ようやく白玉楼編に突入しました( ̄▽ ̄;)
大分長く感じますね~……
これいつ終わるんだろう……(´;ω;`)
私にもちょっと想像できませんねww
さて、今回は大体想像できているでしょうが、あの人が出てきます
チルノとちょっと似たような感じの能力を持っている人ですね……
あ!それと特別ゲストというのはハッキリ言うと別に特別でも何でもないです
ただ原作では出なかったので大袈裟に言っちゃいやしたぜ♪テヘペロ♪
……………
そ、それではどうぞ
前回のあらすじ
黒埼 望の怒りの発言により更に自分の謎を知れた望は、しばらくの間霊夢達の前から姿を消した……
それから約二ヶ月経ったある日、冬が終わらないという異変が発生する
霊夢と魔理沙は二人で異変を解決しに行こうとすると、そこへしばらく行方不明になっていた望が戻ってきた……
霊夢は望達を連れ、異変解決に向かうのだった……
雪が降り積もる中、幻想郷の空を飛んでいく五人の人影
もとい望達は異変の発生地へと飛んでいった
今回は前のレミリアの時と違い、邪悪なオーラがないため探すのは困難かと思われた……
しかし、望は時期的に風が吹く方向がおかしいというちょっとした変化に気づき、風が吹いている方向へと飛んでいったのである……
風はまるで何かに吸い込まれるように吹いており、望達はその方向目掛けて飛び続ける
「ところで、望はこれまで一体何処で何をしてたの?」
霊夢は飛びながらずっと疑問に思っていた事を聞いてみる
「…………まぁ、色々あったんだ……」
しかし、望は聞かれても適当に答えるだけだった
望はクロムとの出来事については霊夢達に黙っていた
言ったところでどうしようもないというのもあるが、それ以前にこれは自分の力だけで何とかしなければならない問題だから……
あの時のクロムの発言は望の心に大きく突き刺さっていた……
「―――神としてのプライドがない―――」
「―――神崎 望の名を使う価値がない―――」
…………
クロムはクロムなりの強いプライドを持っていた……
…………
記憶を失う前の自分はあんな性格だったのだろうか?
もっと自信とプライドを持っていたのだろうか?
…………
そもそも、神とは一体どういった存在であるべきなのだろうか?
人々を導く存在?
世界を見守る存在?
はたまた孤高なる存在?
…………
自分はこの二ヶ月の間ずっと考えてきたが、未だに答えを見いだすことが出来なかった……
ただ一言言えるのは、少なくとも自分にはどれも当てはまらない物ばかりだということだ……
…………
やはりアイツの言う通り、俺には神崎 望の名を背よう価値はないのか………
「………………」
重い顔で悩んでいる望に霊夢達は声をかけることが出来なかった……
帰ってきた時は楽しそうな表情を浮かべていたが、もしかしてあれは私たちに心配させない為の作り笑いだったのかも知れない……
霊夢達がそう思っているとそこへ……
「あれは………」
霊夢が声をあげ見つめる先には、見覚えのあるメイド服を着た女性と同じく見覚えのある金髪の吸血鬼が………
「咲夜と……あれは、フラン?」
望も重い表情を止め前を向くとそこには咲夜とフランの姿があった……
二人は自分達に気づくとスピードを緩め、自分達と同じ位置に来るとスピードをあげた
「随分と久しぶりね……望」
「お兄ちゃ~ん♪久しぶりだね!」
咲夜はいつものメイド服に首にはマフラーを巻き付けた格好をしており、フランはいつもと変わらない服装で笑っていた
「フランは連れてきて大丈夫なのかだぜ?」
魔理沙はフランの外出について質問すると、咲夜がそれに答える
「妹様がどうしても行きたいと申したので、お嬢様が許してくれたんですよ」
「あのレミリアが?」
望は咲夜の発言を疑問に思う
レミリアの性格上、フランを外に出す時は付いてくる筈だが……
「お嬢様なら後で来ると申してましたわ……何でも嫌な運命が見えたそうで……」
「嫌な運命とは?」
鏡火は首を捻りそう発言する
「そう言えば鏡火さんはお嬢様の能力を知りませんでしたね……お嬢様は運命を操る程度の能力を持っておりますので、危険な未来が来るときは予知が見えるのですよ」
「ほう……なるほど……ところでどんな未来が見えたのだ?」
鏡火はレミリアの能力を理解しそれを踏まえ発言すると、咲夜は首を振りながら答える
「それが教えてくれなかったんです……ただ、どうしようもなく嫌な予感がするとしか……」
「……嫌な予感か……」
鏡火が声を漏らし、全員の不安が高まっていく
これまでレミリアの予知は多少違えども、最終的にはその通りになったものばかりだ
もしも今回も予知が当たっているのだとすれば……
異変解決に不安が押し寄せる中、そこへ……
ヒュゥゥゥゥウウ
急に周りの寒さが増していく
「うわわわ!?寒いんだぜ!!」
魔理沙は体を抑え震わしている
