチューたちを含めた10人、これこそが謎の集団、《爆獣騎士団》。

 たった10人の騎士団ながら……みんな揃って、予選を勝ち抜ける実力の持ち主という事か。

 

「よーし、オラもサムライの端くれだべ! 兄ちゃんたちに当たったら、負けんべよっ!」

「ははっ、元気のいい子だな」ヴァルアーサーは笑ってそう言った。

「だが……マチューと戦えるだけの力の持ち主だ、相応の実力はあるんだろうな……いいだろう、楽しみにしているよ、トドロキ君」

「早くウィンザーのもとに行くでチュっ、リーダー!」

「ああ、そうだな……みんなでコロッセオ・シティにたどり着いた祝いだ! 今夜は盛大に行くぞっ!」

 

 そう言って、9名の『爆獣騎士団』たちも、ブルー・コロシアム目掛けてコロッセオ・シティの雑踏の中に消えていく。「なんか……すげー奴らだな」としれっとトドロキに合流したベンケイは呟いた。

 

「あいつら……本気で、ナイト目指してんのかよ」

「うん、すげー……なんか、カッコいいべなっ!」

 トドロキも、去っていく9人の集団を見送りながら、目をキラキラ輝かせていた。

 

「オラ、ジュウベイと一緒にもっともっと戦うべー! ナイトとも、サムライともっ!」

 

 

 

「爆獣騎士団……」

 その様子を、ナイトの四名門たちも見ていた。

 

 天と地を貫く巨大な塔、魔光家の居城では。

「なーんか、面白くないのが出てるね……《フェル》」

 一人の、闇文明の人型種族《ダークロード》とも、エンジェル・コマンドともつかない存在が、巨大な《パラサイトワーム》の体に身を横たえながら、水晶玉を通じて10人の超獣たちの姿を眺めていた。

「あの忌々しい《ガリョウ》と《テンセイ》と同じ文明のやつらが、ナイトだって? 僕、そんなこと許した覚えは無いんだけどなぁ……」

「……《ネロ》様。貴方様がお望みとあらば……」

 そんな彼に傅く存在が一人。エンジェル・コマンドの宿敵である《デーモン・コマンド》のようであるが……そんなことはさも関係ないとでも言わんばかりに、彼は自分の「主」の怒りと共に在る。

「あの者共を今すぐ全員引き立て……有らん限りの悲鳴を上げさせて始末致しましょうか」

「……んー……」

 ネロ、と呼ばれた彼は暫くの間紫の唇に手を当てて考え込んでいたが、やがて唐突に彼の肩からもう一本、白いオーラで構成された腕が生える。そしてそれが、悪魔の喉を愛玩動物でもならすかのように撫で上げた。

「どうどう。フェル……それは、まだ早いよ」

 光の精霊に、闇の貴族に相応しき、高貴で残酷な笑みを浮かべながら。

「折角だから、もう少し泳がせよう。もっと調子に乗らせておいてから泣き喚かせた方が、絶対に楽しいと思わない?」

「……仰せの通りでございます」

 光と闇の合一、それが魔光家の家訓。今まで相入れる事のなかった彼らの共通点、それこそが……高貴がゆえの残酷さ。

「それに、あのアレクセイ君がボコボコにやられてんのは結構面白かったからねー! ま、それに免じて……今日は見逃してあげようよ」

「お言葉の通りに。わが《魔光大帝》」

 

 

 天空に浮かぶ、雷光を纏いし白亜の宮殿。天雷家の館の空中庭園でも、勝利を収めた爆獣の超人と、そのもとにやってくる9名の超獣たちの大わらわの様子が光学立体製造で映し出されていた。

「……なんたる、事……」

 声を震わせるのは一人の《アポロニア・ドラゴン》。

「火と自然……野蛮な、精神性など無き者どもが……騎士を名乗るなどと……」

「《ロレンツォ》様! ご命令を!」

「今すぐ、《断罪》を。我々は、貴方様のご指示に従います!」

「言われずとも、そのつもり……」

 だがそのロレンツォ、と呼ばれた超獣が手を振り上げようとしたときのことだった。「待て」とその場に二つの声が入る。

「《ユリウス》、《キング・サプライズ》……」

「始末など、してやることも無かろう」

「私の判断に、口出しをするな!」

 現れたのは一人の白い精霊と、リヴァイアサンと合体したかのような超巨大サイズの精霊。

「いいや。私たちには、その権利があるはず」

「もっともだ。ロドミアの件に関してもそうだ。お前は、あれを天雷騎士団にはふさわしからぬと追放しようとしたが……我ら二人が、それに反対する。ロドミアは天雷に相応しき精神性の持ち主だ。追放される道理などはない」

「奴は二度、予選第一回戦落ちの恥をさらした」ロレンツォは怒りの表情を浮かべながら、二人の精霊に向かい合う。「天雷の名に泥を塗ったも同然だ」

「そうだろうか、私は、そうは思わない」と、ユリウス。「私もだ」と、キング・サプライズ。

「彼は、彼に相応しき戦いをしたと思う。それは天雷の騎士の名に恥じぬ、高潔なものであったはずだ」

「ロレンツォ……天雷騎士団は、お前たちの天雷王家が完成させたものであるかもしれないが」キング・サプライズが厳かな声で言う。

「今は、我々3名による合議制をもって成り立つ騎士団だ……そのこと、ゆめゆめ忘れるな」

「とにかくだ。爆獣の件に関しても、ロドミアの件に関しても、我ら二人が静観を支持する。天雷のリーダーとしてこそ、お前にはこの多数決に従う義務がある」

 ロレンツォはしばしの間黙り「……わかった」といった。

「(忌々しい、精霊共が……首を洗って待っていろ。私こそが必ずや天雷騎士団を、天雷王家のみのものへと戻してくれよう)……」

 

 

 マリンスノーの舞う海底を青白く照らす巨大城塞。氷牙家の館の研究室では、大量のモニターを前に二人の超獣が話し合っていた。

 見たところ片方は水文明の大柄なグランド・デビル。もう一人は……今一つ、種族の判別の付きづらい見た目をしている。グランド・デビルと、サイバーロードによって作られる人造種族《リキッド・ピープル》のハーフであろうか? 

