東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

前回、クロム君が謎のカリスマぶりを発揮しました……

なんか何処か格好いいですよね……

あ!皆さんは望君とクロム君、どっちが好きですか?

私は、やっぱり望君ですかね……?

まぁ、主人公ですからww

それではどうぞ


Episode12 霊夢達の咲夜奪還作戦!!

前回のあらすじ

 

お菓子を潰された事にぶちギレたクロムは、フランを圧倒し勝利を手にいれた

 

その後、クロムはレミリアに自分自身のプライドと、レミリアの戦士としてのプライドを語りだしその言葉にレミリアはプライドと闘争本能を取り戻す

 

しかし、まだまだ決戦が終わったわけではない………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………………さて、まずはフランを何処か安全な場所に運びましょうか………」

 

 

そう言ってレミリアはフランを背負い空を飛ぶ

 

 

「(……………あれ?)」

 

 

この時、レミリアはふと疑問に思った………

 

 

「(…………どうして、アイツ私とフランの闘いをあそこまで詳しく知ってたのかしら?)」

 

 

今思えば確かに不自然である

 

クロムはフランを蹴飛ばすまでその場に居なかった筈なのに、何故自分が手加減した事やフランに殺されかけた事まで知っていたのだろうか?

 

 

「……………………今は気にしてる場合じゃないわね……急いでフランを何とかしないと………」

 

 

レミリアは考えるが考えても仕方ない為、取り合えずフランを休ませる事を優先するのだった………

 

 

 

 

 

 

「………………けっ……取り合えず言われた通りにやってやったぞ、望………それと必ず後で菓子を貰うからな……!!!」

 

 

レミリアが飛んでいる所を一つの人影が覗き、その影は舌打ちと共にそこから姿を消すのであった………

 

その影は言うまでもなく、クロムであり実はクロムはここに来る前に望と二人で話していた………

 

 

 

 

 

「………あ?レミリアって餓鬼を守れだと?」

 

「………そうだ……」

 

 

遡るは望達が人里に向かう浮遊島を止めるくらい前……

 

汽車でスキマを移動する際に望はクロムを呼び出し、レミリアを守るようにお願いした

 

 

「…………俺は武幻との闘いで手が離せない……だからお前が変わりに守ってほしいんだ………」

 

「…………テメェ、俺の事を仲間だとでも思っているのか?ふざけるな……誰がお前の言うことなんざ聞くか………俺に命令するな……!!!」

 

 

クロムはそう言ってそっぽを向く

 

しかし、

 

 

「頼む、クロム………レミリアを放っておいたら間違いなく殺される…………何とか助けてやってくれねぇか!!」

 

「…………………」

 

 

望の必死な様子を見ても尚、無視を続けるクロム

 

望の表情にも諦めが出始めた頃、クロムが口を開く

 

 

「………………五百個だ……」

 

「………?」

 

「………………この闘いが終わったら特大餡蜜五百個を奢れ………それで手は打ってやる…………それとソイツをうっかり殺しても俺を恨むなよ………」

 

「………………それでいい、頼んだぞ………クロム…………」

 

 

クロムの頭にその時の記憶が蘇る

 

 

「…………ま、暇潰し程度にはなったからまだマシだな………」

 

 

クロムは夜となった空を見上げそう呟いた……

 

 

 

 

 

 

レミリアが空を飛ぶ頃……

 

紅魔館地下、元はヴワル図書館であった場所ではというと………

 

 

元はパチュリーが管理していたヴワル図書館であったが……

 

今は本が其処ら中に散らばっており、変わりに不思議な光を放つ巨大な鉱石といった変わったものが沢山置かれていた

 

 

「やっと見つけたわよ!!」

 

 

そう言う霊夢の先には、懐中時計を手に持つ咲夜の姿があった………

 

霊夢はいつもの巫女服と違い、黒く鏡火と似たような着物を着ている

 

霊夢も鏡火と同じく片方のみではあるが、右の肩の方がはだけている

 

模様としては白く美しい百合の花が描かれていて、腰は赤い帯でしっかりと巻かれている

 

しかし、いつもの霊夢らしく赤いリボンは健在しており、いつもと違った大人な霊夢がそこにはいた……

 

 

「……………………」

 

 

フランと同じで咲夜も一言も喋らず無表情である

 

霊夢達を見て武器を構え始める辺りもフランと同じである

 

それを見て二人の少女が反応する

 

 

「…………やっぱ正気はないか……よっしゃ♪行くぜ、華蓮!!」

 

「は、はい………が、頑張ります……!!」

 

 

いつも通り顔を隠す華蓮だが、魔理沙の声で我を取り戻し突っ込んでいく……!!

