ワンピースに嵌った結果
ヒロアカ×ワンピースの小説探したら自然系と超人系はあるのに動物系が無さ過ぎて萎えたので自分で作りました、後悔なんてしてない!…たぶん
明け方のとある公園
街中にあるその公園では子供達の遊び声が聞こえる昼間と違って静まり返っていた。
そしてその公園の中には金髪の青年が1人いた。
ただ青年の周りには異質とも言える『蒼い炎』が燃え滾っていた。
「ふぅ…今日はこんなもんか」
そんな青年の声とともに炎は消え、青年も公園を後にする。ただ彼がいた場所には『蒼く光る鳥の羽』が落ちていた。
事の始まりは中国の軽慶市での『発光する赤児』が発見されたという報道だった。それを境にまるで仕組まれたかのように世界各地で同様の異能を持つ者が確認され、その異能は何時しか『個性』と呼ばれるようになった。
しかし、そんなものがあれば当然のように悪用する者は現れる。彼らは『
そんな中敵を取り締まり人々の生活を守る『ヒーロー』という存在が現れ、今では誰もが目指そうとする名誉ある職業となった。
「…それじゃ、丸越は雄英のヒーロー科で大丈夫だな?」
「はい、ヒーローになるなら高校が良いに越したことはないかと」
とある中学校の一室
6月のこの時期は中3の少年少女にとって自身の将来を左右する重要な時期となる。ここにいる青年も例外なくその1人だ。
「だが本当に良かったのか?お前なら推薦も充分狙える筈だが…」
教師と思われる男が丸越という青年は実際模試の成績で全国top10圏内に常に居るほどの学力を持っている。
その上、ヒーロー科の入試における『実技試験』では自身の個性を使った戦闘が行われる。その点においても丸越は頭一つ飛び抜けているためやろうと思えば推薦試験も充分受けられるだろう。
「大丈夫ですって、約束もありますし1人だけ推薦で行くのはちょっとセコい気がしてて…」
「心操か…あいつもいい個性持ってるからな!いやー俺の受け持ったクラスから2人も雄英合格者が出ると思うとやっぱ誇らしいな!」
「まだ合格してませんからね?」
「先生話長いな…別に悪気があるわけじゃないからなんかな…」
丸越が帰路につく頃には既に空は夕日に染まっており、道行く小学生なども公園などから自分の家に帰る時間帯だろう。
「遅かったな、もしかして諫山の長話か?」
「あれ、まだ帰ってなかったのか心操」
同級生の心操は丸越にとって親友といっても過言でもなかった。同じヒーローとしての志を持っており同じ雄英という狭き門に挑む仲間でもあった。
「聞いたぞ、推薦蹴ったんだってな。…お前はそれでいいのか?」
「まさか、後悔なんて微塵もしてねぇよ。お前と入試受けるって言い出したのに1人だけ抜け駆けはダメだろ。」
「…悪いな、俺の為に」
「そう思うならジュース奢ってくれよ」
「俺の気持ち返してくれ…まあ奢るが」
こんな風なやり取りが出来るくらいには仲がいい2人の出会いは2人が中学1年の頃に遡る。
心操の個性は『洗脳』
自身からの言葉に受け答えをした人間を操ることが出来るという世に言う強個性と呼ばれる部類だったがその性質上敵向きの個性と弄られる事も少なくなかった。
案の定自己紹介の後クラスメートから距離を取られる羽目になったが丸越は違った、心操の個性に対して敵向きなんて事は思いもしていなかったしそれどころか
『洗脳?超強えじゃん!ヒーローになったらプロ入り間違いなしだな!』
と言う程である。
その言葉は今まで自身の個性に対して散々言われ続けた心操にとっては大きな意味を持っていた。
その上クラスの中では頼れる兄貴的な存在として中心人物だった丸越の心操に対する態度によって自然と他のクラスメートも心操にマイナスなイメージを持つものは居なくなった。
そうなれば2人は同じヒーローを志す者同士、親友のような関係になった。ここまでが2人の出会いである
「そういえば、入試のほうはどうなんだ?」
「筆記は模試でもAだったし多分大丈夫だな…問題は実技の方だな」
「お前の場合実技も問題ないだろ、逆にそれで駄目だったらハードル高すぎるだろ」
「でもやっぱ不安だな…心操は?」
「模試はB判定だったから何とか…そうなると結局実技次第になってくるのか」
「だな、卒業生も試験内容は口止めされてるみたいだからどうとも言えないな」
まだ見えぬ雄英の受難に頭を唸らせながら2人は帰路に着いた。
他の原作キャラとの絡みはまだ考えてないです
主人公の能力と設定は次回の後書きで紹介します