霊夢と咲夜も少し体を震えさせているが、望などの残りのメンバーは視線を鋭くするだけで震えてはいなかった……
「誰かいるな……」
望は少し上の空を見上げる
そこには雲が集まっておりその雲はこちらにゆっくりと移動している
やがて雲は霊夢達と同じくらいの高さに来ると、雲は内部から一気に吹き飛ぶ
強烈なブリザードが吹き荒れる中、その中から出てきたのは……
「……フフフ、初めまして……私はレティ・ホワイトロックと申します」
いきなり礼儀正しく現れた女性の姿があった
薄紫色をしたショートボブのような髪型に白いターバンのような物を巻き付け、非常にゆったりとした服装をしている
下はロングスカートにエプロンのような物を付けた物を着用し、また首には白いマフラーのような物を巻き付けていた
肌も白めで紫色の瞳を持つレティと名乗る女性は、第一印象はまるで雪女のようであった……
「………レティとか言ったか?悪いが俺たちは急いでいるんだ……そこを退いてくれ……」
望はレティを警戒しつつも、退いてくれるように頼むが……
「それは無理なご相談ですね……私は冬の間でなければ外にも出れないですし、折角の終わらない冬を楽しんでいるんです……異変を解決されたらまた長いこと眠らなければならないですし……出来るだけ長く居たいんですよ……」
どうやら彼女は邪魔をしたいというよりは、より長く冬を楽しみたいだけようである
「…………あっそ、けどね……私たちだって異変解決という目標があるのよ……あんたが邪魔するってんなら容赦なく倒していくわ……」
霊夢はそれを聞くと臨戦態勢に出る
しかし……
「ちょっと待ってー!!」
その時フランが呼び止める
「何よ、あんた……邪魔する気?」
霊夢は邪魔をされ不機嫌そうな表情を浮かべるが、フランは気にせず発言する
「ここは私にやらせて!!」
「はぁ?」
フランはなんと自分がやりたいと申してきた
しかし、霊夢は頭を欠きつつ断ろうとする
だが……
「ほー、面白そうじゃないか……やってみろよ、フラン」
「ちょ!?望」
望がフランに賛成した
それによりフランは嬉しそうな表情を浮かべ前に出た
霊夢は何か言いたげな顔をするが、望に言われて断るわけにも行かず黙ってそれを受け入れた
「あら?貴方みたいな子供が私の相手なのかしら?」
レティはクスリと笑いフランを見つめる
その表情には余裕があり、油断をしているように見える
「望……あの子だけで大丈夫なの?」
霊夢は小声で望に話しかける
すると望は……
「まぁ、前のフランだったら勝てないかも知れないな……あのレティってのは落ち着いているようで、結構強い戦闘力を秘めているからな……」
「な!?それなら何であの子だけで行かせたのよ!?」
望の発言に当然の反応を取る霊夢
すると望は口角をあげ、ニヤリと笑う
「ま……あくまで前までのフランだったらの話だがな……よく見とけ、霊夢……」
「???」
霊夢は望の発言を理解できなかったが、とりあえず言われた通りにその動向を伺う事にした……
「(………さて、フラン………お前の本来の力……見せてもらうぞ……)」
望はフランと会った時から、フランの変化に気づいていた
今までのフランとは違うフランに目覚めている事に……
「フフフ♪」
フランは笑いながら構えを取る
「(………見ててね、お兄ちゃん……これが私の全力よ!)」
フランは内心でそう呟くと同時に力を込めていく
「はぁぁぁぁあああああ!!」
フランが力を込めると大気が揺れだし、フランの力が大きく上昇していく
「な……なんだぜ!?」
魔理沙は帽子を抑え
「これは……」
鏡火は目を大きく見開き
「ッッ!!」
霊夢はフランの気の変化に驚いていた
「はぁ!!」
フランが力を解き放つと同時に大気が激しく揺れ強烈な光がフランから発生する
そこから出てきたのは髪が黒く変色し、犬のような黒くフワフワな尻尾と同じく黒くてツンツン尖っている耳が生えたフランの姿だった……
爪はより鋭さを増し、瞳もいつもより赤みが増し光っているようにも見えた
その姿は見た目こそ違うが、気はあの時の暴走フランと酷似していた
「………うぐぐ………さあ!始めましょう♪」
フランは苦しそうな表情を見せると同時にレティに突撃していった……
どうもリルルです♪
最後のフランちゃんの変身
犬っぽい姿、黒い髪、そして暴走フランと酷似した気
これはもしかしなくても転生者の臭いがプンプンするぜ♪
さて、一体どれくらい強くなったのかな?
それとこの作品のレティさんは随分と大人しい性格をしていますが、戦闘力で言えばかなり大幅にあげています
そこんところは気にしないでね!?
それでは次回予告
次回予告
レティ戦を自分から申し出たフランは謎の変身を遂げる
果たして謎の変身を遂げたフランはレティに勝てるのだろうか!?
次回
【見ててねお兄ちゃん! これがフランの全力よ♪】
お楽しみに~♪
To be continued~