 

華蓮も魔理沙もいつもとはまた違った服装をしている

 

華蓮はレミリアや紫が被っている帽子と似たような帽子を被り、色は赤色のものを使用している

 

帽子には華蓮らしく黒い蝶のような飾りが添えられていた

 

服装は薄めの赤色の服に黒いボタンついた服を着用し、下は同じく赤のフリフリスカートを着ており着ている本人は林檎のように真っ赤になっている

 

足には黒のストッキングを装着し、耳には望のようにイヤリングも着けている非常に目立つ格好である

 

この服を用意させたのは当然の如く紫なのだが、闘うと覚悟を決めた際に急にふざけたい衝動に買われたらしく、どうやら華蓮は完全にそのぎせいしゃとなったらしい………

 

 

一方の魔理沙は、赤色のトンガリ帽子を被り服も同様に赤いエプロンのような服を着ている

 

一見すると色が違うだけで普段の魔理沙と同じ格好だが、手には黒の手袋を着けており箒もいつもと色が違い黒の箒となっていた………

 

何よりも特徴的として、魔理沙は背中に黒く足元まで伸びたマントを羽織っており、その姿は何処かのスーパーヒーローを描くようである

 

しかし、魔理沙という人物がこういう格好をすると、何処かそれが似合っているような気もした………

 

 

「あ!ちょっと……!!さっき言った作戦通りにやるのよ~!!」

 

 

霊夢は突っ込む二人にそう叫び、二人の耳にもそれは聞こえ行動を再開する………

 

 

「行くぜ♪」

 

 

彗星 ブレイジングスター

 

 

勢いよく飛び出した魔理沙は、小手調べと言わんばかりに箒に乗り突っ込んでいく

 

マントがパタパタと音を立て、スピードがグングンと上昇する

 

 

「……………………」

 

 

咲夜は表情一つ代えず、突っ込んでくる魔理沙をナイフで差そうとする

 

が………

 

 

「……………と見せかけて~……!!」

 

 

恋符 マスタースパーク

 

 

デルルルルルルル………!!!

 

 

魔理沙は急ブレーキをかけ進行方向とは逆に箒を向け、箒につけた八卦炉によるマスタースパークが放たれる………

 

だが…………

 

 

ブン……

 

 

咲夜は慌てず能力を使い魔理沙の攻撃を避けた所で能力を解除する

 

 

ドカ――――――ン!!

 

 

魔理沙の放ったマスタースパークは咲夜のいた場所を通りすぎ、部屋にあった鉱石の一つを吹っ飛ばす………

 

「…………ちぇ、やっぱりあの能力がキツいんだぜ……何とかして止めないとな……!!」

 

 

そう言うと魔理沙は高く飛び上がる

 

それを警戒した咲夜はつい魔理沙を追うように見上げてしまう………

 

 

「(…………行きますよ、咲夜さん……)」

 

 

その時、華蓮は力を込めると体が光だし、髪の色が変わり額から勢いよく角が現れる………

 

 

神速・雷業

 

 

華蓮の角に稲妻がほとばしると、華蓮はそこから瞬間移動の如く姿を消す………

 

 

「………………!!!」

 

 

咲夜は消えた事を認知した瞬間、能力を使用する

 

その時には既に華蓮は咲夜の後ろから攻撃しようと迫っていた……

 

あと一秒でも遅かったら間違いなく喰らっていただろう……

 

 

「…………………」

 

 

咲夜はそれでも無表情のまま華蓮から距離を取り能力を解除する

 

 

ズッダ――――――ン!!

