東方英雄録   作:リルル

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どうもリルルです♪

ようやく新章がスタートしやした

この春雪異変……一体どうなるんでしょうね~

少なくとも只ではすまないでしょうww

それではどうぞ


第三章 英雄、覚醒!
【春雪異変の始まり】


前回のあらすじ

 

人里の祭にやって来た黒埼 望ことクロム

 

望は自分についての情報を聞くべくしつこくクロムに付いていく

 

望からの強い意思を見たクロムは何故か大激怒

 

そして、クロムから神の世界の王子であったを知った……

クロムは神としてのプライドのない望にイラつきその場を後にする

 

去り際、クロムは異変を起こすことを断言したのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのクロムとの再開から約2か月後

 

空からは雪がしとしとと降り注ぐ冬の真っ盛りのような状況

 

そして博麗神社では一人、霊夢が修行を行っていた……

 

望はというと、あの祭での騒ぎ以降は鏡火達を連れ何処かへ行ってしまった……

 

もちろん霊夢は止めようとしたが、望にいくら言っても聞かずそのまま出ていったのである

 

 

………何かを悩んでいるようだった

 

あの黒埼 望に何かを言われたのだろうか?

 

 

霊夢の内に秘める不安は消えることがない……

 

紫に場所を聞いたり、色んな場所を回ったが答えは全てNo

 

 

………一体、何処で何をしているのだろう?

 

 

霊夢は雲がかかっている空を見上げ、物思いに耽っていると……

 

 

「おーい!霊夢~!」

 

 

霊夢は声の聞こえた方角を向く

 

まぁ、何度も聞いたことがある声なので誰かは分かっているが……

 

 

「ハァー、今度は何よ……魔理沙?」

 

 

霊夢はため息をつき親友である霧雨 魔理沙を迎えた

 

魔理沙は急ブレーキをかけ、地面にふわりと着地するとスカートや帽子についている雪を払う

 

 

「何って、霊夢!異変だぜ!異変!!」

 

 

その後、魔理沙は空を指差す

 

当然そこには特に何もなくただ雪が降っているだけである

 

 

「ただ雪が降ってるだけじゃない……」

 

 

霊夢は面倒くさそうにそう答えるが、何で魔理沙が異変だと言うのかは分かっている

 

 

「そうじゃなくて、明らかにおかしいだろ!?今の季節ならもうお花見が出来てもいい頃だぜ!?それなのにまだ氷精とかが元気に暮らしてんだぞ!!」

 

 

その通りである

 

季節的には確かに魔理沙の言う通り、そろそろお花見シーズンだ

 

本来ならそろそろ桜が満開になるような頃合い

 

なのにも関わらず、未だに外は寒く挙げ句には雪までも降っているのだ

 

確かに異変である可能性は十分に高いと言えるだろう

 

 

霊夢はそこまで考えるが、いかんせんやる気が出ない

 

面倒というのもあるが、一番は望が居ないから……

 

望が一体どうしているのかが気になり、霊夢にとっては異変どころではない

 

 

「もしかしてまだ望が見つかんないのか?」

 

魔理沙も望が行方不明になったのは知っているので少し不安気な表情を浮かべてしまう

 

しかし、こうしている間にも異変は進んでしまう

 

もしこのまま異変が進めば、何か取り返しのつかない事になるかもしれない

 

それに異変が起こった以上は、解決しにいくのが霊夢の仕事

 

個人的な理由で止まるわけにも行かないのである

 

霊夢は腹を括り、異変解決に向かうべく飛び上がる

 

 

すると

 

 

「おーい!!霊夢~!魔理沙~!」

 

 

遠くの空から聞き覚えのある声が聞こえる

 

霊夢達は声を聞くとほぼ反射的に振り向いた

 

その視線の先には……

 

 

「―――――――――!!!」

 

 

謎の美しい声を流す金色の巨大な鳥

 

赤い鶏冠のような物を持ち、孔雀のような容姿をした金の鳥の上には久々に会う望の姿があった……

 

鳥が地面に着地すると、望はそこから飛び降り鳥を一度見上げると霊夢達に近寄る

 

 

「いや~、すまないな………!!ちょっと遅れちまった……」

 

 

望は申し訳なさそうに頭をかく

 

そういう望の直ぐ隣には、青白く細長い角を持った蒼い色をした小さな馬がすやすやと眠っている

 

望は馬の頭を撫でると馬はむず痒そうに体をくねらせ、とても気持ちがよさそうに見えた

 

 

「望!!あんた何処まで行ってたのよ!!」

 

「!!!す、スマン……だから落ち着けぇ!!」

 

 

望はてっきり殴られると思い目を瞑りガードする

 

が……

 

 

ポスッ

 

 

「ん?」

 

殴られると思った望だが、霊夢は望の胸に軽く拳を当て顔を隠す

 

「あ、あの……霊夢?」

 

望は気になり声をかけるが、霊夢は

 

「………心配かけないでよ、バカ………」

 

ただ一言そう言うと望から離れた

 

望は訳が分からず頭からハテナマークを出す

 

 

「(本当に望って鈍感なんだぜ……)」

 

 

魔理沙は心の内でそう呟いた

 

 

「ところで、望……その大きな鳥と馬は何なのよ?」

 

霊夢は気持ちを切り替え話を本題に戻す

 

すると望は珍しく目を丸くしてこちらを見つめた

 

 

「へ?誰って、鏡火と華蓮だろ?」

 

「………………は?」

 

 

霊夢達が声を揃えると同時に鳥と馬の体から光が発生し、そこから現れたのはいつもの鏡火と華蓮の姿だった……

 

「ほら?二人は元々神獣だからな……だからこんな風に動物の姿にも変身できるらしい」

 

「そういうことだ……おい、華蓮……そろそろ起きろ」

 

鏡火は未だに眠る華蓮を起こしにかかるが、なかなか起きようとしない

 

 

すると望は……

 

「まぁ、華蓮は仕方ない……俺が連れていこう……一人にするのは危険だからな……」

 

望はそう言うと一度しゃがみ華蓮を背中に回すと立ち上がる

 

その後、望は飛び上がり二人に声をかける

 

 

「じゃあそろそろ行こうじゃないか……異変解決によ!」

 

望は何だか楽しそうな表情を浮かべながら話しかける

 

まだ見ぬ強敵との闘いに心踊らせているのだろうか?

 

まぁ、何にせよ……

 

そう思うと霊夢と魔理沙も飛び上がり……

 

 

「そうね、ちゃっちゃと解決しましょうか?」

 

「おう!行くぜ♪」

 

 

二人とも少し晴れた表情でそう答え、望はそれを見ると軽く笑い異変解決に向け出発するのだった………

 

 

 




どうもリルルです♪

ようやく春雪異変が始まりました

ここまでの話数なんと90話!!

凄まじくゆっくりですねww

さて、次回についてですが……

次回で咲夜さんと合流させます♪

まぁ、もう一人特別ゲストもいますがね……

それでは次回は春雪異変始まりとして

アイツが出ます♪

次回予告

突如として冬が終わらない異変が始まり、それを異変と見た望達は早速調査へ出掛ける

(後に続けぇ!!臆病者はついてこなくてもよい!!)

その道中、望達は咲夜と〇〇〇に出会い一緒に異変解決に向かう

そこへ一人の女性が現れるのだった……

次回

【寒気を操る能力者】

お楽しみに~♪

To be continued~
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