「なんだ……? あの魔弾は……やはり、どう解析しても火文明のマナから出来ている……」

「……わしの魔力もそうとしか反応せん。考えられる手はあるか? 《フランツ》」

 フランツ、と呼ばれたその超獣はもう一人に「あるわけがない」と……冷静、しかし悔しそうに返した。

「火と自然のマナの魔弾化など……この私の科学力と其方らの魔力を持ってしても不可能であった代物。それを何故、あのような者たちが……」

《マクシミリアン》、と彼はもう一人のグランド・デビルに問う。

「さらに多様なデータが必要だ。……あの者共から目を離すな。偉大なる……《ハイドロ・ビスマルク》様のためにもな」

「オレ様がどうにかしたって?」

 その時、研究室の扉が開いて入ってくる姿があった。《ポセイディア・ドラゴン》の力を宿した、一人の大柄なリキッド・ピープルだ。

「ビスマルク様」

「ゴチャゴチャ煩いこと考えんじゃねぇよ」

 彼は強引に、モニターの電源を断ち切る。

「理論上不可能な魔弾? だから何だ。あんな貧乏人共が、オレ様達みたいな真に高貴なナイトに、本当になれるとでも思ってんのか?」

「……いいえ」

「オレ様を信じな、フランツ」

 彼は自信満々といったように言い切る。

「この最高の貴族たるオレ様が、貴族の戦いとは何たるかを教えて……二度と、あの貧乏人共に、同じ舞台に立ちたいなんて思えなくさせてやるぜ」

「……承知いたしました、ビスマルク様」

 

 

 

 ……そして、闇文明の奥底。禍々しき、黒い宮廷。

「……《アレクセイ》……」

 邪眼家の城の広間には、ダークロードにドラゴン・ゾンビ、そしてデーモン・コマンド……邪眼一族の騎士たちが集まっていた。四騎士団で一番の勢力を誇る邪眼家の名を背負いながら、よりにもよって予選一回戦で、騎士を僭称する不埒者なぞに敗退したアレクセイ侯を取り囲んで。

「貴様ともあろうものが……」

「言い訳はせぬ。邪眼一族に恥晒しも不要」

 そしてアレクセイの方も、自らに向けられるその目を甘んじて受け入れている。家紋の由来にもなっている、その一族の……恐ろしき瞳、邪なる眼を。

「如何な罰でも受けようぞ。そのため、おめおめと舞い戻ってきた」

 彼のその言葉と同時に、騎士たちは恥を晒せしアレクセイに……仮にも自分の一族、自分の肉親であるはずの彼に向かって魔銃を向けた。だが、その時。

「そこまでだ、貴様ら」

 不意に一人の騎士が現れ、邪眼一族は一斉に動作を止めて彼に注目する。……その騎士が、凛然とした声で告げた。

「《父上》からのお達しが出た。アレクセイは不問に処す」

 

「《アレクサンドル》様……!? し、しかし」

「父上からの命令は邪眼家にとって絶対のこと」狼狽える彼らと裏腹に、アレクサンドルと呼ばれた存在はひたすら冷静に毅然としている。

「蔑ろにする事は赦されぬ。敗北の恥を晒す事以上に、だ」

 彼が歩けば、邪眼の騎士たちは皆自然に道を開ける。その道を優雅に歩み、彼はアレクセイの前に立ちはだかり「立て」と命ずる。

「恥は、生きて雪ぐが良い。アレクセイよ」

「……邪眼皇の御慈悲に、感謝いたします」アレクセイは今一度、厳かに頭を下げた。

 

 

「どういった風の吹き回しだ? Ⅰ世」

「アレクセイの敗北など……最早どうでもよいわ。爆獣騎士団……なかなか、面白い連中」

 ロマノフは一人、当主の間で意外がる様に問うⅡ世に向かって返事をする。

 

「《シーザー》を接触させるとしよう」

 

 

 

 

『こちら、天空闘技場Δ。ただいま最後のラ・ウラ・ギガが撃破されました。1位に輝きましたのは……』

「カカッ!見たか、騎士の力!」

「す……すごいです!僕ももっともっと、推してまいります!」

「おっ、さわやかであるのぉ、良いことじゃ、サムライ!カカカッ!」

『魔光人形ドンキノフ選手です』

「まさか、僕が負けるなんて……」天空闘技場でライトニング・キッドが二人のサムライとナイトを見つめつつ、ぼそりと呟く。「この戦国武闘会、本当に油断は禁物ですね」

 

 

『おーっと!?これはどういったことだぜぇ!?シルバー卿選手と又左選手、750男選手がトップ争いをしていたかと思いきや……急に、どこからともなく《不知火グレンマル》選手が登場!』ゴールを手にしたぜぃ!」

「くっだらないな、お前たち!」

地下レースルートでは、一人の勝ち誇る《フレイム・モンスター》の姿。

「くっ……何だ、貴様!?」

「さっきまでは居なかったはずなのに……」

「なんだって……?」

フレイム・モンスターは答える。

「《シノビ》の力なめんなよ、とだけ言っとくぜ」

 

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