 

 

華蓮は咲夜が消えたと分かると、強靭な足でフルスピードのまま地面に着地する

 

凄まじい地響きと共に華蓮の足元に巨大なクレーターが開く………

 

 

「…………………スッゲ~………」

 

 

魔理沙は思わずそう声を漏らすが、本人は………

 

 

「……………こ、こんなに目立ってしまって恥ずかしいです~!!」

 

 

相変わらずといった感じの反応を見せ、魔理沙も思わずずっこける

 

しかし、今の咲夜にそんな冗談は通じない……

 

恥ずかしいと言っている華蓮を咲夜は躊躇なしに襲いかかりにいく

 

 

が…………

 

 

「魔理沙!!準備はいい!?」

 

 

その時、霊夢が大声で魔理沙に呼び掛ける

 

 

「こっちも準備できたんだぜ!!」

 

「わ、私も………だ、大丈夫です………」

 

 

二人から返事が返ってくると霊夢はお払い棒を取り出す

 

 

「………はっ!」

 

 

すると霊夢は力を集中させ、お払い棒の先に虹色光を放つ弾幕が作られていく

 

その弾幕の色は夢想封印と酷似しているが、数は一つであり大きさも何倍もあった………

 

 

「行くわよ!!喰らいなさい………!」

 

 

そう言うと霊夢は咲夜に向け、それを解き放つ………!!

 

 

夢想封印・玉

 

 

一つの玉のように固められた夢想封印は、咲夜目掛けて一直線に飛んでいく

 

 

「…………………」

 

 

確かに一つに纏められた分、パワーは凄まじく恐らくまともに喰らえばこちらが負けるだろう…………

 

そんな状況でも無表情の咲夜

 

何故なら夢想封印・玉は、ハッキリ言ってコースも大体分かるのでぶっちゃけた話避けるのは簡単………

 

咲夜は能力を使うまでもないと判断し、出来る限り引き付けて避けようとする

 

が………

 

次の瞬間、その余裕は一気になくなっていく………

 

 

「…………えい!!」

 

 

「…………………!!」

 

 

咲夜が油断した瞬間を狙うかのように、華蓮が行動を開始する

 

 

神速・雷篭

 

 

華蓮は稲妻を帯びながら咲夜の周りを超高速で回り、外から見ればそのあまりの速度で篭になっているよう見えた………

 

油断した咲夜は反応が遅れ、すぐそこに霊夢の弾幕が迫る

 

たまらず咲夜は能力を使い抜けようとするが、華蓮が造り上げた篭に抜け穴はほとんどない………

 

 

万事休すかと思われたが、一つだけ抜けられそうなスキマを見つけてしまう咲夜

 

 

咲夜はそこから抜け出し、能力を解除する

 

 

時が再び動きだし、霊夢の放った弾幕は………

 

 

「……………!!!」

 

 

なんと魔理沙へと飛んでいった………!!

 

 

魔理沙は驚きの表情を浮かばせ、咲夜は相変わらずの無表情で魔理沙を見つめた………

 

 

まずは一人と咲夜が思った時だった………

 

 

「ニヤリ……!」

 

 

魔理沙がその状況でも尚、笑みを見せ咲夜がそれを不信に思う……

 

その瞬間、再び華蓮が咲夜の回りを覆うように高速移動を開始した………

 

 

「よっしゃ~♪かっ飛ばすんだぜ………!!!」

 

 

魔理沙は笑みを浮かべたまま箒をバットのように構える

 

すると、魔理沙は八卦炉を箒の後ろではなく横に二つも装備させる

 

 

「準備万端!!からの~………!!!」

 

 

そう言うと魔理沙は大きく体を捻り…………

 

 

「ホームラ―――――――ン……!!!」

 

 

恋符 マスタースイング・ホームラン

 

 

カキーン!

 

 

魔理沙は箒を思いっきり迫り来る弾幕に向かいスイングする

 

打つ瞬間、マスタースパークも発動させそのパワーは見事、霊夢の弾幕を打ち返した……!!

 

 

「…………………!?」

 

 

これには完全予想外だった咲夜は、先程の華蓮の篭のスキマを能力を発動させ逃げようとする

 

 

だが………

 

「…………………!!!」

 

 

とても抜けられる状況じゃなくなっていた………

 

 

「……………………………!!!」

 

 

咲夜はそのままあえなく篭の中で弾幕を喰らい、そこから倒れた咲夜が現れるのだった………




どうもリルルです♪

ちょっと早いですが、咲夜さんも無事に撃退が終わりました♪

恋符 マスタースイングは、またこれも即興で考えましたぜ♪

まぁ、どうでもいんですけどねww

…………

あれ?ということは………

次回は………!!!!

次回予告!!

フラン、咲夜共に撃退に成功した望達

そして、その頃………

望と武幻は凄まじい接戦を繰り広げていた

次回

Episode13 望vs武幻




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